今日はひたすら最近の面白かったマンガをすすめる

よつばと! 10 (電撃コミックス)

よつばと! 10 (電撃コミックス)

コミックの紹介記事は、反応が悪いので、あんまり書かないようにしようと思っておりましたが、今日は気が向いたので最近読んだマンガで面白いものを一挙紹介。ということで一つ目は本日発売の「よつばと」です。うちにも4歳の娘がおりますので、このマンガの幼児像がどれだけリアルか、そして「よつばと」がどれだけリアリズムな作品であるかということについては、断固主張したいと思います。遊びに行くところとか、眠くなるところとかさ、本当、このまんまですよ。日本一の育児コミックだと思います。
イエスタデイをうたって 7 (ヤングジャンプコミックス)

イエスタデイをうたって 7 (ヤングジャンプコミックス)

日本一もどかしいマンガです。これ読んだらもどかしい気持ちになれること請け合い。ま、それがいいんですけどね。
全然話が進まないことでも有名な作品だったのですが、7巻で大きな展開が!しかし、こればっかりはどういう結末を迎えるのか全然読めないっす。ハルちゃんがんばれ。
ACONY(3) <完> (アフタヌーンKC)

ACONY(3) <完> (アフタヌーンKC)

ついでなので、冬目景大先生の作品をもう一つ。こっちは珍しいコメディ作品。これも面白い。最近の冬目景先生は絶好調である、と思われます。
信長協奏曲 (3) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

信長協奏曲 (3) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ちょっと頭は悪いけど、自由奔放な男子高校生である主人公がなぜか、戦国時代にタイムスリップ。そんでもって、なぜか織田信長として生きることになってしまい・・・というファンタジー。大きな話の軸は「戦国自衛隊」そのものなんですけど、主人公がバカで天然という点が、この話を異様に面白くしています。秀吉のキャラ設定もすごいけど、斉藤道三や明智光秀の設定は、そう来るのか!?という衝撃の展開がありまして、今最も面白い信長ものではないかと思います。
センゴク外伝 桶狭間戦記(4) (KCデラックス)

センゴク外伝 桶狭間戦記(4) (KCデラックス)

いや、もちろん意外性を抜いて正統派(?)で言うと、断然こっちが面白いわけですが、序盤の重要人物、雪斎があっさりと退場してからは、もうあとは戦闘あるのみですからねー。センゴク天正記の続きが早く読みたいです。
風雲戦国伝 (PHPコミックス)

風雲戦国伝 (PHPコミックス)

その仙石秀久が、チラッと出てくる風雲児たちの外伝です。なんと、これリイド社じゃなくてPHPから出てるんですねー。内容は、みなもと太郎先生がコミケで販売している同人誌のコミック部分をまとめたものなんですが、クオリティは本編と全くかわらない素晴らしさ。「風雲児たち」本編の話の都合上、飛ばされちゃった歴史上の魅力的なエピソードが満載で、ファンにはマストアイテムでしょう。
そういえば風雲児たちで思い出しましたが、こないだ「飛び出せ!科学くん」で発見されたディアナ号らしき沈没船の特定終わったのかなー。超楽しみなんですが。
刻刻(3) (モーニング KC)

刻刻(3) (モーニング KC)

マンガファンの間で急速に支持が集まっている本作。異次元もので確かに面白いんですけど、個人的にはそこまでではないです。
秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

これ読んでるとき、ずっと山崎まさよしが脳内BGMになりますねー。あの名作アニメの漫画化ということで、いまのことろ非常に原作に忠実です。「ほしのこえ」の漫画は、原作よりも素晴らしかったりしましたが、2巻に期待ですね。
ベルセルク 35 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 35 (ジェッツコミックス)

これはですね、たまたま、今週全巻一気読みをしましたので、載せてしまいました。傑作だということは皆さんご存知のはずですから、特に言い足すことはないです。でもシールケが出てきてからちょっと世界観かわっちゃいましたよね。どんどんデビルマン化してますし。
激マン! 1 (ニチブンコミックス)

激マン! 1 (ニチブンコミックス)

ということで永井豪先生の「激マン」です。早い話、これはデビルマンの創作裏話を本人が自ら語るというものです。デビルマンの話以外も読みたいのだけれども、もうすぐ発売の2巻に期待しましょうか。
バクマン。 10 (ジャンプコミックス)

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)

対して「バクマン」のほうは、「完全犯罪クラブ」が出てきて、また盛り上がってきました。
全然関係ないけど表紙のバクマンのロゴの下半分を隠したら「ラッキーマン」になるとか、亜城木夢吐がガモウひろしアナグラムになってるとか、色々隠れキャラがあるらしいですね。
アオイホノオ (5) (少年サンデーコミックススペシャル)

アオイホノオ (5) (少年サンデーコミックススペシャル)

漫画家マンガでは、今一番面白いのがこれ。伝説のDAICONⅢ秘話が始まろうとしていて目が離せません。あと庵野秀明流「かわいい女の子への最高のおもてなし」が、面白すぎます。
鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

いやー、ついに大団円。見事に描き切りましたね。すばらしい。伏線もすべて回収し、最後の大仕掛け、人体練成の等価交換の謎も解き明かし、言うことないです。漫画史に残る名作をありがとうございました。
ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)

完結していない段階ですでに漫画史に残ってしまっている「ガラスの仮面」ですが、亜弓さんが大変なことになってるこんな時に、マヤは一体何をやってるんだ!それにしても、何と言う70年代風の少女マンガ展開。いや、まあそれがいいんだけど。詩織さんが肉食女子すぎて、ちょっと引きました。
私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)

私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)

ひそかに書店マンガなんですけど、主人公の書店員は女子小学生。でもお店はエロ本屋、という完全にロリセクハラなマンガです。2巻はライバル店や裏モノを取り締まる警察が現れて、さらに過激化するみたいです。いいぞ、もっとや……、けしからんです。18禁じゃないどころか少年マンガであるということが信じられません。
ムダヅモ無き改革 (5) (近代麻雀コミックス)

ムダヅモ無き改革 (5) (近代麻雀コミックス)

もう、本当に何だかわけのわからない麻雀マンガ、いや麻雀マンガじゃないだろうこれ。麻生さん以降の民主党の歴々が登場しないのは、わざとですかねー。さてそんな大和田秀樹先生の職場と発想の源を詳細にレポートしてくれるのが、この「あしなり」。「あしめし」の葛西りいちさんが、人気マンガ家のところに行ってアシスタントしてくるという業界裏話マンガなんです。面白いっすよ。
宗像教授異考録 14 (ビッグコミックススペシャル)

宗像教授異考録 14 (ビッグコミックススペシャル)

私の知る限り、これまでの宗像教授で「次巻に続く」は初めてなんですよ。しかもストーンヘンジを盗むアンチ大英博物館一派と戦うとか、まるで「ダヴィンチ・コード」の世界観じゃないですか。どうなってしまうんでしょうか?