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【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】普天間問題の見方(上)移設先は現行合意通りで決着との情報
【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】普天間問題の見方(下)鳩山首相は国益に沿って決断を
「対等」というのは格好の問題ではなく、中身の問題です。
自民党・産経が「格好の問題」と考えている。
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(日経新聞朝刊)
我々と同じ考え方。
しかし、「主従関係は誤り」の部分は吉田茂以下昔の自民党に当てはまることで、小沢が出た後変質した自民党のことを誤解している。
鳩山内閣としてはそこを説明する必要がある。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091031#1256960580
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091107#1257581501
「ジョセフ・ナイ」の検索結果 - d1021の日記
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翁長市長はまず「私は保守系の政治家だが、保守・革新の枠を飛び越えて一歩を踏み出した。沖縄県民は戦後長い間、米軍基地をはさんで『経済だ、平和だ』と白黒闘争を続けてきた。しかし、本日、県民の心は基地の整理・縮小という一点で一つになることができる。」と述べ、大会出席に至った心境を説明。その上で「民主党は選挙中、県民に県外移設を公約したが、鳩山政権の国会での答弁は、県外(移設)についての検証が全くなされていない。(県内移設で合意した)日米合意の重さについても、県民は、鳩山政権にそれを乗り越える政治力を期待したのだ」と語り、政府に県外移設を進めるよう求めた。
普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は「(普天間飛行場の)返還合意から13年がすぎる今でも、住宅地や市街地の上空を低空で、ジェット戦闘機や米軍ヘリがとびかい、常に墜落事故が起きうる危険な状況が続いている。鳩山首相は『戦後64年間も米軍基地の負担を押しつけられてきた沖縄県民は、もうこれ以上の新基地はいらない』と(来日する)オバマ米大統領に伝えていただきたい」と強い調子で呼びかけた。
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昨年9月の「リーマン・ショック」後、FRBは不良金融資産を大量に買い上げては新規にドル資金を発行し、金融市場に流し込んできた。中国も米国に追随している。欧州中央銀行も一時は共通通貨ユーロを大量供給したが、今年に入ってから資金回収する「出口戦略」に転じた。
対照的に、日銀は緩めの資金供給に終始している。結局、円資金だけが他通貨に比べ際立って控えめな追加にとどまっている。物価下落分を加味した日本の実質金利は米国を上回って円高基調が定着し、デフレが加速しているわけである。
今、巨額の余剰ドル資金は行き場を求め、再び商品投機に向かいつつある。金が買われ、金相場が高騰しているのはその前触れだ。今後、世界的に景気回復期待が強まれば、原油など資源関連や穀物相場が急騰しかねない。つまり、円高と資源高が同時並行して進行し、円高下の物価上昇が再燃する恐れが強い。
原油など原材料コストが上昇しても、需要不足のため、企業は製品価格を引き上げるわけにはいかない。結局、人件費を切り詰め、投資を減らす。これがさらに需要を減らし、デフレ圧力を強める。雇用情勢も悪化し、家計が圧迫される。円高と原材料高、物価急騰は日本の家計と企業の双方を追いつめるだろう。
白川方明(まさあき)総裁らは、デフレ不況でも利上げなど金融引き締めは可能だと本気で検討している。今後、原油価格が上昇すれば、ただちに政策金利を引き上げる挙に出かねない。
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【プレミアムシート】自分の“男役”目指して飛翔 宝塚宙組新トップスター、大空祐飛
「私にとっての一番大きな節目は、花組への組替え(平成19年)でした」という。「とても不安で動揺しましたが、行ってみたらすごく楽しくて。環境の変化が刺激になったのか、『かたくな』さがとれて楽になったんです。宝塚はひとつ。多少空気は違っても、どの組でも舞台を作っていく気持ち、プロセスは同じです」
入団18年目のトップ就任は、かなりの遅咲き。
「非常に時間はかかりましたが、私にとっては今がグッドタイミング。自分がどういう男役として確立していきたいのか、自信を持てないとセンターに立つ気はなかった。ただ、ずっと応援してきてくださったファンの方がいたから、あきらめずにがんばれたんです」−。「素直にうれしい」という言葉に、ホッとした雰囲気がにじみ出る。
今は、トップの実感を感じる日々。「自分の発言や行動に対して、みんながすごく集中してくる。自分の居方をしっかり持っていなきゃと、責任の重さを意識しています」
「映画では描かれていない政治的背景や主人公の過去の部分、第2次大戦下のカサブランカの状況などがわかるミュージカルナンバーもあって、よりお芝居の迫力が出てくると思います。私の演じるリックは発散型の主人公ではないので、過去を背負った男の葛藤(かっとう)やダンディズムがにじみでるような、舞台の居方や表現を心がけたいですね」
相手役の野々については、「彼女はアンテナが敏感なんでしょうね。花組時代の『銀ちゃんの恋』(20年)でもコンビを組んでいるし、お互いにこれはって思う瞬間をキャッチし合える」そうだ。
「私が目指しているものは、様式美の中に少しリアルさも加味して、素敵だなと思ってもらえるような男役。両方を追求していくと自分の芝居ができるのでは、と思っています」