「生活考察」編集日記

2018-06-06 SPA!書評:『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン』

<発売中>

「週刊SPA!」6/12・19合併号に、田中雄二・著『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史』(DU BOOKS)の書評を書きました。


http://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910234530685


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流れていて当たり前、空気のような存在として普段あまり意識することのないBGM。

海外で生まれたBGMビジネスが、日本にどのように持ち込まれ普及していったのかーーその歴史を追ったのが本書。

紙幅の関係で言及できませんでしたが、90年代に盛況を極めたDJ文化との関係性への言及なども、ひじょうに面白かったです。

充実のBGMディスクガイドも付いて、読み応えたっぷりです。


本の詳細はコチラを。

http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK212

2018-05-29 内沼晋太郎『これからの本屋読本』(NHK出版)

<発売中>

編集のお手伝いをした内沼晋太郎さんの最新刊『これからの本屋読本』(NHK出版)が発売になりました。


http://numabooks.com/honya.html


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下北沢「本屋B&B」の内沼さんが、15年間の本屋人生で得た知見を総動員して書き上げた、「本屋」本の決定版です。

これから本屋の開店を考えている人のみならず(そういう人にとっては、具体的なノウハウがたくさん書かれている本だと思います)、本屋というものの未来について興味のある人にとっても、ひじょうに読み応えのある内容になっていると思います。


あと、ブックデザイナーの佐藤亜沙美さんによる装丁が狂ってます(笑)。

ぜひ実物を手に取ってみてください。

2018-05-21 『NHK短歌』6月号&『サイゾー』6月号

<発売中>

構成を担当している穂村弘さんの対談連載「穂村弘、対して談じる。」掲載の『NHK短歌』6月号、発売中です。


https://www.nhk-book.co.jp/detail/000009173062018.html


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詩人の文月悠光さんをゲストにお迎えしての対談も3回目、いよいよ最終回です。

エッセイストとしても活躍するお2人が表現と現実との狭間で感じる葛藤や、ついつい反応してしまう「ツボに刺さる言葉」、さらには穂村さんの短歌講座本『はじめての短歌』(河出文庫)に出てくる「生きる」「生きのびる」ということ、そしてそのための言葉について等、まさに最後を飾るにふさわしい深いテーマが満載です。


そして、久々に『サイゾー』にも書きました。

6月号の第1特集「禁断の写真学」で、ライターのトミヤマユキコさんに「芸能人写真家」というテーマでお話を伺いました。


http://cyzo.tameshiyo.me/4910041110681


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「趣味は写真」と公言する芸能人は少なくありません。

中には、プロ顔負けの腕前を誇る人も。

数いる芸能人写真家の腕前を批評しつつ、カメラに手を出す彼らの「自意識」の有り様に迫ります。

さらには、インスタと芸能人の関係についても考察します。

仕事ではありましたが、相手がトミヤマさんなので、終始ガハハワハハな楽しいインタビューでした。


よろしくお願いします。

2018-05-15 SPA!書評:尾崎かおり『金のひつじ』1

<本日発売>

「週刊SPA!」5/22号に、尾崎かおり『金のひつじ』1(講談社)の書評を書きました。


http://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910234540585


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『神様がうそをつく。』の著者による、素晴らしいジュブナイルコミック。

終盤で一瞬「あ、これ、もしやファンタジーっぽい展開になるんじゃ?」と思わせといて、じつは……という感じとかもいいんです。

「ガンズ」「イングウェイ」など、洋ロック好きは思わず反応してしまう単語がちょくちょく出てくるのも楽しい。

2018-05-13 第4回日本翻訳大賞授賞式ルポ@エキレビ

エキレビ!に、先月末に行われた第4回日本翻訳大賞授賞式のルポを書きました。


第4回日本翻訳大賞は、1200ページ超えの大著『人形』と人気の韓国文学『殺人者の記憶法』


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翻訳書の振興を目的にスタートした同賞も、今年で早4年目。

今回は、受賞者の代理で版元の編集者さんが登壇されたこともあり、翻訳のみならず、本作りに関する苦労話なども聞けた、ある意味レアな回でした。

韓国文学事情もたいへん興味深かったです。


ご一読いただければ幸いです。