無事に乗り換えできました

咲夜、横浜を30分遅れで発車したムーンライトながらは、ちょこッと前の電車が詰まってゆっくりする場面もありましたが、「駅長さん」が一眠りしている間に時刻通りの運転となったようです。途中、何度か目を覚ましたものの、よく眠れた状態で名古屋に到着しました。
ここからは新幹線に乗って新大阪に向かいます。昔みたいに銀河があれば横になりつつ快適に大阪入りして0系ツアーに臨めたのですが、今ではながら→のぞみ59号のリレーでないと新大阪7時59分発のこだま659号に乗ることができません。古参の0系に乗る前に最新鋭のN700系に乗って新大阪に向かいましょう。

よろしく、ゼロ!

というわけで、新大阪で今回のお目当て(その1)である「こだま659号」となる、福山からの「こだま620号」の到着を待ちます。木曜日の朝7時台ですが、多くの写真屋さんが到着を待ちわびています。で、7時47分に「こだま620号」が20番線に到着します。「駅長さん」は21番線側から進入シーンを撮ることにし、なんとか編成全体を入れて撮ることができました。「こだま659号」として発車するまで12分しかないので、大急ぎで各パートの写真を撮り、4号車の指定席へ。終焉間近ということもあり、所定4号車のみの指定席車が5号車にも拡大されています。新大阪発車場面では6割程度の乗車で発車です。平日とはいえ、乗り納めをしようとする鉄分高い人*1や用務客、団体ツアーと客層は様々です。
「こだま」なので当然博多まで各駅に停車していきますが、西明石・姫路・相生とそれぞれ10分近く停車してひかり・のぞみを待避します。ちなみに都合5本に抜かされますが、うち4本がN700系なので、0系とN700系との絡みを撮りたくなるのが人情ってものです。西明石・姫路と先頭車両付近は人だかりができていましたが、相生ではさほど人が居なかったので、なんとか収めることができました。しかしまあ、相手は275km/hで走るN700系ですからね、タイミング取るのは至難の業です。


新大阪駅にて。「こだま620号」は7時47分到着なので、通勤・通学途上でも早起きすれば撮りに来れそうです。
 
N700系と0系とのツーショット。この2枚は何とか撮れましたが、他のショットは散々な結果でしたorz。

*1:「駅長さん」を含む

銘菓と名作の華麗なコラボ

「こだま659号」は岡山に到着すると、多くの乗客が指定席に乗ってきます。この0系のファイナルランに際し、平日に限り乗車証明書を発行するとのことで、乗ってきているというわけです。ちなみに、ひかり393号やのぞみ99・1・3号に乗ってくれば、東京からでも日帰りで乗車証明書が貰えたりします。ま、そうするとN700系を待避する0系の雄姿が見れないんですけどね。
岡山からは乗車証明書を配布するスタッフが乗り込み、各席ごとに証明書を配布します。JR西日本のサイトでは岡山〜広島間の指定席に乗車の方が対象とあり、通しでないと貰えないのかしら?と疑問を抱きましたが、1区間でも入っていれば貰えるようです。実際、岡山から乗って証明書を貰い、次の新倉敷で降りていった人も居ましたからね。それでも1940円*1の指定席特急券を買っているので、JR西日本にとってはウハウハといったところでしょうか(笑)。
この区間は待避のための長時間停車が無く、席で大人しくしている時間が結構あります。「かみちゅ!」の郷への玄関口である新尾道を過ぎ、トンネルが続くと必然的にウトウトしてきます。それでも何とか乗り切り、広島に到着です。ここではのぞみ7号待避のため9分停車します。
で、ここで今回の裏の目的その1が発動します。先日、仕事場の休憩室に置かれていた週刊少年マガジンを読んでいたところ、11・12月限定の広島限定で「君のいる町」もみじ饅頭が売られるとのことで、それを買いに行くという次第です。本誌には宮島口と広島駅で売ると書いてあり、果たして新幹線コンコースにあるかな?と不安でしたが、ホームからコンコースに降りるとちゃんとありました。さっそく一つ買い求めると特製の紙袋もあるとのことで、しっかりソレも貰ったのでした。作者が広島出身で広島が舞台の物語ということでコラボになったこのもみじ饅頭、0系の乗り納めと併せて買いに行くっていうのもなかなか乙なものですよ、きっと。

*1:今日は閑散期

新下関でブラリ途中下車の旅

さて「こだま659号」は時刻通りに新下関に到着しました。広島では「のぞみ7号」からの乗り換え客もいましたが、それも徳山で降りてしまい、車内はガラガラになりました。新下関で降りる人は少なく、「こだま659号」が発車するとホームはガランとしてしまいます。
で、気になる0系の訓練車ですが、ホームからも遠くに止まっているのが見えます。訓練線自体は駅の近くまで延びているので、上りホームからなら間近に見ることができそうです。ただ、今日は動いている気配がないので、いったん駅を出て車両の近くまで行ってみることに。歩くこと10分で新幹線の近くにたどり着きます。


新下関訓練センターにいる0系の訓練車。近くから見れないのは残念ですが、運良く訓練が行われていれば、新幹線上りホームで間近に見れそうです。でも、本線の0系が引退したらこの車両はどうなってしまうのかしら?

入り口には「訓練センター」とあるものの、簡単な門とプレハブが建っているだけの施設ですが、4両の0系が鎮座しています。線路自体は平行する道路よりも高い位置にありますが、線路までの距離があるのと雑草のおかげでかなり見づらいです。それでも、車両の中央部に非常脱出口が残っている、かなり貴重な車両であることは確かです。で、線路をくぐって向こう側に出れそうなので行ってみることに。スーパーが建っているので近くまで行けませんが、屋上に駐車場があるのでそこからは見ることができそうです*1
一通り見終わって本来の目的(その2)を達成したので、続いては裏の目的(その2)を果たしに行きます。

*1:あくまでも自己責任でお願いします

裏の目的訪ねて先走り

新下関で訓練車の0系を見た後は、下関市の中心部へ移動します。とりあえず裏の目的(その2)を果たすために小倉へ向かいますが、普通にJRで行ってもつまらないので関門海峡を船で渡ることに。唐戸の桟橋へ向かい門司港行きの時間を確認し、ちょっと遅めのお昼ご飯です。桟橋近くの食堂にふく料理を出している食堂があったので、ふく刺し丼を頂きました。しかも奮発して、ふく汁・ふく串のついた満足セットで。普段食べないフグをおいしく頂くことができました。
で、門司港行きの船の時間です。連絡船と言ってもそんな大層なものではなく、比較的小さめな船です。なので、海峡を横断するときは波に煽られて結構揺れるんですよね〜、これが。生憎の曇り空でしたが、関門海峡大橋を見ながら約5分のクルージングを楽しんだのでした。門司港の桟橋近くにはJR門司港駅があり、その近くには九州鉄道記念館があります。時間があれば寄り道したいところですが、ちょっと余裕がないので先を急ぎます。
門司港から鹿児島本線の列車に乗って3駅、九州の玄関口・小倉に到着です。ここで裏の目的(その2)が発動します。まずは涼宮さん家のねんどろいどですが、青い看板の店が新幹線側を出たところにあるとのことで早速向かいます。駅前のビルにテナントが入っていませんが、どうやら某ファッションビルだったのが閉店となってしまったようです。そんなビルの裏手で、某家電量販店のフロアの片隅に青い看板の店・小倉店があります。店内をグルリと1周し、お目当ての涼宮さん家のねんどろいどを発見できました。さっそく身請けし、続いては緑の看板の店のスタンプラリーです。緑の看板の店がある側が栄えている側で、バスターミナルやモノレールの駅もある立派な構えです。アーケードが何本もあるちょっと複雑な商店街で、ちょっと迷ったものなんとか見つけだし、記念に1冊本を買い、「小倉」の小をスタンプシートに押して貰ったのでした。

 
北九州で見つけた萌えネタ。左は門司港駅の車庫にあった注意喚起の看板。普通なら「移動禁 ヨシ!」と文字だけの看板が立っているものですが、なぜか女の子が注意喚起しています。このほうが集中できるから…?
右は小倉駅で見つけたラッピングバス。まるでアルプスの少女みたいですが、「http://www.mirutomiku.jp/pc/top.html」にあるように牛乳の生産・販売の協同組合が主宰しているページのようです。ちなみにこの女の子は「空山未来(ミク)」ちゃんといい、サイト内には壁紙のダウンロードはもちろん、ブログパーツまで配布していたりします。こんなところに優れた逸材が隠れていたものです。

では再び本州に戻り、新下関から再びの0系である「こだま659号」に乗って次の小倉で更に0系使用の始発「こだま769号」に乗り換え、現存する3本全てに乗ることができました。もちろん、締めは博多南まで行きますよ。

新幹線でも在来線…?

小倉から乗った「こだま769号」は、博多に到着するとそのまま博多南線博多南行きになります。博多では多くの乗客が待ちかまえていて、発車するときはさながら最終日のような(笑)混み具合となったのでした。それから走ること約10分で終点の博多南に到着です。暗かったので沿線風景は良くわかりませんが、これって九州新幹線の一部になる区間だったりするんでしょうか?

 
左は新下関で待避する「こだま659号」、700系が白い矢のごとく駆け抜けていきます。右は博多南駅にて、博多からの通勤客を降ろし、今日のお勤めを終えたR68編成です。

博多南駅自体は、車庫の外れに簡易的なホームがあるだけの質素な駅です。しかも列車の運行はJR西日本ですが、駅の管理はJR九州がしているようです。6両の新幹線を埋め尽くした通勤客もいつの間にかいなくなり、「駅長さん」も次の箇所へ移動です。調べたところでは、西鉄バスが天神まで出ているとのことで、それに乗って移動します。…って言っても、来たのは大橋駅行きの便だったので、大橋からは西鉄電車に乗り換えましたけどね。
そうこうしているうちに、天神に到着しました。到着したのが20時過ぎと、「凸撃!ヲタ街っく天獄」をやるには遅い時間なので、屋台で一杯引っかけつつ、明日に備えることにします。では、また明日!