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2050-01-01

SMAP記事のカテゴリ作成のお知らせ

こんにちは、検索迷子です。

PC版の通常の新着記事は、こちらからご覧ください。


SMAPについて書いた記事が、100件を超えたことを機に、

かねてからご要望をいただいていた、SMAP関連でカテゴリを作成しました。

PC版は、トップページ右上から記事一覧が見られます。

SMAP関連記事カテゴリ


スマホは、

カテゴリ一覧SMAP

または、サイドメニューを選択し、記事一覧→カテゴリ一覧→SMAP

で行けると思います。



通常記事一覧は、検索迷子ブログから、ブログ上部の「検索迷子」タイトルをクリックしてください。

(機種別の表示などは未確認のため、不明なかたはお問い合わせください)。



もともと検索迷子は、書籍レビューを中心とした雑記ブログのため、それ以外の記事、詩、短歌、書籍、雑記など過去記事については、随時分類をしていきます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。


2016.4.27

TAMTAM 2016/06/21 17:50 はじめまして。パソコンに弱い私なので、このコメントが届くかも分からないのですが、草磲くんの大ファンのおばさんです。私が、今まで、ぼんやりと感じていた、草磲くんの魅力を、明確に言葉にして下さって、ありがとうございます。これからも、のぞかせていただきます。

kensakumaigokensakumaigo 2016/07/21 22:56 TAMさん

こんにちは、検索迷子です。
コメントをいただいてから時間が経過してしまいましたが、ありがとうございました。
これをお読みいただけるといいなと思います。

草なぎさんを表現したことがきっかけで、ブログの書き方も変わって、自分のいろんなことが動き始めたため、草なぎさんにはきっと、ずっと思いを寄せていくと思います。

ファンのみなさんに喜んでいただけるよう、その素晴らしさを書き続けますね。
コメントをいただき励みになりました。これからもよろしくお願いします。

2016-08-30

(35)SMAPの楽曲の歌詞で、自らを癒す

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こんにちは、検索迷子です。


先日、SMAP5人は息で嘘をつけないー解散に言及したラジオ番組を聴きを書いたところ、驚くほど多くのかたに読んでいただけた。

本当にありがとうございます。



主観で何かを書くことは、時に怖いことではあるが、今この思いを記録したいという衝動に後押しされて、書かずにはいられないときがある。あの日がそうだった。


いまもなお、あ、これはと思うときはあるが、書くには情報が足りず、なんとなく時間ばかりが過ぎる。


加熱する報道に対して、ひとつずつ反応することが必ずしも、心の健やかさをキープできることではない。だから、そこは気持ちを強くして、不要な情報を情報と勘違いして取り込まないようにしている。


情報はやみくもに集めることが大事なのではなく、不要な情報を排除する勇気もまた、大事なのだと今は思う。なので、集客目的の情報サイトに、気持ちが健やかになる情報はないと割り切り、もはやクリックすることもなくなった。


SMAPの楽曲の歌詞を、穏やかな気持ちで追いかけてみる

というなか、たまたまSMAPの歌詞をじっくりと見て、どんな気持ちになるか、人と一緒に話し合う時間があった。


自分がときどき頼まれて行っている、ビジネス書一般書の読み方や、感想のアウトプットの仕方のレクチャーの時間でのことだ。毎回、ビジネス書ばかりだと、がりがりに仕事の話題となってテーマも重くなり、息が詰まると思ったため、たまには柔らかいエンタメの話題でと、好きな歌詞をいくつか持ってきていただいた。


すると、そのかたは偶然にも、SMAPの『ありがとう』『世界に一つだけの花』『オリジナルスマイル』、そして、中島みゆきさんの『糸』の歌詞を持ってこられた。


私がこのブログを書いていることはご存知のかただったが、事前のリサーチでは違うアーティストのファンのかただったのでとても驚いた。


なぜSMAPばかり選ばれたのかと聞いたところ、私のブログとは関係なく、毎日、SMAP報道を見ていると気になって、というお話をされていた。また、お知り合いに連れられてライブに行ったご経験もあり、SMAPがトロッコに乗って歌う『オリジナルスマイル』を何度も観て、この曲が一番好きというお話をされていた。


そして、『糸』についても、SMAPがらみで選んだのではなく、単純に楽曲として好きだということだった。それで、私が過去、SMAPが『糸』で織りなした声を書いた話をされていたら、その偶然にとても驚いていた。


文章を読んで、感想を表現するというレクチャーの時間は、お金をいただいているため、相手のかたが主役の時間で、自分のブログの紹介は最低限に留めたが、自分がブログを書いていたことが、そのかたの感想を聞くうえでとても役に立った。


自分のブログのことはさておき、SMAPの3曲と『糸』歌詞カードを見ながら、そのかたに好きな箇所に線を引いていただいて、どこがどう好きで、何を感じたかというのを語っていく時間が、本当に心が穏やかになるような時間だった。


SMAPファンではないかたが、SMAPの楽曲からもらった言葉のパワーとか、気づきを話す姿に、自分のほうがSMAPの楽曲の解釈のしかたや、SMAPのパフォーマンスが社会的に与える影響力の大きさを実感させてもらい、教えるはずの私が教わっているような時間だった。


SMAPの楽曲の良さは、いろんなところで語られていると思うが、こうしてあらためて歌詞だけを見て、言葉をなぞっていくと、一人ひとりの心に訴える箇所が違ったり、言葉の解釈がいろいろあったりして、発見の多い時間となった。


それでふと思った。

いま、心が穏やかになれるような、SMAPにまつわる言葉が減っている時期だからこそなお、SMAPの歌詞で、自分が癒される言葉、あきらめずにがんばろうと思える言葉を、なぞっていき、もう一度、自分にエネルギーを溜めていこうと。


きっと、SNSを利用していない、潜在的SMAPファンは多数いて、一人でそっとSMAPにパワーをもらっていたり、あるいは今一人で心を痛めていたりしているかたもいるだろう。


つらいときこそ、SMAPの楽曲を見返して、自分の心の平静さを取り戻し、少しでも穏やかな時間を過ごしたいと私自身も思った。そして、メディアに心を痛めているかたも一度、メディアから少し離れて、自分はSMAPの歌詞から何を受け取っているんだろうかと振り返る、そういう時間をとってみるのも悪くないのではないかと思った。


少なくとも、私はそのかたとお話しした一時間で、SMAPの歌詞を見返して、ああ、こんなメッセージもあったのかとはっとすることが多かった。


美しい言葉に触れて、美しい心を取り戻す。

そういう時間が、SMAPの歌詞にはある。

ときには、脳内映像再生のみで、歌詞のみをぜひ堪能してみていただきたい。


ノイズのような言葉に疲れた心は、

美しい言葉で上書きをするしかない。


なお、そのかたはCD購買に伴う、「花活」をご存知なかったため、Twitterでのタグ付けなどを説明させていただいた。お花好きな方だったので、お花の画像をアップする、この活動なら目も楽しく、参加できそうと喜んでいただけた。小さい啓蒙活動ながらも、ファンのかたの活動をお伝えすることができて良かった。


では、また。


コラボブログについて

今日は、「剛 しっかりしなさい!」ブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ 【SMAPとココカラ】(34) あなたのためにできること を受けて、コラボブログ第35回として書いた。


主旨について

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。

【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。

2016-08-21

SMAP5人は息で嘘をつけないー解散に言及したラジオ番組を聴き

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こんにちは、検索迷子です。


SMAP5人が解散に言及したすべてのラジオ番組を、リアルタイムで聴いた。


これまで私は、SMAPの声、言葉の言い回しの分析が好きで、趣味のボイストレーニングの勉強にもなるので、ざっと50以上記事を書いてきた。彼らは、声で思いを伝えるプロとして、いろんな声や言葉を人に届けてきた。


いつもならブログで書く前に、音源を繰り返して聴き、細かいことを書いているが、今日は一つだけ感想を書きたい。


SMAPは、息で嘘をつけない。

SMAPは、息継ぎの間合いに思いをのせる。


役者もしている彼らは、求められる役割やビジネスとして、言わなければならない台詞や単語を発する、気持ちのコントロールには長けていると思う。


わかりやすく書くと、私たちだって、本心から悪いと思わずに、立場上謝罪しなければならずに「すみません」と言っているとき、その本心が相手にうっすらと伝わってしまうような言いかたをしているだろう。


それは、無意識に息をコントロールしているから、その息遣いで相手に本心が見透かされてしまうのだ。


SMAPは、自分の意識と、役割での声のコントロールを十分にしてきた、声のプロだ。なのに、この声はなぜだろうと思わずにいられない。



1月の会見の声について、分析を何度も書きかけて、私は結局、それを残すことがしんどくてできなかった。あのときは、映像の印象があまりに大きすぎた。


でも、今回、全員が音源でのコメントを聞いて、そこに彼らの真実はないと思った。



だから、もう一度書く。


SMAPは、息で嘘をつけない。


それだけが、今、はっきりとわかった。


特に今日はイヤホンをつけて、香取さんと草なぎさんの息をはっきりと聴いた。香取さんの口の中が渇いている音までをクリアに聴こえ、ぐっと心をわしづかみにされた。香取さんが、誰よりも息に思いが乗っているような気がした。


後日、コメントを込みでもっと具体的に、ストスマ、ワッツ、サムガパワスプの各番組を分析するかもしれないが、今は何とも言えない。


ただ、香取さんと草なぎさんの息に、ここに真実の思いはないと感じた、いまこの瞬間を記録したくて、番組中からブログに書き留めたいと思った。


稲垣さん、木村さん、中居さんのときから、ずっと違和感があったままだったが、5人全員を聴いて、この違和感の正体を言葉にしておきたいと思った。


SMAP5人の息を聴きながら、言いたくない言葉を口に出してまで、彼らは何を守り、何を信じ、どこに歩もうとしているのかと考えた。


SMAPの笑い声を聴き慣れたかたには、この声はあまりにギャップが大きく、それゆえに重く響くことだろう。


どんな形でもいい。

彼らの声が、彼らの息でしか伝えられないものを、再び届けてくれる未来がくることを、ただ、信じたい。


では、また。

TAMTAM 2016/08/21 23:23 検索迷子さん、こんばんわ。
SMAPは、やっぱり、本当は解散なんかしたくないんですね。
でも、本当のことは、言えないんだろうなあ。
辛いなあと感じます。
でも、検索迷子さんが、紐解いてくれた、
SMAPの気持ちは、
少なくとも、私の心には、深く真実として、刻まれましたので、
大好きなSMAPを、まだまだ好きでいられそうで、嬉しいです。
いつもいつも、ありがとうございます。
心が少し、軽くなるのです。
ありがとうございます。

2016-08-18

中居正広さんにありがとうを

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こんにちは、検索迷子です。


今日は中居さんの44歳のお誕生日だ。


これまで一年近くブログSMAPのことを書いてきて、初めてメンバーのお祝いメッセージのためだけにブログを書こうと思った。テーマを決めず、下書きのメモを作ることもなく、つらつらと書き出すことも久しぶりのことだ。


たぶん、ずっと照れがあって書けなかったのだと思う。それに、私が自分目線SMAPを書いているのは、失礼にならないかという思いもあった。


そして何よりも今は、口角をあげて伝える言葉である、「おめでとう」を言えそうな気がしなかった。実際には文字で書くだけだが、それすら書けそうな気がしなかった。だから、本当は今日は書かないつもりだった。


今週に入り、(33)SMAPの歌う『三日月』に手を伸ばす

これがSMAPが選んだ『夜空ノムコウ』なら

を書いて、思った以上に心が揺れている自分を実感した。


稲垣さんのラジオも聴いた。

その感想は、また後日あらためて書きたいが、確実に年末に向けて、時間が一日一日過ぎていっているのを思い知った。


これはまぼろしで、遠い国の出来事だと言い聞かせ、日中は仕事に集中してきたが、いくら目をそらそうとしても、日々はさらさらと流れているのだと思う時間だった。


それでも、私のブログや、Twitterなどでつぶやかれる、つらい現実を突きつけられているかたが吐露する思いを見るにつれ、背を押されるように書き始めている。


言葉によって傷つけられたハートは、言葉でしかいやせない。


暴力まがいに降り注ぐ言葉に傷ついた心身は、傷口をふさぐ温かい言葉でしかふさげない。


こういうときだからこそ、中居さんにおめでとうを伝えようと思った。笑えないからこそ、笑っていたいから、おめでとうと言おうと。口角をあげていこうと。


スーパーボールみたいな存在から、理想の上司へ

中居正広さん、44歳のお誕生日、おめでとうございます。


私がSMAPに一番最初に注目したのは、歌番組での中居さんのダンスでした。

この華奢な身体で、スーパーボールのような弾け方をして、身軽に、でも大胆にダンスをするのは一体誰なの? と思ったのが始まりでした。


踊る中居さんは、身体のバネを最大限に駆使し、手も足も首も、ちぎれて飛んでいってしまうのではないかと思うくらい、他のかたの2倍分のスペースを使っていました。


楽しそうに踊ってるな、楽しそうに歌っているなと思ったとき、この男の子は、自分が好きで得意なことを仕事できて、今を生きている幸せがあふれ出ていると感じました。


本当に歌って踊ることが心から好きなんだと画面から伝わってきました。中居さんしかもう目に入らず、この男の子は、もう天職に出会ったんだ、だから心から笑っているんだと思いました。


それから25年ほど経ち、私は何の偶然か、こうしてブログSMAPの話題に触れるようになりました。


だけど、ずっと中居さん個人のことは書き出せませんでした。それは無関心だからではなく、私がブログを書くずっと以前から、中居さんのような人と仕事で出会いたかったと、職業人としての中居さんを尊敬してきたからでした。ラジオもずっと聴いてきました。


特に中居さんの思考、人を思いやる部分、職業人として徹底したプロ意識と気配りなど、その多才さを尊敬するあまり、わずかな言葉では伝えきれないと思っていて、書くことをためらってしまうほど、なかなか書き出せませんでした。


それでも、SMAP5人全員のことを少しずつでも書いていこうと、3回だけ中居さん個人を取り上げた話題を書きました。

中居正広さんの「終活」番組での存在感

中居正広さんの『エッセンシャル思考』

(31)中居正広さんがヒロミさんを慕う理由を、『いい訳しない生き方。』で知る


書いてみてなお、まだ書きたい、でも難しいという悩みを抱えました。難しいけど書きたいと、この数か月、中居さんの誕生日をめどに次の記事を書く準備を進めていました。


それは、今のタイミングではないと今週の出来事で思ったため、もう少し先送りにしますが、いずれ形にしていこうと思います。


中居さんは見知らぬ、遠くで観ている誰かに勝手に分析されるのは好まないかもしれませんが、それほどにこの人から学びたいというものを、たくさん中居さんは持っているのです。


テレビをほどんど観ない自分は、中居さんの断片的な時間を切り取るようなことしか書けませんが、中居さんの言葉の影響力は計り知れず、ほんとうにたくさんのかたが注目する存在なのだと思います。


どこがどう素晴らしいと具体的に書き始めると、延々と書き続けてしまいそうなので、今日はふわっとしたままにします。


どうかこれからも、言葉で伝え続けるひとでいてください。



荒波のなかでも踏ん張ろうとする姿、ガラス張りのなかに全方位さらされながらも、損なわれないその笑顔。


スーパーボールのような男の子が、凛とした水晶のような姿になった25年。


中居さんが、心の底から笑って、2016年8月を思い出として語れる日が来ることを、信じながら待っていたいと思います。


中居さんが芸能界にいる時代に生きてると思うと、勇気がわいてきます。

それほどに、中居さんの存在は神々しい。


中居さん、あらためて44歳のお誕生日、おめでとうございます。

そして、ありがとうと、今は特に伝えたいと思います。


では、また。

まいまい 2016/08/21 10:46 初めてお便りさせていただきます。きれいな文章いつも楽しみに読ませていただいております。私は69歳の一主婦です。昨年亡くなりました主人は、剛さんのドラマが大好きで、27時間テレビのマラソンでは偶然遭遇して喜んでおりました。私は、僕の生きる道からすべて見るようになりました。ファンクラブにも入っていない、コンサートも見たことが無いのですが、応援をしています。私のようなファンは沢山いると思います。最近「トランボ」という映画を観ました。アメリカ映画界の赤狩りを偽名を使って脚本を書きまくり、アカデミー賞を二度も偽名で受け、社会も変化するという映画でした。今のスマップに通じるものを感じました。どなたか偽名で、真実を書く方はいないのでしようか?そして「もう一人の僕の生きる道」という本のようなファンのメッセージ本はどうなんでしょうか?
ドキュメンタリー好きの私は、ファン目線からでも良いので、この騒動をしっかり記録してくれる、気骨のある方が出てきて欲しいと願っています。

2016-08-17

(33)SMAPの歌う『三日月』に手を伸ばす

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こんにちは、検索迷子です。


今日は、8月15日放送のスマスマのS-liveで、絢香(あやか)さんの『三日月 2016年ver.』を歌ったSMAPについて触れたい。

三日月

三日月

THIS IS ME ~絢香 10th anniversary BEST~(CD3枚組+DVD)

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先日の解散報道直後、これがSMAPが選んだ『夜空ノムコウ』ならを書いて、あらためて自分がブログで書く話題は、これまでのトーンでいいのだろうかと考えた。


ミクロな話題を主観でレビューし続ける内容を、今までと同じように書き続けることが、果たして今やることなのかという思いもあるが、ぐるっと一周して、それでも今日はこの話題を書きたいと思った。


SMAP解散報道以降、メディアに左右されず、信じられるものを信じ続ける、強い自分でありたいと思っている。


広告収入がビジネスモデルの媒体は、反響狙いの記事が加速し、なかなか良質な記事には出会えない。真実にたどり着けない。


こんなときだからこそ、私は自分の信念を貫き、SMAPの素晴らしさを書くことに集中したい。


怒りや憎しみをダイレクトに言葉にするよりも、その思いにふたをして、明日への希望をつなぎ、誰かを癒したり、笑顔にしたい。


ぐっときそうな思いを抑えて、それでも、それでも、手招きするかのような負の言葉の洪水を自ら浴びにいくような場所には、絶対に行かないぞと踏ん張るのは、そっち側に行くよりも時にしんどい。でも、行かない。


SMAPの美しさを、一つでも多く記録する。

今しかできない、今だからできることは、それだけだから。


言葉のナイフが降り注ぐなか、たった一人でも幸せにできる、盾でありたい。たとえそれが、もろくて薄い盾だったとしても、誰かを救おうと全力を尽くしているんだと伝えたい。


楽曲の世界観と、息遣いの驚き

この『三日月』のライブ、今のSMAPとシンクロするかのような歌詞に、感動したかたは多いと思う。絢香さんの素敵な歌声、せつなくなるような歌詞、三日月が水面に浮かぶ素晴らしいセットなど、とてもいいライブだったと思う。


『三日月』の歌は、実際には、恋人同士の別離を描いている恋愛ソングといえるような歌詞だ。別れのつらさを抱えたなか、消えそうな三日月を見て、唯一無二の「月」によって、空のもとでつながっていることを励みに、強くなろう、がんばっていこうとする決意の歌だ。


歌そのものの世界観も良かったが、私は、これまでも行ってきた、SMAPの歌声に着目した内容を書きたいと思う。


私はSMAPの声、声の重なりに興味があって、歌の感想をいくつか書いている。

SMAPが『糸』で織りなした声

SMAPさんの『Otherside』の重なる声

SMAPさんの『雪が降ってきた』の息遣い


どうしてこんなにSMAPの歌声が好きなのかと考えると、それは、SMAPの歌、特にバラードのように息遣いがはっきり聞き取れる歌には、サプライズがあるからだと思う。はっとさせられてしまうのだ。


私自身、趣味でボイトレをするようになって、歌声、特に息遣いには、音を発声する直前にわきあがった感情が、もろに乗ってしまうということがわかってきた。


ちょっとわかりにくいだろうが、一曲を通して歌っている時、次は高音だからしっかり出そうと頭で直前に考えると、欲が出た分、かえって不自然に声が裏返ってしまったり、それまでの歌声とずれていくことがある。


また、緊張しすぎると、喉が締め付けられたり、声がかすれたりすることもある。それは、ひとえに、直前に何か感情が入っているから、息を吸って、吐いて声にするときに、その思いがダイレクトに乗った息遣いになるのだ。


もっと単純に言うと、明るい声を出そうと思っているときは、よし、高めの声をだそうと、直前に心の準備をするだろう。怒りたいときは逆に、低めの声でしゃべろうと直前に思ったり、あるいは無意識にそんな気持ちを作っていくだろう。


でも素人はプロと違い、感情と声のバランスのトレーニングをする機会は少なく、思いと結果が結びつかず、失敗することもあると思っている。


SMAPの歌の凄さは、この、歌の世界観、あるいはご自分の思いや解釈のしかたを、息に込められる、アウトプットの精度が極めて優れた、表現者としてのパフォーマンスの高さにあると思っている。


『三日月』でのソロパート

SMAPがソロ、またはユニゾンで歌った順番に感想を書きたい。

私は音楽のプロではないため、あくまで主観のみで専門用語も使えないが、それでもこの歌の場面をどうしても表現したくて、がんばって書こうとしているのをご了承いただきたい。


まずは中居さんの歌声だが、ものすごく鼻への音の響きが深くて、一音一音がはっきりと聴こえる、本当に素敵な声だった。地声に近いような深くてしっかり声で、絢香さんのせつない声に重ねて歌うことで、男性味が際立つようないい声だったと思う。


なかでも、「かかえて」「見上げて」の語尾、「えて」「げて」の力強い音に人を包み込むような温かみがあった。


そして、「あなたを」の部分の「あぁなたを」と入りかた、「思った」の語尾を、「おーもぉーたぁっ」という音のように、特に最後の、まるで破裂音のように、思いっきりはじき出した息にびっくりしてしまった。中居さん、こんな息の出しかたをするんだと驚いた。


この箇所、さらりと語尾の息をカットするように、ぽつりと歌い終えることもできる音だと思っていた。だから余計にこのときの中居さんは、誰かを思いを馳せて、この箇所を歌ったのではないかと想像してしまうくらい、何かこみ上げるものが、この最後の息にあふれ出たのではないだろうか。それくらい、息の量と強さを感じる声だった。


次に、稲垣さんと草なぎさんのユニゾン箇所。

ソロがお二人ともなかったのは残念だが、意外な発見もあった。この二人の音の重なりの見事さには、なんと癒し効果が高いのだろうということと、お二人のせつなさを表現するときの声が似ているということだ。


お二人の声の重なりを最初に意識したのは、『夜空ノムコウ』の「だれかの声にきづき」の箇所だったが、あの頃はまるで違う声質、失礼ながら重なりきっていない声だったような気がする。


それが最近、ストスマパワスプラジオを聴きながら、お二人の声が似ていて、あれ今喋ったのは誰? 思う瞬間がある。自己主張をしすぎない控えめな発声なのかどうかわからないが、歌やお芝居などで、息の吐き出す濃度(という言いかたはしないですが)が、なぜかとても近くなっているようで、今回も聴き分けるのが難しかった。


でも、稲垣さんの「cry」の箇所は、「くらぁあーい」と後半に向かっての伸びがとても美しく、絢香さんの歌以上に美しいと思える声だった。まるでミュージカルを観ているような雰囲気で、肉声で声を届けているかのような力強さ、マイクを少し持ち上げる立ち姿に気品すら感じた。


そして草なぎさんは、「がんばっているからねって」という言葉が、しみじみ心に入ってくるような、静かな、でも熱い思いを感じるような歌いかただったと思う。自分の気持ちを押し付けるような息ではなく、自分の内面に語りかけるような、でもきちんと聴き手を意識したような、柔らかい声が良かった。


草なぎさん、歌詞がシンプルであればあるほど、その柔らかな息で、聞き慣れた言葉をあらためて咀嚼させてくれるような歌いかたをするように思う。言葉を軽くトスして、聴き手も一度はふわりと受け止めたけれど、あれ、なんだか結構深く胸に入ってきたよ、というような、不思議な効果が生まれる息遣いをするかただなと思う。


次に木村さんのパートだが、この日の木村さんの歌いかた、声量も語尾遣いもとても抑制された息遣いをされていて、その抑えた声量からにじみ出るものが、ある意味とても新鮮だった。


「抱きしめ」とか「愛してる」という、熱い思いを伝える歌詞があったにも関わらず、このときの木村さんは、カーンとかっ飛ばすような歌いだしでもなく、思いを存分に乗せたような語尾でもなく、抑えて抑えて、そこからにじみでるような、いつもよりも短めの語尾と息を出していたように思った。


特に後半の、「愛してるのひとこと」が、「はぁいしてるの、ひとことぉ」と聴こえるような音で、少し息を漏らすような音を効果的に使い、柔らかくなった息に思いをこめた歌いかただったと思う。


ふだん聴いている木村さんの声や歌には、力強い印象を持ちがちだが、息の量を変えるだけで、ここまで柔らかく、いとおしさやせつない思いが表現できるのかというくらい、いい声だったと思う。


書きながら、木村さんが歌ったパートは、現在進行形で目の前にいる相手に思いを伝えるではなく、もう会えないかもしれない人に、いつかは会いたい希望を持ちながら、過去を懐かしむ場面の歌詞なんだと気づいた。木村さんは、この短いフレーズのなかに、その風景が浮かぶような、主人公の思いを汲んだ歌いかたをしたのかもしれないと思った。


あと、木村さんの歌割りは個人的には、この歌詞全体のなかで、少し世界観を変えるようなキャッチーで木村さんが好きそうな単語の、「それまでの電池は」を入れてほしかったと思った。


最後に、香取さんのパートについて。

この歌、すべてはここにいる香取さんを見守る、近親者による励ましなのではないかと思うくらい、香取さんの歌声に行きつくまでの4人の残り香がこもったようなパートだと思った。


ソロを歌い終えた4人の、いろんな思いが積み重なって、ぎゅぎゅうに詰めこまれ、それがラストの香取さんに送り届けられたかのような場面で、香取さんは一瞬、息が揺れていた。


「cry」の部分、「くらぁぁい」と「ら」から、小さく息が揺れている。香取さんは発声がしっかりしているかたで、音程もしっかりとれる印象がある。だから、音を外したとは思いにくい。


この小さな「あ」の音の揺れは、息が揺れる前に心が揺れてしまい、うっかり思いが漏れ出たかのような息だった。そのあとの、「もう泣かないよ」という歌詞でこみ上げそうな思いを、なんとか抑えようとしたようにも聴こえた。そして、ぐっとこらえて、なんとか「もう泣かない」にたどりつけたような、そういう微妙な音なのだ。


前出の稲垣さんと同じキーで、同じ歌詞を歌っているとは思えないほど、自分のなかの何かと向き合っているかのような、とても繊細な歌いかたをしている。


でも、そのあとの香取さんはさすがにプロで、気持ちを立て直したのか、いつも通りの声量がしっかりある歌いかたになっている。この前半と後半の息遣いの違いが、本当に印象深かった。


香取さんほど声量があるかたに、あえて、このせつなさが積み重なりつつも、前を向いて歩きたいという意志を固めるパートを持ってきたことが、ものすごく楽曲の世界観を引き出していた。


この声量だからこそ、息の揺れも際立ち、抑制した思いが最大限に表現されて、ここは香取さんにしかできない声での思いの伝えかただと思った。なんとなく、「STAY」の香取さんのラストの熱唱を思い返して、あの歌割りも同じような効果を狙ったのだろうかと考えた。


全員のユニゾンについては、今回のこの曲に限らず、もう少しまとめて書きたいと思っているので、後日別記事にしようと思う。


ブログにしかできない、SMAPを記録する意味

パフォーマンスの感想記事を書く際にいつも、文字だけではわかりにくく、動画があれば伝わりやすいから、あえて書かなくてもいいのかなと葛藤する。でも私は、知的財産管理の国家資格も取得していて、著作権侵害に関わりそうなことはどうしても避けて通りたいため、つたない言葉でも文字化して伝えようと試みている。


長期的に見れば、映像だけでは逆にわかりにくいことを、こうしてブログで感想を文字にしているほうが検索されやすいという、過去の記事からの手応えも感じている。


一年前、SMAPのことを書き始める前、1人でネットでSMAP話題をチェックしていたころ、ライブレポなどではない、日常のSMAPのパフォーマンスや、ささいなシーンを切り取ったミクロな話題を、あえてこってりと語ったブログって数が多くないんだなと思っていた。ファンが多い、長年活躍しているグループなのに、SMAPのことを継続して文字化しているブログが少ないというのは、意外な発見だった。


誰も書いてないんだったら、私が知りたいから自分のために、SMAPの素晴らしさを記録し続けようと思ったのがが、SMAPを書き始めるきっかけとなった。そして、100以上の記事を書いてきた。今ではファンのかたたちが読んでくださるのも意識しているが、ここまで続けてこれたのは、何よりも自分がSMAPのことを深く知りたくて、感想を形に残しておきたいと、自分が楽しいから書いている。


今日のこの『三日月』のパフォーマンスも、確実にネットに記録されていく。そして誰かに読まれていく。中身の上手い下手ではなく、どんなに駄文でも、とにかく書いて残すことの意味を、今とても感じている。


SMAPと同じ三日月が見られる、同じ空の下の、今、このときを生きていることに感謝したい。


同じ日の、同じ三日月に手をのばせる時代を生きている。

そう思うだけで、強くなれそうな気がする。だから、届けたい思いをしっかりと叫んでいこうと思う。


では、また。


コラボブログについて

今日は、「剛 しっかりしなさい!」ブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ 【SMAPとココカラ】(32) それが痛みでも を受けて、コラボブログ第33回として書いた。


主旨について

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。

【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。

TAMTAM 2016/08/18 22:56 検索迷子さん、SMAPの「三日月」を、言葉で表して下さり、ありがとうございます。
解散報道が出て、いろいろなコメントが飛び交って、
もちろん、SMAP解散について、納得できないことは多いけれど、
とにかく、今、SMAPのことが、重苦しく、批判的にばかり報道されるのが、
残念でなりません。
今のSMAPを、もっと楽しみたいのに。
笑顔で、見ていたいのに。
そんな思いでした。
検索迷子さんの
「怒りや憎しみをダイレクトに言葉にするよりも、その思いにふたをして、明日への希望をつなぎ、誰かを癒したり、笑顔にしたい。」
という言葉が、嬉しかったし、「三日月」の素晴らしさを、なるほどと思いながら、読ませていただき、
私は、本当に、癒されました。
やっぱり、私の好きなSMAPは、すごいな。と、嬉しくなりました。
ありがとうございます。
これからも、SMAPの素晴らしさを、たくさんたくさん、言葉にして下さい。

月の猫月の猫 2016/08/19 00:56 検索迷子さま 1月の騒動の時に、ざわざわする気持ちを持て余して覗きはじめたTwitterでこちらのことを知って、時々お邪魔して、感心したり、感動したり、うなずいたり、笑ったりしています。今回も、どうにも収まり切れない感情を、どうしたものかとうろうろして、ここにきました。悲しみも怒りも憎しみも、爆発しそうなほど胸の中で煮えています。でも、人を呪わば穴二つだ、って、罵りの言葉を飲み込む毎日です。そんな悪いもののとばっちりを、大切な5人に背負わせるわけにはいかないぞって、割と本気で思います。(スピリチュアルはパスですが、言霊とかは信じるタチなので。)あなたのブログは、わたしにとっては救いでした。ありがとう。読めてよかった。
Twitterに溢れるファンの愛情が頼もしいと同時に危うくてなりません。
Twitter上の、ファンの楽しみであり慰めでもある彼らの写真や映像はやはり…、あの事務所ならどんな強硬手段に訴えてもおかしくないような気がして心配です。
でもそうですね、言葉なら、どんなに彼らのことを語っても誰にも邪魔はできませんね。
続けてください。彼らのことを考えて考えて、また文章を綴ってください。
読みにきます。

「三日月」ほんとに素敵なパフォーマンスでした。
彼らは歌が下手だと、自虐とネタでよく言われますけど、だからこそ歌うたび、彼らは渾身のパフォーマンスを見せてくれるのだと思っています。一流の俳優で一流のエンターテイナーの彼らが驕ることなく、新人のように必死に向かい合うのが歌で、それを毎回見ることができるスマスマの歌コーナーは、ほんとに奇跡のような時間です。彼らが中途半端に歌のうまいアイドルじゃなくてよかったと思ってるのに悪意は、誓ってありません。
彼らがどんなに凄いか、素晴らしいか、読むのも考えるのも楽しいですね。
どうか、これからもずっと続けていってくださいますように。

2016-08-14

これがSMAPが選んだ『夜空ノムコウ』なら

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こんにちは、検索迷子です。


14日深夜、突然のSMAPの解散報道

この事実をどう受け止めるか、多くのかたの混乱をTwitterで見ながら、眠れぬまま朝を迎えた。


最近、気持ちがざわざわしてブログを更新していなかったが、まさかこんなことになるとは。

現実を直視するためにも、今時点の自分の気持ちを書き留めておこうと思う。


私自身、何度も転職し、所属する組織や仲間とのあれこれを経験してきている。だから、組織や仲間とは、蜜月時代もあり、それが壊れかけてしまうこともあり、時に修復を試み一度は戻りかけたとしても、それでもやがて、別々の道を選択せざるを得ない日がくるというのは、結果として冷静に受け止められる。


前を向くためには、環境を変えるしかないときもある。手に入れた大事なものや存在を一度リセットしてまで、それを選ばざるを得なかったということは、よほどの決断なのだと思う。


環境を変えるようとするとき、どんなにつらい時期をともに過ごし、涙を流し、励まし合い、ずっと一緒にがんばろうと誓った仲間ですら、過去になってしまうという経験を重ねていると、永遠なんてないのだという冷めた気持ちを持った時期もあった。


でも、永遠はないからこそ、いつかは別々な場所に行く可能性があるからこそ、出会えて共同作業をしているこの時間を大事にしようと思うようになった。出会えたことこそ、奇跡で、積み重ねた時間こそ美しいのだと、過去を否定することはなくなった。そして、振り返ることよりも、歩き出す、目の前の道に集中しようと思ってきた。


私は、芸能ニュース寄りにSMAPをコメントできるような業界通ではなく、今回のことで推測とか、経緯を分析するつもりはない。素人目線で語れるようなことではないくらい、芸能界には芸能界にしかわからないことがあるのだと思う。


あくまでも、SMAPメンバーをリスペクトして、美しいパフォーマンスとか、心のありかたを書きたくて、ほぼ一年、ブログSMAPの話題を書いてきた。その思いは今後も変えずにいければと思う。


何より、5人は引退するわけでもなく、健康を損ねたわけではない。5人として、SMAPとしてのパフォーマンスは観られなくなるのは残念だが、5人が個人で活動をし続けて、何かを届けてくれるならば、それを応援していきたいと思っている。


夜空ノムコウ』をメンバーが別々に歌ったのを聴いて

解散報道を知り、まっさき思ったのが、5人の歌声を聴ける時間はあとわずかなのだということだった。5人が仲良くしている姿が観られないということよりも、5人の声の重なり、ユニゾンが聴けなくなるのが何よりも淋しいと思った。


SMAPはもともと個人活動もしているから、今後もそれぞれに活躍されていくと思うが、5人のあの声で一緒に歌う歌が、期間限定のものになってしまうという事実に、ものすごい喪失感がわいてくる。


私はSMAPの声の重なりに興味があって、これまで何度かブログで書いてきている。

SMAPが『糸』で織りなした声

SMAPさんの『Otherside』の重なる声

SMAPさんの『雪が降ってきた』の息遣い


歌を歌って届ける才能に長けた5人が今後、歌手活動をどうしていくのだろうという気持ちは大きく、可能であればソロでも歌い続けてほしいと願っている。


こういう状況でなければ、細かく感想を書こうと温めていたのだが、少し『夜空ノムコウ』を歌う、SMAPメンバーの話に触れておきたい。


草なぎさんが「ぷっすま」の7月8日と8月12日放送で、トライセラトップス和田唱さんから課題曲に指定された『夜空ノムコウ』をギターで演奏した。この収録がされた同時期、私もボイストレーニングの発表会で同じ曲を歌っていたため、いろんな思いで放送を見ていた。

SMAPの『夜空ノムコウ』をライブハウスで歌った感想


ギター演奏をする草なぎさんの懸命さが伝わる、いい場面だったと思ったが、何よりも衝撃を受けたのが、草なぎさんが歌った最後のパートだった。トライセラ和田唱さんの歌も素敵だったが、草なぎさんの歌で一気に歌の世界観が変化して、どきっとしたのだ。


草なぎさんが自分のソロパート以外で、夜空を歌うのを初めて聴いたが、うわ、草なぎさんの声、1人でも「SMAPの歌」として成立している、とびっくりした。草なぎさんが歌い始めた瞬間に、SMAPの本物オーラが一気に出て、1人なのに5人のSMAPが歌ってるような声だったのだ。これはいったい何なのだろうと思っていた。


その感想もかけずにいた折、7月25日放送の「スマスマ特別編 木村拓哉先輩、付いてきてもらっていいですか?」で木村さんが、桐谷健太さんとのキャンプの場面で、桐谷さんの高校時代の思い出の曲として、『夜空ノムコウ』を歌っていた。


この放送で木村さんは、普段ソロでは歌わないパートを歌っていたが、そのときも実は、草なぎさんが歌ったソロと同じように、「SMAPの本物感」と、1人なのにメンバーの声が重なっているかのような「5人の世界観」があった。


草なぎさんのときの驚きとはまた違い、木村さんのふだんのイメージの声量とか声の出し方からすると、もっと木村さんの1人が際立つ、自己主張の強い声なのかと思ったが、桐谷さんと歌ったことによって、逆に木村さんの声もまた、SMAPの声なのだと驚いた。


さらに発見したのが、桐谷さんと歌った歌声が、ほとんど声が重なりあっていなくて、歌がうまい桐谷さんではあるけれど、木村さんとのユニゾンは共鳴しにくく、成立しないのだと思った。二つの別々の声が一緒に歌っているという感じがしたのだ。


裏を返せば、木村さんが日頃いかに、SMAPユニゾンを意識してか無意識なのか、SMAPの一員として歌を歌っているのかがこのシーンでわかった気がした。そういえば、普段SMAPユニゾンでの木村さんは、語尾を伸ばす以外の音では、ほとんど5人に同化しているのだと思いだした。きちんと全員の声になじむ声で、もともと歌っているんだと気づかされた。


この草なぎさん、木村さんの『夜空ノムコウ』を聴いて、さらに中居さんが過去、小田和正さんと歌ったり、CHAGEさんと歌った歌も見返したが、こちらもまた、そのときはわからなかったが、「SMAPの本物感」と「5人の世界観」があると思った。


もちろんメンバーそれぞれの個性は出ているが、でも、SMAPとしての楽曲として、1人ずつで歌ったときの完成度がとても高いことに驚いた。


よく、他のグループのかたが解散して、その後、メンバーが単独でグループの歌を歌うと、なんだか、その人数分の1にしか聴こえないような、物足りなさを感じることがあった。


でも、草なぎさん、木村さん、中居さんが一曲ををフルで歌うのを聴いてみて、誰が歌っても5分の1という感じではなく、1人なのに5人の声が重なっているかのような声で、楽曲の世界観が揺らいでいないということに、本当にびっくりしてしまった。


5人の血液とか声質、絶対音感のなかには、明らかにSMAPの血が流れているのだと思わずにはいられないくらい、見事に5人の歌を感じさせる、それぞれのソロだと思った。


この感想を、もっと熱を持って、もっと具体的に書きたかったのだが、このタイミングで書くとは思わなかった。


でも、5人が、夜空ノムコウに待っている明日として、この決断をしたのなら、それを尊重して応援したい。そして、声でメッセージを届けることの一つとして、歌はどんな形でも歌い続けてほしい。


ファンのかたたちのお気持ちに寄り添うようなことを書きたいと思いつつ、私は、SMAPの活動期間が限定されるのであれば、なおさら、SMAPの今を記録し、歴史に美しさを刻むということに注力したいと思う。


SMAPは、100年経っても歴史に残る。

それを記録していけるのは、同じ時代に生きている自分たちしかいないのだから、私はSMAPを書き続けながら、前を向いていきたいと思う。


哀しみや、喪失感にうなだれるより、私は一つでも多く、記事を書こうと気持ちをあらたにした。

読んでくださるかたが、少しでも前を向けるよう小さな役割を果たしたいと思う。


そして、いつかSMAPメンバーが、心が折れてエゴサーチをするようなことがあったときに、この小さな言葉の粒が、ご本人の力になることを祈って。


何があっても、たくましく生きていけるよう、言葉を送り続ける。

幸せな明日がくると信じ、幸せをつかめるような言葉を綴っていく。

私にはそれしかできない。

だから、全力で言葉を送り続けていく。


今日からまた、新しい時間が始まる。


では、また。

ぽすゆみぽすゆみ 2016/08/17 16:01 こんにちは。

草磲剛さんが一番で、その流れでSMAPが好きなものです。
こちらのブログはいつもその視線も姿勢も素晴らしく、そして何よりも綺麗な言の音で綴られていて惹かれて読ませていただいてます。

解散決定の報は衝撃でした。

整理もつかず、受け止めきれてない状態です。

今までだって無理をしてたかもしれない、だけど続けることに意義を見出し誇りも思ってきたグループ活動。
解散を一番願ったとされる香取慎吾と何年も身近に仕事してたアナウンサーが今回の解散決定を「不条理」と涙するのだから、香取が望んだ形でないのは明らか。
本人たちが選んだんだからしょうがないよね、とはどうしても言えません。
来年元旦からはもういないんだよ、なんて覚悟は到底できません。

けれど、気持ちは抗っていても時間が無いかもしれないのも事実で。

確かな筆力で少しでも彼らの良さを記していこう、としてくださることを有難く思います。

私などは自分で書き起こすことは全くできないぶん、それらを読ませていただき、心に刻んでいきたいと思います。

ぜひ、よろしくお願いします。

kensakumaigokensakumaigo 2016/08/23 22:06 ぽすゆみさん

こんにちは、検索迷子です。
現実を受け止めるというには、まだまだおつらい時期かと思いますが、
そんななか、コメントをくださってありがとうございます。

こうして私にくださるコメントが、私がまた次にSMAPを書こうと思う原動力になります。
それぞれができることを、少しずつでも続けていきながら、支え合っていければと思います。

つたない文ながらも、私が書く文章がお気持ちを少しでも軽くできていたとしたら、本当にそれは幸せなことです。
また読んでいただけるよう、書き続けたいと思います。

2016-07-31

(31)中居正広さんがヒロミさんを慕う理由を、『いい訳しない生き方。』で知る

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こんにちは、検索迷子です。


ヒロミさんの著書『いい訳しない生き方。』を読了した。2015年10月、KKロングセラーズ刊。

いい訳しない生き方。

いい訳しない生き方。


この本を読み始めたきっかけは、10年間芸能活動をほとんどしなかった、ヒロミさんのビジネスに対する考え方を知りたかったからだった。でも読み終えてみて、ヒロミさんのお人柄、なかでも中居さんがヒロミさんを慕う理由のようなものがわかった気がして、それに関連するところを紹介したいと思った。


今日は、「剛 しっかりしなさい!」ブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ 【SMAPとココカラ】(30) Relaxを受けて、コラボブログ第31回だ。「Relax」とは真逆の芸能界の厳しさみたいなものを、この書籍を通して紹介したいと思う。


ヒロミさんの多才さと人脈の広さ

中居さんとのことを書く前に、書籍を簡単に紹介したい。

この書籍、一冊で完結させるのが惜しいくらい、具だくさんで本当に読みごたえがあった。


ヒロミさんの芸能活動の歴史、生い立ちやご家族、芸能界の交友関係、ビジネス、趣味など話題が豊富なのだ。特に登場する芸能人やビジネスマンの豪華さに、ヒロミさんがしっかりと人とつながって生きてこられた様子や、人からの信頼に篤いかただというのがうかがえる。


少し難を言えば、時系列とかテーマが混在してたり、前後の説明がなく本題にいく荒削りさはある。でも、逆にどこかで連載をしてほしいと思うほどに、話題が豊富でもっと読みたいと思わせるパワーのある文章だった。


いわゆる「タレント本」というカテゴリのものは、内容が薄めのものもあるが、この書籍は文体や構成の見やすさ以上に、内容の凄さに圧倒されて、とても濃いいい本だったと思う。


中居さんとヒロミさんの絆がわかる箇所

この書籍のプロローグに、SMAP、なかでも特に中居さんとの関係性について触れているページが3ページにも及んで載っている。


本書には、数多くの芸能人のかたとのエピソードが掲載されているが、割かれているページ数の量ではなく、わざわざ本の冒頭の「プロローグ」に掲載した、とういことがまず、ヒロミさんがいかに中居さんと深い関係性にあるかがわかる。


このプロローグ、4つの小項目からなり、10年間の芸能活動をほとんどいなかった時代からの復帰の戸惑いを書いた2項目のあと、「戻って来てくれて嬉しいっす」という小項目名がある。これは中居さんの言葉からつけられている。ヒロミさんがいかにこの言葉が嬉しかったのかがうかがえる見出しだ。


最初の1ページめに、若かりしジャニーズとのかかわりがあったことが、久しぶりに復帰した際に助かったという話があり、事務所に所属するそうそうたる名前を書いている。そして、そこからSMAPの話になっていく。一部引用する。

プロローグ

「戻って来てくれて嬉しいっす」


(前略)

 今ではアイドルバラエティー番組に出るなんて言うのは当たり前。その当たり前を作ったのは、やはり中居、香取だと思う。(中略)

 中居はその頃19か20歳くらいだったと思う。SMAPのリーダーとして責任感も強い男で、アイドルの中のアイドル木村拓哉稲垣吾郎草なぎ剛(本文中は、なぎも漢字)はアイドル以外でもドラマなどで活躍していた。そんな中、二人はバラエティーに飛び込んで来たのだ。


と始まり、バラエティー番組への取り組みの真剣さ、反省っぷりを書いていた。そして、ヒロミさんがほとんどテレビに出なかった10年間に、折にふれ中居さんから連絡がきて、番組の感想や復帰をうながす連絡がきた旨をつづっていた。


そして、数年後に中居さんの番組に呼ばれた際の、休憩時間にエピソードが続く。そこでの一言が、「戻って来てくれて嬉しいっす」だった。さらに「俺、司会上手くなりました?」という真顔の質問もされたらしい。そのやりとりのことを、続けて次のように書いている。

 番組の途中の10分間だったが、凄くいい休憩時間だった。

 後日、他の番組で、ジャニーズの先輩にはバラエティーの人はおらず、そんな時、東京のバラエティー班の俺がそばにいたので影響を受けたみたいなことを言っていた。

 彼らの何らかの足しになれたのなら嬉しいことだ。

 戻って来たことをホントに喜んでくれていた感じだった。


控えめに書かれてはいるが、中居さんにこの言葉をかけられたヒロミさんの嬉しさが伝わる、いい文章だと思った。


お世話になった人を大事にする

SMAP、中居さんの名前が出てくるのは上記だけだが、芸能界というものが特別に人とのつながりが強くて、サラリーマンの尺度では測れないのだと思った箇所があった。それが、ヒロミさんが27歳で事務所から独立した際のことを、数か所に渡り書いていたところだ。


本書は2015年に刊行されているため、SMAPの年初の報道とは無縁のものだが、いま現在SMAPが置かれている環境を考えながら読むと、どきりとさせられる。


ヒロミさんが大けがによる長期療養のあと、5年間所属した事務所を辞めることを社長に申し出た際の言葉は次のもので、これを機に自分で会社を興すことになる。

1 決めたら動く、頭で考えない

一気にブームに乗ってブレイク


(前略)

 独立の話を社長と話した時「他の事務所に行くのは駄目、芸能界のルールだ」と言われた。選択肢は自分で立ち上げるしかない。


また、別な箇所では不良といわれる存在のマインドとからめて、お世話になった人との関係、会社の辞め方についても語っている。以下は、中居さんがヒロミさんを慕う理由がこうした考え方にあるのではないかと思わされた箇所だ。

2 いい訳しない人生

不良は義理、筋、忠誠心がある


 おれは不良の方が、やれば、社会には適合しやすいような気がする。

 子供の頃から、上下関係、グループの中の協調性や、周りをよく見て空気を読んで行動することを体で学んでいく。空気を読み間違えると大変なことになるからだ。

 理不尽なことを言われても、ハイって言って、やらなくてはならない。不良のくせにいろんなルールの中で生きていた。(中略)


 俺が不良の何が良いかという一番の理由は、古いけど、義理だとか筋だとか、忠誠心みたいなものは普通の人達よりあるような気がするからだ。

 一度でもお世話になった人は、大事にする。(中略)


 筋、これもわからない人が多い。(中略)

 この筋が大切なんだ。

 仕事でも絶対生きてくる。(中略)

 

 たとえ、会社を辞めることになっても、不義理をしない方がいい。どうせ辞めるんだからいいじゃんって思うかもしれないが、これって男の世界では凄く大事なことで、不義理をする人間は、その後自分も不義理をされる、そんな気がする。(中略)


 何か嫌なことがあっても、辞めるにしても「飛ぶ鳥、跡を濁さず」だ。



裏切られる経験をしたからこそ

ヒロミさんが凄いのは、実はこの考え方だけではない。

ヒロミさんはスポーツジム経営を通して芸能界の経験だけでなく、経営者として「育てた従業員にいきなり辞められる、引き抜かれる」という多数の経験をしている。


そこで、芸能界とサラリーマンの体質の違いを肌身で実感し、自分がルールだと思っていたことが通用しないという痛みを経験しているのだ。その両者の違いを認めつつ、やはり子供時代や芸能界で身につけたルールである、「義理、筋、忠誠心」を何よりも大事にするぶれない考え方で生きていることがわかる。


3 これも社長の仕事

ビジネスの世界は弱肉強食


(前略)

 俺の育った芸能界はその辺のルールはしっかりしていた。事務所の独立や引き抜き、ルール違反をすると周りもいいイメージを持たない。きちんと筋を通して円満に、不義理をしないで次へ。育てた、育ててもらったがハッキリしている世界だ。

 でも、一般社会は厳しい。そんなの関係ないのだ。弱肉強食だ、昨日の友は今日の敵。

 これは、勉強になった。芸能界は一人勝ち出来ない世界なので、助ける時もあれば助けられることも沢山あるのだ。

 俺が憧れていたビジネスの世界は厳しい。


あらためて、こうして引用していくと、ヒロミさんは「ルール」という考え方をしっかりと持っていて本書中にもよく登場する言葉だなと思った。中居さんは、こういう軸がぶれないヒロミさんを芸能界の先輩として見習ってきたんだなと思ったり、芸能界ってサラリーマン社会の尺度では測れないほど、人と人との関係性の深さがあるんだなと思わされた。


自分はSMAPと事務所の関係を素人目線で論じるつもりはないし、これまでも書いてこなかったが、ヒロミさんの文章を読んで、自分には想像もできない芸能界の常識を、知ったかぶりで書いてはいけないという気持ちを新たにした。


本書にはもっと紹介したいポイントがあるが、SMAPと関連性の深いところだけを今日は紹介した。もともとヒロミさんが大ブレイク時代にも、頭の回転の速さに好感を持っていたが、50歳を過ぎたヒロミさんの多様な経験による、どっしりとした考え方に好感度がぐんとあがった。やんちゃなイメージだったヒロミさんが、とてもかっこいい男性として生きていて、思った以上にこの本から得るものが大きかった。


ヒロミさんは人を何より大事にし、そういう考え方のかただからこそ、人を大事にする中居さんとも出会うべくして出会い、縁が途切れず、慕われ続けたんだなと思える一冊だった。


人を大事にしてきたからこそ、人に大事にされる存在になっている、そんな当たり前だけどなかなか難しいことに気づかせてもらった。人に大事にされたいと嘆く前に、そもそも、人を大事にしているかと問いかけていこうと思う。


では、また。


コラボブログの主旨

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。

【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。