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2050-01-01

SMAP記事のカテゴリ作成のお知らせ

こんにちは、検索迷子です。

PC版の通常の新着記事は、こちらからご覧ください。


SMAPについて書いた記事が、100件を超えたことを機に、

かねてからご要望をいただいていた、SMAP関連でカテゴリを作成しました。

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もともと検索迷子は、書籍レビューを中心とした雑記ブログのため、それ以外の記事、詩、短歌、書籍、雑記など過去記事については、随時分類をしていきます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。


2016.4.27

TAMTAM 2016/06/21 17:50 はじめまして。パソコンに弱い私なので、このコメントが届くかも分からないのですが、草磲くんの大ファンのおばさんです。私が、今まで、ぼんやりと感じていた、草磲くんの魅力を、明確に言葉にして下さって、ありがとうございます。これからも、のぞかせていただきます。

2016-06-23

(25)木村拓哉さんの演技が職業選択に与える影響

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こんにちは、検索迷子です。


今日は、「剛 しっかりしなさい!」ブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ【SMAPとココカラ】(24) Yes we areを受けて、木村拓哉さんの話題で、コラボブログ第25回を書こうと思う。


今日はオリエンタルラジオ中田敦彦さんが語った、木村拓哉さんの話だ。

過去に、語学学習本で紹介された草なぎ剛さんの韓国語での人格太田光代さんの書籍での草なぎ剛さん出演映画へのさりげない評価を書いたが、それと同じく、SMAPファンのかたがあまり知らないかもしれない、SMAPを紹介した話題シリーズの一つでもある。


私は昨年9月から、たまたまSMAPを話題に書いたところ、多数のSMAPファンのかたに当ブログを読んでいただき、一日数万という閲覧数の日も少なからずある。それに後押しされるように、最近の記事の9割がSMAPの話題を書いていて、なぜオリエンタルラジオの話題と思われてしまうかもしれないので、少し補足しておく。


オリエンタルラジオはデビュー当時から関心を持っていて、特に昨年末から今年にかけての活躍で、もっと深く知りたい存在になっている。ちょうど年初からSMAPの露出が減っていたこともあり、5人の関係性に思いを馳せながら、オリラジの2人の関係性、同級生だった2人が相方になっていく距離感に興味を持っていった。また、何よりも中田さんのプレゼンの熱量と、理路整然とした話術や文章力にはぐっと引き込まれるものがある。


脱線するが、実は少し前にオリラジラジオ番組を聴いていて、勢いで人生初のラジオ投稿をしたところ、投稿した直後すぐに、そのメールが読まれるという驚きの経験もしたくらい、妙に気になる存在で、いつかブログに書きたいと思っている。オリラジの話はまたいつか機会をあらためて書いてみようと思う。


では、オリラジの映像を観ていた際に見つけた、木村さんの話を紹介する。


木村拓哉さんが演じることで、憧れさせてくれる職業がある


オリラジの藤森さんが木村拓哉さんのファンで、高校時代に『Beautiful Life』の影響を受けてファッションを真似したり、美容師を目指そうと思っていたというエピソードはこれまで何回か観たことがあった。


今回、ファンを公言する藤森さんではなく、中田さんがさらりと言った言葉が、へぇ、木村さんをそう見ていたのかと新鮮な思いがした部分をご紹介したい。


中田さんが、『べしゃり暮らし』という森田まさのりさんのコミックをプレゼンした、2011年2月28日の動画のなかでの言葉だ。このコミックは、芸人が主人公であり、芸人の世界を描いた作品だ。森田さんは、オリラジの吉本の養成所であるNSCの同期生として在学しつつ、綿密な取材でこの作品を描き上げたという。


プレゼンのなかで中田さんは、漫才師を主人公にした映画とかドラマは、漫才の面白さを紙面で伝えることが難しく、実際にはなかなかなくて、誰か書いてくれないだろうかと思っていたという。だから、森田さんがそれを描いた手腕を称える話をしていた。そして、唐突に木村さんの名前が出てきた。

(中田さん)まー、あのー、たとえば木村拓哉さんってね、すごくいろんな職業をやられてますけど、芸人、をやったことはないじゃないですか。

(藤森さん)ない(激しく同意の口調)。

(中田さん)いやー、やっぱりねー、やっぱりね、あのー、ドラマをやることで、その世界のかっこよさとか伝わりますよね。あのー、『GOOD LUCK!!』っていうパイロットのドラマを観て、「パイロットの世界ってこうなんだ、俺もやろう」とか、憧れさせてくれるドラマがあるから、その職業を目指すってあるじゃないですか。

と話し、芸人に憧れさせてくれる作品は出てこないのかと思っていたところ、『べしゃり暮らし』に出会ったという話をしていた。


これは無料動画があるので、そのまま視聴していただいてもいいが、プレゼン芸人と呼ばれる中田さんの熱量には好き嫌いが分かれると思うので、木村さんの話題に触れる手前の、16分20秒あたりからピンポイントで視聴されてもいいかもしれない。もちろん、コミックの紹介としてもとても面白いプレゼンだ。

GYAO! > よりぬき!よしもとオンライン > 「べしゃり暮らし」中田敦彦のオススメの一冊


オリラジのお二人は現在33歳で、思春期SMAPが普通に活躍し、10歳くらい年上のお兄さんとしてその姿を見て、普通にSMAPを同性のかっこいい存在だと思って育ち、そして大人になってきたんだなと思うような、自然な感想を話していた会話だった。そして、木村さん=お仕事ドラマって、誰もが納得するような、これほど定着したイメージなんだなと再確認もした。


また、中田さんは下調べとかをしっかり行ってプレゼンをする印象があるので、このプレゼンに当たっても木村さんの事例も念頭において、当然、芸人役をやっていないことも確認して、誰もが納得する、お仕事ドラマの演じ手として、コメントしたようにも見えたが、もしかしたらアドリブでとっさに出てきたのが木村さんだったのかもしれない。いずれにしても、木村さんの活躍を見てきている世代なんだなと妙に好感が持てた。


藤森さんは、芸人役をやっていないことに同意するため、一言、「ない」としか発言していないが、その声音が暗に「自分は木村さんのドラマをずっと観てきているファンだから、ないと断言できる」という感じにも聞こえて、とても面白かった。


また、このオリラジの動画とは別に、木村さんが過去に一般のかたと、木村さんドラマに影響を受けて現在の職業に就いたと目の前で聞いたことで感極まっているシーンも観たことがある。


さらに、木村さんご自身がお仕事ドラマで役を演じるうえで、視聴者にいい影響を与えることを意識しているような発言もされているのも聴いたことがある。


木村さんが演じてこられた役には、難関資格も多くあり、多くの人が憧れても実現可能とはいいがたいものもある。それでも、木村さんに影響を受けて、その世界を目指そうととする人がいるなんて本当に凄いことだと思う。もはや、タレントとして役を演じるという枠を超えて、自分の人生展望や希望を重ね合わせて、ドラマにのめり込み、人生が動き始める人がいるなんて、ものすごい影響力があるかただとあらためて思う。


木村さんはじめ、SMAPがドラマで役を演じるって、そのくらい大きな影響力をもち、憧れにとどまらず自分のロールモデルのように、ちょっと先を歩く先輩として観ているかたも少なからずいて、本当に時代を作ってきたかたんなんだなとその凄さが、オリラジが普通のこととして会話をしてたことでわかった気もした。


わずか30秒ほどの動画のなかでの話題ではあるが、SMAPが世に放つものは、真剣に演じるその思いやメッセージがまるごと受け止められて、人生を変えちゃう人が一定数いるくらい偉大だし、SMAPそのものが強力なメッセンジャーなのだなと実感させられた。


行動に触発されて

話は少しそれるが、先日32センチ以上髪を切り、障害をもったお子さんのウィッグ用に髪を寄付した。

それは職業選択というのとは違うが、SMAP被災地支援を観て、(23)SMAPの背中を支える、心の鏡の磨きかたというブログを書きながら、自分も何か身を挺して誰かのお役に立てることはないかと考えた。それで、水野美紀さんや柴崎コウさんが髪を寄付した話題を思い出し、同じことをやってみようと思い立った。


このブログで、この発言や行動が素晴らしいと書き綴るだけでなく、自分もこうして、素晴らしき行動や思想に影響されて、行動できる人間でありたいと思ったので、ずいぶんと気持ちが晴れやかにやった。


感動した、というところで終わるだけでなく、感動を受け取ったあと、自分がどう生きるのかまでいってこそ、本当にSMAPの素晴らしさを受け止めた証となるような気がしていたから、今回、微力ながら誰かのお役に立てたのかなと思う出来事のひとつだった。


SMAPの行動力は、こうして誰かの心を確実に揺らす。テレビに出続けるお仕事は大変だろうが、そのメッセージは、誰かの人生を確実に動かしている。


最後にまったくおまけの話題だが、

オリエンタルラジオMVがとても豪華で、『華麗なる逆襲』のMVの世界観に近いと、ごく一部で話題になっているため、ご興味があればぜひご覧ください。

【公式MV】PERFECT HUMAN - RADIOFISH【オリラジ】


では、また。


コラボブログの主旨

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。

【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。

2016-06-18

SMAPの『夜空ノムコウ』をライブハウスで歌った感想

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こんにちは、検索迷子です。


今日、SMAPの『夜空ノムコウ』をライブハウスで歌ってきた。歌った感想と、MCでSMAPの話をたくさんのかたの前でしたので、その反応についても触れたい。


通っているボイストレーニングのスクールで、昨年の11月からSMAPの『夜空ノムコウ』を練習曲にしている話は以前にも書き、『夜空ノムコウ』にまつわる話題にも数回触れてきた。

夜空ノムコウ

夜空ノムコウ


(21)木村拓哉さんが語った蜷川幸雄さんへの思いと、『夜空ノムコウ』

(8)SMAPの「夜空ノムコウ」を歌い継ぐ景色

SMAPさんの『夜空ノムコウ』を歌う


私は長らく人前で歌ったこともなく、歌も決してうまくない。でも、ブログSMAPを話題にして、SMAPファンのみなさんに反響をいただいてきたことによって、SMAPの曲と向き合ってみたいと思うようになった。それで、7か月ほどずっと練習して、今日、生バンドの演奏で『夜空ノムコウ』を歌ってきた。


趣味で歌うところから始め、3月にライブに出ることを決めてから、がぜん曲との距離が近くなって、何度もこの曲を聴き、自主練を積み、先生にアドバイスをいただいて今日に備えてきた。


実際に、30名くらいの生徒さんや関係者のなかで歌ってみて、うまいかどうかよりも本気で詩の意味に向き合って、気持ちを込めて、楽曲をリスペクトして、SMAPに思いを馳せて、とにかくやりきったという思いが強い。


場を開催してくれた先生に感謝し、一緒に緊張感を乗り切った、普段は個人レッスンで会うことのない初対面の同士たちと、一体感が持てたとてもいい時間だった。思いっきり素人にもかかわらず、歌いやすいように寄り添ってくださったバンドのかたにも、盛り上げてくださったスタッフのかたにも、感謝したいと思う。


私の歌そのものは、評価に値するようなことは特にないが、このライブ、歌前にMCがあって、そこで私がしたSMAPの話と、話してみた反応について書こうと思う。


歌が好きな人が30人いても

MCで、SMAPの楽曲を選んだ背景の話をした。その際、ブログSMAPのことを書いていることや、SMAPファンのかたたちからの後押しで、まるで導かれるように、SMAPを書き続ける気持ちが維持されているということも話した。


それで、歌が好きなかたたちが集まる場なので、ついでに、先日のスマスマの『糸』を観たかどうかを尋ねてみた。すると、手を挙げたのは、私が良かったですよとお伝えしていた、お一人だけだった。


視聴率調査のつもりではなく、自分が書いたSMAPが『糸』で織りなした声が過去最大の閲覧数だったことや、SMAPファン以外のかたにも反響をいただいていたので、もしかしたら、その番組の評判を聞いて、もう少し観ているかたがいるのではと思っていたのだ。


遠慮をして手を挙げていないかたもいたかもしれないが、そのリアルな視聴状況に、ああ、そうか、多くのかたは、歌番組としてスマスマのライブコーナーを観るわけではないんだなぁ、歌好きなかたたちにさえも、このSMAPのライブパフォーマンスは届いていないんだなぁと思って、一瞬、ぐっときた。


それで、SMAPファンという立ち位置ではないものの、SMAPを書くことによって多くのファンのかたたちの励ましを受けて、書かせてもらっている私は、あ、いまこそ、リアルな場でのSMAP普及活動をしなくてはと、そこで『糸』のパフォーマンスの素晴らしさと、機会があれば視聴してほしいと伝えた。


ただそれだけのことなのだが、こうして、少しだけSMAPのことをファンではないかたたちに語ってみて、あらためてファンのかたたちが「スマ活」と称して行う、購買活動やSMAP啓蒙活動がどれだけ根気を必要とする、踏ん張り続ける活動なのか、その凄さがわかった気がする。


私のブログは大きな影響力を持つものではないが、それでも、世の中にSMAP批判的に書く記事には賛同しかねるので、私一人くらいは、SMAPを語るときに批判語を使わない書き手でありたいと思っている。


いまのSMAPの素晴らしさを、未来に向かって、希望に向かって伝えていくということだけに集中し、これからも書き続けようと思う出来事だった。


言葉にできない感情の波

夜空ノムコウ』はこの2か月くらい、歌の練習中、まるでランナーズハイのように10回中9回は泣いてしまう歌になっていた。もちろん自分の歌に酔ってではない。その理由はわからない。言葉にすることを比較的得意とする自分が、言葉にできない感情の波と戦いながら、練習をしてきた。


冷静に歌い始めても、感情が後半に向けてどんどん押し寄せて来て、練習の仕上げの昨日は、過去最大に泣けてしまい、本番に向けて不安でいっぱいになっていた。歌って泣くなんてこれまでにない経験だった。泣いたらどう対処するかとか、泣かないような歌い方はないかまで模索して練習をしたくらいだ。でも、やっぱり泣いてしまうという繰り返しだった。


私は昨年9月、たまたまSMAPのことをブログに書き出して、反響をいただき続けてきた。自分で蒔いた種によって、居場所を得たかのようにSMAPを書いてきたが、その9か月くらいの迷いや書き続ける葛藤とか、さまざまなかたたちの思いが、歌一曲のうちに脳内で交差し、5分弱の楽曲のなかで、時間がどんどん経過するかのような感覚に何度もなった。


でも、こんなに毎回泣くんだったら、もう泣いてもいいから、その場から逃げ出さないということだけを考えて集中して、奇跡的に泣かずに歌い切った。


その目に見えないものの重さの正体は、歌い終わったいまもわからないままだが、私にも言葉にできない感情があるのだと新鮮な思いもしている。


SMAPを書き続ける役割を引き受けようと、最近、以前よりも強く思うようになったのも、誰かに頼まれたわけではなく、書きたくて書いたのは私なのだから、行けるところまでは行こうという気持ちだ。


自分にできるのは、こうしてブログに書くことだけだ。今回のように、リアルな場で話すというのはめったにないことだし、私がSMAPファンのかたの熱い気持ちを代弁できるとは思わない。


でも、大きなことはできなくても、できることはあるのだと知った。


伝えるべきときに、伝えられることを、伝えられるサイズで、伝える。

伝えることさえあきらめなければ、届く人には届くと信じようと思う。


一年前、自分がSMAPを書くことも、SMAPを人前で歌うことも、まったく想像ができなかった。なのに、いまこうして書いているこの不思議さ。何に導かれ、この出会いや、この時間があったのか、まったく予測不可能なまま流されて、流れに逆らずにいたら、今日という一日があった。


今日は、自分にとっての「仕合わせ」を実感できる、本当に貴重な一日だった。

この経験や思いを、必ず何かに昇華させていこうと思う。


では、また。

2016-06-16

草なぎ剛さん出演映画へのさりげない評価

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こんにちは、検索迷子です。


今日は、書籍のなかに見つけた、草なぎさん出演映画の評価を紹介したい。


本題のまえに、一つお礼を書きたいと思う。

先日書いた、SMAPが『糸』で織りなした声が、自分のTwitterでの過去最高の閲覧数となった。『糸』を歌うSMAPの素晴らしさが伝わればと思って書いたが、多くのかたが読んで、拡散してくださり、感想を寄せてくださったことに感謝をしたいと思う。


正直なところ、SMAPを9か月くらい話題にしてきて、どの記事も閲覧数は安定しているものの、読んでくださるかたの層が広がらないとしたら、SMAPの素晴らしさを、より多くのかたや、ファン以外のかたに広めることのお役には立てていないのではないかと思うこともあった。


でもこの記事を通して、初めてこのブログを知りましたとか、実はずっと読んでましたとか、無縁だった他のジャニーズファンのかたや、音楽にご興味がある一般のかたなど、これまで私の記事にたどり着くことがないかたの反響も伝わってきた。


いただいた言葉から、何か、いままで開くことができなかった重いドアを一枚開けられた気がして、SMAPを言葉で伝えることで、まだ私がやれることがあるのではないかと思い直した。


記事を書くきっかけはいつも、SMAPのパフォーマンスの素晴らしさだが、書き続ける気持ちを支えてくれるのは、読んでくださるみなさんのおかげだと思っている。


SMAPを言葉で表現することは、大真面目に書くと、自分の一つの社会貢献のような、私の役割なのかなと思っている。私が心のなかで留めてきたことを文字にして、喜んでいただけるなんて、思いもよらないことだった。


素敵な偶然が積み重なり、与えてもらった場だと思っているので、これからも一つずつ記事を積み重ねていきたいと思う。大事なのは続けることだと、今回、みなさんに教えていただきました。


SMAPと同じ時代に生きて、いましか書けないSMAPの素晴らしさや美しさを記録したいと、ずっと思ってきましたが、その気持ちを今回、もう一度はっきりと思い出させてもらえました。


あらためて、ありがとうございます。これからも書き続けます。


では、本題にいきます。

太田光代さんの書籍

先日、語学学習本で見つけた草なぎさんのことを、草なぎ剛さんの韓国語での人格で書いた。


今日は、草なぎさんの出演作のことに触れた一節をご紹介したい。紹介された作品は、『僕と妻の1778の物語』だ。

僕と妻の1778の物語 スタンダード・エディションDVD

僕と妻の1778の物語 スタンダード・エディションDVD

僕と妻の1778話 (集英社文庫)

僕と妻の1778話 (集英社文庫)


この話題にふれたのは、太田光代さんだ。太田さんは、爆笑問題が所属するタイタンの社長さんであり、太田光さんの奥さまで、スマスマなどに出演されていることから、SMAPファンのかたもなじみがあるかただろう。


太田光代さん著、『独走』、キノブックス、2014年10月刊より、紹介された一節をご紹介したい。

独走

独走

3章 太田家は社会の縮図

夫に喜ばれた不思議な夢物語

(本文省略)

おまけ

ねらわれた学園』『なぞの転校生』など、多くの作品を手掛けている作家、眉村卓(引用注:まゆむらたく、のルビあり)さん。先日その、眉村さん御夫婦の実話を映画化した、『僕と妻の1778の物語』を観た。おすすめの作品である。

 映画を観ていたら、昔、夫に話をして、喜ばれた夢を思い出した。


と、草なぎさんの名前こそ出ていないが、草なぎさんの出演作に触れている。この書籍は、2010〜2014年朝日新聞TSUTAYAフリーペーパーでのエッセイをまとめたもので、初出がどちらなのかは不明だが、『僕と妻の1778の物語』の2011年1月の公開時か、同年7月のDVD発売時あたりのエッセイだろうか。


「おまけ」の見出しは、エッセイ本文が「夢物語」そのものを書いているところ、書籍化する際に、後日談のように「おまけ」をつけたのか、当時からついていたのかまではわからない。いずれにしても、「夢」というテーマから想起されたのが、この映画だったのだろう。


この本を読んで、あ、草なぎさんの作品に触れているとすぐわかったのだが、草なぎさんの名前はないし、ファンのかたにご紹介するまでもないかと思っていた。だから、読了後しばらく紹介を控えていた。


でもあるとき、草なぎさんの名前をあえて出していないのは、それだけ作品の世界観に太田さんが入り込んだ証拠なのではないかと思うようになった。もしかしたら、「草なぎさんが出ていた作品」という評価よりも、純粋に作品のメッセージを受け取ったからこそ、「眉村卓さん御夫婦の実話を映画化した作品」と感想を書かれたのではないかと思えてきた。


それはある意味、「草なぎさんと竹内結子さん」という名前が出てくるより、とてもいい評価のされかたかもしれないと思ったのだ。何より、「おすすめの作品である。」と太田さんは言い切ってくれている。


ふと、この太田さんの紹介のように、ファンのかたの目にあまり触れられないような場所で、SMAPの作品って「ちょっとした感想」として、書いているかたってたくさんいるんだろうなと思った。


SMAPが社会のインフラと呼ばれるようになり、その「ちょっとした感想」は、書籍や、ネットにも無数にあるだろうが、せっかく見つけたいい評価なので、今回ご紹介したいと思ったのだ。


本としてのご紹介

太田さんの本の内容そのものについても、触れておきたい。太田さんのこの著書を読み、テレビで受ける太田さんの印象はがらりと変わった。敏腕社長という職業人のイメージがとても強い、不器用で硬質な感情表現をするかただと思っていたら全く違っていた。


本書の仕事観のパートでの、社長業の顔や豪快な面は、ある意味イメージに近かったかもしれない。が、女性としての側面、不妊治療の葛藤といった話題、なかでも美容に関する興味にいたっては女子というか、乙女なのだ。そして、夫である太田光さんを溺愛している様子や、夫婦仲の良さが随所に伝わる。ちなみに、あとがきも太田光さんが書いている。


仕事の話題から始まり、どんどん話題が柔らかくなって、多岐に渡るので、とても読みやすく親しみを感じる内容ばかりだ。何より、太田さんの愛らしさが随所ににじみ出ていて、読了後、完全にテレビでの太田さんの印象は変わった。話題が豊富な、おしゃべり好きな女性と話をしているような本だった。エッセイで一つのテーマが短いため、読みやすい本だと思う。


また、あとがきで、本書の章扉のイラストは、日本エレキテル連合中野聡子さんによるものと紹介されている。当時、日本エレキテル連合には仕事がほとんどなく、イラストの才能を知ってほしくて挿絵を託し、中野聡子さんにこの本を捧ぐとしている。この一言で、太田さんが慈愛に満ちたマネジメントをするかたということがとても伝わってくる。


ということで、本題の話題は「ちょっとした感想」のご紹介となったが、まだまだ、こういう、ファンのかたがあまり知らないであろう、SMAPへの「ちょっとした感想」のストックがあるので、これからもどうぞお楽しみに。


では、また。

2016-06-14

SMAPが『糸』で織りなした声

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こんにちは、検索迷子です。


今日は、2016年6月13日のスマスマの「スマラブ」のコーナーで歌われた、稲垣吾郎さんがセレクトした、中島みゆきさんの『糸』を歌ったSMAPについて書きたい。

Singles 2000

Singles 2000

このときの歌への感想は、歌詞が持つ意味合いや、SMAPファンを重ね合わせて、多くのかたが感動したとTwitterなどでつぶやいていると思うが、私は声に注目していこうと思う。


以前、SMAPさんの『雪が降ってきた』の息遣いと、SMAPさんの『Otherside』の重なる声の記事を書いたが、SMAPが5人だけで歌う歌をじっくり聞くと、その声の重なり具合に、どきりとさせられることがある。それで、この感覚って何だろうかと、自分がその理由を知りたくて、ここに書き残そうと思い始める。


ぐっと引き込まれるような気持ちになるのはいつも、5人だけで歌うときに限られている。たぶん、5人にしか生み出せない世界観がそこにあるのだと思う。


稲垣さんのコメントから、『糸』のストーリーは始まっていた

稲垣さんが好きな曲ということで選ばれた『糸』のため、稲垣さんのコメントからコーナーは始まったが、このコメントがとても良かった。稲垣さんは、「理由」とか「背景」を説明するのがとても上手なかたで、何よりも語彙力が豊富だ。


このコメントは歌収録後のものだが、歌の前のMCにもなるような効果的なものだと思った。SMAPシンガーソングライターのかたがよくやるような、「歌う前に歌詞にどんな思いを込めて、どうメッセージを受け取ってほしいか」という、深い思いをまじめに語るような話はテレビ番組ではめったにしていない。


被災者支援とか、誰かにお礼を伝えるといった状況とは違うなかで、一つの楽曲をこれだけ具体的な説明つきで歌ったのは本当にめずらしく、稲垣さんのコメントにまず、ぐっと引き込まれた。


稲垣さんは、「人と人とのめぐり合わせによって、人生が開けていったり」と、誰もが『糸』に持つイメージ通りの解釈を話していたが、歌詞の最後「仕合わせが、幸せという字ではないことに引っかかって、どういう意味なのかと思って調べた」と話していた。


稲垣さんが言葉の意味を咀嚼した時間があったと聞いたことで、「人と人が逢うことによって、なにか、すべてが進んでいく」と話した言葉は、ずっと重みを増した気がした。


そして見所として、「いろんなかたがカバーして、いろんな『糸』があるけれど、ぼくらの糸は初めてなんで」と言い、「すごく、みなさんにメッセージが伝わるんじゃないかな」とまとめていた。どんな歌を歌う時も、そこで「メッセージを伝える」ことが自分たちの役割だと思っているところが、さすがにプロだなと思う一言だった。


この、「ぼくらの糸」という言葉がとても効果的に響いてきた。その直後に歌を聴き終えて、「ぼくらの糸」という言葉の通りのような歌になっていたと思ったのだ。


5人が織りなす布

これまで、ほかのかたが一人で歌った『糸』を聴いたことはあるが、5人、それもSMAPが歌うとこんなふうになるのかと驚いた。


一つのストーリーがこの一曲のなかにあるかのように、場面と感情が止まらずに動くかのような時間が流れた。この曲、誰かが歌っているのを聴くと、聴き慣れているせいか、一番と二番は同じ雰囲気で流れるのだろうと予測しながら聴いてしまうのだが、SMAPの歌にはそれがないうえに、むしろ糸がどんどん織られていき、紡がれて布になっていく時間経過までを感じたのだ。


また、5人のユニゾンもそうだが、ソロパートが本当に良かった。

具体的にパートごとの歌いかたについて、見て行こうと思う。


まず、一番を稲垣さん自身も「おまえ、ソロかっていうくらい」かなり長く歌っていた。

歌声がやわらかく安定していて、このまま一曲歌いきっても素敵だろうと思う歌声だった。たぶん、世の中の多くのかたの『糸』は、このときの稲垣さんのような「やわらかくて、上手な、糸」なのだと思う。確かにずっと聴いていたいと思った。


でも、そのあと4人が加わった歌を聴くと、5人でしか紡げない、別の『糸』のストーリーにぐっと引き込まれてしまった。


稲垣さんのパートを聴きながら、稲垣さんって息継ぎがはっきりと聴こえて、それがせつなさを生み出しているなと思った。いままで、声が柔らかいから甘い声に聴こえる思ってきたが、この息継ぎの「ふぁ」という音の聴こえ具合が、行間の雰囲気を作っているような気がした。


そのガラスのような、はかなげな声を、ユニゾンで全員が包み込むのがやけにほっとした。一人でせつない思いを抱えていたところに、糸を紡ぐように人と出会った瞬間という感じがした。


今回ちょっとした発見があり、実は、二番に入ると中居さんのユニゾンの声はそれほど聴こえないのだが、一番のユニゾンは、とてもクリアに「たぁてのいとは、あなた」の中居さんの声が聴こえる。よく見ると、中居さんはこの後、マイクを少し離している。


ずっと、中居さんはクセとしてマイクを離すのかと思ったが、MC経験が多く、マイクへの声の入り方と音の跳ね返り具合を一番知っていそうな中居さんが、どうして集音しにくい距離にマイクを離すクセがあるのか不思議だったのだ。


でも、これは実は、SMAP全員の声の重なりに自分の声がどれくらい入っているのかが、はっきりと「聴こえて」いるからこその声量調整なのではないかと思った。中居さんって、「SMAPの声」が心地よい音になるように、自分の声量で調整しているのではないかとすら、この瞬間思ったくらいだ。


そのあとの、中居さんのパートだが、「おぉりなす布は、いつか誰かをぉーん」というところが印象的で、中居さんの特に、低音から高音に張り上げるところの、カーンと上った感じがとてもいいのだ。これは、『雪が降ってきた』の「Woo」の箇所でもそう思って以前書いたが、声を絞り出すように出すときの中居さんの声は、ものすごく人間味があふれていて、歌詞通り「あたためうるかも、しれない」というように、声が温かいのだ。


二番に入り、私がこの曲を通して、一番どきりとしたのが、香取さんの声と表情だった。


香取さん、本当に歌がうまいんだなぁとしみじみ思ったのだ。いつも、パーンと弾けるような声の出し方をしている印象を持っていて気づかなかったが、柔らかい声音で歌うと、語尾がかすれず、きれいに伸びるしっかりした呼吸法による息遣いをしていた。最後の音までがとてもきれいだ。


香取さんは口の大きさから、「あ」がとても効果的に響くが、「まよったひの、あとの」の部分の、「た」と「あ」の歌い方が、せつない歌いだしのあとで、ああいつもの香取さんの「あ」の音だと、ほっとするような気になった。


でも、このあとなのだ。こんな香取さんを見たことがないと思ったのは。「ささくれ」と言っている香取さんの声も顔つきも、え、香取さんってこんなふうに、感情を乗せた歌いかたをすることがあるんだと思うような、はっとするような場面だったのだ。「さ行」は摩擦音で、もともと淋しい音を表現しやすい音なのだが、香取さんは声だけでなく、気持ちまでが入り込んだようにこの部分を歌っているように見えた。


次に草なぎさんのパートだが、歌の中盤に来て、草なぎさんの歌い方がちょっとした感情のアクセントを生む流れになっていた。失礼ながら、歌詞の「ころんだひの」という箇所が、草なぎさんの捻挫をほうふつさせて、一瞬、すごい歌割りだとくすりとしてしまった。


でも、「ゆめおいかけて」「はしって」という歌詞は、草なぎさんが自作の曲にも使いそうなフレーズだから、この歌割りが合っているなと思う箇所だった。


そして、注目すべきは香取さんと同じ歌詞部分での、声の出し方の違いだ。草なぎさんは、「日の、あとの、ささくれ」と、ブツブツっと切るように淡々と感情を抑えるように歌っているのが、やけに味があるのだ。また、跡を「あっとぅおの」独特の舌の滑らせかたによる音が、とてもいい。


木村さんのパートだが、一番で同じリズムを稲垣さんが歌っていたとは思えないほど、時間が経過して、人としての思いが熟成されたかのような力強い歌い方だった。木村さんが不安を綴った歌詞を歌うと、なぜか、絶対に乗り越えてやるという思いが乗っかっているように思える。


それは、木村さんが子音よりも、語尾の母音を上げる歌いかたをすることも大きいような気がする。たとえば「

いとがぁあ」「なんになるのぉお」「こころもとなくてぇえ」という感じだろうか。声量があるのもそうだが、この、語尾の力強さが、淋しい単語の歌詞であろうと、熱量を思い切り感じる一つの要素かもしれない。


同じように語尾をきれいに歌う香取さんの歌い方が、「がぁぁ」だとすると、木村さんは「がぁあ」と、母音をもう一度持ち上げているような聴こえ方がする。


この木村さんのパートの力強さのあとに、ユニゾンがきて、そして、最後に稲垣さんのソロになるのだが、この

歌割りの流れが素晴らしいと思う、ソロパートを踏まえた歌の流れを最後にまとめたい。


最初は、稲垣さんの少女のような儚さから始まり、中居さんの母性のような温かみが包み込み、女性的な一番から、香取さんの少年のような迷いに二番は続き、草なぎさんのちょっとぶっきらぼうな青年期への成長があり、木村さんのようなタフな男性に育った、というようなプロセスの経過を感じるところにある。


そして、そこでは終わらず、ユニゾンであらためて歌のテーマに立ち返り、「あなたと私」が縦横の糸で織りなし布になり、いつか「誰か」を、とここにいない存在をも含めて、愛が何重にも折り重なっていく様子を歌う。


最後に、稲垣さんのソロで終わったのも効果的で、「仕合わせと呼びます」と、まるで自分の心にそっと問いかけてくれるような歌い方で、あらためてここで、人との出会いをたいせつにしようと思わせてくれる。人と出逢うために、まず自分が一本の糸としてしっかりと生きなくては、という気持ちになる。


今回、この歌は多くのかたに、多くのメッセージを与えてくれたと思うが、私はこの、『糸』を歌うSMAPに魔法をかけられたような気分になった。わずか数分の間に、感情が揺さぶられるくらい、一つのストーリーがここにはあった。


SMAPは5人でどうやって曲を歌うかという相談はしなさそうだが、歌っているときのお互いの声を聴きながら、一つの世界観を作り出すような「世界観を合わせる」リレーをする能力が、本当に際立って優れているような気がする。お互いの波長を感じ取る力が凄いのだろうか。


これこそ、「逢うべきひとに出逢えた、仕合わせ」、と呼ぶのだろうか。



JASRAC2016年JASRAC賞の銅賞」を受賞した楽曲

この『糸』について、中島みゆきさんの公式Twitterで、2016年5月27日に次のようにつぶやかれている。

https://twitter.com/miyuki_staff/status/736122021008941056

【ありがとうございました!】中島みゆきの楽曲「糸」が 2016年 JASRAC賞 銅賞を受賞致しました。1992年発表の楽曲ではありますが、今尚カラオケや結婚式等で多く利用して頂き受賞することが出来ました。皆様のご支援誠にありがとうございました。

#中島みゆき

#糸

この賞は、「前年度のJASRACからの著作物使用料の分配額が多かった国内の上位3作品」におくられる賞、つまり「よく歌われた歌」に対するもののようだ。

JASRAC ー 2016年JASRAC賞


もともとこの楽曲は、中島みゆきさんが知人の結婚式に向けて書かれた曲のようだが、いまや結婚式ソングの定番となっている。「晴れ」の場で歌える、明るめの楽曲がないとまで言われていた中島みゆきさんのイメージを

大きく変えた曲ともいえるだろう。


中島みゆきさんに対する思い

個人的なことだが、私が子どもの頃、初めて自分で電話をしてコンサートに行ったのは中島みゆきさんだった。自分の思春期を支えてくれた歌と言ってもいい。


自分がいつもお稽古ごとの発表会で使う、地元の小さなホールでコンサートをすると知ったとき、コンサートって都会のものだと思っていたのに、ここでやるの?と、いてもたってもいられず電話をしたことを覚えている。


一緒にコンサートに行ったのが、ふだんの友人グループではなく、他クラスとの合同授業で偶然隣り合わせた子とだった。どんな歌を聴くのと聞かれて、中島みゆきさんと言ったら、興味を持って聴きだしたようで、授業中、ノートで筆談しながら、こんな歌詞が良かったとお互いがお気に入りの言葉を書き合っていた。


その子は、いわゆる不良と呼ばれるようなグループにいて、自分の身体をときどき傷つけてしまうようなところがあって、知り合ったばかりのころは腕に目を向けられないほどだったが、中島みゆきさんの歌を聴くようになって、そういうことをしなくなったと話していた。歌には力があると、子どもながらに思う出来事のひとつだった。


もうひとつ思い出話を書くと、中学時代に、まだ新参者中島みゆきファンの私に、古参のファン同級生が、「中島みゆきの歌詞を理解できるの?」と聞いてきたことがある。


当時、体育会系気質が強かった自分に、歌詞の理解ができるはずはないと思ったのだろう。でもそのときから、私は私なりの歌詞の受け止めかたがあると思ってきたし、いまでは、こうしてブログに自分の感想を綴って、誰かに読まれることも恐れないようになっている。


もし、あのとき、私が自分の感性を否定していたり、感想を伝えることを恐れるようになっていたら、いまの自分はなかったかもしれない。


これらの出会いは、私にとっての「仕合わせ」の糸となり、今日の自分を作ってくれているのだと思う。


SMAPがくれたメッセージは、SMAPと自分が織りなす糸を感じるものでもあり、自分が誰とどのように糸を紡いできたのかを思い出させてくれるものだった。そして、未来、誰と出会って、誰のためになっていくのだろうかという希望も同時にくれるものだった。


SMAPが『糸』を歌ったあの数分間は、人との出会いを深く考えさせてくれる、心に染み入る時間だった。


では、また。

2016-06-12

(23)SMAPの背中を支える、心の鏡の磨きかた

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こんにちは、検索迷子です。


SMAPSMAPファンのかたたちの、いまこのときを過ごす気持ちを、少しでも軽くしたいと思って、今日は、「剛 しっかりしなさい!」ブログ運営者である、凪(なぎ)さんとのコラボブログ第23回を書こうと思う。


コラボブログ【SMAPとココカラ】(22) たいせつをと、コラボブログ【SMAPとココカラ】(19)心の鏡を受けての話題を書く。


木村拓哉さんの「背中を支えられるようになれたらいいなと」と言った重み

まず、熊本地震がらみのニュースの話題からするが、今なお余震が続くなか、現地のかたたちの安全を心より願いたいと思う。


木村さんが12日、熊本地震被災地で支援活動を行ったニュースが報じられた。先んじて、中居さんも香取さんも被災地に出向いている。多忙な芸能活動や、さまざまな制約があるなか、何よりもその行動力に敬意を払いたいと思う。


木村さんが拡声器で発した挨拶に、私は当初、あれ?と思った。なんとなくニュアンスはわかるけれど、耳慣れない言い回しがあると思ったのだ。それで、どうして木村さんはこう言ったんだろうと、しばらく考えていた。

「日頃から、石原プロさんの行動力に魅力を感じていました。料理の方は多少自信があります。今できることを全力でやり、みなさんの背中を支えられるようになれたらいいなと思います」


ここで木村さんは、「背中を支える」と言っている。でも実は、慣用句的な言葉には、「背中を押す」はあっても、「支える」という言いかたはないのだ。それで、ああ、木村さんは被災者のかたに対して、前を向いていくために元気づけるという意味合いが強い、「背中を押す」という言いかたは今回は違うと、瞬時に思ったのかもしれないと気づいた。


長引く被災地生活のなかで、先の見通しもたたない不安や、愛する人を失った悲しみ、何よりも元通りにならない日常生活に、心身ともに倒れそうになっているかたたちが多い場所で、文字通り、心身ともに「背中を支える」気持ちになっているんだと思った。「気持ちを支える」だけではなく、「心」も「身体」も両方支えようと思うゆえに出てきた言葉だったのだろう。


「背中を支える」って、いい言葉だなと思う。「寄りかかっていいよ」というほどに、全面的に甘えさせてあげられるわけではないニュアンスのようだが、愛を感じる。


何よりも、「まずは自分でしっかり立っていこう。それでときどき疲れることがあったら、背中を支えてお手伝いするよ」という、自助努力もうながしつつ、だけどつらくなったらいつでも背中を支えるよというメッセージを感じる。がんばりすぎなくていいよ、ときどき息抜きしなよと言われているかのような、深い思いが伝わる。


そして、木村さんが本当に慎重に言葉を選ぶかたなんだなと思ったのが、「背中を支えられるようになれたらいいな」と、「願望」として話していることだ。


「支えます」と断言はしていなくて、あくまでも、「まだ支える力は弱いかもしれないけれど、全力で支えられるように努力します」といった謙虚なニュアンスなのだ。これだけ著名で、誰もを笑顔にする存在でありながら、だ。自分にできる範囲でベストを尽くすという言葉の選び方に、私は好感を持った。


タレントさんの被災地支援にまつわるニュースは、賛否両論を巻き起こしがちだが、私は、今回の木村さんの発言を聞けたことの意味は大きかったし、そのマインドを見習いたいと思った。


行動しないひとが、リスクを覚悟で行動しているひとたちを批判するのはおかしいし、行動しているひとたちの誰が良くて悪くてなんて、比べるものでもない。一つでも歩みを進めたひとは、それだけでもう美しい。


木村さんの発言を聞いて、中居さんや香取さんの思いも聞いてみたいような気もしたが、言葉の有無でもないような気がした。何よりも、被災地のかたたちの気持ちを一瞬でも軽くしているのだから、どちらも尊い行動には変わりはない。


SMAPの背中を支えるのは

木村さんの発言によってふと、SMAPの背中を支えているのは誰なんだろうと思った。人を笑顔にするお仕事をしているひとだって、ときどき微笑みが消えることだってあるだろう。


SMAPは「社会のインフラ」とも言われ、「みなし公人」とか「準公人」と言われるような立場におかれている。

みなし公人 − ニコニコ大百科(仮)

公人という語は、私人に対してある程度プライバシーが制限されるような人を指すものである。そもそもは公務に就いている政治家検察官裁判官官僚や軍・警察幹部などといった官吏のみ公人と呼ばれうる。

しかし実際には、社会に多大な影響力を持っている、マスメディアに多く露出している等特別なステータスを持つものは、扱いも私人とは大きく相違する。そのような人々をまとめて、公人に準ずる人という意味で「みなし公人」と呼称することがある。


社会的に注目を浴びる存在であるSMAPは、もはや、社会の模範的な行動をすることが期待されるような役割になっている。言動、行動が逐一ネットニュースにあがるなか、心を平静に保ちながら笑顔でお仕事をされるのは、本当に凄いことだと思う。


だからこそSMAPファンの存在が、「背中を支えてくれる」たいせつな存在なんだろうと思う。ガラス張りのなかで過ごすような日常で、表立って、唯一弱さを見せられる存在なんだろうなと思う。


ファンには、「応援してね」と言えたり、口にはしないけど「ちょっとつらくなったら、背中を支えてね」というような思いになったり、「何も言えないけど、メッセージをくみ取ってね」と暗号解読のようだったりするのだろう。


SMAPが発するSOSのシグナルはとても小さいけれど、少なからず、「ちょっと支えてほしい」という思いは、人間だから当然あると思う。そしてそれをくみ取れるくらい、気持ちに寄り添えているのがファンのかたなのだと思っている。


SMAPを心の鏡とするための、自分の心のありかた

SMAPを尊敬する対象として、その言動や行動を「社会の鏡、大人の鏡」のように見ているかたは多いだろう。鏡になるってどういうことなのか、あらためて考えてみたいと思った。


SMAPファンのかたたちに今日は、「子ども大人の鏡」の詩をご紹介したいと思う。踏ん張り続ける毎日のなか、この詩で少しでも心穏やかな日々が送れることを祈りたい。


ドロシー・L・ノルテ著、『こころのチキンスープ』のなかの「子ども大人の鏡」。

ダイヤモンド社、1995年7月刊より。

子ども大人の鏡」


子どもは、批判されて育つと

人を責めることを学ぶ


子どもは、憎しみの中で育つと

人と争うことを学ぶ


子どもは、恐怖の中で育つと

オドオドした小心者になる


子どもは、憐れみを受けて育つと

自分を可哀相だと思うようになる


子どもは、馬鹿にされて育つと

自分を表現できなくなる


子どもは、嫉妬の中で育つと

人をねたむようになる


子どもは、ひけめを感じながら育つと

罪悪感を持つようになる


子どもは、辛抱強さを見て育つと

耐えることを学ぶ


子どもは、正直さと公平さを見て育つと

真実と正義を学ぶ


子どもは、励まされて育つと

自信を持つようになる


子どもは、ほめられて育つと

人に感謝するようになる


子どもは、存在を認められて育つと

自分が好きになる


子どもは、努力を認められて育つと

目標を持つようになる


子どもは、皆で分けあうのを見て育つと

人に分け与えるようになる


子どもは、静かな落ち着きの中で育つと

平和な心を持つようになる


子どもは、安心感を与えられて育つと

自分や人を信じるようになる


子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと

生きることは楽しいことだと知る


子どもは、まわりから受け入れられて育つと

世界中が愛であふれていることを知る


あなたの子どもたちはどんな環境で育っていますか?


この詩は、2005年2月21日に皇太子殿下が、自らの誕生日の会見の際に朗読されたことで一躍有名になったものだ。


この詩を読んだとき、後半に向けて気持ちが前向きになりはしなかっただろうか。少し解説をすると、この詩は、前半7連が「ネガティブ」な要素、「失敗例」から成り立っている。


そして、以下のところから「ポジティブ」な「成功例」に転化する。

子どもは、辛抱強さを見て育つと

耐えることを学ぶ

そのあとずっと、「ポジティブ」「成功例」をたたみかけるように続けている。そして、最後は「あなた」への問いかけで終わっていて、ここで、ふと我に返るような気分になると思う。


この詩はたとえば、次のように読める。

「私は、SMAPの辛抱強さを見て育つと

耐えることを学ぶ」


どう読むかを指定するのはナンセンスなことだが、もともとは子育てをテーマに書かれた詩で、子育てに無関係なかたに、こんなに素晴らしい詩が届かないのは惜しいと思って紹介した。


こうやって、視点とか主役や登場人物を変えて読むと、ぐんとふくらみを増すという読み方の提案として受け取ってほしい。


背中を支える側も、心の鏡を磨いていなければ、自分自身がもろくなっていて、支えきれないときがある。


そんなときにSMAPを思い描き、自分もまっすぐに立っていようと思えるなら、そう思えたときの自分の心の鏡はすでに、昨日よりピカピカになっていると思う。


私たちは、うっかり笑顔を忘れてしまったり、ネガティブループにはまったり、ぽろぽろと日々をこぼすように過ごしてしまったりする。


心の鏡を磨いてこそ、愛するものを支えられる強さが持てるということを、忘れずにいたいと思う。


なお、同書には以下のような内容もあるので、ご興味があればお読みください。

あなたは誰の鏡になっていますか

愛をふりまく

ただ、ほほ笑むだけで

幸福の度合を決めるもの

一直線に見つめるもの


では、また。


コラボブログの主旨

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。

【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。

2016-06-10

草なぎ剛さんの韓国語での人格

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こんにちは、検索迷子です。


今日は、草なぎさんが話題に出てきた、実用書の話を書こうと思う。


SMAPを話題にすることは、全然恥ずかしくないと知る

私がこのブログで、SMAPを話題に取り上げるようになって9か月が経つ。当初、ブログの存在も、そこで話題にしていることも周囲に話していなかった。気持ちのどこかで、アイドルのことを書いているなんて恥ずかしくて言えないと思っていたのだと思う。


でも、多くのかたに読んでいただくようになって、逆に勇気をもらい、ブログの話をするのが平気になってきた。いまでは、仕事で知り合ったばかりのかたにもちょっとした会話として、紹介する機会が増えた。


いろんな経歴を持った方たちに、SMAPのことを書いていると話をするようになり、ちょっとした発見があった。


たいていはSMAPファンでないかたたちばかりだが、誰もがすんなりと受け入れてくれて、SMAPを書いているということを肯定的にとらえ、もっと書いたらいいよと応援してくれるのだ。


もともと私は、「テレビを観なさそう」と言われるイメージを持たれていて、実際、SMAP以外はめったに観ないのだが、「へー、SMAPに興味があるんだ。SMAPってこんなところがいいよね」という話になったりする。


また、ときどき人に頼まれて、お子さんや社会人のかたに、文芸書籍やビジネス書の本選びをしたり、本の読みこなし方や、感想の書き方を教えたりしているため、テレビやいわゆるアイドルには無関心と思われている。でも、実際にはこうして、ブログSMAPとからめて本の話題にしている話すと、その切り口を面白がってくれるかたもいる。


さらに不思議なことに、ブログを書き出してから、いろんな場面で、SMAPの話題を不意打ちに見聞きすることが増えた。興味があると公言しだしたから、情報が飛び込んできやすくなったのもあるだろう。


SMAPと口にする機会が増えて、それでやっと気づいた。


SMAPの話題って、アイドルやタレントという枠を超えて、人としてリスペクトしたり、見習うことが多いかたたちの集団になったんだ、ということに。誰もがどこかで、あ、SMAPっていいなと思う瞬間に出会っているといってもいいくらい、ごく普通に会話ができる共通の話題になっているのかもしれない。


そんな、ふとしたときに出会った、SMAPが出てきた話題を書いてみたいと常々思っていて、今日は、草なぎさんの話題に触れたいと思う。


ただ、テレビでほかのタレントさんがSMAPについて発言したといったような話ではなく、書籍とか、リアルな場面で聞いたという話なので、たぶん、これは私にしか書けないような気がしている。そういった話題をときどき書いていこうと思う。


実用書のなかに、草なぎさんの語学の話題

先日、仕事の資料を探していた際に出会った、一節をご紹介したい。え、この書籍に、草なぎさんの話題が?とかなりびっくりした例だ。


草なぎさんの韓国語の習得にまつわる努力や、実力はさまざまなところで話題になっているだろう。以下のような、韓国語関連の書籍まで出されている。

チョンマルブック

チョンマルブック

チョンマルブック-2

チョンマルブック-2

チョンマルブック-2.5

チョンマルブック-2.5

チョンマルブック ― ハングルバージョン

チョンマルブック ― ハングルバージョン


それで本題だが、

私が見つけた草なぎさんの記述は、次の語学学習本にあった。

『ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法』、酒井穣さん著、PHP研究所2011年7月刊だ。

ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法

ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法


このかたは経営者であり、人材育成や組織に関するビジネス書を多数出版されていて、私もかねてから注目してきたかたで、以前ブログにも本の感想を書いている。

酒井穣「君を成長させる言葉」

酒井穣「君を成長させる言葉」2


正統派のビジネス書の書き手のかたが、え、まさか草なぎさんの名前を出すなんて、と驚いたのだ。


この本は、タイトル通り、英語学習の本なのだが、草なぎさんを語学習得の好例として取り上げている。

実際の記述は次の通りだ。


人間の脳が、言語ごとに脳内で異なる回路を形成していると考えられる、といった話に続けて書かれている。

第5章 学習が好きになるためにーより深く考察してみる

5 英語を話すと人格を変えられる?


(前略)

 そういえば、韓国語が堪能なことで知られるタレントの草なぎ剛さんは、日本語では寡黙な人なのに、韓国語を話すときはおしゃべりになるということで有名です。


(引用注:原文で、なぎ、は漢字)

と、たった一回だけ草なぎさんの名前が出てくるだけなのだが、本のほぼ後半にいきなり名前が出て来て、本の印象ががらりと変わるような驚きがあった。


草なぎさんに対して、「韓国語が堪能で知られる」と、誰もが知っている事実とを前提としてくれているところや、このあと続く文章によって、草なぎさんの語学習得能力へのリスペクト度合が伝わってくる。


この本のターゲットは、「短時間で英語を習得したい、仕事で英語を使うビジネスマン」なので、ここで草なぎさんの名前を出すことで親近感を持つかたも多いだろう。


でも何よりも、ここで草なぎさんの名前を出しても、読者が「なぜアイドルの名前を」なんて思わないというくらい、草なぎさんの韓国語習得度の高さは、純粋に、高く評価されているということだろう。


ご参考までにこのあとの文章は、次のように続く。草なぎさんの名前は出てこないが、なんとなく、草なぎさんが過去に、韓国語習得について語った、発言を思い出させるような内容にも思えてくる。


 英語をそれなりにマスターしている人の多くが共通して感じていることに、「英語を話すときの自分の人格は、日本語を話すときの人格と、どうも違う」というものがあります。

 面白いノウハウとしては、日本語で物事を考えていて、ついついネガティブなことばかり考えてしまうようなときは、思考を英語に変えると、そもそもネガティブなことを十分に表現するだけの語彙が足りないため、暗い気分にならないで済み、ポジティブな人格を維持できるという話を聞いたことがあります。


 どうやら、外国語をあるレベル以上にマスターしている人間は、言語ごとに利用している脳の回路が異なるばかりでなく、その回路それぞれに、弱いながらも「人格」といえるものが発生している可能性があるのです。


草なぎさんのポジティブさの源泉や、人格が実際にどうかまではもちろん知る由はないけれど、こうした話題に取り上げられていて、単純にすごいなと思ったのが正直な感想だ。


草なぎさんの名前はたった一度しか出てきていないものの、こうした実用書のなかで語られる草なぎさんというのが新鮮で今日は紹介させていただいた。


なお、この書籍は2011年に出版されており、草なぎさんがチョナン・カンで露出があった時代からずっと時間が経過している。だからこそ余計に、草なぎさんの韓国語取得能力については、数多くのかたが知る事実となっているんだなと重みを感じた。


もしかしたら、『月の街 山の街』が出版されたのが同年2月で、その数か月あとにこの実用書が発行されているため、ワイドショーなどで出版の話題があった時期に、執筆されていたのだろうか。

月の街 山の街

月の街 山の街


この書籍での一節を見ながら、こつこつと努力をしてきた草なぎさんの姿は、ファンのかたや、芸能界のかただけでなく、異業種のビジネスマンのかたもしっかりと見ているのだと思った。届く人には届くし、結果を出して行けば、人は先入観なく実績に賛辞を送ってくれることもわかった。


SMAPって、もう話題にすることが恥ずかしくなるような、そういう存在ではなくなっているし、社会からリスペクトされるほどに素晴らしい能力を持っているんだなと思う例を、今日は草なぎさん話題で取り上げた。今後も、こうした内容を少しずつ紹介していきたいと思う。


韓国語翻訳関連で、過去にレビューした記事

『月の街 山の街』を題材にした記事を過去に書いています。よかったらお読みください。草なぎ剛さんの「いい違和感」を伝える言葉


では、また。