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唐沢俊一検証blog

2011-02-10

『不惑のサブカルロード』に唐沢俊一が登場していた(ネタバレあり)。

03:39

※注意!!

この記事には『クイック・ジャパン』94号のネタバレが含まれてますので、閲読される方はお気をつけください。

















『クイック・ジャパン』最新号神保町ではもう売ってました。まだ発売日前なのに加え、楽しみにされている方も多いだろうから、ツッコミは必要最小限にとどめておくが、それでもかなりの量になってしまうな。インタビューのタイトルは「気がついたら祭太鼓が鳴り止んでいた」。以下、黒字はインタビュアーの吉田豪さんの発言、赤字は唐沢の発言。


 インタビューの冒頭、吉田さんが『裏モノ日記』で頻発している「気圧のせいで鬱になる」のが最近わかってきた、と言うと、唐沢は

唐沢 気圧って、それの影響を受ける人にとってはものすごいダメージがあって、特にサブカル系は数をこなすっていうところがあるんで、だからとにかく自分を躁に追い込んで体をいじめて仕事していた。

 と答えている。でも、唐沢は気圧のせいで鬱になっても飲み会には出かけられるようなんだけど(2010年3月2日の記事を参照)。


―体力勝負な人たちが、体力がなくなっていったときにどうなるかってことですよね。


唐沢 もっとも、体力がありすぎても人間として進歩しない(笑)。実は、と学会が今年で二〇周年なんですよ。ああいう、人の信じていることをハタから嘲笑うって行為は若いから出来ることですな(笑)。いい年して「UFOなんかあるわけねえじゃねえか」っていまだ言い続けるのも大人げない気がしてきてね。今、書いている本もそれがテーマなんだけど。志水一夫(作家、と学会員)さんがこないだ亡くなったけど、あの年齢(五五歳)で亡くなって幸せだったって気が本気でするんです。

 この発言を読んで、と学会」は今年の「日本トンデモ本大賞」でマジで終了するんじゃないか?と思えてきた。今年は総決算的なイベントだから「もしや」とは思っていたけど。まあ、唐沢だけ勇退する可能性もあるか。

 そして、山本弘会長に聞いてみたいのだが、と学会」って「人の信じていることをハタから嘲笑うって行為」をする団体なんですか? 幹部がそう言っているんですけど。志水一夫ほんのり「追討」してるのと「今、本を書いている」アピールも気になる。


―唐沢さんは、この企画の趣旨である「サブカルな人は四〇歳ぐらいから病みやすい」ってことについてはどういうふうに思います?


唐沢 サブカルチャーという分野自体がある程度権威との対立というか、既成の価値観への反逆という性質を含んでいる。それがある程度年齢を積むにつれて、どうしても先にいるっていうだけで権威になっちゃうんですよね。ふと気づくと自分が反抗される立場になっている。

 唐沢俊一という人は20代の頃から「流行っているものなんかクダラネ」という点では実に一貫している。まあ、「『トリビアの泉スーパーバイザー」「朝日新聞書評委員」というのは「権威」ではあるけど、それで身動きが取りづらくなっているかというと疑問だ。何度も書いているけど、若いオタクの間で唐沢の影響力はほとんどないんだから。

 その後、古本の収集も億劫になってきたという話になって、

岡田斗司夫さんみたいにコレクションを捨てる方向にいく気持ちもわかるというか……。


唐沢 捨てていくことを新たな価値観にするというか、最初そういう本を書こうと思ったんだけど、考えを改めて、もっと広くね、情報自体の制限まで視野を広げて論じてみたい、って。いま企画を改めています。

 「本を書いている」アピール2回目だが、これはたぶん『本を捨てる!』がポシャった、ってことだよね。「情報自体の制限」というとなんだろうね、「ネットを見ない!」「テレビを見ない!」「本を読まない!」「人と会わない!」とか。

 それと、吉田さんは唐沢俊一岡田斗司夫の現在の関係を知ったうえで、岡田の名前を出してきたのでは?と深読みしすぎてみる。


古書を集めるっていう自分の核だったことを失う不安感は大きいんじゃないですか?


唐沢 いや、買い続けてますよ、いまだにね。ただ、かつてのようにそれを自分のアイデンティティにしない、ということです。オタクの看板を下ろしたのもそれですね。オタク大賞の審査員を「もう辞退させてくれ」って何年も言い続けて、「まとめる人がいないから」って数年間遺留(原文ママ)されて、ようやく辞めることが出来たときに、すごく肩の荷を降ろした感じがあって。

 唐沢俊一は『日本オタク大賞2008』から審査員を引いている。…しかし、それ以降もオタクに関してあれこれ言ってるんだけどなあ。「脳内秋葉原」とか「オタクが結婚詐欺女の食い物にされる」とかオタク差別した発言をかましている(『検証本VOL.3』を参照)。唐沢・岡田は「もうオタクをやめたいけど代わる人がいない」と言いつつオタク関係の発言を続ける芸風なんだけど。オタク関係のコメントを全て断ればもっとラクになれると思いますよ。それに『本を捨てる!』と古本買いは両立できるのだろうか。


 唐沢は、この20年はずっと躁状態が続いていたが、最近それが鬱に転じてきたと語る。

―その後は大病もしましたしね。


唐沢 一昨年ですね。自分で自覚はなかったけど、心不全で一時大騒ぎになった。あの時、医者に言わせるといつ心臓が止まってもおかしくなかったって。ふーん、無理かけてたんだなあ、と。で、出された薬のせいもあるんですよ、鬱々ってのは。気分を高揚させると心臓に負担かかっちゃうんで、出来るだけおとなしく鬱っぽくしてろと(笑)。その薬のおかげで、前みたいに仕事漬け、という生活は無理になった。


―躁鬱の波があるとすると、二〇年躁だとこのあと二〇年ぐらい鬱々としそうですよね。


唐沢 でも気がついたら、鬱って楽なんですね(笑)。躁のときって、一日仕事をしないとすごくあせって、イラついて自分に当たったりしてたんだけど、鬱になると、一日ぼんやりと過して、それが凄く嬉しかったりする。ここから生まれてくる創作物ってのも確かにあるな、と。ただ、サブカル的なものじゃないね。

 唐沢俊一が入院したのは一昨年の6月のこと。吉田さんは「大病」と言っているが、一週間の入院で治っている。「心臓が1/7しか動いていなかった」というのだから「大病」ではあるのだろうけど。さらに言えば、唐沢の入院はネット上ではほとんど話題になっていない。唐沢ウォッチャー以外に「大騒ぎ」した人がいるのだろうか。

 唐沢の発言からすると、唐沢の仕事量が激減しているのは健康上の問題ということになる。どうぞお大事にして欲しいものだ。しかし、「一日ぼんやりと過して、それが凄く嬉しかったりする」のは鬱の症状なのか?と思うし、「ここから生まれてくる創作物」と「仕事してます」アピールをまたまたしているのも興味深い。


 続いて、唐沢は母親と同じマンションに住んだおかげで、サブカル文化人としてダメになったと語る。その年齢で親のせいにしなくても。

唐沢 サブカルチャー畑の人ってのは、完全に一般社会とは常識を異にした異端の世界の淵に自分を追い込んで、それを商品にして食ってくもんなんですよ。それが、母親と向き合うときには親戚のガキが進学したとか病気になったとかいう話に合わせなければいけない。ウチの弟なんかはギャグの矛先を鈍らせないために、親戚付き合いとかは一切断ってるぐらいなのに(笑)。

 なるほど、その強靭な精神が傑作「うそつきくん」を生んだわけか! ただ、『とりから往復書簡』(徳間書店)2巻で、唐沢なをきの義理の父親(よしこさんのお父さん)が亡くなって、

通夜だ 葬儀だ

と慌てるシーンがあるんだけど(P.115)。あと、赤塚不二夫の葬式にも出ている(お兄さんは出ていない)。


―ちなみに奥さんとの関係の変化はありましたか?


唐沢 まず、母との同居を奥さんが拒否して、じゃあ離婚か、というと、それはしないのね(笑)。掃除洗濯にはきちんと帰ってくるし、仕事とかもしてるし。でも、日常は共にしない、母がいるうちは一緒には住まない、と。簿記の勉強をいきなり始めて、あっという間に二級までとって、一級目指して五年目標でがんばるから生活は別々、と。君のような生活の不規則な人間とは一緒に住んでらんない、と。簿記別居(笑)。


―実際、どういう夫婦関係になってるんだろうって日記を読んでてハラハラするようなときがあって。


唐沢 だから、これじゃ落ち着かないから離婚するか、逆に僕のほうが母と別れようか、と言ったら、それはかえって不経済だ、と。トラブル起こさずに長男が母の面倒見るにはこの形が一番いい、と。どうせ二人してやっていたサブカル系のコミックなんかは今、大きな仕事来ないから、と(笑)。

 ここで唐沢俊一が語っている別居の理由と、これまでに自分が関係者から聞いてきた別居の理由が全く異なっていることに驚く。唐沢の言い分だと奥さんが完全に悪いとしか思えないけど、自分が聞いた話だと奥さんは完全に被害者なので、話が真っ逆様である。いったいどっちが正しいのか。それに、唐沢はこの後家庭の問題のせいで演劇にハマった、と言っているが、唐沢は奥さんと同居している時から「うわの空・藤志郎一座」に出入りしているので、どうも話がおかしい。


唐沢 演劇はまことに面白いけど金にならない(笑)。テレビはテレビで興味はあるんだけど、やっぱりテレビ人種のやり方には抵抗があって。毎回、収録が終わったあと酒飲まないとやってられないんですよ。

「ワシントン殺人事件」みたいなことがあったら酒を飲みたくなるでしょうね。岡田斗司夫が鬱になったというのは『朝まで生テレビ』か?(2010年10月20日の記事を参照)


 この後、村崎百郎の死と『社会派くんがゆく!』の打ち切り、という避けて通れない話になる。

唐沢 (前略)ちょうどね、これまでとは毛色の違う仕事のことで、ある人に“出来ることならあの連載、切れないか。唐沢さんが異常者だと思われる”と言われていたところだったんです。どうしようかと悩んでいるときに、あたかもその思いが形になったかのように訃報が飛び込んできた。全く関連はないけど、何か自分が殺したかのような気分になって。それで非常に思いが揺れた。僕が弱っているっていうふうに思われた。いや実際弱りましたが、原因はそれじゃないかと思いますけどね。

 唐沢俊一に悪意はないんだろうけど、誤解を招く言い方をしているのが気になる。しかし、「唐沢さんが異常者だと思われる」って、もう遅いよ。一体何年連載してると思っているんだ。『社会派くん』は唐沢本人が好きで続けてきた連載のはずなので、「俺は異常者だ!」と切り返すくらいしてほしかったかも、というのは無理なお願いか。

 さて、この後、盗用問題と「アンチ」の話になるのだが、この章のタイトルは「蝿と遊んでる時間はない」。もう何を言っているのかわかっちゃったけど、重要な部分なので全文を引用させていただく。


―他に病む外的要因としては、いわゆる盗作騒動のダメージとかも当然ありますよね。


唐沢 元の本読んでもらえればわかるけど、あれって盗作してどうなるって部分じゃないんです。他の本の内容を要約した部分で、あんなところわざわざ盗んでどうするという。もちろん謝罪の上、あれは単なる引用ミスだと、僕は説明すればわかってくれると思っていたんですけど、ネットの叩きを面白がってやっている人にとっては、そんなことどうでもいいんですね。とにかく、人を叩けば面白い、というアンチが湧いて出てきて。


―それも、これだけ続くと弱りそうですけど。


唐沢 いやあ、面白いと思いますよ、人叩きというのは。普通ならもうイヤになるでしょうけど、僕は昔、パソコン通信のころ、そういうネットの騒動を無責任に観察して楽しむ“裏モノ会議室”ってのを主宰してたんで、なるほど、今度はこっちが観察される側に回ったか、とちょっと第三者的に見てしまうところがあって。


―ある意味、業というか……。


唐沢 業ですね。ただ、僕が惜しいって思うのは、せめて四〇代前半でこういうことが起こったら、自分がいかにこれを面白くネタにして本でも書いたか、と。それぐらい喜々としてやれたろうと。ところが、もうこういう蝿みたいなのと遊んでる時間は僕には残っていないな、と。


―自分の残りの人生を考えると。


唐沢 よく言われるんです。「訴えれば絶対勝てるレベルだ」って。このアンチの炎上が周囲の人間まで及んできたら考えるでしょう。準備もしてます。だけど、いま自分の中ではそういうことに時間を割くこと自体がものすごくムダなような気がして。それより別の世界に行っちゃった方がいい気がしますね。そういう意味では、もし方向性を変えることがプラスになるとするならば、アンチは僕にとって恩人なのかもしれない。


―今度、別の方向で成功したなら、ですね。


唐沢 最絶頂期、つまりトリビアで名前が売れて、あっちこっち講演で回り、ラジオで自分の冠番組を持ち、週刊誌三誌で連載を持ち、月刊誌で七〜八本連載を持ちっていう時期は確かにオマツリだったけど、落ち着いた仕事でなにか成したものはあるかっていうと、ないんですよね。ワタワタやってただけで。だから、鬱になってきたのは必ずしも悪いことばかりとは考えてなくて。ただでさえそんな毎日は命縮めますしね。

 吉田さん凄いなあ。巧いこと中立のスタンスを取っていて感心させられる。

 …それにしても、唐沢俊一都合の悪い時ほどよくしゃべる性格が出ている。ひとつひとつ突っ込んでいこう。

(1)『新・UFO入門』の件で「あんなところわざわざ盗んでどうする」と言っているが、実にわかりやすいことで、「原典にあたってストーリーを要約する手間を惜しんだ」んでしょ? 唐沢も自らのサイトで次のように釈明している。

もちろん、本来の筋として、完全版を入手して執筆することがベストであったことに疑問の余地はございません。しかしながら、古書市場においても入手の極めて困難な本書籍を手元に置き参照できるという、ある意味の贅沢を、どれくらいの人間が享受できることかに関しては、ご理解をたまわりたくお願い申し上げる次第です。

ほらね。唐沢には文章をパクる動機がしっかりとあったのだ。

 しかも、その後唐沢は藤岡真さんに上記の釈明と矛盾したメールを送ったり、被害者である「漫棚通信」さんを『社会派くんがゆく! 復活編』で中傷している。…こんな説明で納得できるのは、あらかじめ唐沢にシンパシーを抱いている人間か、物事を深く考えようとしない人間だけである。

 それに、各検証サイトでは『新・UFO入門』以外での盗用についても指摘されているわけだが、それについてはどのように釈明するのか?


(2)唐沢がパソコン通信時代に書いていた文章については、1月18日の記事を参照。「お前が言うな」という言い回しはこういう時に使うべきなのか?


(3)「蝿みたいなのと遊んでる時間は僕には残っていない」と言っているわりには、「あぁルナティックシアター」のブログのコメント欄で長々と粘っていたのは何故なのか。蝿、大好きじゃん! …でも、残された時間が少ないと思っているなら、外野の声に惑わされることなく仕事を進めたほうがいいと思う。とは言うものの、外野の声を無視し続けるのもかなり強い精神力が要求されるんだけどね。「わしがもう少し若ければ…」には笑ったけど。


(4)まーた訴訟恫喝か。…いや、以前にも某所である方が唐沢からそういうことをほのめかされたらしいんだけど、その内容の情けなさにガックリしたものだ。この件が明るみに出ると迷惑がかかる人がいるので詳しいことは言えないが(その人は唐沢のせいで既に迷惑させられているようだが)、もし仮にその手段を実行したら唐沢の方が大変なことになると思う。…これも恫喝になるのかな。


 …あー、でも、「最絶頂期」以下は読んでいて本当に悲しくなった。出版不況って怖い。


 …さて、いよいよ「大恋愛事件」の話題になるのだが、要するに、おぐりゆかを売り出そうとした話である。 …しかし、一通り読んでもよく分からないのだが、これのどこが「大恋愛」なのか。唐沢がおぐりゆかを売り出すために必死で仕事を取ってきたとしても、それは恋愛ではない。唐沢は

指一本触れる気はなかったな。

と言ってるけど、「女優に入れ込んで見返りを望まずにひたすら彼女に尽くした」という話を素直に信じるのは難しいよ。「大恋愛」ではなく「大片想いならまだわかるけど。

 しかも、おぐりゆかと決裂した理由が「おぐりだけが売れるのに彼女が所属する劇団の座長が嫉妬して邪魔してきて、おぐりも劇団の側についたから」なのだという。…つまり、村木藤志郎のせいなのか? …うーん、向こうの言い分も聞いてみないことには判断しづらい…、っていうか、もしかすると唐沢は向こうが反論しないのを見越してこういうことを言っているのかもしれないな。


 その後の「大恋愛事件」についての詳しい説明は省略するが、ひとつだけ取り上げると、

僕はお笑いブームのときに芸能プロダクションにいた(後略)

と言ってるけど、唐沢がプロダクションを持っていたのは1990年代前半のはずだから、それは「お笑いブーム」にあたるのだろうか。


唐沢 人間“自分のため”に頑張れるのは三〇代まで、ですね。結婚したり子供を作るのは“こいつらのために”という新たな目標を持って、頑張る期間を長続きさせるためなんです。そういう意味で、元気がなくなってきたあたりで、誰か他人をプロデュースする、というのはモチベーション作りをするためには無駄じゃない、と。人生八〇年時代、中間でのガス補給に、四〇年代での若い子への足長おじさん的な恋愛は必要なんじゃないかと思って。前にある出版社に話したら「それ本にしましょう」って言われたんだけど、「まだ傷が深いから」って断わった(原文ママ)。だけど、そろそろ本にして稼ぐ時期なのかもしれないなあ(笑)。

 いや、まだ傷は癒えてないと見た。「足長おじさん」だなんて綺麗事でしか語れていないもの。

 そして、唐沢俊一他人に依存する傾向が強いと思う。彼が「われわれの世代という言葉を連発するのもその現れだし、そんなに親しくない杉本五郎や平山亨のことを「師匠」と呼んだり、プロデビューして10年も経っていないのに「弟子」を持とうとしたのも同じことである。「プロデュース」もその一環だろう。


唐沢 心臓もね、やっと数値が正常値に回復したんで、そろそろその、“あまりテンションが上がらなくなる薬”(笑)からも解放されるんです。ひょっとしたら、またあの当時の躁状態に戻るかもしれん。自分ながら、そのときどうなるのかな、と。帰るべきサブカルの棚はもう書店にないしねえ。新天地を開拓する気になるのか、ハイマートロス(故郷喪失者)としてそこらを彷徨うことになるのか。とりあえず、恋はしようと思ってますけれど(笑)。まだ言うか(笑)。

 「自分はまだ大丈夫!」と精一杯アピールしてますね。…ところで、「ハイマートロス」というのは聞き慣れない言葉だが、どうやらドイツ語の“Heimatlos”らしいので、あちこちの翻訳サービスで日本語に訳してみたところ、ほとんどのところでホームレスと訳されてきた。…縁起でもねえっ!!


 以上! 結局長々とやってしまった。吉田さん、大変ごくろうさまでした。唐沢俊一の現状がよくわかったうえに、相変わらず盗用についてまともな説明ができていないこともよくわかって、非常に参考になりました。できれば、唐沢俊一の青春時代についてのインタビューも吉田さんにしていただきたい。


 今回の記事を読んでいて一番感じたのは唐沢俊一が弱っている」ということだった。もちろん、健康上の問題もあるのだが、言動の端々から力の無さを感じてしまうのだ。

「鬱になってかえってよかった」

「仕事がなくなってかえってよかった」

「盗用を叩かれてかえってよかった」

「おぐりにフラれてかえってよかった」

 …『まんが極道』の「ならなくてよかったくん」(21話)、「ポジティブくん(50)」(33話)、そのままなのが怖すぎる。それと合わせて俺はまだ本気出してないだけ」アピールが余計に悲しくさせる。

 そうしたら吉田さんもtwitterでこんなことを仰っている。

念の為に言っておくと、原稿の直しはこの企画史上で最も多く入って『社会派くん』的なテイストになってますが、元の原稿ではもっと深刻に悩んで愚痴をこぼしてる感じでした。できれば、あのバージョンで載せたかったです。

やっぱりね。

 …しかし、今回、俺は唐沢マニアだから面白かったけど、普通の人にはどうなんだろうね。『不惑サブカルロード』の他の回と比べると少し落ちるかな…。

 とりあえず、自分としては唐沢俊一「がんばれ〜」としか言えない。「頑張れ!」と強い調子ではなく「がんばれ〜」と優しい感じで。今後も温かい目で唐沢俊一を見守っていくつもりです。

※ 一部記述を修正しました。

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藤岡真藤岡真 2011/02/11 07:34  わたしは唐沢が精神を病んでいようが困窮しようが別居しようが浮気しようがどうだっていいんです。「盗作」。これだけは物書きが絶対にやってはいけないこと。

>もちろん謝罪の上、あれは単なる引用ミスだと、僕は説明すればわかってくれると思っていたんですけど、ネットの叩きを面白がってやっている人にとっては、そんなことどうでもいいんですね。

 こう言わせっぱなしにして、「引用? でも改竄してますよね」の一言がいえなかったことで、この対談は全く評価しません。

古賀古賀 2011/02/11 08:34 今回のインタビューは「唐沢さんが自分のクローズドサークル周辺でべらべら喋り回っている分にはなかなか正確にどう言ってるかまでは伝わってこないトンデモな言い訳の数々を、わざわざ本人が検証可能な公開の場で語ってくれた」という意味が大いにあるのでは。いくら「大嘘憑き(オールフィクション)」の唐沢さんといえども、さすがに自分が語ったインタビュー記事を「なかったことに」はできないので。

伊藤 剛伊藤 剛 2011/02/11 10:04 検証おつかれさまです。
仕事が早いのはいいんですが、フラゲで文章を書いてアップしてしまうのはちょっといただけません。
発売日まで待つべきだったと思います。
仮にこのエントリーを見て「QJ買ってみよう」と思ったひとがいても、今日の段階で書店になけ
ればそれきりになる可能性があります。
また、この記事をきっかけにQJを手にとって見て、たまたま見たほかの記事が気になって購入、
という機会も減らしかねません。いずれにせよ、せめて週明けまでは待つべきだったでしょう。

以上、小言にて失礼。

読者読者 2011/02/11 10:06 初めまして。いつも拝見しています。通販で本を購入している地方の一読者です。
最初の書き込みでこんな事は書きたくないのですが、一部書店にて先行発売されているとはいえ、まだ一般に出ていない雑誌の内容を書いてしまうのは如何なものでしょうか?
正直、 月曜にQuickJapanを買う気が無くなってしまいましたよ・・・

伊藤 剛伊藤 剛 2011/02/11 10:08 アップされて六時間半程度ですが、月曜までいったんこのエントリーを非公開にするなどの
措置を取ってもよいと思います。

古賀古賀 2011/02/11 11:00 >伊藤 剛さん

伊藤さんが「発売日を待つべきだった」とする理由はいずれも万人を納得させる理由とは言い難いのではないかと。

だからそれを理由に一時的にでも「エントリーを非公開にする」というのは流石におかしいと思われます。むしろ明白におかしなことをしたわけではないのにそういう措置をとること自体が変な疑惑を与える可能性が高い。

kensyouhankensyouhan 2011/02/11 11:58 コメントありがとうございます。

>藤岡さん
自分は最初からこのようなインタビューになると思っていたので意外ではありません。
とはいえ、記事の中で盗用に関する説明なり註釈があってもよかったかもしれません。インタビューだけを読んでも事情がよくつかめませんし。

>古賀さん
そういうことですね。吉田さんはいい仕事をされたと思います。

>伊藤さん
確かにその点は配慮すべきでした。以後気をつけます。
発売日まではエントリーのタイトルと冒頭に「ネタバレあり」と書いて、読者の方の注意を促しておきます。
それから、メールを送ったのですが、ちゃんと届いてますか? 特に急いではいませんが、ご確認をお願いいたします。

>読者さん
申し訳ありませんでした。

蘭月新十郎蘭月新十郎 2011/02/11 12:06 もうひとり三味線屋勇次の仕事みたいです。自分で投げた糸が自分の首を締めているような。大病→たんなる入院、大恋愛→実は片想い、この脳内セカイと現実との変え難いギャップが唐沢さんを作り上げているのですね。あと、絶対この人は北の将軍様なみに都合の悪いことは一歩的に勝利宣言をして逃げる上に身内を使った情報操作が下手です。
これは言いがかりですけど、なをきさんの作品も読んでないし、「弟」という一点だけでなをきさんをナメている気がします。
「ならなくてよかったくん」も「ポジティブくん(50)」も布団の中で地団駄踏んだり、現実に呆然としている訳ですから、ホッピーで酔いを調節して布団に入ってから「仕事引き受けなきゃ良かった」と、このインタビューを悔いているじゃないかと。鬱にならなくちゃサブカルって出来ないものなのでしょうかね。異常とか異端を謳う俺、カッコイイと本気で思っているうちに疲れちゃって「こんなことなら普通に結婚して普通の生活をするべきだった」「ゲイです、ホモですって正直に言ってそういう人たちと遊んでいたらこんなにストレスためなかったかも」とか思っていたりして。

やまだやまだ 2011/02/11 18:59 東京都大田区在住ですが、駅ビルの本屋にすでにQJは売ってました。
三連休ですし、首都圏の大きな書店ではもう店頭に出ているのではないかと思います。

漫棚通信漫棚通信 2011/02/11 20:41 正直、唐沢俊一氏の仕事についてはもうパス、のつもりだったのですが、検証班さんのエントリを読んで、これは買わざるをえまい、という気になりました。

通りすがり通りすがり 2011/02/11 21:58 面白かったです。
QJにお金を払うのは嫌だったので、これだけ詳しく書いてもらえるとお腹いっぱいと
いう感じで助かります。

NNTNNT 2011/02/11 23:30 >元の原稿ではもっと深刻に悩んで愚痴をこぼしてる感じでした。
ホントに悩んでいるなら『いばりんぼ』と無駄なええかっこしいとうそをつくのを辞めればいいのに。
欲しいのは称賛であって同情ではないというなら、このインタビューを受けなければ良かっただけで。
今回のエントリで吉田豪さんがやさしかったのは伝わってきました。WJなのに、とか思いますが。

kensyouhankensyouhan 2011/02/12 00:52 コメントありがとうございます。

>蘭月新十郎さん
「ならなくてよかったくん」は今読むとかなりヤバいですね。

>やまださん
うちの近所の書店にはまだ入ってませんでした。

>漫棚通信さん
やっぱりというか、盗用については適当な説明をしているわけですね。残念なことです。
『クイック・ジャパン』では今号から中村珍『誰も懲りない』というマンガがスタートしていますが、これが実にイヤな話で、イヤだけど面白いので困りました。

>通りすがりさん
全然詳しく書いていません。「大恋愛事件」については大部分を割愛してますし、村崎百郎に関する部分もだいぶ省略してあります。
というわけで『クイック・ジャパン』をぜひお読みになってください。

>NNTさん
吉田さんはやりづらかったと思います。唐沢俊一は吉田さんを困らせないように。

モトラモトラ 2011/02/12 12:47 唐沢「訴訟をすれば確実に勝てると言われる」
他の誰かが言っている事にすれば
「勝てるわけがない」と反論されても
「文句はそいつに言ってくれ」でかわせる、という計算。

唐沢「訴訟の準備もしている」
上も含め、2ちゃんスレ住人や検証blogへのブラフ。

唐沢「でも無駄だからやらない」
でも内心勝ち目がない事は承知しているので
「見逃してやっているのだ」と負け惜しみ。

唐沢「アンチは恩人かもしれない」
せめて自分を、心の広い大人物に見せようと必死。

kensyouhankensyouhan 2011/02/12 15:21 コメントありがとうございます。

記事にも書きましたが、以前にも同じようなことがあったので別に気にしてません。

粗忽亭主人粗忽亭主人 2011/02/12 18:02 つっこみたいことは多々ありますが、
>唐沢 でも気がついたら、鬱って楽なんですね(笑)。躁のときって、一日仕事をしないとすごくあせって、イラついて自分に当たったりしてたんだけど、鬱になると、一日ぼんやりと過して、それが凄く嬉しかったりする。

だけは許せません。
わたしは周辺に長年の鬱病で苦しんでいる人がいるのでよくわかるのですが、鬱病というのはなにかをやりたいし、やらなければいけないと思うにもかかわらずなにもできなくて、それゆえ自分を責め、それが苦しくてたまらないという病気です。

>一日ぼんやりと過して、それが凄く嬉しかったりする

なんてのはただのなまけ(それ自体が悪いというわけではありませんが)であって、断じて鬱病ではありません。
この発言は鬱病に対する偏見を助長するものであり、決して許すことはできません。

SY1698SY1698 2011/02/12 20:29 QJ買うまでコメントは控えようと思ったのですが(今日はまだ居住地では売ってなかった)。
粗忽亭主人さんの意見には私も全面的に賛成します。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100525/214588/
こちらをご覧ください。

「鬱」とかノイローゼになると、何をしたらいいかわからない、ましてや怠ける気、楽したい気なんて決して起こりません(自分がそれをうまくできていないという自責の念はあったとしても)。軽々しく「鬱」が楽だなんて言ってほしくない。どれだけの人間が「鬱」で苦しんでいて、うち何人もが自殺の道を選んでいると思っているんだ。唐沢俊一のいう「鬱」は「偽欝」のほうだ、ふざけんな。

というわけで久々に言葉が荒れてしまいました。すみません。

古賀古賀 2011/02/12 22:05 >粗忽亭主人さん
>SY1698 さん

これは私も思いました。「一日ぼんやりと過して、それが凄く嬉しかったりする。」そんな鬱病無いだろうって。

藤岡真藤岡真 2011/02/12 23:16 唐沢は鬱病って憂鬱になってうじうじする病気だと思って、そのふりを演じているのでしょう。鬱病の初期症状、いつもより早めに目が覚め、二度寝しないで朝を迎える。そんなことが半月続いた後、突然自殺。こんな自覚症状だから怖いのです。唐沢、今、思い当たって真っ青かも知れませんが。

伊藤 剛伊藤 剛 2011/02/12 23:26 >検証さん

メールは拝受しております。いつも返事が遅くなって恐縮です。
あらためて考えてみないと返事ができないので、時間をいただいておりました。
一、二日中には返事をします。とりいそぎ。

おおくぼおおくぼ 2011/02/13 00:46 唐沢俊一さんの鬱病が嘘だったら、「鬱病に詳しくないから勘違いしてました」では済まないと思う。
唐沢俊一さんの知り合いにも、本当の鬱病の人がいたはずなのに・・・。

アンチではありませんアンチではありません 2011/02/13 12:29 唐沢さんサイドから当時の小栗さんを知ってるものです。
唐沢さんの言い分はぜんぶでたらめです。
ストーカー化した唐沢さんから劇団の団長さんが小栗さんを救ったというのが真相です。
当初から劇団の人たちはほとんど唐沢さんを相手にしてませんでした
唐沢さんが小栗さんに勝手に入れ込んで、劇団としてはかなり迷惑していたようです
小栗さんを引き抜いて自分の事務所東文研に所属させようとしたりして、小栗さん本人もかなり嫌がってました
生理的にも人間的にも大嫌いだったけど、仕事と割り切って我慢していたみたいです
小栗さんも劇団の人たちもせっかく沈黙を保っているのに
今さら敵に回して何の得があるのでしょう
出来ればこの記事が小栗さんや座長の目に触れない事を願います。

kensyouhankensyouhan 2011/02/13 18:57 コメントありがとうございます。

>粗忽亭主人さん
>SY1698さん
>藤岡さん
>おおくぼさん
自分は鬱病に関しては詳しくないので判断を保留しましたが、「全然つらそうじゃないなあ」と不自然に感じてました。記事でも一応疑問を呈しておきましたが。
結局のところ、唐沢は仕事がなくなって暇を持て余している状態を「鬱」だと思っているのでしょうね。強がって平気なフリをしている可能性もありますが、これまで『不惑のサブカルロード』に登場されたみなさんは別に強がったりしてなかったので、その点も違和感が。

>伊藤さん
いえ、メールが届いていることが確認できればよかったので、返事はいつになってもかまいません。伊藤さんのご都合に合わせていただいて大丈夫です。

>アンチではありませんさん
実は今回の『クイック・ジャパン』のインタビューで一番影響を受ける可能性があるのは、おぐりさんと「うわの空・藤志郎一座」ではないかと考えています。インタビューの中でも1ページ以上をこの話題に割いていて、盗用の件よりも全然分量が多いので。この件に関してはおぐりさんは発言しにくいでしょうしね。何事もなければいいのですが。

アンチではありませんアンチではありません 2011/02/14 02:46 唐沢さんがらみのすべての件で、一番の被害者は小栗さんだと思っております。
当時の事情を知ってるすべての人は恐らく同じ意見だと思われます。

小栗さんと劇団関係者が本気出したら、立場的に追い詰められるのは唐沢さんです。
うわの空の座長や後ろにいる**さんあたりが本気で怒ったらヤバイです。
劇団のみなさんは、唐沢さんの存在自体無かった事にしているみたいなので
実害がなければスルーされていくとは思いますが、座長も後ろにいる**さんも気性が荒い人なので心配です。

foobarfoobar 2011/02/14 12:06 >アンチではありません

あなたは言っていることがおかしいですよ。
「うわの空の座長や後ろにいる**さんあたりが本気で怒ったらヤバイです」などということは、ここで書くような話ではないでしょう。もしかしたら現在のあなたは唐沢氏サイドではないのかもしれませんが、少なくとも「アンチではない」なら、そして心から心配しているのなら、ご本人に直接言うべきです。

今のままでは、心配というのは口だけのことで、いわゆる「祭り」になるのを煽っているのようにしか見えません。

kensyouhankensyouhan 2011/02/14 21:22 コメントありがとうございます。

>アンチではありません さん
唐沢俊一が自身のサイトで『クイック・ジャパン』のインタビューのお知らせを書いてますが、もしかするとそのあたりに気を使っているのかもしれません。

河馬亀油脂油脂河馬亀油脂油脂 2011/04/15 23:29 「追悼」じゃなくて「追討」ですか……

kensyouhankensyouhan 2011/04/18 13:40 コメントありがとうございます。

念のために書いておくと、「追討」は唐沢俊一のひどい追悼文を指す唐沢検証の専門用語です。唐沢の誤記から定着した言葉です。
http://www.tobunken.com/diary/diary20100118135242.html

河馬亀油脂油脂河馬亀油脂油脂 2011/11/04 16:39 だから括弧で括ってあったのですか。返事が遅れて失礼しました。

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