スマートフォン用の表示で見る

クリケット

スポーツ

クリケット

くりけっと

【cricket】野球の原型とも言われているイングランド国技。1チーム11人で行う。

楕円形の芝でできたフィールドにおいて、ピッチと呼ばれる中心の長方形の両端にウィケットと呼ばれる3本の柱が2ヶ所向かい合っており、守備側は投手(ボウラー)と捕手ウィケットキーパー)がそれぞれのウィケット、それ以外の野手フィルダー)9人は周辺で守る。

攻撃側はそれぞれのウィケットに第1打者(ストライカー)と第2打者(ノンストライカー)が構える。

ウィケット目掛けて投手が投げ、ウィケットを倒せばアウト。第1打者はウィケットを守る為に打つ。第1・第2打者ともに向かいのウィケット目掛け走り、ボールが返る前にともに到達できれば得点となる。打球がフィールドから外へゴロで出ると4点(フォーラン)、ノーバウンドなら6点(シックスラン)で、野球で言うホームランに該当する。野球同様ボールが返る前にウィケットに到達できなかったりノーバウンドで捕球されるとアウト。

投手は6球*1投げて1オーバー。オーバーごとにウィケットチェンジし同じチームの別の投手が投げる。

アウトの場合打者交代し、10アウトで攻守交代。双方の攻撃が終了し1イニングとなる。

テストマッチ(国代表による試合)を含む正式なルールでは、相手チームを2度、10アウトにし、相手チームよりも得点(ラン)が多ければ勝利となる。それ以外はドロー(引き分け)となるので、勝つには多くの戦略と駆け引きを必要とする。

競技人口は旧イギリス連邦を中心に多く存在するが、試合時間がやたら長くなるので観戦には適さないとか。オーバー数や試合時間を制限したワンデイマッチ1日、比較的新しいルールの20-20でも最低4時間かかる。テストマッチでは5日要する。その為、試合の合間にティータイムやランチタイム?が設けられる。

近代スポーツのうち、最も古くからルールが成文化され、公明正大の代名詞とされている。ゆえに、今でもイギリスで「それはクリケットではない(It's not cricket)」と言えば、「それはアンフェアだ」という意味になる。

*1:実際はエクストラと呼ばれるエラー球 i.e. ワイド、ノーボール を数えないので6球以上になることもある