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セーム・シュルト

(スポーツ)
せーむしゅると

Semmy Schilt
空手家。2012年まで、日本で最初に紹介したメディアの表記から慣習的に日本語では「セーム・シュルト」と呼称されてきたが、2012年、本人が「セミー・シュルト」の表記を希望すると表明した.



プロフィール

生年月日 1973年10月27日
出身地 オランダ/ロッテルダム
所属ジム ゴールデン・グローリー/正道会館
身長 212cm
体重 131kg



大きな体格を生かした攻撃を生かし、K-1では無類の強さを誇る。構えはオーソドックスだが、元々は左利き。
しかしファイトスタイルが地味なため、一部のファイターやファンからは戦い方がつまらないという意見もある。
私生活では、父親が大手運送会社を経営する、富豪の息子でもあるほか、ヘビをペットとするなどの趣味もある。

空手時代

同国格闘技界の重鎮で「空手バカ一代」にも登場するジョン・ブルミン氏の下で空手を学び、大道塾が主催する投げ、関節技も一部認めた「北斗旗」を連覇、その名を知られる。

戦場の推移

1996年にパンクラスに登場し、1999年には近藤有己を破り第9代無差別級キング・オブ・パンクラシストに。その後はUFCやPRIDE、K-1に戦場を次第に移し、無敗のまま王座を返上した。
所属は、オーフレイム兄弟などが集まるオランダ「ゴールデン・グローリー」(ジムと言うより、マネージメント組織的色彩が強く、実質のジム所属は別であることが多い)で、2005年からは、正道会館にも入門したがゴールデン・グローリーとの関係が途絶えたわけではない。

K-1PRIDE

2001年よりPRIDE、2002年よりK-1に出場。2002年のK-1 WORLD GP開幕戦でマイケル・マクドナルドに勝利したが、同年11月のPRIDEでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに三角絞めで敗れ、肩の負傷で決勝ラウンドを欠場。
2004年にはPRIDEヘビー級GP1回戦でアメリカのガン・マッギーを破りベスト8に進出。2回戦ではセルゲイ・ハリトーノフに血祭りにされた。これがPRIDE最後の試合に。この試合でのダメージの深さに選手生命も危ぶばれていたが、2004年11月のTITANS 1stでヤン・“ザ・ジャイアント”・ノルキヤとの巨人対決を制し復帰。
2005年からはK-1を主戦場に。5月のK-1 WORLD GPパリ大会で開催されたEUROPE GPに出場。ピーター・ボンドラチェックフレディ・ケマイヨナオフォール“アイアン・レッグ”に全試合KO勝利で優勝し、グランプリ出場を決める。グランプリでは開幕戦でグラウベ・フェイトーザに勝利し、決勝ラウンドでレイ・セフォーレミー・ボンヤスキー、リザーブファイトから勝ちあがったグラウベを下し初制覇。
2006年、初戦のピーター・アーツ戦を判定で落とすなど、改正されたルールに戸惑いを見せるも、グランプリでは開幕戦でビヨン・ブレギーに勝利し、決勝ラウンドでジェロム・レ・バンナアーネスト・ホースト、アーツに勝利し、K-1を支えてきた名選手3人を下しての二連覇達成。
2007年、3月の横浜大会で新たに創設されたK-1スーパーヘビー級王座決定戦でセフォーにKO勝利し初代王者に。6月のオランダ大会のK-1スーパーヘビー級タイトルマッチでマイティ・モーに完勝し初防衛。グランプリでは開幕戦でポール・スロウィンスキーに勝利し、決勝ラウンドでグラウベ、バンナ、アーツに勝利し前人未到の三連覇を成し遂げた。
2008年、2度のK-1スーパーヘビー級タイトルマッチを行う。4月の横浜大会でマーク・ハントにKO勝ちし2度目、6月の福岡大会でバンナに判定勝ちし3度目の防衛。四連覇を目論んだグランプリでは開幕戦でアーツに判定負け。四連覇の夢は消えた。
2009年、5月のIT’S SHOWTIMEで初代IT’S SHOWTIMEヘビー級王者決定戦でバダ・ハリに僅か45秒でKO負け。しかしK-1グランプリでは開幕戦でダニエル・ギタに勝利し、決勝ラウンドでバンナ、ボンヤスキー、ハリに3試合とも1RKO勝利し四度目のグランプリ制覇。
2010年、4月の横浜大会のK-1スーパーヘビー級タイトルマッチで同門のエロール・ジマーマンに判定勝ちし4度目の防衛。グランプリでは開幕戦でヘスディ・カラケスに勝利し、決勝ラウンドの準々決勝で京太郎に判定勝利したが、準決勝でアーツに判定負け。五度目のグランプリ制覇ならず。
過去の入場曲はAC/DCの「THUNDERSTRUCK」。
現在の入場曲はALEGERINO「2 HOT 2 HANDLE REMIX」。

獲得タイトル

  • K-1 WORLD GP 2010第3位
  • K-1 WORLD GP 2005、2006、2007、2009王者
  • 初代K-1スーパーヘビー級王者(2007年)
  • K-1 WORLD GP 2005 EUROPE GP優勝
  • 第9代無差別級キング・オブ・パンクラシスト(1999年)
  • オープントーナメント北斗旗空手道無差別選手権大会優勝 優勝(1996年、1997年)
  • オランダ極真武道会大会優勝(1995年)
  • モスクワフルコンタクト空手オープントーナメント優勝(1994年)
  • 全英極真空手オープントーナメント優勝(1994年)
  • 全欧芦原空手オープントーナメント優勝(1994年)
  • オランダUSA大山空手オープントーナメント優勝(1994年)



リスト::格闘家

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