ヘボン(James Curtis Hepburn, 1815-1911)の考案したローマ字の方式で、日本語をラテンアルファベットで表記する方法のデファクトスタンダード(ちなみに、デジュールスタンダードは訓令式)。 「た」が「ta」なのに「ち」を「chi」、「つ」を「tsu」、また「ふ」を「fu」とするなど、同じ行に属していても発音の相違があれば、それを忠実に綴りに表現しようとするところに特徴がある。
ローマ字つづり、改定見通し ヘボン式浸透、新年度以降に:朝日新聞デジタル あまり他では出てないがこのような記事がでていた。 そもそもの誤解はヘボン式は”国際的”ということだ。しかも米国でも正しい発音をしてもらえるわけではない。野球の選手がMLBでプレーしていてもなかなか正しく発音してもらえないひともいる。やはりあちらはあちらのことばとの連想で発音しないとダメなんだろう。ちなみにこれは米国の中では普通であるようで、哲学者のソール・クリプキも"clip key"と発音するというような説明をしていたようだ。音が先に来る文化なんですね。バスケットのステフィン・カリーも英語の先生ならスティーブンと読むと…
なんだ前回の投稿は? 寝落ちしたのか? いや、毎日寝落ちしている。 どんなに忙しくても、寝るためだけに帰るのは嫌なので、一定時間飲む。ぐぐる。 で、結果、PCの前であんぐりと口を開けて寝ている。 早く寝たらいいのに。 で、6/1の投稿の続き。 銀座一丁目をヘボン式で書くとどうなるか。 ワタクシは、 ginzaicchoume ginzaicchome のどちらかだと思ったのだが、 ふと銀座一丁目のボードをぼんやり見ていると、こう書いてあった。 ginzaitchome むむむ itchome で一丁目なのだ。 ぐぐったが分からなかった。 東京メトロがそう表記しているという記事だけだ。出所が同じ…
こんばんは!youmyanでございます(^_^) 前記事でようやく夏の遠征記が完結しました。実は昨年度の活動についてはだいぶ書いていない活動がありますので少しづつ出していこうと思います。 さて、今回はタイトルにある通り福島県の二本松市と桑折町のカントリーサインを取り上げようと思います。 今回取り上げるカントリーサインは私の専門である一般道のものではなく高速道路のものです。具体的には東北自動車道の二本松市と桑折町に設置されているカントリーサインですね。 (東北自動車道 大玉村境にて) まず、二本松市から。こちらは単純に新調されたということですね。図柄は前と変わっていないですが文字が公団ゴシックか…
先日、次女のパスポート更新のため、久しぶりに有楽町のパスポートセンターへ行った。いつも新宿のパスポートセンターへ行くことが多かったのだけれど、帰りに銀座でお買い物ができるなと有楽町の交通会館にあるセンターへ行くことにした。有効なパスポートさえあれば、住所や姓の変更などない限り、更新に必要なのは写真のみだ。あとはパスポートセンターで申請書を記入すればOKなので、特に準備は必要ない。パスポートセンター入口にある旅行グッズなどが販売されている「トーコー」で写真を撮ることにした。 ここは長女、次女共に初めてパスポート写真を撮ったお店だ。当時は一人で座ることもできなかった赤子であったのだけれど、スタッフ…
幕末に 推しの偉人はおられますでしょうか? 坂本龍馬・西郷隆盛・土方歳三… あたりがランキングトップの常連になるかと思います 「竜馬がゆく」・「翔ぶが如く」・「燃えよ剣」…かれらの業績やひととなりを 司馬遼太郎の小説で知られるかたは きっと多いでしょう そんな司馬文学の中で さほど目立たない存在ながら すまりんが最高傑作のひとつ✨と思っているのが「花神」です 主人公の大村益次郎というひとの名は 耳にされたことはあっても 何をした人かよく知らない というかたが多いかもしれません 教科書に載るような とびぬけた偉業があるわけでもなく弁舌巧みに人を惹きつける魅力があふれているわけでもなく彼はただ寡黙…
ゲルマン諸語の一部だから,言語としては目新しいものはあまりないのだけれど,日本とオランダとの関係とか,オランダという国としての魅力とか歴史的なものとか,そういう周辺情報も含めて面白く読ませてくれる。この「しくみ」シリーズ,だいたいのフォーマットは決まっているとはいえ,やはり著者によって微妙な良し悪しが出てくるのだな。 オランダ語のしくみ《新版》作者:清水誠白水社Amazon i 世の中に文法より人生と無関係なものは,まずないでしょう。生きる希望を失った人に動詞の活用を唱えてみても,教われることはなさそうです。ドイツの文豪ゲーテも,文法学者ほど芸術の本質から遠い者はいない,などという名言を残して…
最近、ノーコードアプリ用のカスタマイズJavaScriptの案件に取り組んでいます。その中で、実装した「ひらがな、カタカナの部分をヘボン式のローマ字に変換する」コードの一部をシェアします。最初はwanakanaライブラリを使用していましたが、レビューを受けてライブラリを使わない方法に切り替えました。その際に作成した変換マップを以下に示します。レビューでの要望を解決するために自ら学習し、改善していく過程で、自信を深めることができました。自身の成長を感じながら、引き続き案件を進めていきます。 // 変換マップの定義 const romanMap = { 'あ': 'a', 'い': 'i', 'う…
先日HOYAのニュースをきっかけにローマ字に関する忘れていた夏休みの宿題その1の記事を書きましたが今日はその2。ちょっと長めの、引用が多い記事となりますm(_ _)m 私の名前には長音が入っていて、昔々ローマ字を習った時の記憶ではOの上に―を引いていた。今を時めく大谷翔平選手の名前をお借りすればSyōheiって感じ。環境依存文字なのでうまく見えているかは?。記号とするとマクロンというらしい。 ところが実社会に入ってから、こうした表記をしたりみたりした記憶がない。名刺等にもSyohei(仮)と、素直によめばショヘイと記載されることが多くなった。 調べ始めると、ローマ字にはヘボン式やら訓令式やら日…
夫婦で楽しむのは 家 の番組です。 polepoletrust.hatenablog.com 土曜日のあさごはん 【となりのスゴい家】 すげー!高級!住まないけど素敵! 褒め称えることもあるし、 …ボロクソに貶すときもある。 貧乏人の僻み(ひがみ)とわかりつつ楽しむ。 シャレオツなお宅の床が あれ、あの、何だっけ?好きなやつ! ヘンリー・ボーン ・・ヘンリーさん?イギリスの?笑 絶対違うけど、惜しいのはわかる。 こんな時、Google先生に聞く? 我が夫婦は聞かない派。 字面の方向性は正しい予感。 ヘンリー、、ヘボン式、、ヘボン、、ヘボリン、、 ヘリンボーン!! 夫婦揃って大好きな☆ヘリンボー…
【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしの日本語ローマ字表記についてのかんがえは、外国でそれぞれの自国語をどのようにローマ字表記しているかについて見聞きしたことを参考にしている。わたしは、言語や文字を専門にしているわけでもないし、文字づかいについて調査しているわけでもない。地球科学者として、おもに 20-00年代 (2001-2010年ごろ) に、国際共同研究に参加して、会議に出席したり、現地を見学させてもらったりした経験があるだけだ。そして、現地の共同研究者やそのスタッフとのやりとりはほとんど英語によっていて (東アジア人どうしで会話すると単数…
ずっと訴えたかったことが一つあります。 ↓ これ。記事を抜粋させていただきます。 『ローマ字表記、ルール改定へ 実態そぐわず、約70年ぶり ローマ字のつづりは主に、母音と子音を規則的に組み合わせる「訓令式」と、「ヘボン式」がある。 国は1954年、内閣告示で「一般に国語を書き表す場合」は訓令式を用いると定めた。 学習指導要領も、小学3年の国語で、ローマ字について内閣告示を踏まえた学習をするよう求めている。だが、実際には訓令式は定着せず、世の中ではヘボン式の方が広く使われている。』 わかりますよね??私と同じ年代のママさん!!😱 私の言いたいこと!! 只今我が息子、小学校3年生でして、今年度は算…
日本の人名や地名を表すのに使うローマ字。大きく分けて二系統ある。 「ヘボン式」というのは、私も含めて多くの人が聞いたことのある名前である。 それに対して「訓令式」というのは聞いたことがあるだろうか? 正直に言おう。私はこの記事を読んで初めてその名称を知った。 だが、小学校で教えるのは、訓令式の方が正式なのだそうだ。 訓令式とは、 「た」行なら子音は全てTで統一し、 「は」行なら子音は全てHに統一する。 母音と子音、日本語の組成等を学ぶ上で効果的だと言うので、国語教育関係者の間では訓令式が支持されている。 しかし、一般には使われていない。 訓令式に従って書けば、 富士は馴染みやすいFujiではな…
【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - [2024-02-24 の記事] のつづき。2024年 3月 11日、また、国の審議会が、ローマ字のつづりかたをヘボン式を標準とするように変えようとしている、という趣旨の報道があった。文化審議会 の 国語分科会 の会議があったのだ。 文化庁 > 政策について > 文化審議会・懇談会等 > 文化審議会国語分科会 > 国語分科会 > 第86回国語分科会 > 文化審議会国語分科会(第86回)(令和6年3月11日) https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo…
ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.外で…
news.yahoo.co.jp またひとつ、アメリカに寄り添うのか。いい加減にしてくれ。 ネットでもヘボン式を推すやつだらけでうんざりする。 私は訓令式を使う。 クレジットカードの名義など勝手にヘボン式にされてしまうが、自分で選べる場合は必ず訓令式にしている。 外国人がわかりやすいようにヘボン式とか馬鹿なことを言っているやつばっかりだが、英語圏以外にはわかりにくい。 だって、chiは英語ではチかもしれないが、イタリア語ならキ、ドイツ語ならヒだからだ。 逆に訓令式はラテン語に書き方に酷似していて、ラテン語みたいに読めといえば欧米人なら読める。 さらに日本語表記の論理性をヘボン式は損なわせる。 …
今日は何の日ふっふーん。3月5日は語呂合わせで「巫女の日」らしいです。いいニーハイの日とかメイドの日とかバニーの日と同じく正式に認められたものではないそうですが。 巫女さん衣装いいですよね。ミニスカ袴&白ニーソ足袋とか最高だと思います。もちろん王道の巫女装束も素敵ですし、コスプレとかガチャ衣装で巫女服ってなるとときめきます。 巫女さんといえば今年の初詣で「神社の従業員」といったニュアンスで「当社の巫女が」と言っていたのは衝撃的でした。 さて、フェチズムを語ったところで本題。 news.yahoo.co.jp ローマ字での表記は小学生の時に専用のテキストで習ったのが始まりだったと記憶しています。…
おとといの東京新聞の夕刊。 行政における日本語のローマ字表記の変更を 70年ぶりに変更することになったという記事だ。 分かりやすい例として 「ti」を「chi」、「zyu」を「ju」、 「si」を「shi」にするということ。 これまで1954年(昭和29年)に内閣告示で 一般に国語で書き表す場合に使えと言われた「訓令式」から にわかに改めがたい事情がある場合に限り使うこととされた 「ヘボン式」にするというが、 学校教育の場では確かに「ti」「zyu」「si」と教わっても 実社会では「shi」「ju」「shi」というつづり方を 当たり前のように見てきた。 その違和感でモヤモヤしたことが何度もあっ…
私の大好きな言葉、スワヒリ語のpolepole。 私のHPのURLにはヘボン式ローマ字に当てはめた形で存在しています。 ゆっくりゆっくりという意味ですが、 Polepole ni mwendo(ポレポレ ニ ムウェンド)となると 「ゆっくりは、かえって前に進む」→「ゆっくり進むことで、より遠く、そして深い世界に行くことができる」 という意味になるそうです。この感覚が好き!(^o^) 楽器の習得は時間がかかるものなので、polepole精神はとても役に立ちます。 日本語でも「継続は力なり」と言いますし、ゆっくりでも確実に進んでいくことが大切だと思っています♪(*^_^*)
天声人語でまたローマ字問題について語っている。 このひとの特徴は隠れヘボン式論者だということだ。 その特徴は最初に引用している大西雅雄というひとの人選にも表れている。 このひとは、標準式ローマ字(ヘボン式)を広めていたひとで、当時の文脈からすれば、どちらかというと国内では抑え込まれていたヘボン式こそが”国際的”ということとして読まなければならないだろう。日本音声学会の理事長ということだが、戦後の音声学は英語教育の分野で発達したと聞く。そうすると、むしろ米国寄りの立場をとるのは当然といえよう。しかし、不思議なのは、71年前も今と同じく例えば"machida"と書けば”マシダ”になってしまったので…