イギリスの画家。Hockney, David (1937- ) ポップな作風が持ち味。
天気予報を確かめもせず明日の天気は晴れだと思い込み、いざ午前2時すぎに目が覚めたら雨の音。 それでも怯まず午前4時に家をでる。 雨の大阪の街が写っている写真もあった方が良い。 そして、夜明け前に京橋に到着。 歩き出してしばらくすると、ザーザー降りの雨。 結構濡れた。 今日の日曜はあまり時間がない。 だから、この更新もゆっくり文章を考えることができない。 いや、考えると言うより四苦八苦しているだけなのだが、その時間もあまり無いものだから、とりあえず悩まずに、すぐ書けることだけを書く。 さっき、今朝放送され、録画しておいた日曜美術館『野見山暁治の「宇宙」』を見た。 その後、先週のホックニーの回を続…
都立の美術館が夏の間、毎週金曜日は21時まで営業しているということで、東京都現代美術館で開催中のデイヴィッド・ホックニー展へ。 自分がイメージしていたホックニーの絵とは随分変化している絵がたくさんあってびっくり。ホックニーのイメージは、プールサイドの絵のイメージだったけど、近年は、iPadでも描いているそうで、後半の展示はデジタルディスプレイだったり、インクジェットプリンターで印刷したものだったり、写真のコラージュもあったりと多種多様な展示内容だった。 見たことがない大きな作品も展示されていて、その色彩感覚に圧倒された。 メインの展示フロアは、3階なんだけど、1階のデジタル系作品は、撮影可能だ…
猛暑のなか、昨日16日の日曜に、清澄白河にある東京都現代美術館までその前日からはじまったデイヴィッド・ホックニーの展示を見に行きました。上の写真は美術館の地階になるのかな、一階なのかな、池と石のある庭です。あまりに暑いからか、あるいは導線として展覧会とショップの流れにないからなのか、あまり訪れる人がいない場所で、私はこの美術館に行くときには立ち寄ります。西日が水面にあたり、反射した光が天井でゆらゆら揺れるのは、むかしは神奈川県立美術館鎌倉だった坂倉準三設計の建物にもつながります。 ホックニー、1970年代80年代に渋谷のパルコなんかにはちょっと高価なポスターを売っている店があり(いまもそういう…
Faces 1966-1984 / David Hockney / Those and Hudson / 1987 / 268x208mm / 71p / 英文 / softcover / 4,500円+450円=4,950円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp ホックニーの ごく身近な人々の ポートレート。 気のせいか、 どれも 緊張感を感じない とてもいい ドローイングです。
買う買うと言い続けて買っていなかったクリスタ、CLIP STUDIO PAINTを買った。 機能をポチポチ触っているだけでも楽しい。こんなことまでできるのか!という驚きもある。一方でまるで使い方が分からない機能もある(パース定規のことだ)。完全に新しいおもちゃを手に入れた子供の気分。 特にレイヤー機能に気付いたときは、長いインターネット生活で見聞きしてきた「レイヤー」とはこのことか、これを分けないと大変なことになるらしい。と古い言い伝えを思い出した村人みたいにもなった。と同時に、昨夏現代美術館で催されていた「デイヴィッド・ホックニー展」で、近くにいたカップルが「紙にレイヤーはないから!」と話し…
1995年 公開監督:ブライアン・シンガー主演:スティーブン・ボールドウィン youtu.be (アマプラ) https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G4RBJXU/ref=atv_dp_share_cu_r あらすじ 詐欺師で左側の手足に麻痺があるヴァーバル・キントは、サンペドロ港での密輸船爆発事件が起こるまでの一連の過程を関税局捜査官のクイヤンに語る… 初見の方が羨ましいほどの 衝撃的な結末の ミステリー・サスペンス映画! 銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者(マクマナス、フェンスター、ホックニー、ヴァーバル、キートン)が、チームを組…
最近読んだ本で、まだブログに書いていなかったものをまとめて書き記しておきます。 『月の部屋で会いましょう』(レイ・ヴクサヴィッチ) 全く知らない作家だったけど、岸本佐知子さん翻訳本なら間違いないだろうと手に取ってみた。肌が宇宙服になって空へ舞い上がる奇病とか、無茶苦茶シュールな光景をよくある出来事みたいにさらりと描くSF短編集。中では『彗星なし(ノー・コメット)』が好きだった。 月の部屋で会いましょう (創元SF文庫) 作者:レイ・ヴクサヴィッチ 東京創元社 Amazon 『フングリコングリ 図工室のおはなし会』(岡田淳) 娘に薦められた児童文学。放課後の図工室を訪れる虫や動物たちに先生が語る…
Pictures by David Hockney / デイヴィッド・ホックニー ニコス・スタンゴス / Thames and Hudson 1988 / Softcover 268x220mm 120p 英文 は「本まるさんかくしかく」で販売中です。 hon034.stores.jp デイヴィッド・ホックニーの作品集。 144点収録を収録。 ホックニーの中でも 私の最も好きな頃の作品集。 2019年にも書きましたが。 平べったい風景、 動けない人物、 不自然でしっくりこない水の動き、 明るくカラフルな静物。 うまく説明できないけれども 他と違う 見慣れていない景色。 hon034.store…
⚫︎RYOZAN PARK 巣鴨で、連続講座「未だ十分に尽くされていない近代絵画の可能性について(おさらいとみらい)」、第二回「「実の透明性/虚の透明性」を魔改造する」。スライド600枚弱で、四時間を超えるイベントになった。コーリン・ロウ+ロバート・スラツキイの論文「透明性―虚と実」の解説から始まって、幽体離脱的な、一でもあり多でもある「わたし」というありようを実現する表現(魔改造された「透明性」)に至るところにまで持っていくのに、最低限そのくらいかかった、ということだ(アーカイブもあります)。 inunosenakaza.com 流れとしては、「透明性―虚と実」の解説→論文にない実例の提示→…
ヤン・ヴァンリエットJan Vanriet / Marcel van Jole / Antwerpen Arte & Biblio Press / 1980年 / 135x180mm / 63ページ / Softcover / は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp 水彩画の透明感、 印象が優しくて、 とても好きなのです。 手のひらサイズ、 小さなヤン・ヴァンリエット作品集を見つけて、 幸せな気分に。 デビッド・ホックニーが 描かれたページがあるのですが、 ヤンはスキなのかなぁ。 hon034.stores.jp
Pictures by David Hockney / Nikos Stangos (Author) / Abrams / 1979 / 270x220mm / 120p / 英文 / Softcover / は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp 静物画, シャワー、 プール、 カーテン、 肖像画など. さまざまな手法で描かれた 代表的なホックニーの作品。 アメリカに西海岸に 移り住んだ彼の作品は 明るく優しい色です。 hon034.stores.jp
イラン暦1402年エスファンド月16日 これは本当に東京の冬なのだろうかと思うような雨天が続く近ごろです。ひょっとすると春に向けた雨なのだろうか。家の中で過ごすぶんには、外で雨がしのつく様子を見ているのも良いものだと思えるようになったのは、(精神的にも)大人になれたからなのでしょうか。みなさんはどんな日々を送っていますか。 南の島へ 自分だったら選ばないだろうなと思う旅先の最たるもの、ハワイへ行ってきました。家族行事なので仕方なし。到着当初は、いわゆる「ハワイ」のイメージにあてられ(何しろハワイアン航空を選んだら、搭乗した瞬間からモニターでフラダンスが流れていた)、テーマパークのような作られた…
テレピン月日 作者:大竹 伸朗 晶文社 Amazon 『テレピン月日』大竹伸朗著を読む。 作者のデビューシーンは、鮮烈だった。ニューペインティング(懐かし!)がアートシーンで注目されていた頃。横尾忠則は画家宣言しちゃうわ。個人的には、ジュリアン・シュナベールの絵が好きだったけど。そうそう、ニューペインティングじゃないけど、デビッド・ホックニーのタブロー画もよかった。そんな中、彼は大胆なコラージュ作品でADC賞をかっさらうなど、当時のアート少年・少女に強烈なインパクトを与えた。 その後、彼は四国・宇和島に拠点を移して、創作活動に励む。この本には、東京で展覧会を開くので、東京の仮住まいでの制作日記…
2024年2月某日 今週は部屋の中から出ていなかった。通販で頼んでいたものがポストに投函されたとメールが届いていたので外に出る。ぬるい夜だった。アパートの隣の藪がざわりと音を立てて揺れる音を聞いて「広いなあ」と思った。 部屋にいる時は自分の大きさが部屋に対して大きくて、自分の辛いことや苦しいこと、自分のことばかりを考えてしまう。相対的な自分の大きさが大きくなるからのように思う。 最近読んだ坂口恭平著「自分の薬をつくる」という本の中で、画家デイヴィット・ホックニーの『自分に深刻になるな、作品に深刻になれ』という言葉を引用されていた。また、「死ぬまで生きる日記」の著者である土門蘭さんのXのポストで…
今日は上野まで出掛け、 東京都美術館で開催中の 「印象派 モネからアメ リカへ」を鑑賞。 美術館は久し振りだなあ と思って調べたら、去年 の10月の「デヴィット・ ホックニー展」以来です。 今年はもう少し小まめに 出掛けましょう。 今日の展覧会はアメリカの ウースター市の美術館所蔵 の印象派の作品の展覧会で す。 ウースター市はボストンの 近くにある町ですが印象派 の絵を1898年の開館以来 積極的に収集してきたそう です。 印象派はアメリカにも大きな 影響を与え、アメリカからも 若い画家たちがパリに集って 印象派の勉強をしたそうです。 日本から多くの画家がパリに 絵画の修行行ったことは知っ …
前は一つの展覧会ごとに記事を書いてたのにいつのまにか季節ごとになり、ついに半年に!まとめるの大変だったのでもうちょいこまめにやりたいです。 今回は2023年に行って特に印象深かった展示についても書いてみます。 下半期展覧会めぐり メゾンエルメス エマイユと身体 PLAY! MUSEUM エルマーのぼうけん展 国立新美術館 蔡國強 21_21 DESIGN SIGHT Material, or 東京都現代美術館 デイヴィッド・ホックニー展 東京都現代美術館 あ、共感とかじゃなくて。 八王子夢美術館 ピーター・シスの闇と夢 アーティゾン美術館 ここへきて やむにやまれぬ サンサシオン DIC川村記…
今日はざわざわする日。ここ数日の期間は。 王子は女魔法使いのことを知っているのに、女魔法使いは王子のことを知らない。そのせいでラプンツェルは、女魔法使いに対し不正直にふるまっている自分を責める。とはいえ、実は王子に対しても不正直にふるまってきたことも認識している。敷布団の下に隠した梯子に、絹を継ぎ足すのをやめてしまったというだけではない。それよりもっとずっと悪い。 だがまだほかにもある。宮廷、王様、侍女、酒瓶、猟犬……どれも上手く把握できない、心の手で上手く掴めないのだ。 (スティーブン・ミルハウザー 柴田元幸/訳「ラプンツェル」『夜の声』) 犬の地図、鍛えられていく。雨の後はそこここに埋め込…
昨年11月に久々の海外旅行としてタイ バンコクへ行きとても楽しかった。せっかくなので旅の記録とは別に、荷物や服装を備忘録します。 ▽旅行記はこちら aso414.hatenablog.com aso414.hatenablog.com 旅の荷物 旅行用バッグラインナップ 機内持ち込み用バッグの中身 機内用ポーチの中身 メインバッグ パスポートポーチの中身 サブバッグ メイクポーチの中身 スマホ パッキング用品 おまけ 旅の洗面台 旅の服装 4泊5日での旅衣装一式 全日程ワンピース アクセサリー おめかし着 室内用ダル着 総括 旅の荷物 旅行用バッグラインナップ 旅行に持っていくバッグは、たくさ…
チコちゃん風に言うと「なぜ印象派が出現したの?」→答え「写真ができたから」 秘密の知識 巨匠も用いた知られざる技術の解明 作者:デイヴィッド ホックニー 青幻舎 Amazon 科学と美術の絶妙な関係。超絶!おもしろい! 卒業アルバムや画集のような大型の本だが、絵そのものの鑑賞がメインテーマではないので図書館本でも十分かも。 ルネサンス以前の微妙にデッサンの整わない宗教画的な絵画がルネサンス以後、急速にデッサンの整ったリアリティのある絵画になっていったのはなぜか?それは、レンズなど光学機器の発達によって紙面に投影した現実を模写するという手法が広まったから。カラバッジョもダ・ヴィンチも実物を見て描…