スポーツ、主にプロ野球における選手入札制度。
所属球団の承認を得て、MLB入りを希望する日本プロ野球界の選手の交渉権を、MLB球団が入札で得る。
獲得を望むMLB各球団からの最高額が、日本プロ野球コミッショナーを通じて、日本側に通知される。
入札選手の所属球団が受諾すれば*1、最高額で入札したMLB球団に独占交渉権が発生。
選手と契約に合意すれば、所属球団への送金などを経て移籍が成立する。
本来、FA権利を取得する迄の期間は球団に所属する義務が発生するが、
ポスティングの場合は早期に移籍可能な為、近年これを希望する選手が多くなっている。
但し、選手に移籍先の選択権はなく移籍金も低額である為、球団にこだわりを持たずMLB志向の選手にとっては、好都合である。
しかし、日本プロ野球界の規則を覆す制度であり、制度を認めない球団が多く、ファンなどの反発も多い。
なお、野茂英雄は任意引退*2、伊良部秀輝はトレード、井口資仁は自由契約でMLBに移籍している。
ポスティングシステムは、メジャーリーグへの移籍を希望する選手が使う入札制度です。所属球団とコミッショナーを通してメジャーリーグの球団に該当の選手が契約可能であることを告知し、最高金額で落札した球団に独占交渉権を与えるものです。
ダルビッシュ選手が自身のブログでメジャーリーグ移籍を表明 - はてなブックマークニュース
| 年度 | 選手名 | 守備位置 | 所属球団 | → | 入札球団 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1999年 | ケサダ? | 外野手 | 広島東洋カープ | → | シンシナティ・レッズ | マイナー契約 |
| ペレス | 外野手 | 広島東洋カープ | → | なし | ||
| 2001年 | イチロー | 外野手 | オリックス・ブルーウェーブ | → | シアトル・マリナーズ | |
| 2002年 | 石井一久 | 投手 | ヤクルトスワローズ | → | ロサンゼルス・ドジャース | |
| 2003年 | 大塚晶則 | 投手 | 大阪近鉄バファローズ | → | なし | 中日ドラゴンズにトレード |
| ラミーレス? | 投手 | 広島東洋カープ | → | ニューヨーク・ヤンキース | マイナー契約 | |
| 2004年 | 大塚晶則 | 投手 | 中日ドラゴンズ | → | サンディエゴ・パドレス | 再入札 |
| 2005年 | 中村紀洋 | 内野手 | 大阪近鉄バファローズ | → | ロサンゼルス・ドジャース | |
| 2006年 | 入来祐作 | 投手 | 北海道日本ハムファイターズ | → | なし | 自由契約 |
| 森慎二 | 投手 | 西武ライオンズ | → | タンパベイ・デビルレイズ | ||
| 2007年 | 松坂大輔 | 投手 | 西武ライオンズ | → | ボストン・レッドソックス | 史上最高額 |
| 岩村明憲 | 内野手 | 東京ヤクルトスワローズ | → | タンパベイ・デビルレイズ | ||
| 井川慶 | 投手 | 阪神タイガース | → | ニューヨーク・ヤンキース | ||
| 2008年 | 三井浩二 | 投手 | 埼玉西武ライオンズ | → | なし | |
| 2009年 | 三井浩二 | 投手 | 埼玉西武ライオンズ | → | なし | 再入札→西武残留→同年オフ戦力外通告→現役引退 |
| 2010年 | 西岡剛 | 内野手 | 千葉ロッテマリーンズ | → | ミネソタ・ツインズ | 史上最年少 |
| 岩隈久志 | 投手 | 東北楽天イーグルス | → | オークランド・アスレチックス | 交渉決裂→楽天残留 | |
| 2011年 | ダルビッシュ有 | 投手 | 北海道日本ハムファイターズ | → | テキサス・レンジャーズ | |
| 中島裕之 | 内野手 | 埼玉西武ライオンズ | → | ニューヨーク・ヤンキース | 交渉決裂→西武残留 | |
| 青木宣親 | 外野手 | 東京ヤクルトスワローズ | → | ミルウォーキー・ブリュワーズ | 入団テスト込み |
wojwmj832013-05-03
wojwmj832013-01-27