相撲における力士の名前。 四股名というのは当て字で、もともとは醜名と書き、へりくだって呼ぶ名前という意味であった。この場合の「醜」とは「みにくい」という意味ではなく、「醜男」などの言葉と同じように「逞しい」という意味である。 元々は出身地やお抱えの藩の山や名勝地等を名づけることが多かったが、昭和以降は師匠の四股名から一字を取って名づける四股名が多くなった。平成以降は音読みの四股名が急増している。
当記事は2023年版です。2022年版もしくは2021年版をお探しの方は、お手数ですが「芸名統計2022」もしくは「芸名統計2021」カテゴリから記事をご確認ください。 前回の記事では宝塚歌劇団の現役生徒の芸名に使われる字について調べたデータをもとに、それぞれの芸名に含まれる字を使っている延べ人数(以下「人数和」)を算出したり、字の傾向のみで研1生の組配属を予想したりしました。 このデータを用いて、筆者の好きな人たちの名前はタカラジェンヌだとどなたに近くてどの組に近いかを調べました。 なお今年度は集計対象が多いため、昨年度の集計対象とした3ジャンルを1記事にまとめ「前編」としてお送りします。 …
息子が学校から紙ずもうのおすもうさんを持ち帰って来た。ワークブック的な教材で、そういうのがあるらしい。図工?いや生活科か? とりあえず、おすもうさんの裏面にはこう書いてあった。 力士の四股名あるある。うちみたいに大相撲中継も夕方のニュースも観ない家では、子どもたちに「四股名あるある」が通用しない。この教材は、そんな現代の子どもたちにも優しく「四股名あるある」を教えてくれている。 「やま」、「かわ」(川が付く力士って私はあんまり思い浮かばないな)、「うみ」などが付く、強そうな名前を考えてあげよう。 うちの息子が考えた、強そうな名前はこちら。 「ごりごりたろう」。 おい山や川や海どこ行った。裏面の…
昨年に引き続き宝塚歌劇団の現役生徒の芸名に使われる字について調べ、それぞれの芸名に含まれる字を使っている延べ人数(以下「人数和」) と、それぞれの字の所属組別の使用率を算出しました。 そして前回そして前々回の記事ではこのデータを用いて、筆者の好きな人たちの名前はタカラジェンヌだとどなたに近くてどの組に近いかを調べました。 今回は、算出の過程で思い浮かんだ仮説を検証するべく、もう1ジャンルの名前で同じ調査を行いました。 ※この記事から読まれた方はおそらく筆者が何をやっているのかよく分からなくなると思われますので、前回そして前々回の記事に一度目を通していただけると良いかと存じます。※ gzmlhz…
今朝は両国での人身事故で総武線が止まっているらしい。 受験生も大変だと思うが、若い力士は大丈夫だろうか、というのも気になる。 琴ノ若×王鵬戦 若乃花の目 news.yahoo.co.jp 私も2世力士で注目され「親に恥はかかせられない」という気持ちはありましたが、親の七光など通用しない世界ですから、2世ということで特別に感じるプレッシャーはなかったですね。 私の場合は新関脇に上がった時に突然、「若ノ花」(のち若乃花)に改名されました。本人は全く知らず当日のスポーツ新聞で知って驚いたことを覚えています。横綱のしこ名ですから。「えっ、聞いてないよ~」と。2世力士の先輩として、余計なことかもしれませ…
その辺にいる一般男性が語る「相撲について」なので、深いものではありません。大相撲ファンの方は、可能な限り温かい目で見てください。絶対に僕を二丁投げしないでください。 なぜ、相撲のことを書こうと思ったかと言うと、ある記事を読んだからです。ある力士をプッシュ、いや、全面に押し出した記事でした。「北勝富士」という方です。僕は、その四股名が気になりました。四股名(しこな)はご存知でしょうか?プロレスでいうリングネームみたいな感じです。若い頃(番付が低いとき)は、本名で取り組んだりします。番付が上がると、四股名を新たにつけます。 ☆★☆ 相撲に興味が無い人は、ニュース等で、誰々が優勝した!という情報を得…
で、「乃」を使われるとバンドじゃなくて四股名みたいな感じがしますね。 似たような名前で「湘南乃海」という力士がいまして、今度新十両となるらしい。 めでたいですね。 しかし、この四股名は、やはり「湘南乃風」を意識したのだろうと思ってましたが、今日十両昇進のニュースを見てたら、親方は立田川(安芸乃島)。 安芸乃島って、あんまり湘南乃風を聴かないような気がする、ま、勝手にそういうイメージを持っているだけですけども、湘南乃風と関係無しに湘南乃海という四股名を付けたという可能性に思い当たりました。 お相撲さんの四股名で「〜乃海」あるいは「〜の海」という四股名はよくあるでしょう。 隠岐の海、佐田の海、「の…
一月場所や初場所など、相撲には2種類の呼び名があり、どの名前が正しいのか疑問に思う人もいるでしょう。しかしこれらは正式名称と愛称の違いだけで、どちらが間違いというわけではありません。 そこでこの記事では、各場所の名前とともに開催場所を解説しています。ぜひ本場所の正式名称と愛称、開催場所も合わせて覚え、相撲の知識を高めてみてくださいね。 大相撲とは Pixabay 大相撲とは、「日本相撲協会」が主催で行われる相撲興行です。力士同士が力をぶつけて勝敗を決めます。 大相撲が幕開けするのは奇数月の第2日曜日からです。15日間行われ、1日目を「初日」、8日目を「中日」、15日目の最終日を「千秋楽」と呼び…
・1925年に3場所連続優勝の後突然現役を引退した横綱は栃木山である →○ ・1963年に大学出身で初の大関となった力士、豊山の出身大学は日本大学である →× ・1969年に大相撲史上唯一の中学生で幕下力士となったのは北の湖である →○ ・1977年に行われた第1回日本大相撲トーナメントで優勝した横綱は三重ノ海である →× ・1991年大相撲5月場所で初日に貴花田に敗れた千代の富士はその日に引退を表明した →× ・1993年に外国人力士として初めて横綱に昇進したのは武蔵丸である →× ・2005年に亡くなった元大関の貴ノ花は、初代若乃花の 弟である→○ 従兄弟である→× ・2009年6月に、大…
大阪・兵庫の岩山を登る 中山連山(その3) - kotarosandayoneの日記 (hatenablog.com) 高御位山と書いて「たかみくらやま」と読みます。別名「播磨富士」。 南側から望む高御位山 ©山と渓谷オンライン 「播磨富士(はりまふじ)」という四股名の力士なんて絶対実在しそうだな~と思ったら「日馬富士(はるまふじ)」という横綱がいらっしゃいました。ひと音違い。どうりでしっくりくるはずだわ。 そう言えばこんな架空の力士もいましたね(のち実在したそうですが)。 ©講談社 モーニングKC 「日帰り山歩き」(JTBパブリッシング)を買って読んだところ、このような写真が目に入り、「元気…
展覧会からハローサイクリングで二日続けてのフクアリへ。 シーズンチケットのご招待でweリーグ長野戦。 試合は2:0で快勝して昨日のもやもやを一掃。ジェフ三唱! しかし700人くらいの動員で興行として成り立つのかしら? 申し訳ないが四股名かと🤭
先日、曙死去という残念なニュースが流れてきた(曙関連の記載は前回記載したのでそちらをご参照ください)。 改めて曙の相撲を動画で観たが、相手を寄せ付けず圧倒するという点において、異なる視点から横綱相撲を貫いた力士だと感じた。 また引退の美学も素晴らしかった。 話題は逸れるが、大相撲では巡業も始まっているようである。 私自身、あまり巡業話題に興味を示さないが、8月には北海道で巡業があるため観戦しようかどうか迷っているところではある。 そして本題に入るが、先場所活躍した尊富士と大の里。 この両者は春場所千秋楽の取組前に三賞2つが確定しており、優勝すればトリプル受賞という流れになっていた。 尊富士はそ…
ついでの範囲で行ける富士塚を見て歩いているので、神田の柳森神社へ。 JRの最寄り駅は秋葉原駅、神田川に接しています。 柳原通りに面した鳥居 ここにあるのは「富士講関係石碑群」とされていて、登ることはできません。 富士浅間神社を合祀した経緯より1930年(昭和5年)に富士塚が築かれましたが、関東大震災、戦争、やがては富士講の衰退という事情から崩される運命に。現存するのは、その時の一部の石と石碑を積み直したものです。 手水所にも名残 富士浅間神社だけでなくここには数多くの神社が合祀されていて、境内はまるで神社のアパート。震災、戦争だけでなく都会的な事情もあったのでしょうか。 むかし若者たちが力を競…
四月大歌舞伎 イヤホンガイドオンラインストア耳寄屋で、四月大歌舞伎のWeb講座を購入して予習。 2024年04月歌舞伎座「四月大歌舞伎」昼の部Web講座 | 耳寄屋(みみよりや)イヤホンガイ... 11時00分~12時13分、双蝶々曲輪日記 引窓 原作は人形浄瑠璃(現在の文楽)で、大坂の竹本座で初演され、後に歌舞伎に取り入れられた。 作者は武田出雲、三好松洛、並木千柳の3人の合作で、この3人は三大名作と言われる、菅原伝授手習鑑(1746年)、義経千本桜(1747年)、仮名手本忠臣蔵(1748年)も書いた。 双蝶々曲輪日記は1749年初演で、夏祭浪花鑑もこの3人が書き、1745年初演。 歌舞伎や…
オードリーのオールナイトニッポン2024.03.30.…こんな感じでした。 OP 今日から春ですおじさんになってゆく…のりあき…山里亮太さんスクール革命の打ち上げ「おじさん or おじさんじゃない」のテスト春日は裸足春日の英語の番組(企) Road to 東京ドーム…延長戦若林、自転車に乗っていないと体力が落ちる。春日、新幹線のチケットがない。(企)我々が聞きたいテーマについてメールを送っていただきました。次回は、「なんでも話せる友達がいたら話してみたいこと」です(企)しんやめED 現金 ソレダメ!サンダルの文化 MCの若林以外みんなサンダルで収録しているらしい。 萌え袖 萌え袖(もえそで)は…
熊ぼっこ。 熊はいいとして、問題はぼっこだ。 正代関って、熊ぼこ出身だってね。 いや、違う。 正代の出身地は熊ぼこではなく、熊本だ。 正代は四股名ではなく本名で、お婆さんの名前は正代正代らしいが、熊ぼこ出身ではないのである。 そんなことはどうでもいい。 安さの殿堂、熊ぼっこ。 この日は初めてのチャーハンを試してみた。 不味い。 物凄く不味い。 チャーハンをここまで不味く作るのも難しいだろうに、という程不味い。 失敗したな。 私は特にチャーハンに拘りは無いとは言え、考えてみたら神楽坂の龍朋、江戸川橋の新雅、護国寺の栃尾と、美味しいチャーハンに囲まれているのであった。 このチャーハンが熊ぼっこと私…
4月へ突入して早1週間。 私自身は身近で新入社員が入社したとか4月らしいイベントがないため、あまり実感がわかないところだが、とりあえず気候が暖かくなってきたことは喜ばしい。 大相撲春場所千秋楽からも2週間経過したが、今でも尊富士の話題はちょいちょい見かける。 そして春場所もう一人の主役と言えば『大の里』だろう。 春場所は尊富士と大の里が盛り上げてくれた場所だった。 そんな大の里だが、新入幕から2場所連続二桁の白星を挙げたが、これは年6場所制となった昭和33年以降『7人目』である(ちなみに過去にこの話題に関して投稿しているのでこちらを参照。)。 また大の里は2場所連続11勝で合計22勝としている…
大相撲春場所千秋楽から早1週間。 この1週間は月末週という事で余計早く感じており、いわゆる『相撲ロス』もそこまで感じなかった。 春場所は尊富士が優勝を果たし『110年ぶりの新入幕優勝』が話題となった。 この凄さに関しては相撲観戦している人ならばすぐにわかることだが、やはり話題性として十分だったのか、相撲観戦していない人でも耳にするレベルだったようである。 そのため『相撲凄かったんでしょ?』『110年ぶりなんでしょ?』等と声をかけられることが多かった。 新入幕優勝もそうだし、初土俵から所要10場所もとんでもないし、そして何気に幕尻優勝でもあった。 優勝ばかりに目がいきがちだが、今場所の尊富士は『…
YouTubeで現在、大人気の相撲部屋がある。関取は一人だが幕下から序二段までの若い取的さんたちの日常とちゃんこの食べっぷりなどを配信して大人気である。長く人権無視や暴力事件、いじめ、ハラスメントの温床のように誹謗中傷されてきた角界の弟子たちに光を当てている。十数人の青春群像劇のようであるが実はドキュメンタリーで脚色、やらせのない真実である。 それから、師匠とおかみさんが実にいい。私たち老夫婦の子どもくらいの年齢だが厳しい中にもほのぼのとした愛情を持って弟子たちに接している。関取も若い衆の尊敬を集めていて怖いけれども後輩たちはあこがれているようだ。若い衆の中で一番関取に近い幕下上位の取的さんが…
3月の大相撲大阪場所で青森県五所河原出身の新入幕の尊富士(24歳)が優勝した。 新入幕力士の初日からの11連勝は大横綱・大鵬と並ぶ大記録だ。ケガを押して強行出場し、そのまま優勝した。新入幕力士の優勝は110年ぶりとされている。初場所から10場所目での優勝は史上最速というおまけでついる、記録づくめの優勝だ。 100年前とは1914年。その力士は両國勇次郎( 1892年 3月18日 - 1960年 8月10日) である。両國については、この「名言との対話」で過去に取り上げている。 秋田県大仙市出身。1909年初土俵。新入幕の1914年5月場所で9勝1休でいきなり優勝を果たす。1915年に東関脇に昇…
相撲終わり、興奮も冷めやらないですが東京へ帰ります。新幹線は取っているので移動時間を計算に入れてなんばでご飯を食べてもいいのですが、余裕を持って寛ぎたいので新大阪に移動します。 御堂筋線 なんば駅 新大阪駅に着いたら地下鉄の改札は2階なので、1階の味の小路へ降ります。 味の小路、ワクワクするな MOJA CURRY 外観 20時までって書いてあるのに閉まってる…(涙)新大阪ならまた機会もあろう。 tabelog.com 浪花料理 磯八 外観 斜め前に「浪花料理」なんて心惹かれるちょうちん下げてる店があったので吸い込まれてみます。食べログだと、日本料理になってる。日本 ⊃ 浪花ではあるわな。 な…
先ほど、スタバ(略してスターバックス)でほうじ茶ティーラテという怪しい飲み物を戴いて参りました。金閣寺テンプルみたいな和製英語に頭がクラクラしましたが、美味しかったです。 そんなことより、『四月になれば彼女は』という映画のポスターが目に入りました。今日はこの映画について考察していきたいと思います。 まず、「四月になれば」と書かれていることから、ほぼ間違いなく未来のことを指すと考えられます。となると、「彼女は」未来に……どうなるのでしょうか。ここから先が書かれていないのでわからないのです。述語が記載されていない以上、こちらで補足するしかありません。「彼女は〜する」「彼女は〜だ」の「〜」に何が入る…