リスト::美術館 鎌倉館、鎌倉別館、葉山館からなる、日本の近代美術史において重要な意味を持つ美術館。
鎌倉、鶴岡八幡宮に隣接して1951年に開館した、日本初の公立近代美術館。坂倉準三設計。1999年にDOCOMOMO日本近代建築20選に選出された、建物自体が歴史的な意義をもつ美術館。
1984年開館。大高正人設計。
2003年開館。
こんにちは、むさしです。 (単身赴任時の記録:No,5) 神奈川県三浦郡葉山町にある「神奈川県立近代美術館(葉山)」は展示内容がとても素晴らしいので時々展示を見に行ってました。 おまけに素晴らしいロケーションです。 時折訪問して癒されてました。 是非、訪れてみることをお勧めします。 www.moma.pref.kanagawa.jp 美術館の敷地から撮影(2月頃) 正面入口 敷地内の作品 企画展示の内容を事前に調べて興味の持てるものを見に行っていました。 館内を回った後はレストランのバルコニーでティータイムです。 是非、近いうちに訪れたいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございまし…
退職して7年目の春。今年度もフルタイムで働くことになった。6名の1年次教員の支援をする。 4名は講師経験あり、2名は3月に大学を卒業したばかり。1年後に「教師になってよかった」と思える研修にしたい。 神奈川県立近代美術館から見える葉山の海 旅行2日目は葉山へ。 横浜から列車で30分ほどで鎌倉、次が逗子、そこからバスで20分で葉山の神奈川近代美術館へ到着。 バスの窓から見るとこのあたりはまだ古い建物が残っていて、何となく嬉しくなる。 道沿いに「日陰茶屋」という看板が見えた。「えっ?あの大杉栄の…」 美術館は横尾龍彦展が開催中だった。 「名前は聞いたことがある」くらいだったけど楽しめた。 初期は聖…
*基本データ 場所:鎌倉 鶴岡八幡宮のすぐ近く 行った日:2023/3 美術館URL⇒鎌倉別館 | 神奈川県立近代美術館 (pref.kanagawa.jp) 海側から鶴岡八幡宮へ向かい、鳥居を過ぎて進むと見えてきます。美術館に駐車場は無いので少し先の建長寺の有料駐車場に駐車します。 コレクション展「美しい本–湯川書房の書物と版画」開催中。 1984年開館、設計は大高正人氏。 何とも不思議な外観です。三角屋根が大高建築らしさを感じさせます。 真ん中に階段、中はもっと不思議です。 真ん中が入り口で左右が展示室になっています。 2本の突起物の正体は休憩と展示のためのスペースでした。 鎌倉文華館 鶴…
*基本データ 場所:葉山 行った日:2023/3 美術館URL⇒葉山館 | 神奈川県立近代美術館 (pref.kanagawa.jp) 当初の神奈川県立近代美術館(旧鎌倉館)は、1951年、板倉準三氏の設計で鶴岡八幡宮の境内に開館しましたが、2016年に閉館し、現在は鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムとして運用されています。葉山館は1984年開館の鎌倉別館の次に2003年に開館した3番目の美術館です。 中庭のような場所、左側と正面が展示室、右側にレストラン、ミュージアムショップ、講堂があります。 イサム・ノグチ《こけし》1951年 《石人》(オリジナルは岩戸山古墳出土の扁平石人) 東京国立博物館 平…
美しい本 湯川書房の書物と版画@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 「面白い企画をやっているよ」、と本づくりのプロに教えていただいたので、みにいってきた。鎌倉、鶴岡八幡宮から北鎌倉駅方面に歩いてすぐの、神奈川県立近代美術館。 『美しい本 湯川書房の書物と版画』 という企画展。 パンフレットの説明よれば、”湯川書房は、湯川成一(1937‐2008)によって、1969年に大阪市で設立。1998年より京都市に事務所を構えた。辻邦生『北の岬』を皮切りに、作品選定から装幀、造本に至るすべての工程を一人でになう限定品を専門に出版を行う。独自の審美眼で作家の才能を見出し辻邦生『安土往還記』、望月通陽『出埃及記』…
今月12日に亡くなった加賀乙彦さんは、短編小説をまとめた全集というの も出しているのですが、これまでのところ縁がなくて、手にすることができて おりません。 加賀さんの短編をまとめたもののほうが入手困難なようですが、加賀さんの 短編を読んでやろうなんて人は、そんなにいないのでありましょう。 2009年のことになりますが、当時の大学入試センター試験の「国語」の問 題に加賀さんの短編小説「雨の庭」の一部が採用されて、受験生の間で加賀乙 彦というのは誰だとなったようで、この小説を話題としていた当方のブログも すこし賑わいをみせたことを思いだします。 当方は小説の内容をというよりも、湯川書房の限定本「雨…
いつもお立ち寄りいただきありがとうございます! 葉山御用邸ほど近くにある 神奈川県立近代美術館 本日休館。。。 併設されているレストラン↑は、営業していました 少し高台になっている場所にあるレストランからは海の景色が楽しめます 店内からもオーシャンビューの席のみですが、奥にはテラス席もあります。 テラスからの眺望の動画↓ ただし、テラス席は鳥が食べ物を狙ってしまうので、お茶のみの利用となります という事で、店内で食事をいただきます ドリンクは ノンアルコールビール 500円 エルダーフラワーソーダ 600円 ハンバーガー 1,200円 チーズ抜きにしていただきました。 シンプルなバーガーです …
只今、神奈川県立近代美術館葉山館では、「芥川龍之介と美の世界 二人の先達ー夏目漱石、菅虎雄」展が開催されています。 美術に関心の深かった芥川龍之介。その師夏目漱石と菅虎雄にまつわる展覧会です。 それぞれの師との交流を軸に、芥川の美への眼差しと、作品世界に投影された美術作品に注目していきます。 芥川の師であり、漱石の友人である菅の筆による、二人の書斎に掲げられたそれぞれの扁額「我鬼窟」と「我猫庵」など、見どころたくさん!書簡や自筆原稿、初版本、絵画作品も豊富に展示されています。 館内にいる5匹の河童をみつけると「芥川河童ステッカー」が貰える、「河童三昧」というチャーミングなイベントも開催中です。…
没後50年 福田平八郎 ■2024年3月9日〜5月6日■大阪中之島美術館 美術館のチケットブース前に長い行列が出来ていて困ったなあと思ったのですが、大半のお客さんは同時開催されている「モネ展」がお目当てだったようです。 関西では2007年の京都国立近代美術館展以来、17年ぶりとなる福田平八郎(1892-1974)の大回顧展。こちらの方は大きな混雑もなく比較的ゆったりと鑑賞できました(平日鑑賞)。 nakka-art.jp 福田平八郎は大分に生まれ育ち京都で活躍した人です。本展は当然に平八郎の故郷である大分でも開催(大分県立美術館 5月18日〜7月15日)されますが、大阪とは特に強い結びつきがあ…
「図解塾」は、「梅棹文明学」図解プロジェクトの最終回。 第13巻「地球時代に生きる」の総括講義。 「梅棹忠夫著作集」の全体構造講義:「知的生産の技術」と「知的生産」 「梅棹文明学」を構成する4つの巻の総括講義。ーーー第14巻「文明の情報史観」、第5巻「文明の生態史観」、第7巻「日本研究」(日本文明)、第13巻「地球時代を生きる」。 2年ほどかけて100数十枚の図解ができあがったが、それでも「梅棹忠夫著作集」全22巻の一部に過ぎない。肥沃な知的沃野がまだまだ残っている。「全集」「著作集」にまとまっていることの有難さを感じる。 以下、塾生の学び。 久恒先生、みなさま、本日もありがとうございました。…
絵の知識は、アイコンのイラストレベルですが(↑上記のイラスト)、近代美術&観光を楽しもうと、「神奈川県立近代美術館・葉山」に行くことにしました。 京浜急行の逗子駅に到着したら、よく道に迷う私たちのためにか?バス停には、大きな案内。美術館を経由するバスにも、迷わず乗れました。(←当たり前でしょ) ↓↓↓こちら 芥川龍之介さんのイベントやっているようです。(←絶対、興味ないだろ) とりあえず、行ってみよう。(←いつも通りの行き当たりばったり) 京浜急行・逗子駅からは、バスで約18分との事。 快晴なので、外の景色を眺めることに。 以前、逗子にきた際に、認知症疑いの母が「森戸神社」に、とんでもない物を…
○「子どもへのまなざし~清方が描いた子どもたち~」(鎌倉市鏑木清方記念美術館) (会期:2024年3月2日(土)~4月16日(火)) ○「ひな人形 -願いをこめた美のかたち-」(鎌倉国宝館) (会期:2024年2月27日(火)~4月14日(日)) ○「小金沢健人×佐野繁次郎 ドローイング/シネマ」 (神奈川県立近代美術館 鎌倉別館) (会期:2024年2月23日(金・祝)~5月6日(月・休)) ○「第41回茅ヶ崎美術家協会展」(茅ヶ崎市美術館) (会期:2024年3月5日(火)~3月24日(日)) ○「広重の人物東海道にみる季節 藤沢に雪がふる」(藤澤浮世絵館) (会期:2024年3月5日(火…
2月29日、そうか今年は閏年か。4年後、自分はこの世にいるんだろうか。 そんなちょっとした感慨を覚えつつ、今年最初の東京国立近代美術館(東近美)に行ってきた。企画展は写真家中平卓馬の回顧展。MOMATコレクション展「美術館の春まつり」は3月15日からの予定なのだが、先行して「桜」や「花」をモチーフにした作品がすでに展示されていた。 中平卓馬 火―氾濫 MOMATコレクション 《行く春》 《春秋波濤》 《南風》 《コンストルクチオン》 《麗子六歳之像》 芹沢銈介 《蟻》 中平卓馬 火―氾濫 中平卓馬 火―氾濫 - 東京国立近代美術館 この名前には聞き覚えがある。と、写真を見て思い出した。去年の夏…
山梨俊夫『美術の愉しみ方』(中公文庫) カラー版 美術の愉しみ方 「好きを見つける」から「判る判らない」まで (中公新書) 作者:山梨俊夫 中央公論新社 Amazon この本には、美術と言葉の関係に触れた記述が多いと感じた。その部分を簡潔にまとめてみた。 ***********たくさんの作品を見ることが、美術を深く愉しむことにつながるが、さらにその先の扉を開けてより深い愉しみを味わうためには、「言葉」の助けが必要になる。感じたことを整理し、他人に伝えるのは自分の言葉だ。それは作家自身の言葉や、批評家・美術史家の言葉に触発されて、より豊かになる。作家は様々な語り口で美術を言葉にする。その言葉を通…
○「称名寺の賢聖衆(げんじょうしゅ)-如来、羅漢、菩薩」(神奈川県立金沢文庫) (会期:2024年2月1日(木)~3月17日(日)) ○「芥川龍之介と美の世界 二人の先達 夏目漱石、菅 虎雄」 ○「コレクション展 木茂(もくも)先生と負翼童子」(神奈川県立近代美術館 葉山) (会期:2024年2月10日(土)~4月7日(日)) ○「嗣治と蓬春 二人の見た風景」(山口蓬春記念館) (会期:2024年2月3日(土)~3月31日(日)) ○「企画展Ⅲ ニャラティブ! -物語から見る招き猫亭コレクションと現代作家展-」 (藤沢市アートスペース) (会期:2024年2月2日(金)〜3月24日(日)) ○…
鎌倉から北鎌倉までは、30分くらい。お散歩にはちょうどいい距離感です。 ところどころ道が狭いところもありますが、静かで鎌倉らしい風景を肌で感じられます。 鎌倉の鶴岡八幡宮を正面にして左側へ進むと、北鎌倉へと行くことができます。 八幡宮は、梅が咲き始めていますね。 道すがら、途中には神奈川県立近代美術館の鎌倉別館 その先には巨福呂坂(こぶくろざか)切通のトンネルを抜けると建長寺です。 さらに先を進むと横須賀線の踏切があり、踏切を渡って進むと北鎌倉駅へ行くことができます。 今回の目的地は、この踏切の先の右手にある「Cafe Pooch」さん。 北鎌倉駅からだと、改札を出て左に進んで5〜6分くらい歩…
1月21日のNHK 日曜美術館 戦後新宿・渋谷をつくった建築家 坂倉準三 「人間のための建築」を目指した夢の跡を追う~を見ました。 三重県伊賀市旧庁舎の保存再生活用を担っている建築家が 「過ごしたい場所で過ごしたいことをする」になるように設計を考えたと言っていました。 1階は図書館、2階はホテルになるそうです。 建築巡り好きとしては、完成したらぜひに訪ねてみたいですね~。 坂倉準三は、 「建物と周囲の自然をつなぎ 人が心地よいと思える建築を心がけていた」 それを継承する建物に再生していくことを喜んでいるでしょうか。 番組には西口広場の再整備にワクワクしている人も登場していました。 どの人も受け…
【総評】 「以前にも観たことある演出だし...」と思ってオペラをパスした覚えが多かったものの数としては例年同様にあちこち出かけている。オペラやオーケストラや室内楽だけでなく、2.5次元演劇やお笑い、ミュージカル、ストレートプレイ、ジャニーズやケチャなども観られたのがよかった。 いわゆるクラシック音楽のジャンルでいうと、プッチーニ作品が上演される際は意識して劇場に足を運んでいた(5月に「ラ・ボエーム」を、8月に「トスカ」を所属のアマチュアオーケストラで演奏する、という事情があった。12月には「蝶々夫人」も演奏した)。藤原歌劇団「トスカ」は、タイトルロールを演じる小林厚子さんによる隙のない演技と歌…
1. 1月3日 小杉放菴記念日光美術館 小杉放菴記念日光美術館 (1月3日) - トムジィの日常雑記 2. 1月4日 日光東照宮美術館 日光東照宮美術館 (1月4日) - トムジィの日常雑記 3. 1月4日 宇都宮美術館 宇都宮美術館 (1月4日) - トムジィの日常雑記 4. 1月9日 府中市美術館 府中市美術館へ行く (1月9日) - トムジィの日常雑記 5. 1月12日 東京国立博物館 トーハク~博物館に初詣 (1月12日) - トムジィの日常雑記 6. 1月12日 国立西洋美術館 西洋美術館~山本英子氏の寄贈品 (1月12日) - トムジィの日常雑記 7. 1月19日 埼玉県立近代美術…
今年は1人でいるときは家でも音を鳴らさない時間のほうが多かったと思う。無音(といってもモーター音が少し響く)くらいがちょうど良かったし、隣の部屋でY氏がかけている、今年リリースのアンビエントめな音楽が聴こえてくるのを聴くことが多かった。自分からあれこれ聴くことが重くて、ちょっと遠くから揺らぐ音が漂うくらいの距離感が心地よかった。なので本来の意味で良く聴いていた音盤は某所で確認いただくとして、とはいえ私が私の選択で聴いて心に入ってきた今年のアルバムを記しておきたい。 Cornelius / 夢中夢 -Dream In Dream-今年はこの作品に尽きる。小山田くんのミュージシャンとして生きてきて…
一年の締めくくり。恒例の記事を 書籍 読了は169冊。購入は164冊。¥133084昨年は157冊、購入は157冊、¥125013。って増えてる…。そんなに読んだ/買ったという実感はないのに…。イベントなどで安いZINEをまとめ買いするってのはあるかもしれない。イベントの高揚感で自分のたがが外れるように思うのだが、はてさて真偽はいかに。 順不同にて リビエラノート 謎の絵師を探して/Re:謎の絵師を探して(2冊組)RIVIERA リビエラノート 謎の絵師を探して/Re:謎の絵師を探して(2冊組) 著者 : RIVIERA 発売日 : ブクログでレビューを見る» 刺激的な一冊(二冊かw)であった…
2023年に行った美術館・博物館展示をまとめてみる記事。instagramでライフログ的な記録はつけているのだけれども検索しにくいのでまとめてみたのと、ふりかえりをしようと思ったのだった。美術館や博物館に行くのは半分趣味だけど、年をとっても感性と知的好奇心が死なないように自分にとって理解困難なものに触れる機会を大切にしている。脳の筋トレ。昨年の振返りはこちら 2022年に行った美術館・博物館展示のまとめとふりかえり - 勘と経験と読経 ふりかえり 正月に「美術館ぴあ」を購入して年間計画を立てたので、わりと見逃さずに行けた気がする。今年もチェックしよう(まだ買ってない) 地方の美術館には行けてい…