このジャケ写真を見てお気づきの方も多いと思うが、これは1980~1981年にテレビ放映されていた永井豪原作のSF人形劇『Xボンバー』である。当時は「日本版サンダーバード」と喧伝されるほど高度な技術を導入した人形劇だったが、残念ながら視聴する子供たちは少なかった(が、私は観ていた)。 このようなマニアックな番組に目を付けたのが、クイーンのギタリストであるブライアン・メイだ。サンダーバードの故郷である英国との親和性もあってか、同国で『スターフリート』として放映された『Xボンバー』は人気を博し、ブライアン・メイの息子さんはこの番組に熱狂していた。そんな息子さんの熱狂に応える意味で、『スターフリート』…