ヒューマンインターフェースデバイス (Human Interface Device)の略。
HIDとはHigh Intensity Discharged lampの略で、つまりは今までのハロゲンよりも格段に明るいライトである。
通常自動車のヘッドライトに使用されるハロゲンランプは、ハロゲンガスを封入した密閉容器内で、フィラメント という金属製の芯材が発熱、 発光することで光るが、HIDにはフィラメントは無く、インバーター・イグナイターユニットという部品で車両の電力(12V) を高電圧(約2万V)にし、 バルブ内の電子と金属原子を衝突させ(アーク放電)発光させる。
<HIDのメリット>
高寿命→ハロゲンの約4倍の寿命
高光度→ハロゲンの約2倍の光度
低発熱、省電力→ハロゲンの約2/3の消費電力
<HIDのデメリット>
高価→ハロゲンバルブが千円〜数千円に対し、HIDシステムは5万円〜。バルブ1本1万円〜
故障が多い(メーカーもある)