インドでは中絶を奨励し中絶した女性や夫に奨励金を与える

インドでは中絶を奨励し中絶した女性や夫に奨励金を与える

{私の夫が話してくれたことは、インディラ・ガンディ
 ーが、路上生活者の男性の睾丸を強制的に切り取って
 しまえという発言をして、野党から叩かれたというこ
 とだが、インディラ・ガンディーが亡くなってから彼
 女の発言を考え直そうという動きがあるということだ}

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(60)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(91)

▼△第ニ章 放射線 vs 暴力団専門ライター(37)△▼ ・「原発で死んだら保険金は?・
戦地など危険な場所に行った場合、保険金が支払われない

福島県 3・11 から1年5ヶ月後も県内外に16万人が避難生活

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(56)

▼△第ニ章 犧牲のシステムとしての原発、再論 〈30〉△▼ ・植民地主義・(その2)
沖縄を犧牲とする日米安保体制というシステム

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(60)

◇日本嫌いが日本のビジネスウーマンになった広子さん(47)◇ ・すっかり変わり果てた広子さんとの再会(その3)
インドでは中絶を奨励し中絶した女性や夫に奨励金を与える
《「 ◇Wheelchair Rugby competition schedule announced (The competition schedule for the London 2012  Paralympic Games Wheelchair Rugby competition... ) ◇ロンドン2012パラリンピック平成24年8月29日(水)開会式 - 9月9日(日)閉会式 広子さんは裸電球のぶら下がるベッドの上で 話し始めた。私から先に尋ねたからだ。 「ホランドパークに住んでいたって本当?」 「そうよ。本当よ。シェパーズブッシュの家 賃が払えなくなってね。ホランドパークのブ ッシュの陰で寝泊まりしていたの」 「食事はどうしていたの?」 「公園のごみ箱をあさってね。食べるものを 探したわ」 「そんなとき、ブルーノの会ったのね……」 「そう、ブルーノだけじゃなく、いろんな人 に会ったわ。今の彼にあったのも、そんなと きよ」 「えっ、今の彼って、新しい彼がいるの?」 「そうよ、オーストラリア人だけれど……」 「マークとは?」 そこで広子さんは長い話を始めた。 「私……妊娠してね、……マークが堕してく れと言って……」 「えっ、結婚しようと言わなかったの?」 「ほら、あのお母さんでしょう。マークは一 人息子で、お母さんっ子で、お母さんもマー クと一心同体じゃない。私との結婚は言い出 せなかったのよ」 「マークはこの国の制度を知らなくて、六〇 年代のこの国は、中絶は不法だったので七〇 年代になってもそれを信じていたの。 それで私にインドへ行って中絶してくれと言 ったの。インドはね、子供を堕ろすのは無料 で、生まずに堕ろすと報奨金が与えられるの」 私はその話に目を見張ったが、何となく理論 として理解できた。あの人工爆発の国を何と かしようとするために、インドでは中絶を奨 励し、中絶した女性や夫に奨励金を与える。 避妊を奨励する前に、インドでは避妊用のピ ルやコンドームが普及もしていなかったし、 また、買うお金もない女性が妊娠したので、 中絶を奨励したのだ。 私の夫が話してくれたことは、インディラ・ ガンディーが、路上生活者の男性の睾丸を強 制的に切り取ってしまえという発言をして、 野党から叩かれたということだが、インディ ラ・ガンディーが亡くなってから、彼女の発 言を考え直そうという動きが、あるというこ とだ。 中国も一人っ子政策を実施していたし、 「それで中絶のためインドへ行ったの?」 私の問に広子さんは表情も変えず、あの能面 のような白い顔で、「そうよ」と言った。 」》 ◎凄まじいとは、こういうことを言うのでし ょうね。 かって、「復讐のために、女を孕ませて、家 から放り出す」という小説を読んで衝撃を受 けたことがあります。そのとき受けたカルチ ャショックを、いま、思い出します。 シドニィ・シェルダンの『ゲームの達人』。 時代背景は、ボーア戦争(第二次:1899年〜 1902年)時の南アフリカ。 イギリスの片田舎での貧乏暮らしに嫌気がさ していたジェミー・マクレガーは、ひそかに 貯めた50ポンドを手に南アフリカはケープ タウン、クリップドリフトへ。ダイヤモンド で一山当てようと、一攫千金を夢見て旅立ち ます。 幸運にも、ジェミーは鉱脈を掘り当てました が、土地のダイヤモンドの元締・サラマン・ バンダミヤに騙され、採掘権は彼の所有に。 挙げ句の果て、ジェミーは砂漠に放り出され、 死の淵をさまようなか、サラマン・バンダミ ヤに恨みを持つ、黒人青年バンダに助けられ、 意気投合してサラマン・バンダミヤの所有す るダイヤモンド鉱から、命がけでダイヤモン ドを盗み出すことに成功します。 数年後、そのダイヤモンドを元手に、事業を 拡大してきたジェミーは、サラマン・バンダ ミヤへの復讐を果たすため、再びクリップド リフトに現れます。 ジェミーは復讐の手始めに、 サラマンの娘 マーガレットに、恋愛を装って言い寄り、彼 女に、子供を孕ませることで、復讐の第一段 を終えるのですが。 ジェミーにすれば、親子水入らずの結婚生活 が、これからスタートすると思ったとたん、 身重で、文字通り路頭に放り出されてしまい ます。  当時の社会通念では、結婚せずに妊娠すると いうのは、絶対に許されることでなく、父親 のバンダミヤも、世間体を恐れて、ジェミー を引き取りませんでした。住人から爪弾きに された彼女を助けたのは町の売春宿の女主人 でした。 私が、ショックを受けたのは、たとえ、それ が、フィクションであれ、愛情を偽装して、 一人の女性を、騙すプロットです。 私だったら、よしんば、動機が復讐であった としても、恋愛中(偽装ですが)に、相手の 女性とメロメロになって、ましてや、子供が できたら、もう復讐なんかどうでもよくなっ て、現実に起きてしまった愛情生活を育てる 心情に変わってしまうと思うんです。 みなさんは、どう感じられますか。 このようなジェミーの心も凍るような発想は、 私たち、農耕民族にないように思うのです。 狩猟民族の末裔でなくて良かったと、そのと き、つくづく感じ入りました。 なお、小説は始まったばかりです。 ☆新超訳 ゲームの達人〈上〉 ゲームの達人(上) (つづく) (1102dys-738ent) **『外国の男と結婚した日本の女たちの話』 単行本:222ページ 出版社:展望社 (2012/02) 《――英国から万感の思いを込めてレポートする―― Inter Marriage と 日本女性のメンタリティ。異国に あってこそわかる……「日本」のこころ。〈東日本大 震災〉をとおしていっそう深まった母国への「愛」。 東日本大震災福島原発事故の現状を知って以来、私 は自分自身ががいかに「日本人」として母国に愛着が あるか改めて思い起こし、「日本」を書こうと決意し た。もう経済大国でも何でもない母国日本が、今は愛 しいと感じるようになった》 〔表紙帯から〕 〔目次〕 ・マルキストエジプト人と結婚した明子さんの場合 ・ロンドン生まれの英国人と結婚した三千代さんの場合 ・日本嫌いが日本のビジネスウーマンになった広子さん   の場合 ・ジャマイカ人の男と結婚した友子さんの場合 〔著者〕 ☆高尾 慶子(たかお けいこ)☆ 1942年姫路市生まれ。私立播磨高校から調理師専門学校に 進む。カトリック系病院の調理師、カトリック系身体障害 児施設の職員を経て、1972年に英国へ。イギリス人音楽家 と結婚。1976年二人で帰国し京都で暮らす。1982年離婚。 1988年に再び英国へ。ロンドンの日本レストランのウェイ トレス、映画監督リドリー・スコット氏邸のハウスキーパ ーなどを経て、1998年『イギリス人はおかしい』を発表し、 注目を浴びる。現在は、英国政府から年金の給付を受けつ つ執筆活動に専念している 著書は『イギリス人はおかしい』『イギリス人はかなしい』 『イギリス人はしたたか』『まだまだ言うぞイギリス・ニ ッポン』『書かずに我慢できないイギリス・ニッポン』『イ ギリス・ニッポンの政治の品格』ほか。 外国の男と結婚した日本の女たちの話 参照: ・2009-11-30『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』を読む2011-06-24『イギリス・ニッポン政治の品格 』(1)

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(60)

◆◇◆立ち読み・坐り読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(91)

《「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる!」   某地方の暴力団組長   −暴力団専門ライターが実際に動いたからこそ    書ける原発という巨大なシノギ−    「原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、   ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋な   しではとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の   俺たちには、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る   衝撃の事実。日本最大のタブーがいま明かされる!   ―誰も書けなかった 命懸けの衝撃ノンフィクション―》   【表紙帯から】  ▼△第ニ章 放射線 vs 暴力団専門ライター(37)△▼ ・「原発で死んだら保険金は?・
戦地など危険な場所に行った場合、保険金が支払われない
《「――生命保険にも加入した。保険料を比較すると外資が圧倒的に 安かったが、電話対応だけで不安だった。営業の人間が来てくれる会 社を数社選び、「原発行って被曝して死んだとしたら保険金は下りる のか?」と何度も確認した。 約款の多くには、戦地など危険な場所に行った場合、保険金が支払わ れないことが明記されている。正規に就職したとはいえ、原発事故の 現場で死亡した場合、いったいどう判断されるかわからない。 「え―、上の人間と検討した結果……政府や東電が作業員の安全を確 保すると言っているわけで……」 「そんなのどっちでもいい。俺が原発で死んだら保険金下りるの?  下りないのの? どっちなんですか?」 「ですから……もし鈴木さんが作業員として、予測不能な事態に巻き 込まれ……」 「分かりました。じゃやめときます」 「いや、待って下さい。普通なら出します。不測の事故なら保険の対 象なんですが……」 「ですが、なんでしょう?」 「鈴木さんの本業はマスコミなんですよね。通常作業ならともかく、 現場の指示を無視して作業、いや、取材をした場合はですね、もしか すると保険の対象にならないかもしれません」 「しれません、ってどういうことですか?」 「調査の結果次第では対象外になる可能性がないとは言い切れないと 思います」 語尾で断定を避ける暴力団記事のような言い回しにイラついたが、考 えてみれば生命保険会社にとっても、想定外の事態に違いない。対応 してくれるだけでもありがたいと気づき、非礼を侘びて契約した。 以降、月末になると私の銀行口座から3万円強が保険会社の口座に引 き落とされた。まだ解約はしていない。 ――」》 ヤクザと原発 福島第一潜入記文藝春秋 (2011/12/15) ・〈目次〉・ 序 章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」 →第1章 私はなぜ原発作業員となったのか 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘 第4章 ついに潜入!1Fという修羅場 第5章 原発稼業の懲りない面々 終 章 「ヤクザと原発」の落とし前
◆◆◆水上特攻
・出撃命令 ・3月24日、連合艦隊から出撃準備命令 ・3月29日、戦艦「大和」、軽巡「矢矧」以下、三田尻沖に停泊 ・4月05日、連合艦隊から機密電 「第二艦隊は四月六日内海を出撃し沖縄嘉手納沖の米部隊に対  して水上攻撃を敢行せよ。攻撃は四月八日黎明に予定せらる」 《航路の選択や気象条件を分析することも無く、出撃日・突入  時刻を決められたのでは隠密行動の余地は無い。制空・制海  権のない洋上で航空機の掩護無しに白昼行動することは、沖  縄に到達できる可能性は無いに等しい事を物語っていました》 ◎8月11日(土)放送NHK[BSプレミアム]の『巨大戦艦 大和〜 乗組員たちが見つめた生と死〜』をご覧なった方もおられるでしょう。 番組は、なぜ大和は、「死」を前提とした「特攻」を命じられねばななかっ たのでしょうか、をフォローしていました。 戦時下とは言え、なんという理不尽。はっきりしていることは、日本 国家は、国民の生命を“もののごとく”に、消耗品として、処遇して いることです。 第二艦隊司令長官:伊藤整一中将は、水上機で戦艦「大和」に飛来し た連合艦隊参謀長:草鹿龍之介中将の作戦説明に対して、はっきりと 反対の意思を主張しました。 ・伊藤中将 「成功の算なき作戦に、七千の部下を犬死させる訳にはいかない」 ・草鹿中将 「要するに一億特攻の魁となってもらいたいのだ」 ・伊藤中将 「作戦の成否はどうでもいい、死んでくれと言うのだな。」 「それならば何おか言わんや、わかった」。 翻って、戦後、“日本を支配する海軍人脈”※があります。中曽根政 権下、原発利権に群がったのが、海軍人脈です。ここでは、一つだけ、 例を挙げますすと、元鹿島建設会長の渥美武夫。渥美と中曽根は子ど もどうしを結婚させ、婚姻関係でがっちり結ばれているのです。 鹿島建設が土木建設工事を請け負った原発を列挙すると、 東海一、ニ号から、福島第一原発一、ニ、三、四、五、六号、福島第 二原発一、ニ、三号、浜岡一、ニ、三、四、五、六号、柏崎刈羽一、 ニ、六号、東通一号、女川一、ニ、三号、島根一、ニ号、泊一、ニ号、 滋賀一、ニ号、ふげん、もんじゅ……など数十基にのぼります。 (※原発と権力: 戦後から辿る支配者の系譜 (ちくま新書)から) 戦没者310万人の御霊に何の顔容ありや。

福島県 3・11 から1年5ヶ月後も県内外に16万人が避難生活

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(56)

《経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。  『靖国問題』以来、6年ぶりの書き下ろし新書!  本書のテーマは、犠牲のシステムとしての福島と沖縄  である。それは、一九四五年の敗戦以後、今日までの  日本を「戦後日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、  戦後日本の国家体制に組み込まれた二つの犠牲のシス  テムを表しているからだ。》【表紙帯から】 ▼△第ニ章 犧牲のシステムとしての原発、再論 〈30〉△▼ ・植民地主義・(その2)
沖縄を犧牲とする日米安保体制というシステム
《「――「植民地主義」という同じ言葉を使いことによって、私は、 戦後日本における東京と福島、ヤマトと沖縄、旧日本帝国における 日本と朝鮮・台湾といった諸関係を、同一視しようというのではま ったくない。 福島は沖縄に対してヤマトの一部として、朝鮮・台湾に対しては日 本の一部として、植民地支配する側にあったのであり、沖縄さえ朝 鮮・台湾に対しては、日本の一部として植民地支配する側に位置づ けられてしまう。 このように「植民地主義」といっても、質的な違いがあることは言 うまでもないのだが、にもかかわらず私があえてその言葉を使おう と思うのは、日本国家の植民地主義的性格がいかに根深いかを強調 するためにほかならない。 戦後日本においても植民地主義は、沖縄を犧牲とする日米安保体制 というシステムとして、また原発という犧牲のシステムを国策とす るかたちで、今日まで生き残ってきたと言わざるをえないと思う。 ――」》 ◎鈴木絵実理さん 千葉あすかさん 佐藤茉夏さん おめでとう! →今を生きる ベスト・インタビュー賞に  「福島発信できた」と満足 ロンドンで表彰式 【ロンドンで円谷真路記者】世界の小中学生がビデオ作品を制作す る「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」のグローバルコ ンテストの表彰式は10日、ロンドン市内の施設で行われた。 最終候補6作品に選ばれていた、いわき市の磐崎中の生徒3人が制 作した作品はベスト・インタビュー賞に輝いた。東日本大震災をテ ーマに作った「We are from...(私たちの福島)」。 事実を忠実に記録していると高い評価を受け、3人は「福島の現状 を伝えることができた」と笑顔を見せた。 (2012/08/12 11:48 福島民報☆記事全文へ福島民報社のニュースサイト 犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)集英社 (2012/1/17) ・〈目次〉・ 第一部 福島 ・第一章 原発という犠牲のシステム ・第ニ章 犠牲のシステムとしての原発、再論 ・第三章 原発事故と震災の思想論 第ニ部 沖縄 ・第四章 「植民地」としての沖縄 ・第五章 沖縄に照射される福島 ★★★本書のテーマは、犧牲のシステムとしての福島と沖縄である。 なぜ、福島と沖縄のか。それれは、一九四五年の敗戦以後、今日ま での日本を「敗戦日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、戦後日 本の国家体制に組み込まれた二つの犧牲のシステムを表しているか らだ。 沖縄が戦後日本の犧牲でったこと。それは、沖縄戦という史上稀に 見る過酷な戦闘の戦場にされた沖縄に米軍が居座り、サンフランシ スコ講和条約第三条によって、沖縄がその米軍の施政下に置かれ、 一九七二年に日本に復帰して以後も、今なお全国の米軍専用施設の 約七四パーセントが沖縄に集中しているという、このことをさして いる。

沖縄戦は、終わっていない。沖縄戦は、未だに終わっていない。

琉球新報のニュースサイト沖縄タイムスのニュースサイトWikipedia:沖縄県の歴史 ★ドキュメント沖縄1945 [単行本] ドキュメント沖縄1945

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔秋〕 生活  モノクロの坂の全景敗戦日
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≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
ふるさとは畳をたたく日和なり澄みわたる空に秋の音きく
小玉 伸(62歳)タイ ◆◇◆◇『侏儒の言葉西方の人』◆◇◆◇ 《芥川龍之介著 新潮文庫版》 侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫) ・侏儒の祈り・(前段)  わたしはこの綵衣(さいい)を纏(ま)とい、この筋斗 (きんと)の戯を献じ、この太平を楽しんでいれば不足のな い侏儒(しゅじゅ)でございます。  どうかわたしの願いをおかなえ下さいまし。どうか一粒の 米すらない程、貧乏にして下さいますな。どうか又熊掌(ゆ うしょう)にさえ飽き足りる程、富裕にもして下さいますな。  どうか採桑の農婦すら嫌うようにして下さいますな。どう か又後宮の麗人さえ愛するようにもして下さいますな。〈10〉

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

あとで痛い目にあうぞ。
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<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 - 講師> ※この番組の放送は4月1日で終了しています。 Wikipedia:岩村圭南

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

エドモンド・ブレア-レイトン“義務”
(Duty) (1883年・個人蔵) エドモンド・ブレア-レイトン (Edmund Blair Leighton〈21/09/1853〜01/09/1922〉) ・イギリス ラファエル前派・ エドモンド・ブレア・レイトンはイギリスの画家。 ヴィクトリア朝特有の甘美な画風が特徴。中世の 騎士物語などの文学作品をモチーフにした作品も 多い。父は肖像画家のチャールズ・ブレア‐レイ トン。ロイヤルアカデミーに学び、1878年から、 40年にわたって毎年アカデミーに出展。高完成 度の高い装飾的な画風はこだわりの職人技といえ る。生涯、アンチ・アカデミーを通す。 ☆Edmund Blair Leighton - painter of the old virtues☆ (MaroCR さんが 2012/07/18 に公開) 【This is my tribute to Edmund Blair Leighton,  victorian artist and one of my most favorite  painters. Enjoy beautiful art with music by  Daniel Landa and Loreena McKennitt】