今日の一曲

その彼女が大好きだったのが、80年代に一世を風靡したサブカルアイドル、戸川純です。
僕もその影響を受けてはまっちゃって、一緒にライブを観に行ったりしましたっけ。
この人は82年に特異な歌謡曲ユニット、ゲルニカのヴォーカリストとして注目を浴び、TOTOのウォシュレットのCMキャラクターにも起用され、「お尻だって洗ってほしい」のコピーとともに一躍有名になりました。
そして翌年にはソロとしてライブデビュー。そのシュールで特異な世界観と異様なライブパフォーマンスで、雑誌『宝島』あたりを愛読していたような若者たちの歌姫的な存在となっていきます。
女優としても活躍し、多くの映画やドラマにも出演しています。何気に『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』にも出てるんですね。


戸川純 - 好き好き大好き


これを観ていると、「電波系」を商業路線に乗せたのはこの人が元祖なんだな、と思います。
「愛してるって言わなきゃ殺す」という歌詞は、当時の彼女にも言われたww
そういう意味では非常に迷惑な曲でもありました。
しかしこんな形で表現をやってたら、しまいには精神を病むよなあ、と納得。


戸川純 - 玉姫様


夜のヒットスタジオ』に出演したときの映像。
何と言っていいのかよくわかりませんけど、とにかく無闇にインパクトだけはあります。
歌詞は女性の生理について歌っているのですが、うまく表現できないんですけど見てはいけない女の闇みたいなのが凝縮されて詰め込まれている感じで、正直怖いです。
ちなみに作曲は細野晴臣


戸川純 - 諦念プシガンガ


埋め込みができないんで、指示に従って観て下さい。
このライブは多分観に行っていると思います。
この曲はアンデス民謡『EL BORRACHITO』に日本語詞を付けたものなんですが、またなんでこんな詞をと思うような内容で凄いです。
ちなみに「プシガンガ」とはペルー語かそのへんの言葉で、「歌い踊る」という意味なんだとか。


戸川純 - 労働慰安唱歌


「労民は寓話と奇跡を信じる」という歌詞が強烈な一曲。
あまりに強烈なインパクトのあるフレーズで、初めて聴いたときは天才かと思いました。
彼女は不思議系のイメージが強すぎて誤解されることが多いですが、実は歌詞が結構深かったりします。


戸川純 - バージンブルース


野坂昭如のカバー。編曲は平沢進です。
彼女はこの他にも、『星の流れに』『東京の花売娘』といった往年の流行歌を歌うことが好きでした。
しかし今は野坂昭如が歌を歌ってたなんて知らない人が多いんだろうな。いや、野坂昭如自体を知っている人が少ないのか。
一応説明しますと、大変有名な小説家の人です。あの映画『火垂るの墓』の原作者で、元参議院議員でもあります。
また『おもちゃのチャチャチャ』やハトヤホテルのCMソング、ハウスバーモントカレーのCMソングの作詞もやっています。
僕自身は彼の小説はあんまり好きじゃなくて、それより『オールナイトフジ』に突如乱入してとんねるずに説教をかました挙句に石橋貴明を平手打ちしたり、公衆の面前で大島渚と殴り合いしたりする強烈なキャラクターが好きなんですが。
貴さんへの平手打ち映像は見つかりませんでしたが、大島渚との殴り合いはありました。



野坂さんはボクシングも習っていたということで、そのせいかなかなか腰の入ったパンチを打ってますねww
彼は7年前に脳梗塞で倒れて以来、リハビリしながら活動しているそうですが、面白いお爺さんなので、できるだけ長生きしてほしいものです。


途中から野坂昭如の話になっちゃいましたがw
戸川純はその後自殺未遂したり、妹の戸川京子が自殺したりと波乱万丈の人生を送っていますが、現在も舞台、音楽、執筆活動などを行っているようです。
全盛期にキワモノっぽい扱いをされ、本当の意味での評価に繋がらなかったのが残念なんですが、才能のある人だと思うんで、無事に活動しているのは嬉しいです。

ブラック・エンジェルズ

こ、これはすごい!!すごすぎる!!!!


こんにちは
舞美です


今日は皆さんにお伝えする事があります


以前、ブログに書いた
“ある撮影をしています”というのが


今日発表できる事になりました


いち早くお伝えっ


その撮影というのは…


『ブラック・エンジェルズ』


というDVD映画の撮影でしたっ


『ブラック・エンジェルズ』…


ご存知の方もいらっしゃると思います


1980年代に「週刊少年ジャンプ」で掲載されて大人気のマンガだったそうです


私が生まれる前なので、
私はこのお話を頂いてから、このマンガを読んでみました


法で裁かれない悪を陰で処刑していく物語


私は、ヒロイン、麗羅という25歳の役を演じます


そう7歳も年上なのです


自分なりに表情や仕草で25歳になりきりました


出来上がりがどうなるか、自分でもドキドキなんですが


楽しく、精一杯演じさせてもらいました


今回の麗羅の見所としては、


麗羅の武器であるナイフを
シュッと相手目掛けて投げるところ


そして、何度も練習したアクションです


セル&レンタルDVDリリース予定は来年5月になっています


まだまだ先ですが、是非観て下さいね


よろしくお願いします


撮影の様子やアクション練習についても書きたい事が山程あるので、


それについてはまた、後日ブログに書きますね


取り急ぎ、いち早くの報告でした


℃-ute 公式ブログ/報告 - GREE


舞美ちゃんが『ブラック・エンジェルズ』に出るとは、これは楽しみ。
原作は読んでましたよ。『ドーベルマン刑事』などで有名な平松伸二作のマンガで、法で裁けぬ悪を殺すブラック・エンジェルズの活躍を描く、少年誌らしくないバイオレンス・アクションでした。
まあ『必殺仕事人』の現代版みたいなものをイメージして頂ければ近いかと。
舞美ちゃんが演じる麗羅はナイフ投げの達人で、2人の標的に対して同時に2本のナイフを投げ、双方の首を貫通させるなんてシーンもありました。



まあこれだけ見ると、ギャグとしか思えないかもしれませんがww
また麗羅は歌唱力にも定評があるという設定で、普段はクラブで歌手活動などをしていましたっけ。
まさに舞美ちゃんのためにあるような役どころではないですか。これは観たい!!!!!
5月が超楽しみです。


『冬の怪談』『らん』に続いてのアクションもの(両方とも厳密にはちょっと違いますが)ですね。
将来は志穂美悦子みたいな路線に進むのかしら。
それはそれで合っているような気もしますけど。


しかしあの『ブラックエンジェルズ』を舞美ちゃんが読んだのかと思うと、ちょっとドキドキしますww