無差別殺人の黒幕は・・・?

無差別殺人の黒幕は・・・?

2006/4/11(日)

精神科の治療と凶悪犯犯罪

川崎で男児を投げ落とすという衝撃的な事件が起きました。この種の無差別殺人が起きる度に、したり顔の精神科医がテレビに出演し、犯人の心の闇の分析や、精神科で治療することの重要性を解説しています。

新聞によると、男児投げ落とし事件の容疑者がうつ病精神科病院に入院し、3月8日に退院したことになっています。事件を起こしたのはその12日後ということです。

全日空ハイジャック事件、大阪池田小児童殺傷事件、大阪寝屋川教師殺傷事件、京都塾講師女児生徒刺殺事件など、社会に衝撃を与えた無差別殺人や凶悪犯罪の犯人が、精神科への通院歴があったことは有名です。「精神科に行くような人だからこんな事件を起こしたのだ。」というのが、偏見であるとはいえ、一般的に抱かれているイメージだと思います。

しかし、逆の見方もできます。それは「なぜこれらの犯人は精神科で治療を受けていたのに良くなっていなかったのだろう?」というシンプルな疑問です。専門家に言わせると、「これらの人々は人格障害といって正確には精神疾患とは言えないので治療はそもそも不可能で・・・」と延々とごたくが並べられるかもしれません。専門家の意見はどうであれ、事実は「専門家によって治療を受けた結果、無差別に人を殺すまで悪化した」ということです。

ちょっと専門的な見方をしましょう。実は上で述べた4つの事件は、共通点があります。それは、犯人が抗うつ剤SSRI)を服用していたということです。抗うつ剤、特にSSRIには自殺企図を引き起こす副作用があることが、FDA(米国食品医薬品局)や厚生労働省から指摘されています。また、妄想や幻覚、激越、せん妄などが副作用として存在し、そのような副作用がでた場合、減量するか中止するよう、医薬品添付文書にも示されています。ところが、京都の塾講師事件を例に挙げると、SSRIを服用していた萩野被告が幻覚や妄想に悩まされるようになり、主治医に相談したところ、あろうことかSSRIを倍増されるようになっています。倍増された翌日に女児に殺意を抱くようになり、ほどなくして殺害しています。ハイジャック事件については、プロザックを日本に宣伝していたHクリニックのS医師が、承認前のSSRI個人輸入し、西沢受刑者に与えた結果、暴力的な性格に豹変させたことは有名な話です。

これらを考えると、むしろ精神科医の誤った治療こそが、世の中の混乱の一番の原因ではないかと考えてしまいます。まさにマッチポンプという言葉が精神医療には相応しいでしょう。
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ブログ「精神科医の犯罪を問う」2006/4/11(日)の記事転載


http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/2270681.html

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