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おまえうまそうだな

おまえうまそうだな

「帰ってきたおとうさんはウルトラマン」の宮西達也氏の別シリーズ。このひとの絵柄はとにかくはっきりしているので、おれのような絵本出戻り組にも敷居が低くて良い。

ほかに「きみはほんとうにステキだね」「あなたをずっとずっとあいしてる」があって、立ち読みして、それらも十分よかったが、とりあえず上記二冊を買ってきた。小説などと違って絵本は体験メディアとしての性格が強いので、一回読んだら終わりということがない。読んだことのある本を、何度も繰り返し違ったコンディションで読むのが良い。知っているとか飽きたとかいうのは絵本の場合前提だ。消費をいうなら最初からされていて、それでいながら長持ちする本がよい。飽きても飽きても触れるものであればそれが一番良い絵本だろう。なので絵本は、立ち読みできる本屋ならひとまず全部立ち読みしてから、買うかどうか決めることにしている(一回読んで満足してしまうような絵本は買うべきでないし、また再読を無駄に感じるひとは絵本に触れるべきでない)。

このシリーズは基本的に、

  • タイトルは登場キャラクタの台詞
  • 別れ
  • 赤い実

という点を一貫させている。そこにはどういった意味が。あるのかどうかを考えるのは絵本読者の仕事ではない。考えるのではなく体験することが大事だ。それを繰り返していけば、いずれなにか説明不能(要)の不思議なものが心の中に育つのかもしれない。なにかまりもに似たようなやつが。

それなりのコストをかけて一本道のストーリーが作られてあるゲームの場合、ステージクリアできない(いはゆる「詰まり」「ハマリ」)状態に覚えるストレスが、低コストなストーリーしか提供していない同ジャンルゲーよりも高い気がした。

そしてそれはべつになにか自然の道理というようなレベルのものではなく、単にこれまでに通過してきた様式からなんとなくそう感じる仕組みが出来上がってきている部分が大きい気がしたので、ちょっと慎重に材料を選り分けて考えたほうがいいことな気がした。

  • 業務用 STG とかの場合(たとえば BATSUGUN とか)、三面や四面で詰まっても全然問題ない。「それはそういうもの」。ああ、そこはな、切り返しで避けられるようになればどうにか。それができないうちは延々死ぬんだよ。みたいな。
  • でもこれが家庭用 STG でストーリーがそれなりにしっかり作ってありそうな雰囲気の場合(たとえばエースコンバットシリーズとか)、三面や四面で詰まるというのは考えづらい。まあ 2,3 回はミスする可能性もあるけど、あのてのゲームの基本的な難度設計は「クリアするのがむずかしい」でなく「ハイスコアを出すのがむずかしい」ようなかんじで組んであるはずだ、という認識。

ようするに、

  • ストーリーつき=ヌルいはず

という、特に原則化されてはいないのにもかかわらず、なんとなく全体的な傾向がそうだからそうなんだろうと認識してしまっていることがあるような気がした。伝統的には、ゲームにおけるストーリーは「ストーリー付きにしたほうがフックが増えるから」付いている、の延長線上にあるものがほとんどといってもよかった。単にゲームルールを与えられてそれを楽しめと言われても当惑する側のひとたちの、モチベーションや目標を補助するためにそれはある。だから「ゲームに対してストーリーの役割が濃ければ濃いほど一般的にゲームはヌルくなる(その最たる例に ADV や RPG が並ぶ、例のピラミッドがババーンと登場)」…といえるのかといえば、そう単純なものでもないわけだが、まあ、なんだ、もうちょっと整理してから書き直す。

生活

  • なんとなく設置したマルチメディアモニタが、そのまま固定位置になってしまいかねない危惧。
  • 必要に迫られて開梱した PC の収まりがどうにも悪いんだけど別にそれはそれでいいやという面倒くささとの戦い。
  • 短い LAN ケーブルの不足→ 1m 程度のきしめんケーブルを 3,4 本。
  • 全部開梱してつないだら電源まわりがタコ足を超えてマクロス納豆ミサイル状態に戻ってしまうがそこは致し方がない。けどやはり二度と再現されるべきでない悪夢の光景ではある。
  • ていうかマルチメディアモニタの位置がおれの目から近すぎるので視力が低下する危険。
  • それにしても XBOX 360 がフル稼働状態で非常に良い。満足のいく距離感。SCE 社や任天堂社の提唱するビジョンもそれなりに魅力的だが、たぶん開幕一年でこれほど充実した環境には育ちえない(Microsoft 社は XBOX Live を 2003 年から育ててきたのだ)。Windows MCE ばかりでなくゲームの稼働率も戻りはじめた。相対的に NDS の役割が減りはじめ、ポケモン稼働率がチンピ。やはり能動的に時間調整してつながろうとしないとつながらないというのは、おっさんゲーマーには遺憾ながらコスト高い。
  • その点でいうと「おいでよ どうぶつの森」の開門放置ゲーっぷりは素晴らしかったなあ。あれで朝の役場連絡メッセージをキャンセルできる機能さえあれば完全放置可能ゲーになったのだが。
  • ていうか引越し以来詰んだままのダンボールを開梱せず二週間経過。
  • まあ開梱しようにもまず作業用の空間を作らないと話にならないということでもあり。ひとつひとつ片付けていくか。