伊勢神宮、伊勢・志摩一宮参り

先日の秋分の日9月23日と振り替え休日の9月24日に伊勢志摩へと旅行に行ってきた。


9月23日
9月23日の午前中は、お彼岸ということで当家のお墓のある心造寺にお墓参りにいってきた。
浜松市中区紺屋町の先照山心造寺(浄土宗)は、徳川二代将軍秀忠の生母で徳川家康の側室「西郷の局」が開いた寺院です。


お墓参りをすませた後は、車にガソリンを入れ洗車して、東名浜松西インターより一路西へ・・・。


椿大神社
伊勢湾岸道路鈴鹿インターで降りて、伊勢国一宮椿大神社(つばきおおがみやしろ)に向かった。
趣味でご朱印を集めているので、まず一宮からということで。
伊勢といえば伊勢神宮が有名だけど、一宮はこの椿大神社なんだそうだ。

御祭神は、猿田彦大神主祭神で、相殿に瓊瓊杵尊栲幡千千姫命(瓊瓊杵尊の母神)・行満大明神を祀っている。
全国の猿田彦神社の総本社なのだそうだ。
椿の御神木については第16代仁徳天皇が境内に白い椿が千輪咲いたという御夢を見られたことから、
「椿」が社号として付けられ、椿の神様の神社、現在の「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」になったとされ、その白い椿(白玉椿)が御神木となったと伝えられいるそうです。

また別宮の椿岸神社では、猿田彦大神の妻神である天之鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀っている。
この神様は、芸能の神様として有名で境内には寄付をした芸能人の様々な名前が掲げられていた。


境内に、椿会館とういう食事するところかがあったので鳥飯定食を食べた。
ここは、鳥飯が名物らしい。結構おいしかった。


その後、鳥羽方面に向かった。ここからまだ70kmくらいある。


【賓日館】(ひんじつかん)
4時半頃、二見が浦に着いた。
賓日館という建物があったので行ってみることにした。
見学は5時まで。4時40分だったけど300円払って見学した。

賓日館は明治20年伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建てられてそうだ。
明治44年2月には隣接する二見館(三重県初の政府登録国際観光ホテル)に払い下げられ、二見館の別館として平成11年まで貴人の宿泊所とされてきたが、二見館の休業後、平成15年に二見町に寄贈されたということだ。

建物の素材や建築美など、洗練された技術と品格を保ち、一見の価値がある建物だった。



二見ヶ浦
すぐ目の前が二見ヶ浦なので、夫婦岩を見に行ってきた。
海岸の岩場に、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ) があり、ここから夫婦岩を見ることが出来る。
縁結びに効果があるということで、若者たちで結構にぎわっていた。
こちらの神社も猿田彦命が御祭神だということだ。



【華月】
夕食は、鳥羽にある海鮮蒸し料理の『華月』という店にいった。
あらしまコース(伊勢海老、あわびのステーキ 田楽、牛肉、貝、おこわ、小鉢 赤出し、香の物)を頼んだ。
伊勢海老とホタテがうまかった。
量が少なめだったので、腹八分目というところだった。



【エクシブ鳥羽アネックス】
7時半頃今日の宿「エクシブ鳥羽アネックス」に向かった。
連休ということで、満室だったのをキャンセル待ちで予約した。
エクシブ鳥羽アネックスは、地上17階、高さ60m、総客室数198室。
すぐ横にある本館は、総客室数207室であわせて405室。
これが全部満杯になるというからすごい!


ここは温泉が良く、泉質は、ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉(pH8.8の低張性アルカリ性温泉)で、療養泉としても認定されている。
アルカリ性なので少しヌルっとした触感だ。




9月24日

9月24日朝、エクシブのラウンジでコーヒーを飲んでいっぷく。
11時から伊勢神宮内宮で行われる「秋の神楽祭」を観るため車を走らせた。
小雨混じりだったので、本当は外で執り行うはずの神楽は「参集殿」で行われた。
5分くらい遅れたが、しっかりと見ることが出来た。
演目は 「振鉾(えんぶ)」、「迦陵頻(かりょうびん)」、「納曽利(なそり)」、「長慶子(ちょうげいし)」 の4曲。
はじめて見たけど、衣装はどこか東南アジアやインドなどの異国情緒を感じさせ、舞と音楽は雅で華やかだった。
特に迦陵頻は、可憐で軽快な舞だった。
これは、観れてよかった思った。
約30分くらい演じられた。

その後、内宮の御正宮→荒祭宮と参拝した。


【すし久】



すし久のクチコミ情報はこちら


今まで何回かおはらい町は来たことがあったが、すし久は今回入るのがはじめてだった。
最初なので、もちろん定番の「てこね寿し」小鉢一品、赤出し、香物付き1,050円。
今回の小鉢は、ひじきの煮物だった。
もう一品は、今おかげ横丁一帯で「来る福招き猫まつり」をやっている関係で特別メニューの「来る福にゃんち」を頼んだ。
秋刀魚の蒲焼・錦糸玉子などが入ったどんぶりに、赤出汁・メロン・香の物。おまけで絵皿が1枚お土産についてくる。
味もおいしく、また来たいと思った。




猿田彦神社
今回で3回目、内宮すぐ近くの猿田彦神社に寄った。
4〜5年前最初着た時にあった、猿田彦命と天宇受賣命の携帯ストラップが気に入っていたんだけど、今は売っていなかった。
今はなくしてしまったので、どこかにあれば、是非買いたいと思っている・・・。


【伊射波神社】(志摩国一宮)
まだ時間が合ったので、車で30分くらい走って志摩国一宮伊射波神社(いさわじんじゃ)にお参りに行った。
安楽島・加布良胡崎(かぶらこざき)にあり、祭神は稚日女尊(わかひめのみこと)、伊佐波登美尊(いざわとみのみこと)、玉柱屋姫命(たまばしらやひめのみこと)、狭依姫命(さよりひめのみこと)。
稚日女尊(わかひめのみこと)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の幼名とも言われる。
伊佐波登美尊(いざわとみのみこと)は、大国主命と一緒に国造りをした少彦名命(すくなひこのみこと)の別名とも言われる。
玉柱屋姫命(たまばしらやひめのみこと)は、天照大神の別名と言われている。
狭依姫命(さよりひめのみこと)は、宗像三神の中の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の別名と言われる。

御神威は、縁結び・夫婦和合・海上安全・大漁祈願・五穀豊穣・合格祈願・病気平癒(特に女性)と言うことだ。


駐車場に着くと伊射波神社まで、遊歩道を片道徒歩約30分(1.3km)の看板が・・・。
時間がないので、車で行ってみようと入り口まで行ったが、ギリギリ1台通れるれるくらいの道幅。
ちょうど、近くのホテルかめやの従業員らしき人が出てきて、



浜辺の温泉宿 かめや  
住所:三重県鳥羽市安楽島町893-1


「うぅ〜〜ん。この車なら、何とか行けるんじゃないかな?」
と言ったので、挑戦してみることに・・・。


しかし、20mくらい行った右カーブで、車の左前の障害物センサー(クリアランスソナー)が崖の側面に反応し、レッドの警告!!
右後輪が、舗装より脱輪!!!
少しバックして、再挑戦することで何とかクリア。
その後も、障害物センサーが何回も鳴り、車を降りては輪の状態を見て、どうにか停められるところにたどり着いた。
帰りのために、すかさず向きを変えて駐車。そこからはとても車ではいけないので歩いた。 


海岸に鳥居が建っていたので、そこから入り約300mくらい登り、伊射波神社に着いた。
気温は30℃を越えかなりの上り階段だったので、とにかく汗びっしょり。
お詣りを済ませ、ご朱印を頂こうとしたが社務所がなく、拝殿の一角にスタンプがあったので賽銭箱に300円入れて、スタンプを打ち自分で日付を入れてきた。


鳥羽から伊良湖に行くフェーリーの最終が5時40分だったので、すぐに引き返し鳥羽港に向かった。
多分、伊射波神社の参道を3ナンバーの車で行ったのは、自分が初めてじゃないかと思う。
オートバイならいいだろうが軽自動車でも結構きついと思う。
ここを参拝する時は、時間に余裕を持って徒歩で行くことをおすすめする。