CNETパネルディスカッション

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パネルディスカッション始まりました #CJIC09
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別井:最後のセッションはネットと連携で広がる家電・情報機器の未来。いろんな機器がネット連携することでいろんなチャンスが生まれる。家電の業界にも詳しい3人とディスカッションしていく。 #CJIC09
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まずは辻野氏、石田氏、塚崎氏がそれぞれ自己紹介 #CJIC09
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塚崎:wiillViiという会社で「みんぽす」という家電、PCのブログを使ったプロモーションを手掛けています。元はソニーで家電のほうを作っていた。 #CJIC09
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別井:まず聞きたいのは、今日の講演・展示を実際に使ったことがあるか? #CJIC09
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辻野:何が何かは知っているが、特に使い込んでるわけでない。ただchumbyは机の上に置いている #CJIC09
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塚崎:実際に見たいものができるようになってきた。メーカーにいたときに絵に描いていたものが実現してきた。 #CJIC09
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辻野:chubyはかわいい。ハードウェア的な視点は(ほかと)違う。基本的にはなくて困るほどではない。アクセサリー的に写真を見たりしている #CJIC09
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別井:ネットサービスと連携して欲しい家電、家電とつながって欲しいネットサービスは? #CJIC09
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石田:インフラ屋からすると、最高の家電が冷蔵庫。常時通電で、場所もある。いろんなことができるのではないか。 #CJIC09
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石田:機器同士の連携を考えると、たとえばタクシー同士が通信すればどこがスリップするかわかる。安全安心な社会が実現できるのでは #CJIC09
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塚崎:プレーヤーデバイス、レコーダーデバイス、コミュニケーションデバイスと3つくらいある。プレーヤーデバイスが最も数が多い。 #CJIC09
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辻野:話題はずれるかも知れないが、ネットにつながるかどうかの前に、情報機器には役割分担がある。冷蔵庫やクーラーなど、白物家電がネットにつながっていることになる。 #CJIC09
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辻野:家電には(洗濯機のような)時間節約型、(テレビのような)時間消費型のデバイスがある。自分が使う環境を定義するのが大事 #CJIC09
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別井:せっかくネットワークにつながるのだから、イノベーティブな物が出てこないかと思っている。辻野さんの言う「役割分担」はキーワードだと思う #CJIC09
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別井:ただネットワークと情報家電が結びついても、一般に普及するにはまだまだと思う。普及するためにはどうすべきか? #CJIC09
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石田:ネット連携はプレーヤーが多い。コントロールできないところから情報をとってくるとなると、シンプルなUIであるべきだが研究されつくされていない分野 #CJIC09
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石田:ServersManは通常の企画会議では通らないような製品だが、iPhoneアプリで数多くダウンロードされた。製品を作った時点で正解はわからないので、早く作って早く修正する、それができる約款や文化をつくることが大事 #CJIC09
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別井:石田さんの講演では(ServersManの展開の)第1弾と話していたが、第2,3弾も考えている? #CJIC09
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石田:たとえばカメラをネット接続するときに、サーバコストかかる以上どうやって課金し続けれるようにするかが大事。我々はISPインフラ事業をやっているので、トラフィックはタダ状態にできるが、課金しつづけられるほどの喜びをいかに提供できるか。その鍵はコミュニケーションだと思う #CJIC09
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辻野:いまコクーンの話が出たが、何年か前に以前の会社で作った。そのとき石田さんと出会ったが、当時の家電メーカーは「ネットにバリューを取られるのは大変」としていた。 #CJIC09
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辻野:当時RPGなどを使って議事編成局を持ってくる都考えて、コンピューターとしてのテレビとそのビジネスモデルを作ろうとした。 #CJIC09
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辻野:今は完全にクラウド。家電もそういう方向。ServersManはネットのあっち側をこっち側に持ってきた。非常に隔世の感がする #CJIC09
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別井:クラウドを考えれば、ネットのあっち側こっち側を意識しないようになってきた。でも一般の人に対しては設定が面倒だったり、難しかったりすると思う #CJIC09
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塚崎:モノがどんどんむずかしくなっていることが今課題にいなっている。家電側にいたときに感じたことは、家電のメリットは実は変わらないこと。 #CJIC09
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別井:その当たりを塚崎さんはどう考えているか? #CJIC09
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塚崎:毎年リモコンや操作方法が変わったらついていけなくなる。変わらないってことは実はすごく大事。どこかで何か変わらないものがないと本当の意味でなかなか広がれない。iモードは仕様を固めたというのがえらい。 #CJIC09
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塚崎:仕様を固めることで普及を促した側面は見逃してはいけない #CJIC09
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別井:設定の部分もそうだが、ネット家電が進化遂げると家庭内のインフラが変わる。たぶん無線のAPもどんどんないといけない。 #CJIC09
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別井:家中でネットにアクセスするようになると光(FTTH)にするか、ということになるのでは。そうなるといろんなビジネスチャンスが生まれてくると思う。 #CJIC09
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別井:ただし、ブロードバンドの普及でも感じたが、ニコ動やYouTubeなどってヒットしたところがある。ネット家電が普及するとどんなビジネスチャンスがある? #CJIC09
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辻野:YouTubeはネットワークの帯域10%使われるといわれるが、おおきなコミュニティになっている。ネットワークにつながるからビジネスが生まれるのは重要だが、その先にユーザーが居ることが重要。 #CJIC09
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辻野:ユーザーの属性がリアルタイムに分かることになるので、そこにチャンスがある。われわれはターゲティングもできる。 #CJIC09
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別井:PC,ケータイの先のことを考えて居るんですね? #CJIC09
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辻野:(モバイルでも)旧来の作り方をしているとコストがかかる。ハードウェアをどんなにつくっても儲からない。プラットフォームのないところにプラットフォームを持ち込んで、作り方を一新しないとハードウェアを作るところで挫折する。 #CJIC09
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辻野:Androidなどをうまく使うことで開発費も下がる。一方では差別化をどうするかというところはあるが #CJIC09
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辻野:Androidを使うと世界発信できる。日本の技術はすばらしいが、花開いていないのが悔しい。物を作れば匠(たくみ)の世界。 #CJIC09
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辻野:せっかく持っているタレントや技術力が生かせていない。ビジネスの全体的なプロデュースが苦手。Googleは米国初の会社だが、日本や米国にこだわるのではなく、インターネットの将来を考えたビジョンを持ち、「材料」を提供している #CJIC09
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辻野:AndroidChromeといった材料を使って、世界に出られればすばらしい #CJIC09
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別井:プラットフォームが広がることはすばらしい。開発者たちのブレークスルーになる、モチベーションになる動きだと思う。石田さんはどう考える? #CJIC09
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石田:日本はプラットフォーム化で負けてきたと思う。ケータイもPCも「ノード #CJIC09
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石田:エンジニアとして悔しいのは、2001年宇宙の旅で出てきたような、自然言語で質問すれば答えてくれるような世界ができていないこと #CJIC09
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石田:我々の技術はレゴブロックのようなもの。いろいろ組み合わせることができる。でも、どう使うかという発想が出てこない。IT企業でも「どう使ったらいい?」と聞かれたりする。大事なのは世界観で、プラットフォームはそれを支えるためのもの。 #CJIC09
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塚崎:世界観ということでいうと、独裁者が必要だと思います。誰かが決めてそれに従うということが大切。過激ないいかがだけれど。日本の家電メーカーがなぜプラットフォームにならないのか? #CJIC09
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塚崎:日本のメーカーは担当者が2,3年で変わってしまう。新しい担当者がきたときに、前の担当者がやったことは変えたくなってしまう。 #CJIC09
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塚崎:何か一例をこうやってつなげるんだということを見せないと広がっていかないと思う。ビジネスチャンスというと、人の目にするものは必ずメディアになっていく。 #CJIC09
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別井:いろんなデバイスがつながることになるネットサービスを開発している人やビジネスリーダーへのエール、念頭に置いて考えるべきことは? #CJIC09
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石田:インターネットはウェブだけでないといいたい。例えばスマートグリッド。 #CJIC09
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石田:インターネットがあることで、いままであきらめていたことができるようになる。ウェブ以外のことも考えるとビジネスチャンスは広がる #CJIC09
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別井:ちなみにServersManはどうやって利益を上げる? #CJIC09
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石田:ServersManにはいろいろな収益メカニズムが盛り込まれている サーバに対するルーティングを持っているので、ビットが動けばお金が動く、ということができる #CJIC09
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石田:明確にビジネスモデルは持っているが、それは製品が広がったら明らかにする 面白いものを考えている #CJIC09
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辻野:エール、贈る言葉Googleの宣伝しかない(笑) #CJIC09
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辻野:Googleは皆さんをエンパワーする存在。Googleは個人にも企業にも理解して使ってもらえれば皆さんをエンパワーする。 #CJIC09
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辻野:Googleでしたしらべなどで使ってもらったり、企業が昔自前で作っていたシステムを利用できる。広告主にとってもAdwordsを使いこなすほど成長につながる #CJIC09
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辻野:しかし今まで日本で説明不足だった。我々のインターネットに対する考え方を皆さん、行政に説明していこうとしている #CJIC09
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辻野:グローバルステージなので、世界に広がる材料がある。フルに使いこなして欲しい。 #CJIC09
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辻野:イノベーションはやり続ける宿命。ただ作るだけでなく、理解して受け入れられないと行けない。拒絶されると日々の生活は豊かにならない、益にならない。人類への寄与はできない。説明席煮を果たしていきたい。 #CJIC09
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辻野:Waveなど新しいコミュニケーションも使って欲しい #CJIC09
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塚崎:エールということでは、3つのチャンスがあると思っている。一つ目はプラットフォームとかツールが準備されている。体力のないベンチャー企業であっても世界に向けた製品を考えられる。ついつい日本市場をみてしまいがちだが、世界市場をみるべき。 #CJIC09
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塚崎:不況は必ずチャンスがある。 #CJIC09
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塚崎:大企業に勤めている人でもえらい人が不況下で、主要ポジションから外される機会も必ずある。主流に入って新しく事業ができるチャンス。 #CJIC09
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塚崎:ブロガーの方々がいらっしゃる。新しい事業をはじめるとしってもらうチャンスは巣くなった。ブロガー一人一人に話しかけることができる。かなり大きなパワーになる。新しい始めることを考えたときに今こそ最適なチャンス。 #CJIC09
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別井:あっという間に終わりの時間。今日コクーンの話も出たが、ネット家電は「10年前からやってる」といわれることもある。しかしもっともっとビジネスチャンスが広がるテーマ。 #CJIC09
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別井:最後に経験則も含めてアドバイスを #CJIC09
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別井:(特に意見がないようなので)これで終了とさせていただきます #CJIC09