開口神社
菅原神社のすぐ近くにある開口神社(あぐちじんじゃ)へ。式内社で旧社格は府社。
ここも堺の街中。すぐ横にアーケード商店街が見えます。
お参りを済ませて社務所でご朱印を頂く。そこで、この神社の社紋が変わっていることを知り、再び本殿へ行ってみる。
賽銭箱にある社紋を見てみると…
三つ巴…ではなく、よく見ると巴が茄子になってる!三つ茄という社紋だそうです。社紋の謂れについては以下。
当神社の社紋は三つ茄で珍しいものです。もと御祭神に関係のある巴でしたが白鳳年間に氏子の中より一つの蔓に茄子が三つ出来た、これはおめでたい事だと奉納され、それより巴が茄子に変わったと伝えられています。
明神は墨のえながら御紋こそ
三つむらさきのの茄なりけれ
〜開口神社由緒書より〜
ほーなるほど!茄子が紋ってかわいいなあ。
ご朱印も頂けました。ありがとうございました。
住吉大社
さて次はいよいよ住吉大社へ。
摂津国一宮、式内社(名神大社)、二十二社、旧官幣大社、別表神社であり、そして全国住吉神社の総本宮でもあります。
鳥居をくぐっていくと、太鼓橋が。
反橋(そりばし)というのだそうです。これ結構渡るの怖い。
渡った先に手水舎がありました。
うさぎ!
なぜウサギなのかというと「神功皇后がお祭りされた日が卯の日」だからだそうです。ほうほう。でも正面から見るとウサギというよりライオンみたいで、ライオンの口からお湯が出るみたいな感じに見えました。
住吉鳥居
何気なく由緒のある鳥居。
四角柱の鳥居であるため、角鳥居 (かくとりい) とも呼ばれています。このような四角柱の柱は古い様式で大変珍しく、各本殿と拝殿の間に建っている木造朱塗りの鳥居が原形となっています。
〜住吉大社ホームページより〜
本殿は第一本宮から第四本宮まであり、すべて国宝です。
第三本宮
第二本宮
第一本宮
本宮の建物は全部同じ造り、大きさなのだそう。そして住吉造!詳しくは住吉大社のサイトへ。
お参りを済ませて、授与所へ行き、ご朱印帳を。
そしてご朱印。
境内には摂社末社その他もろもろ色々ありましたが全部をちゃんと見て回ることはできなかったなあ。やっぱもうちょっとゆっくり参拝しないとだめですね。
住吉御文庫
大阪最古の図書館なのだそうです。ほうほう。
末社である楠くん社には、大きな楠が。
夫婦楠
この楠と、樹齢千年といわれる千年楠がともにご神木だそうです。他にも立派な木がたくさんありました。境内に市の保存樹指定されたものが8樹あるそうです。そして住吉大社の景観そのものも市の指定景観なのです。
境内では梅も咲いておりました。
神社入口の前を走ってるのは阪堺電車。大阪にチンチン電車があるって知りませんでした。
割と普通に街中を走っていて結構怖い。連れの話によると自動車との事故も多いという話。走ってるのを見るとなるほど納得できるくらい普通に走ってる。今まで見たどの路面電車よりも町に溶け込んでる気がします。
以上で本日の神社巡りは終了しましたが、まだまだ続く。