網膜剥離

網膜が眼底から離れた状態。網膜の裂け目に硝子体が変化した液体が網膜の
後ろ側に入ってしまう。
  (近視の人-眼球が大きく網膜引き伸ばされ裂け目がつき易い。)
最初は飛蚊症・光視症・変視症がある人が多い。
又剥離した部分の視野が欠けるー視野障害

対応 網膜・その裂け目・硝子体にEGを入れ、IgG抗体・フリーラジカル・歪電子を抜く    
網膜周辺毛細血管にEGを入れ、そこから血栓・アテローム抜く

花粉症?黄砂で咳・痰・喉の痛み・頭痛熱・アレルギー症状

    黄砂とは大気汚染物質を吸着した粉塵 

黄砂は、中国大陸の砂漠地帯で巻き上げられ偏西風に乗って中国の工業地帯(特に中国の経済圏上空)のスモッグを通過する際に、大気汚染物質(硫黄酸化物、窒素酸化物、水銀などの重金属など)を吸着し、健康に悪影響を与える毒砂に変身します。

 黄砂で洗濯物を汚さないように。黄砂で汚れた車の洗車も要注意です。

 黄砂についた汚染物質の影響で病気になる人が
増えています
 黄砂による肺炎の進行とともに体全体に病気が進行していくのに、単なるカゼやアレルギーと診断され続けている人も多いです。特に子供や若い人は、体の基本を構成していく大事な成長期に、大量の大気汚染物質を吸うことで、治りにくい病気を若いうちから抱えこんでしまいます。
 黄砂の影響に無防備だと、若い世代や赤ちゃんの時から、人生の長きに渡って、手厚い医療や介護的な福祉が必要となります。

 黄砂は晴れて気温が高くなると光化学スモッグの発生にも関与します。

 黄砂は21世紀になって、肺炎を起こす有害物質に変貌しました
 日本にまで到達する黄砂は、細かい微粒子の割合が高いため、黄砂による肺炎の進行に気がつかない人が多いです。

 黄砂で、肺から気管支に向かって炎症を起こし、乾いた咳が止まらない人が増えています。
 環境問題を軽視した中国は、工業化で、衛星写真で確認できるぐらい大量のスモッグを発生させています。
 黄砂の成分(吸着される化学物質なども含む

 ・シリカ 黄砂の約60%を占め、珪肺症も起こす
 ・微生物 カビは肺に炎症を起こし、肺真菌症にも関与 小麦のサビ病菌は、カビの一種で、九州北部と山陰地方で病害も細菌(グラム陰性菌など)も肺に炎症を起こす
 硫黄酸化物の多くは石炭燃焼由来

 硫黄酸化物とは、主に二酸化硫黄SO2(亜硫酸ガス)です。石炭や重油など硫黄分を含む燃料が燃焼することにより発生します。二酸化硫黄は不燃性・無色・強い刺激臭を持つガスで、植物に傷害を与えたり、鼻、喉、目などを刺激します。

 硫黄酸化物だけで、後頭神経痛を起こすこともあるので頭痛や抑うつ症状が出る場合もあります。
 硫酸アンモニウムは、平均粒径0.6чmの微小粒子PM2.5で、肺まで届き、血液中にも。硫酸イオンは、肺に炎症を起こすので、花粉症で咳が止まらないのは危険です。
・二酸化硫黄+黄砂=硫酸イオン → 黄砂には硫酸イオンが多く、肺などに炎症を起こす
・硫酸アンモニウム+黄砂=石膏成分 → 毛穴に入り込み皮膚のバリア機能を低下させるため、肌荒れ

 窒素酸化物の多くは排気ガス由来

 窒素酸化物とは、主に一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(N
O2)です。赤褐色の刺激性のガスで、高濃度のときは、目、鼻
などを刺激します。
 硫酸カルシウム、硫酸アトリウムなどは、平均粒径4.8чm
の粗大粒子で、大部分が鼻でとまります。硫酸アトリウム(食品
添加物では発色剤)は、体内で亜硫酸に変化するため、赤血球の
異常を引き起こします。
 硫酸イオンは、アレルギー反応を悪化させるので、鼻の中に付
着して、鼻炎を悪化させます。

       黄砂とアナフィラキシー

 黄砂を多めに吸って空咳が続いた時に、シリカ曝露で肺などが
傷つき、肺などの毛細血管からアレルゲンが流入したりすると、
それ以降、体が微量のアレルゲンで反応するように変化してしま
う場合があります。この状態は、アナフィラキシーと呼ばれます。
 アナフィラキシーは、I型アレルギー反応の一つです。外来抗
原に対する過剰な免疫応答が原因で、好塩基球表面のIgGがア
レルゲンと結合して血小板凝固因子が全身に放出され、毛細血管
拡張を引き起こすため、ショックを起こします。一般的には、ハ
チ毒・食物・薬物などが原因となることが多いです。アナフィラ
キシーの症状には、全身性の蕁麻疹、喉頭浮腫、喘鳴、ショック、
下痢、腹痛などがあります。
 黄砂が関係するアナフィラキシーで、症状が軽い場合は、病院
で風邪と診断されることも多いようです。

 煙霧とは
煙霧とはスモッグのことです。スモッグは、煙と霧からできた言葉です。煙霧だから黄砂じゃないという意味ではありません。
黄砂などにより視界が10キロ未満となり雲の状態(晴れている
のか雲が出ているのか)が分からない場合、「煙霧」として報告
します。

 乾いた咳(空咳)が続く、黄砂喘息は危険
 黄砂を肺に吸い込んでしまった状態で、乾いた咳が続くと、傷ついた肺などの毛細血管からギザギザ微粒子の黄砂が血液の中に流れ込んで、全身に循環し、血圧の高い臓器(腎臓や脳など)から蓄積し、傷害を与えていくことになります。

 黄砂に多く含まれる硫黄酸化物は気管支炎や肺炎を起こす以外に、頭痛の原因にもなりますから、脳に黄砂が蓄積する性質との相互作用で、若年性の脳血管障害も起こしやすくなります。
黄砂が腎臓に蓄積すると腎臓が傷害されるため、骨代謝が低下し、その状態で咳をしていると、肋骨がヒビ割れ骨折をする場合もあります。

 黄砂アレルギーとは、黄砂症の症状の一部
黄砂アレルギーとは、黄砂のアジュバント効果で、アレルギー
症状が悪化することを指します。アレルギーが無い人も、交差による物理的な傷害や化学的な傷害で、アレルギーのような症状が出ることもあります。黄砂アレルギーは、黄砂症の症状の一部でしかありません。

 黄砂に含まれる微生物(カビや細菌など)や、その死骸がア
レルゲンとなることは分かっているので、アレルゲンではありま
せん。黄砂は、生体にとって、物理的にも化学的にも損傷や炎症
を起こす物質であり、含まれているものの性質でアレルギーや感
染症すら起こす可能性があるシリカ粉塵だということです。

 黄砂によるアジュバント効果

 アジュバント効果とは、アレルギー反応を起こす抗体の産生を
亢進させる作用のことです。花粉症は、花粉単体よりも、アジ
ュバント効果のある物質が花粉に混入している方が、微量で激し
いアレルギー症状がでます。

 アジュバント効果が強い物質は、大気汚染物質で、硫酸イオ
ン(窒素酸化物)やディーゼル排気ガス中の炭素性粒子などが
あります。黄砂の主成分である、シリカ(二酸化ケイ素)にもア
ジュバント効果があるので、アレルギー症状を激しくします。
 黄砂に癒着したカビや微生物の死骸は蛋白質ですから、抗原
となる訳ですから、その蛋白質でアレルギー症状が出る人もい
ます。

 黄砂で肺や腎臓にも炎症
 肺に炎症を起こす黄砂の成分は、硫酸イオン、シリカ、カビ(
肺真菌症)など、細菌(グラム陰性菌)です。
 黄砂の形は、ギザギザなので、空咳で、肺を傷つけます。肺
から気管支に向けて炎症が広がった場合は、治りにくい咳とな
ります。
 黄砂の粒子は、赤血球よりも小さいので、傷ついた肺の毛細
血管から血管の中に入り込み、血液とともに全身を循環します。腎臓に達した黄砂は、腎臓に負担がかかる冬や疲労時に、高
い血圧で血液を濾過する腎臓の糸球体を破壊していくため、腎
臓病の進行(体の老化)を早めます。

        黄砂による目への影響
 黄砂は目を乾燥させる上に、形がギザギザなので、目をこす
り過ぎると、角膜に傷がつき、視力が低下します。傷口からカ
ビや細菌(グラム陰性菌は菌体内毒素を持つ)やウイルスなど
に侵入されることによって、アレルギー性ではない結膜炎にな
ることもあります。春先に多いので、アレルギー性結膜炎と誤
診されることが多く、抗ヒスタミン薬の点眼が効かないのが特
徴です。正確な診断と治療を受けながら、コンタクトレンズ
使用を中止したり、ゴーグルを着用するなどして、視力低下や
角膜潰瘍から失明に至る危険を避ける必要があります。

 黄砂で、リウマチや膠原病(結合組織疾患)も悪化

 黄砂の約60%を占めるシリカ(二酸化珪素)の曝露で、膠
原病での自己抗体が発生しやすくなります。
そのため、微笑血管内皮細胞や末梢血単核細胞や皮膚繊維芽細胞が活性化し、SLEや強皮症などの危険因子になります。