○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

あの日の夢 あの日の君 あの日の紙飛行機を かけ離れた僕は 今でも飛

nantokacha2018-05-20

この日は仕事上がりにデビュー当時から好きだったバンドのライブを見に下北沢まで行ってきたので、その時のお話です。
学生時代、勉強や就職活動等で苦悩した時に沢山励まされた曲を久々に聞いたら当時の事を思い出してジーンと来ました。
デビューから18年。その記念日にこうしてバンドとしてステージに立ってくれている事に本当に感謝。良いライブでした!

In the Soup「Just a Lo-nin 〜夜明けぜよ!〜」@下北沢SHELTER レポート

1996年に神奈川大学の仲間で結成され、2000年にシングル「風の子」でメジャーデビューを飾ったロックバンド・In the Soup

2003年に一度活動休止するも、同年に活動を再開し、今も細々とではありますが結成当時と変わらぬメンバーでバンド活動を続けている彼ら。
自分はデビューシングルで彼らと出会い、当時学生だった自分は就職活動や学校の勉強で沢山励まされた思い出深いバンド。
結成記念日の10月6日にワンマンライブ「ジュテーム」を開催しており、そちらの方は何度か顔を出したことがあり、楽しかった思い出がありました。
そんな彼ら、ライブを行う頻度は多くはなく、久々にライブを行うと言う事で見に行きたいと思い参戦を決意したのでした。

当日は仕事上がり。土日の仕事でウンザリするかと思ったけどそんなに忙しく無くて一安心。GWに皆遊びすぎたのか人が少なかったっすな(*´з`)
13時前に退勤して直通快速に飛び乗って上京開始。新橋で銀座線に乗り換え、渋谷で井の頭線に乗り換え、向かうは下北沢。

下北沢は今年1月に来て以来かな?あの時はあった南口が工事の関係で無くなってました!(゜o゜)
南口側に出るには新しく出来た南西口から向かうしかないのですが、これ、微妙に遠回りだよなぁ。

以前の南口の場所を知ってると凄く不便に感じますね。

終電ギリギリの時かなり迷惑(-_-;) 工事早く終わって欲しい(~_~;)

さて今日のライブは18:30開演。下北沢についたのは15時過ぎ。まだ時間は早いのでマクドナルドでまったり。
スマホiPadが共に通信制限ギリギリなのでwifi環境にありつきます。スマホを充電しつつワンセグオークスを観覧。
ちなみにボクの予想はこんな感じ。

 ◎(5)カンタービレ
 ◯(13)アーモンドアイ
 ▲(8)サトノワルキューレ
 △(6)オールフォーラヴ
 △(2)ラッキーライラック

 

桜花賞組が強すぎてガチガチなの分かってるけどそれじゃあつまらないと踏むのが穴党(・∀・) ひねくれた予想してみたけど結果は惨敗orz
素直に行けばよかったけどあの配当じゃあ1点買いでないと儲かりませんわな(+_+)

マクドナルドで2時間ほど作業した後、ライブ前に夕飯を済ませるべく下北沢の街へ。ネットで調べて気になったお店へ行ってみます。
若かりし頃、ライブを求めて何度か来た下北沢。あの頃は「知る人ぞ知る街」と言った印象で人もそれほど多くは無かったのですが、今は混んでますねぇ。
特に駅の工事の関係で北口側へ抜けるのも一苦労でしたわ。学生は多かったけど、渋谷とか池袋みたいな繁華街と違って「他所から人が遊びに来る」印象は無かったのでね。

さて北口からだと歩いて5分ほどでしょうか?目的の「一龍」さんに到着。

創業1984年と言う老舗。食べログ等で見た写真が気になったので食べてみたくなりました。
17時過ぎとまだ早いにもかかわらず数名のお客さんで賑わってました。地元の人が来てた感じ。
早速、中華そばを大盛りで注文。ついでに餃子も頼んでみました。中華そばはすぐに出て来ました。

黄金色のスープ。豚骨醤油らしいのですが絶妙なお味。今までにあまり味わったことのない独特の風味。自分には少し辛めに感じられましたがこれがおいしい!
福井県敦賀系のスープだそう。なるほど今までに味わったことが無いわけだわ(゜o゜) おいしかったっす!
餃子の焼き加減も自分好み!

思わず「ビール!」といきそうでしたがさすがにやめときましたw ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになったからそれでよかったんだ♪
全然知らなかったのでまたいい出会いがありました。下北沢に来た際にはまた寄りたいですね!美味しくいただきました!\(^o^)/

お腹も満たされたところで下北沢の街を軽く散策。若かりし頃、何度か足を運んだライブハウスの思い出を振り返ったり懐かしい気持ちに。
今から十数年前の下北沢は先程も言いましたが「知る人ぞ知る街」といった印象で、そんなに人は多くなく、ここに住む若者と音楽・ファッション関係の
「物好き」が集まる様なちょっぴり"通"な街の印象があったのですが、今は多くの人でごった返してるのが変わったなぁと言う印象。
時代が変われば街の雰囲気も変わっていくものかな。それも時の流れなのでしょうね(*^_^*)

そんな事を思いながら下北沢の街を歩いていると、CLUB Queの方ではこれまた懐かしいバンドがライブをやっていました。

ドミンゴスも昔好きだったなぁ。滅多にライブをやらないバンドなだけに久々に見てみたいけど、まさか被るとはね(゜o゜) 何も同じ日にやらんでもw

昔よく行ったCDショップを探してたらゲーセンになってたりするので思わず遊んでみたw

ムキになって頑張ったけど明らかに普通に買った方が安いくらいつぎ込んでしまった(ノ∀`)
コインロッカーに荷物を預けた後だったから、ライブ前に邪魔だしw

何やかんやで下北沢の街を楽しみつつ、本日のライブ会場・SHELTERに到着。

想像以上に多くの人が並んでて驚いたけど、向かいの劇場かなんかのお客さんも混ざってるのね。
しばし待つと入場開始となったので整理番号順に入場します。チケットを買った場所が自分らしい(*´з`)

中に入るとそこそこ埋まってる感じ。SOLD OUTとまではいかないもののこれだけ入ってれば十分じゃないかな。
客層はさすがに女性ファンが多く年齢層は割と高め。自分と同世代かちょい上の感じ。結成20年越えのバンド。ファンも歳を重ねますよね(´▽`*)
取りあえずドリンクを…と思いましたが、Loft系列らしく開演前のHAPPYアワーがあるので一杯目は現金でいただきます(・∀・)

ライブハウスって商売上手いよねー(*´Д`)
シャンディガフをいただきながら、後ろの方でまったり。徐々に増えて来る人に期待値を増しながら、定刻を数分過ぎた所で客電が消灯。ライブが始まりました!

<イギリス人>

 2マンライブの先攻はイギリス人。Loftのレーベルメイトであり、彼ら主催のの恒例企画「私をロフトに連れてって」中尾と草場の2名が出演した縁もあり今回の2マンライブになったとの事。
 先輩であるIn the Soupの事をいじりつつも、
 「彼らが結成された頃は多くのバンドが生まれた時代でした。けど今も活動してるバンドは少ない。20年もバンドをやってるって素敵な事じゃないですか」
 と敬意を表し、In the Soupへのリスペクトを込めてライブを進めて行きます。

 イギリス人のライブを見るのは2回目。先日のCONNECT歌舞伎町で予習の為に見たのが最初で、その時「面白いけどいいバンドだな」と感じたのですが、今回もまさにそう。
 コミカルだったり叙情的だったり、妙にリアリティーのある歌詞を楽しく歌う彼らの真っ直ぐなライブはストレートに心に届きます。
 
 見た目いかつかったりモヒカンだったりと個性が爆発するビジュアルですが、MCだったりライブのふとした瞬間に「良い人」ぶりが伝わってくる彼ら。
 彼らの優しさと愛がこんな素敵な歌を作り出すのでしょうね。短い時間だったけど凄く楽しいライブでした!
 今日改めて思う、いいバンドに出会えました(*^_^*)

 
 
 
 


<セットリスト>*1

 01.1番大好きな人に花をあげました
 02.
 03.松本大洋の漫画みたい
 04.FOOT STOMP
 05.東海道本線
 06.西巣鴨三丁目の夕日
 07.などわ

30分ほどの短い時間ではありましたが、イギリス人のライブ、凄く良かったなぁ。彼らの曲、気に入ったので今度チェックしよう!\(^o^)/

後輩バンドのライブでほっこりした気分になり、ドリンクチケットを引き換えてもう一杯頂き、メインのIn the Soupのライブに挑みます!

In the Soup

 後攻のIn the Soupはさすがに先輩の貫禄を見せます。先のライブで後輩にいじられた事を喜びつつ、いじり返し方が分からない彼らw
 後輩に軽くdisられた仕返しでイギリス人の事をdisり返すと思いきや「めっちゃいいヤツ!」と褒めちぎるw
 これも彼らなりの「愛のあるdis」だったのでしょう。出会ってまだ2回目と言う事ですが、Loftの同胞として、早くも仲良くなった様子が微笑ましかったっす(*^_^*)

 2000年のこの日にシングル「風の子」でメジャーデビューしたIn the Soup。それがきっかけでファンになりました。
 当時、学生だった自分は就職活動や学校の試験勉強で彼らの曲に沢山励まされ、勇気を貰いました。
 あの当時の楽曲を聞くと胸が熱くなりましたよね。青春時代の思い出が蘇る、みたいな。

 就職を考えた頃、音楽業界にちょっとだけ憧れがあり、エントリーシートを出したりもしたんだよなぁ。
 バリバリ理工系の高専出身の自分はその世界に縁があるわけでも無く、まぁ無茶な話だったんですけどねw

 田舎者が就活で都内に出て、渋谷の交差点に立ってみたりすると、自分のちっぽけさを感じたけど、夢を諦めちゃならないって勝手に思って頑張る気になったんだよなぁ。
 エッグマン渋谷公会堂に挟まれて立つと見えるあの企業も就活で受けたりしたんだよなぁ。同級生4人で受けて自分だけ落ちた。苦い思い出。 
 当時負け組になった自分は今では音楽業界とは全く違う職種につき日々を過ごしていますが、こちらの方が本当にやりたかった仕事なので、夢を叶えています。
 苦労した就活、東京に憧れて遊びに行く度に色んな音楽に出会って帰った若かりし頃の思い出。彼らの曲を聞くと当時の思い出が沢山蘇って来て、胸が熱くなったなぁ。

 そんな私情を絡めつつ、バンドメンバーもライブが出来る喜びを沢山語っておりました。
 神奈川大学の同志で結成されたバンド。当初は別にバンドでなくても良かったと言う。演劇でも何でも、仲間と何かがしたかったんだとか?
 割と安直なきっかけで結成されたと言うIn the Soup。活動休止期間があったものの、20年以上も同じメンバーで続けて居る事は素敵な事ですよね。

 関西に住むギターの八谷さんはこの日のライブの為に車を飛ばして駆けつけたと言う。
 道中の記憶が無い程、あっという間だったとか?関西と東京。近くは無いけど、それでもライブをしに集まってくれるのが嬉しい事ですわ。

 盛り上がったライブ本編のラストで歌われた「川」。
 水曜どうでしょうの「四国R-14」や「ユーコン川160キロ」のエンディングテーマとして使われたことでも有名になった、ある意味彼らの代表曲。
 
 久々に聞いてみると今の自分の心境にマッチしてジーンと来ちゃいました。

 
  何処までも歩いて行こう
  何度でも やり直そう
  立ち止まり振り向いても
  ここから歩き出すんだ
  川の流れを胸に!!


 これもまた私事ですが、このライブの前々日に半年間通った教習所を卒業し、後は免許センターの試験を控えるだけとなりました。
 それこそこの曲に出会った頃にやり残した「人生の宿題」を今更になって取り返そうと、半年間あがいてみた。
 そのゴールが間近に見えて来たので、私情を絡めて勝手に感動しちゃいました。
 
 ライブのアンコールは落ち着いた感じ。前に見た時の「バッタービビってる!」はやらなかったけど、中尾さんは白いシャツに着替えてあっという間に登場。
 アンコールは彼らのデビュー曲「風の子」を披露。客席からは恒例の「紙飛行機」が沢山飛ばされました。
 
 
 デビューから18年目の記念日のライブ。ファンからの愛はとても優しかったっす(*^_^*)

 ラストはライブで盛り上がるグリーングリーンを披露。髪の毛が「グリーングリーン」なイギリス人のボーカルたつ子りんにはピッタリの曲w
 楽屋からバンドメンバーを呼び出し、一緒に歌って大盛り上がりとなりました。出会って2回目にしてとても仲が良さそうな雰囲気が良かったなぁ(*^▽^*)

 In the Soupのデビュー記念日に後輩が花を添え、そして先輩は後輩がこの後行う代々木公園での一大イベントにエールを贈る形となった今回のライブ。
 レーベルメイトとしての絆を感じたし、これからもいい関係であればファンとして何よりの幸せですね♪


 <セットリスト>*2

  01.檸檬
  02.光った汗を僕は信じてる
  03.バイブレイション
  04.新しい朝
  05.我を信じて
  06.砂時計
  07.Love Song
  08.テレフォンミー
  09.針の山

  10.0ーゼロー 
  11.川

   〜アンコール〜
  12.風の子
  13.グリーングリーン


こんな感じで2時間近いライブは終了。下北沢のライブハウスには今日も心地よい音楽が演奏され、素敵な時間が流れていました
素敵な思い出を胸に、帰りの時間が迫っているので、余韻に浸る暇はなく足早に帰路に着きます。

下北沢からの帰路。様々なルートがあるのですが、いつもの総武快速に乗りたいので品川・新橋・東京のどこかに出るルートを考えます。
調べた結果、井の頭線で渋谷に出て銀座線に乗るルートを選択。急ぎ改札を通って井の頭線ホームへ向かいますがすぐの急行には間に合わず(>_<)
南口の改札が前のままだったら間に合ったよなぁ(+_+) 下北沢に到着した時の危惧が現実のものとなりました(;^ω^)
各駅停車で渋谷に出て、銀座線ホームへ。ここでもタッチの差で乗り遅れてしまいますorz
ここで待ってる時間が非常に惜しい(>_<) 新橋での乗り換えは間に合わないので赤坂見附から丸ノ内線で東京へ出るルートに切り替え。
赤坂見附での乗り継ぎも上手くいかずまた待つ羽目に。ギリギリの綱渡りの時はこの2〜3分の待ち時間でも悔しいですよね(+_+)
結局、丸ノ内線から総武快速線ホームまで3分でダッシュする羽目になりましたが、何とか間に合いました!(゚∀゚)

仕事の後のライブの後の打ち上げの瞬間が何よりの幸せ!これはやめられませんね\(^o^)/
直通快速でのんびり移動し、最終電車に乗り継いで帰宅となったのでした。

以上、In the Soupの2018年初のライブのお話はおしまい。
諸々の事情もあり、ライブの回数は少なくなっている彼らですが、メンバーチェンジをせずに今でも活動を続けてくれているだけでありがたいこと。
彼らももう若くは無いのでいつまでバンドを続けられるか分かりませんが、細々と20年以上もやって来たバンド。末永く続けて欲しいものです。

素敵な音楽はいつまでも変わらない。彼らのライブはとても楽しい。なので、ライブをやると言う時はなるべく駆けつけますから!

*1:セットリストは自分調べ。なので合ってる保証はございません。

*2:セットリストは自分調べに中尾諭介さんのブログを参考に修正を加え。