ピーター藤尾 チリの風

2018-02-19 チリの風   その770   2018年2月12日−18日

朝晩、太陽の出る時間・沈む時間が変わっていき、日が短くなります。木曜日、郊外の戸外の仕事をしましたが、午前中霧で肌寒く季節が変わっていくのを感じました。

土曜日、今年1回目の登山教室。13名の参加者実施アポキンドの滝まで往復7時間コースを歩きました、最年長の老人(私ですが)と最年少の小学生の年齢差は63歳で、よくそんな長時間のコースを一緒に歩けるものと思いますが、全員、滝の水飛沫を心地よく浴びました。

日曜日のマラソン練習は、前日滝コースを歩いて疲れたので、仲間と違ってほんの5キロを走りました。意地が無いか?まぁ、ええやんですね。

政治

1) バチェレット動向

彼女はバケーションに入りましたが、大統領府発表の大統領動向欄にバケーションに何時入っていつ終わるのか報告が無く、休暇中は全くマスコミは彼女の動きを報道しませんでした。この週末、サンティアゴに戻ってきたようです。

同じくピニェラも南部の別荘滞在を終えて首都に戻ってきました。

2) ハリケーン作戦

例の警察の偽情報作戦はハリケーン作戦と名付けられています。

先週、私が考えた2点はピッタリ当たりました。先ずは警察軍長官は軍の諜報部門のトップを含む3名、その作戦の実行力となった「教授」と呼ばれる男を警察組織から外しました。懲戒免職なのか、表向きだけ組織から外すのか分かりませんが、こいつらが悪事を働きましたとしたわけです。勿論、検察裁判を通じて、それらの悪事の詳細を調べ上げるでしょう。

もう一つは、すぐにヘリケーン作戦その2が表面化してきました。これはうまく使えると警察が思えばこのハリケーン作戦は未来永劫に使用されるでしょうね。それらの警官が刑務所に入ることになるまで。

この問題に関し与党の中心政党PPD党首政府を厳しく批判しました。問題は明白なのに政府は与党側とのコンタクトを全くとっていない。問題の詳細に関し討議する必要があるのに全くそれが実施されていないのは遺憾の極まりとしました。マプチェ側は政府内でこれに関連したと、先の警官を訴えるのと並行して内務省副大臣を訴える予定。

この問題は軽く終了すると言う雰囲気はありません。

この週末、30台のトラック・重機に火がつけられました。新記録かな?幾ら放火の好きな人間がいても、次々に30台に火を放つのは不可能でしょう。しっかりした組織を持つ犯罪グループがあるわけですよ。そこに先日、釈放になったマプチェのグループCAMの宣伝が置かれていたとか。警察の仕業とは思えませんが。

ピニェラは警察軍について、組織の目的またアドミの変更を実施したいとコメントしています。

3) ラテンアメリカ諸国組織のリマ会議

これにベネスエラのマドゥロ大統領を入れるか外すかでもめています。当の本人は他の国の首脳は私を恐れているのかなと軽くあしらっています。

キリスト教民主党DCはその会議にマドゥロを独裁者として出席を否定しましたが、チリ共産党PC他国(ベネスエラ)の内政に干渉するのは認めがたいと従来の主張を繰り返し、マドゥロは民主的に選ばれた大統領でチリのピノチェットとは違うとしています。しかしこれだけ見解が異なるDCとPCが与党として連合していたのは不思議ですね。DCはこれからピニェラの方に接近するのかな?

経済

1) 外国からの借金

海外からの政府公営機関借入金2017年に473億ドルと前年対比34%も増加しました、バチェレットは全く公式にそれを説明せず、静かに消え去るのでしょう。2010年頃まで200億ドルよりずっと下のレベルだったのですが。

政治世界はもうバチェレットを尊重する雰囲気はありません。「終わった大統領」ですね。

2) 銅価格の動き

急に風が吹いて、ポンド当たり3.24ドルまで急上昇。中国好調なのかな?為替は1ドル593ペソと先週のペソ安が変わりました。

3) 自然環境問題

バチェレット政権で幾つもの計画拒否されましたが、その中で最も話題になったのはドミンガ鉱山でした。

環境調査機関が過去25年で実施を拒否した計画は1992年から昨年まで1129件、投資額予定合計240億ドルになりますが、何と昨年、拒否された計画の投資計画額は126億ドルで、つまり昨年は1年で過去25年間の半分に達しています??もちろん環境汚染問題を真摯に取り扱うことは重要ですが、ドミンガ鉱山(投資予定額25億ドル)を政治的立場から拒否しているなら、経済発展から見るとマイナスの動きでバチェレット政権時が最低の成長しか上げられなかったのは彼女の失敗ということになります。

3月から経済大臣になるバレンテはドミンガ計画は魅力のあるものだとしています。

4) 失業率

OECDの発表で昨年12月の各国の失業率は2008年以来で一番低い数字となりました。最悪はギリシアで21%でした。チリスペインイタリアより低い7%。日本はほとんど最高でわずか3%でした。

一般

1) 山火事

昨年の今頃、チリ話題は山火事ばかりでした。

そこで昨年と今年の火事比較すると 、火事の数は、2016年7月から2017年6月までが火事チェック基本期間で(今年はまだ2月までであと4か月少しありますが)昨年の火事の数は3934件。今年は3938件。えっ、今年は昨年より何割も多いの? しかし火事で焼けた土地の広さは、昨年は56万ヘクタール。今年は今までわずか2万6千ヘクタール。たった4%です。良かったねと言いたいです。 これは理由があって昨年の大火事からの教訓を生かし、準備を整えているからです。大型消火ヘリコプターが24時間体制で待ち、各地に張り巡らされた網の目がどこから失火したか確かめ本部に連絡する仕組みが上手く機能しています。 昨年は森と住居がコンタクトしていましたが、今年は森から木材を切り取って住居との間に距離を作りました。従って家が延焼と言う事故が起こっていません。

サンティアゴ周辺でも山火事はあります。私も郊外でそれを一つ自分の目で見ました。サン・クリストバルの丘がある首都圏公園でも火事が起こっています。

2) 赤潮問題

チリ南部の赤潮問題は拡大・継続中で現地の漁民政府が示した彼らを救済するための短期ボーナス拒否しました。自然環境問題や汚染された赤潮の魚貝類への影響をもっと詳しく示すことを要求しています。政府の予想ではこの問題は3か月継続するとか。

3) 建国記念日

チリでは建国記念日を9月18日としていますが、それは独立記念日ではなく独立運動開始日です。今日からチリがスペイン統治から抜け出そうと宣言した日を独立記念日にするのはおかしな話ですね。で、実際の独立記念日は1818年の2月12日です。ところが「2月は夏のバケーション中だから独立記念のお祭りはできないよ。今の9月のままにしましょう」と言うことなのかな?

4) 格安航空会社LAWの問題

同社は2年前からチリをベース国際線を飛ばしていますが、今週、飛行機の都合がつかず、各線で問題を起こしました。例えばカリブドミニカで、バケーションに出たチリ人観光客が戻れなくなり、空港で寝泊まり。リマに行く便も止まりペルーへ行く人、ペルーから来ている人が動けなくなり空港に溢れました。72時間以上遅れて便は出発しましたが、格安航空社は食事ホテルサービスを出さないので乗客ロビーで何日も苦しんでいました。航空管理センターはそれは私たちが扱う問題ではないと口を出しません。乗客はグループを作って消費者保護センターにクレームを出しました。

公共運送トランサンティアゴの運賃

来週月曜日から20ペソ(約3円)値上げになります。3円の値上げはほとんど同じというのか、公共運賃の値上げは止めてほしいと言うのか?

5) カトリック神父

オソルノ司教バロス問題を調査するためバチカン委員会が21日チリを訪問しますが、それに先立ってニューヨークでバロスを訴えているチリ人と面談しました。初めからこれをやればローマ法王権威も保てたのですが、性的悪戯を受けたと訴える側に「証拠を出せ、同じことを軽々しく言うな」と惨めな対応をしたのでチリで信用を失いましたね。

スポーツ

1) サッカー

リーグ戦の3日目、カトリカとチリ大学勝利コロコロ敗戦。この結果、カトリカが3連勝で首位を堅持しています。


以上

2018-02-12 チリの風  その769  2018年2月5日―11日

連日、晴天です。暑いねん、きつい、ほんまやで。来週はもっと暑くなるとか。明日の月曜日、戸外の仕事があるので大変です。

それでも週1のトレッキングで今週は初級広場へ。4時間の歩きでした。目的地で休憩をしながらスドクを楽しみました。まだ元気で歩けます。

土曜日のサッカー教室は10数名の参加者実施しました。小学生大人と対等にプレーするのが頼もしい。  

日曜日のマラソン練習は5名で走りましたが、私は久しぶりに10キロを60分を切って57分でゴール。にっこりしました。

政治

1) バチェレット動向

彼女は大統領としての最後のバケーションに入りました。南部に持つ別荘に行くそうです。しかし3月までまだ大統領なのにその職務を全うしているように見えません。最後の1か月、今までやり残したことは無いか、それを何とか完成出来ないか、そう言った最後の努力を続けると言うのが通常ですが、そんな雰囲気は全くありません。もっとも最後の外遊、日本訪問があるのでこのバケーションは今までより少し短いとか。日本行きも彼女にすればバケーションかも知れません。

民主化してからの6人目の大統領ですが最低レベルですね。私は前の選挙で彼女に投票したから、文句は言えませんが。

バチェレット政権経済は平均1.9%成長しましたが、これは6代の中で最低の数字です。因みに初代のエイルウィンは7.2%、その後、5.3,4.8,3.3,5.3%でした。

しかし今の与党、3月から野党になりますが、彼らの反省、4年後をどう迎えるかと言った展望が全くありません。ひどいものです。キリスト教民主党DCはピニェラ政権に接触するのかな?

2) ピニェラ動向

毎日、彼の動きがニュースになりますが、彼が所有する南部の別荘地に落ち着き、大臣就任予定者などを呼んで3月からの新政権準備に力を注いでいます。

3月の大統領交代式にベネスエラとボリビアの大統領が出席するとか。与党内でもおかしいのではという声が上がっています。バチェレットと同じ左翼と言ってもベネスエラの左翼政権は限度を超えた現実で、マドゥロがサンティアゴに来てどんなコメントをするのか、いつものアメリカ批判?ボリビアは例の国際法廷の裁判が近づいており、チリで批判を繰り返す可能性もあるとか。

しかし彼らを招待したのはバチェレットですからね。もっとも与党側から4年前のピニェラ政権の時もベネスエラ大統領を招待しており、いちいち文句をつけるなと言う声もあるようです。

ベネスエラに住む人は大変な毎日でしょうね。そんな国に移住しなくて良かったとしみじみ感じます。

3) 警察検察

なんだか訳のわからない終わり方になりそうです。私の見方では、「何人かの警官が有罪になり罷免されるが、刑務所には行かない。そして警察軍としての組織的犯罪ではなかったと言うことになる」どうかな?

ピニェラは現警察軍長官ビジャロボスの取り扱いについて、新政権が始まってからコメントするとしています。

警察の虚偽の証拠逮捕され裁判になっていたマプチェの被告は全員無罪になりました。彼らは今度は逆に警察の関係者を訴える模様。しかし30台ものトラックに火をつけた事件は明白で、彼らでなければ他のグループが係っていたわけで、一人や二人の個人がそんな大規模な犯罪は起こせません。その地区にグループが、マプチェとは限りませんが、数多くあるわけはないので調べれば分かるはずですが、どうなっているのかな?

いつものように今週も林業会社の所有するトラック・重機に火がつけられました。

しかし警察がハッカーの様な仕事をするのはこれが最初で最後ではないでしょうね。今までもやっていたけどばれなかっただけとか。

4) 政治家救い?

ペン銀行、ソキミチ鉱山会社関連で、不正に政治寄金を受領していた疑いで政治家が多数、裁判になっていますが、その大半をこれ以上追及しないとする動きが広がっています。実施していない仕事について請求書を発行し、その架空の請求書に基づき金を払ってたわけですが、その疑惑議員は右も左も入っています。先のモレイラのように軽い罰金を払って裁判から逃げると言うわけですね。そういう政治家・議員にチリ国民が二度と投票しないでほしいもの。

経済

1) 銅産業

チリ命綱は銅ですが、世界の中でチリ産の銅が占める割合いが、毎年低下しています。2012年には32%を占めていたのに昨年は27%まで下がりました。そのチリが失ったシェアーはペルーが奪っています。同じ年度でペルーの数字は8%だったのが12%になっています。

今週は銅の価格が3.06ドルと大きく下がり、為替も1ドル603ペソとペソ安になりました。

2) 株式市場

世界の株式市場が悲鳴を上げていますが、チリも例外でなく今週は数値が大きく下がり5549ポイントになりました。これは2016年1月以来の低い数字です。

3) 物価上昇率IPC

1月のIPCは0.5%で予想より少し高かったですが、過去12か月の数字は2.2%と想定範囲内でした。

一般

1) 地下鉄

先日、第6号線が開通しましたが、新線7号線の計画が発表されました。

さて昨年は使用者が6億8500万人で前年対比2.2%の上昇だったとか。サンティアゴの地下鉄は事故も少なく上手く運営されていますね。

サンティアゴの公共運送トランサンティアゴが開始してから11年が経過しました。そのシステムは地下鉄とバスから成り立っていますが、バスの無賃乗車が以前から問題になっています。2016年比較して昨年は無賃乗車者がかなり下がりました。各バス会社の平均で35%だったのが24%に落ちました。勿論先進国なら10%にもなりませんから、まだまだ努力が必要ですね。

2) 携帯電話

チリ人口は1750万人ですが、チリ国内で使用されている携帯電話の数は2735万台です。一人で2台持っている人が多くいるわけです。

3) 深海探検

チリ海軍の船から探索機が降ろされ深海に。場所は第2州アントファガスタの沖です。そしてとうとう8081メートルまで到着。この成功で科学者はいつでもどこでも8千メートルの深海を調べることが出来ると喜んでいます。

4) 赤潮

南部の第10州、11州で赤潮問題が発生しています。11州の場合、2009年の大被害以来の大きな汚染が発生しており、魚介類の捕獲販売規制されています。

5) カトリック神父

もうどうでも良いような雰囲気ですが、オソルノ司教バロスの問題を調べるバチカン委員会は2月中にチリを訪問しチェックを開始するとか。そんな内部の調査がどこまで信用できるか分かりませんが。

6) 山火事

昨年ほどではありませんが、今年も、あちこちで山火事が発生しています。高温・低湿気・強風が問題ですが、日曜日の夜、現在、75カ所で山火事が鎮火されていないとか。大変ですね。

スポーツ

1) サッカー

リーグ戦の2試合目を終えて、人気チームの成績はコロコロとカトリカが連勝、チリ大学は1勝1敗です。

2) 冬季オリンピック

オリンピックが始まりましたが、チリではほとんど話題になっていません。


以上

2018-02-05 チリの風   その768  2018年1月29日―2月4日

暑い日が連続しています。30度を超えるのが普通です。戸外で働く人には厳しいですね。私はいつものように趣味と仕事を楽しみました。

この土曜日、イベントに参加。先ず午前中に嫁さんと日本人学校大夏祭りに。バザーを中心にいろんな 催し物がありました。夜は区役所主催ジャズ・フェスチバルに行きました。

日曜日のマラソン練習は仲間としっかり走りを楽しみました。

政治

1) バチェレット動向

南部のあちこちの町を訪問しました。第12州プンタ・アレナスで簡易住宅の完成式を祝い、そして近年亡くなったトンプキンス氏の奥さんから第10州にあるスイスより広大な土地寄付を受けそれを国立公園にすることが決定。その他、今問題になっている第9州テムコでチリの愛と名付けられた施設の完成式に出席。先住民の芸術・料理などが一般に展示される由。彼女の好きな行事ばかりですね。

2) 警察検察

例の大事件が起こっているのに警察軍長官バケーションマイアミに出発しました。規則通り1月ほど休むつもりだったようですが、政府は即時の帰国をよびかけました。

よほど状況が悪いので、馘首になる前に遊びに行こうと考えたのか、それとも事件をそれほど悪いことでは無いと考えた頭のおかしい人間かのどちらかですね。

バチェレットは長官の辞任要求は、事実を確認してから考慮すべきで今は事実はどうだったのかを調べるべきとしました。

検察の介入を退けていた警察も旗色が悪くなったのを認識して、長官を始め数人が検察との面談を受けます。彼は証人として、一部の警察幹部被告として取り調べられることになります。検察に何台ものパソコンを差し押さえられました?新聞社説に即刻、彼の長官職を解いて一般人として取り調べを受けるべきと書かれました。

もう事件の内容が漏れ始めていますが、警察はパソコンのプロを雇い、ハッカーですが、マプチェの人の携帯電話などに侵入し情報を盗むとともにニセの情報を加えたわけです。 この事件が明らかになってきて市民の警察への見方が大きく変わりました。今までは警察は信用できる組織と考える人が圧倒的に多かったのですが、今では使用できないとする人の方が多くなりました。

所で今週も、第8州で、森林木材会社に置かれた4台の重機・トラックが燃やされました。犯人がいるのは明らかで、それを逮捕できない警察は無力ですね。

3)ローマ法王問題

私の見通しが当たりました。先週、全くニュースにならなかったのに、今週再度スポットが当たりました。

バチカン内部で論争が起こり反体制(?)の声が大きくなったのでしょう。ローマ法王は私の考えに変化はないが、オソルノ司教のバロスを調べる特別班をチリに送ると発表。

チリに来たとき、神父の性的暴行事件はカトリックの恥で心が痛むとしながら、バロスの件では記者証拠を出せ、口先だけのクレームなんて受けないと突っぱねたのですが、その証拠を出させる仕事自分たちでするわけです。

当のバロスはマスコミには出ていませんでしたが、今回は「私は神の子法王の意見は真摯に受け入れる」とニッコリ。

勿論教会内部で、これ以上、こうした調査を継続する必要はないとこの案件を切り捨てるよう声を大きくしているグループもある由。どうなるかな?

教会だけでなく、カトリックが運営する学校でも同様事件が起こっており、テレビの特別番組で、昔、神父に性的暴行を受けたと40歳以上の大人が訴えました。神父の性的問題は世界中で、過去も現在も起こっており、カトリックの基本的な負の財産ですね。カトリック神父で問題を起こしているのはイエズス会が多いのですが、「イエズス会神父の行状」と言う本が出版されそうとか。トランプ関連の本と似たようなスキャンダルを起こしそうです。

ところで、イエズス会と言えば戦国時代日本に行って信長・秀吉と交流していますね。スペイン南米を征服してからボリビアポトシ銀山の銀が欧州に流れ込み銀の価格を下げたと言われますが、同じように日本の石見(いわみ)銀山からも大量の銀が出たことは日本人は知らないのでは。信長はその銀を欧州からの金に替え、それを資金にして天下統一の経費にしたわけですね。

経済

1) 自由経済制度世界ランクチリは大きく後退。

昨年世界10位だったのが今年のランクは20位になりました。

バチェレットの政策は世界の自由経済の動きとは外れている由。先の世銀のように又、嫌がらせをされているんかという気がしますが。

上位は香港シンガポール、ニュージランドでした。

2) 株式市場

また新記録です。5000ポイントを超えることが出来るかと長い間言われていたのに、今週は何と5850ポイントを突破。まだまだ上昇するらしいとか

と言いながら、失業率は高めだし、仕事をしている人の多くが正規社員ではなく自営業のような仕事が多く、保険年金には入っていない危険な環境です。

銅の価格は3.2ドル、為替は1ドル601ペソとほとんど変化なし。

3) 電力発電

石炭発電所の新規の開設は行わないと政府と発電業界の間で合意が達成された由。ただチリの現状は約40%の発電源が石炭で、他の主力の石油・天然ガスに新しい風力・太陽光(約10%)を加えていますが、石炭発電の重要性は直ぐに消される程度ではありません。

4) 人民マンション

    2年前に共産党員区長をする首都圏のレコレタ区で人民薬局が始まりました。該当区の住民を対象にしたもので、大手財閥が運営する薬局で売られる価格の半値とかの大安売り。

今回は同じ区長が、区が建物建設し、それを低価格で住民に提供すると言うもの。大幅に家賃が下がるので住民は大喜び。ちゃんと建物が完成して、住居として機能するかな?

一般

1) 山火事

今年も夏になって気温が上がり、湿度が下がり、風が吹くと山火事が頻繁に起こっています。もっともその規模は昨年の規模とは大違いですが。第9州で3000へクタールも延焼とか。そこはマプチェ問題のところですから、自然発火か放火か分かりません。

2) 人種

チリ人の2%は自分マプチェ族認識し、24%は先住民とその後の移民の混血、74%は自分は移民の子孫と考えています。

3) フランス学生運動

ちょうど50年前の1968年2月にフランスの学生運動が国を釘付けにしたとする特集記事掲載されました。勿論それはチリアジェンデ左翼政権に結びついていくのですが、私もイスラエルキブツ研修の帰りにパリによってそれを実際に見ました。日本帰国後、全国学闘争に参加し、私の人生はその後、大きく変わりました。

スポーツ

1) サッカー

やっと国内リーグ戦が開幕。近年は1年を二つに分けた前期・後期シリーズでしたが、今年は通年制です。初日の結果は人気のコロコロ・カトリカは初戦を勝利で飾りましたが、チリ大学敗戦でした。

2) テニス

デービスカップ戦がサンティアゴで開催。昔、チリが世界トップクラスだった時期もあるのですが、最近は地方レベルの2流になってしまい、細々くやっています。何とか初戦はエクアドルに勝ち、南米シリーズの2回戦は対アルゼンチンです。

3) 電気自動車のE1レース

この週末、サンティアゴで電気自動車のレースが行われました 。自動車に興味のない私は実況中継をテレビで見てもさっぱりその面白さが分かりませんが、多くの観衆がそのレースを楽しんだとか。


以上