柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『幻の男たち』について 浅川マキ・柄谷行人

【初回完全限定】 2011年1月18日発売
ロング・グッドバイ 浅川マキの世界」 白夜書房
http://www.byakuya-shobo.co.jp/page.php?id=2063&gname=shoseki
http://diskunion.net/jazz/ct/news/article/1/19322


atプラス 06

第1特集 『世界史の構造』を読む
柄谷行人大澤真幸苅部直島田裕巳高澤秀次 座談会「可能なる世界同時革命 抑圧されたコミュニズムの回帰」
 国民と世界市民
 執拗に回帰する原始のコミュニズム
 世界同時革命と宗教
 互酬性の否定と一神教
 コミュニズムを可能にするモビリティ
 国家のモビリティ
 プロレタリアートと奴隷
 四つの交換様式の必要性
 『世界史の構造』と時代認識
 戦争を阻止できる革命
いとうせいこう 書評「切り場」
斎藤環 書評「狂気としての贈与、あるいは平和への欲望」
磯崎新 書評「柄谷行人の『アーキテクチュア原論』」
佐藤優 書評「『世界史の構造』における普遍宗教」
第2特集 ソーシャルデザインの試行
山本理顕 「建築空間の施設化」
染谷昌義 「経験の必要性」
atプラス編集部 高瀬幸途 活動レポート「『葬送を考える市民の会』の多彩な活動」
山田慎也 寄稿「葬儀の行方」
連載
岡崎乾二郎 「活動へのアート」第5回
鎌仲ひとみ 「我は如何にして活動家となりし乎」第4回/堀内進之介 「Review of the previous issue」
山折哲雄 「現在の往生試論」その5
山下範久 「ポスト・リオリエント」第9回
岩根邦雄 「生活クラブと私の魂胆」その6
鈴木一誌「デザイン覚書21」


中森明夫アナーキー・イン・ザ・JP』(新潮社)刊行記念
アナーキー総決起集会〈番外編〉―

新人類VSスキゾ・キッズ

■2010年12月11日(土) 15:00〜(開場14:30)

中森明夫×浅田彰

すでに伝説となりつつある中森明夫の連続トークライブ≪アナーキー総決起集会≫。
これまでメッタ斬りコンビ(大森望豊崎由美)、高橋源一郎福島みずほ
錚々たる面々が登壇したが、さらに浅田彰の緊急参戦が決定!!
25年前、新人類の旗手として、かたやニューアカの旗手として脚光を浴び、
以来思想・カルチャーシーンを牽引してきた両雄が相まみえる。(敬称略)

◆プロフィール◆
浅田彰(あさだ・あきら)
1957年生まれ。哲学者、批評家、京都造形芸術大学大学院長。
主な著書に『構造と力 記号論を超えて』、『逃走論 スキゾ・キッズの冒険』、
『「歴史の終わり」と世紀末の世界』(対談集)、『憂国呆談』(田中康夫との共著)など。
1984年から87年まで雑誌『GS』を出し、90年代は柄谷行人とともに『批評空間』を編集し、
『InterCommunication』を創刊した。
国内外の重要アーティスト、文献、論文をいち早く紹介し、また『any会議』を始め、
数多くのシンポジウムの企画・監修を務めているなど
日本のカルチャーシーンに多大なる影響を与えている。

中森明夫(なかもり・あきお)
1960年生まれ。作家、アイドル評論家。主な著書に評論集『アイドルにっぽん』、
コラム集『女の読み方』、小説作品に『東京トンガリキッズ』『オシャレ泥棒』
『学校で愛するということ』がある。1985年、「朝日ジャーナル」誌上で
「新人類の旗手」として脚光を浴びる。89年、大塚英志と対話した共著『Mの世代』を出版。
1990年から「週刊SPA!」巻頭ページ「ニュースな女たち」を写真家・篠山紀信と共に12年間連載。
「おたく」「チャイドル」の名づけ親でもある。2010年、大杉栄も執筆した創刊106年の文芸誌
「新潮」5月号に小説『アナーキー・イン・ザ・JP』を一挙掲載、大きな反響を呼ぶ。
9月末、単行本化。同小説は、著者50歳にして初の純文学作品である。

☆場  所  ジュンク堂 新宿店 8Fカフェ
☆入 場 料  1,000円 (1ドリンク付き)
☆定  員  50名
☆予約受付は7Fレジカウンターにて、また電話ご予約も承ります。

ジュンク堂書店 新宿店 TEL 03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20101211shinjuku


合田正人「訳者あとがきに代えて」
エマニュエル・レヴィナス『諸国民の時に』(合田正人訳、法政大学出版局

「無限の忍耐」――『ミル・プラトー』第十二章のノマド論、戦争機械論でもこの表現がもちいられている――を強いる線の試練は、かかる忍耐を語るレヴィナスの言説にとっての試練でもある。