山折哲雄

読書

山折哲雄

やまおりてつお

宗教学者。元・国際日本文化研究センター所長。

昭和6(1931)年、浄土真宗本願寺派)の海外布教師(「開教師」)であった父親の仕事先であるサンフランシスコで生まれる。昭和12年に家族とともに帰国し、東京で暫く過ごした後、1943(昭和18)年3月には母の実家である花巻疎開昭和25年東北大学へ入学し仙台へ。文学部印度哲学仏教史学科で金倉円照氏に師事する。卒論題目「仏伝の研究―馬鳴著の仏所行讃第一章を中心として」。修士課程に進学して仏伝文学からインド古典劇へと対象を転換し、博士課程では古代インド二大叙事詩のひとつ『ラーマーヤナ』に取り組み、結果としてインド哲学および仏教史学から離れることとなる。昭和36年東北大学で助手となるも、翌年3月に退職し上京、鈴木学術財団の研究部に勤務し『梵和辞典』の編集作業に携わる(昭和42年4月まで)。ここでの仲間たちと開いた「アジア宗教研究会」での討論と批判から、初の単行本である『アジアイデオロギーの発掘』(勁草書房昭和43年)が誕生する。昭和44年冬に吐血し入院するが、その体験が後の身体論的な宗教研究への契機となる。この入院中に見舞いへ訪れた神田龍一氏の誘いをうけ春秋社に入社(昭和48年3月まで)。『わが非暴力―藤井日達自伝』などの編集に携わりつつ、『人間蓮如』(春秋社、昭和45年)・『日本仏教思想論序説』(三一書房昭和48年)・『ガンディーとネルー』(評論社、昭和49年)などの著書を発表。昭和51年4月から駒澤大学文学部助教授昭和52年4月から東北大学文学部助教授昭和57年1月から国立歴史民俗博物館民俗研究部教授。昭和63年10月から国際日本文化研究センター教授(平成9年3月に退官)。平成9年12月から 白鳳女子短期大学学長。平成12年4月から京都造形芸術大学大学院長。平成13年5月から国際日本文化研究センター所長(平成17年5月まで)。

参考URLおよび文献

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