情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

25年前(1987年)のヤングマガジンで、現在と同じところ・違うところ



 ちょっとこの頃の雑誌を探していたら、ヤングマガジン1987年17号が出てきました。
 表紙は守山鶴(現:もりやまつる)の「ファンキー・モンキー・ティーチャー」
 


 これを最新号(2012年29号)とざっと見比べてみると、同じ所あり、違ってる所があり、となかなか面白い。


 ちなみに、この号の連載陣はこんな。
 
 


 「BE-BOP-HIGHSCHOOL」全盛期ですが、他にもヒット作多数。現在もヤンマガ連載してるのは楠みちはるだけですね。
 16作品のうち、12人は現在も連載持ってたりする人気作家とも言えるか。(きうちかずひろは、原作とか映画とか、漫画からは離れちゃってますが)



 以下、特に書いていない場合は左が1987年、右が2012年のもの。

ここが同じ

  • 目次ページのフォーマット


  

 ページ数 作品名 作者名 コメント


 という並びもですが、左側の編集コメントも「黒ブタMidnight」のまま。

  • 柱のファンレター募集コメント

  


 作者似顔絵に、作家への質問・回答のセットでおたより募集というのが変わってません。
 作家ファンの人なら、このQ&A集調べてみるのも面白そうですね。

  • 表4側のヘッダデザイン


 


 縦書き・横書きこそ変わっていますが、基本の色分けレイアウトは同じ。


ここが違う

  • 隔週発売


 

 当時は、1,3月曜発売の隔週誌。1989年に週刊になりました。


  • 表紙がグラビアじゃない


 

 これは何時から安定してグラビアになったのかわかりませんね。
 週刊化から?



  

 何時から今のになったんだろう。
 赤ブタ増刊とかあったころは既に変わってた・・・っけ?

  • 女子高生のスカートが長い


   


 上の3点、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」「スポーションKIDS」「シャコタン・ブギ」の女の子達ですが、スカートの長さが昭和感。
 短くなったのはコギャルブームよりも前でしょうけど、もう少し後だと思います。


  


 髪型も、かなあ。これは不良漫画だからまた別か。



 あとは、最新号の奥付見ると「第三種郵便物認可」がなくなってたりしてますね。


 色んな雑誌でこういうの見比べてみると面白いかもしれません。
 といった所で今回はここまで。


当ブログの関連記事

読んだ本

  1. 隔週漫画サンデー
  2. 隔週漫画アクション
  3. 月刊 サンデーGX
  4. 月刊ヤングキング
  • マンサン
    • 新連載。裏の顔役まとめ役。フィクションにおける「歌舞伎町」「新宿」「東京」なんかの裏の支配者集めて大バトルロイヤルというのはどうか。>龍帝-DRAGON EMPEROR-@市原剛×今野直樹。
    • 誰のどんな利益を優先させるかって天秤話か。正義とはいえ、私人でもあるという矛盾をどうするのかだな>トリガー@板倉俊之×武村勇治。
    • ネットが繋がるんだ。食い物は大事です、が、やっぱりちょっとセコい。>しすとも@稲光伸二
    • 殺っちゃうのか?で、次回、最終回。週刊から続いた意味がわからん。>放課後の拳銃@香川まさひと×木村直巳
    • こっちも次回、最終回。場外乱闘で失格にならない競技会ってなんだろう。ろ>チャリング-自転車女子物語-@やまさき拓味
    • いい金の使い方、なのかも。同じ百円が時代と自分の年齢・地域によって全然異なる価値ってのはちょっとわかる>ほな、また明日!@東元。
    • 目次コメントによると、前回主人公の名前が誤植てったらしい。うーむ。流石というべきか>シバのヨル@松枝尚嗣
    • 特集はビール&つまみ
      • 漫画じゃなくてイラストエッセイだよなこれ。>世界にはいろいろなビールがあるぜ!@藤原ヒロユキ。
      • 伝説の名店エピソード。この漫画家さんは以前週刊漫画TIMESで描いてましたが、今度はこっちか。>天使の輪〜Angel Ring〜@ひらまつおさむ
      • 漫画じゃなくてエッセイ+カット。なんか契約的に縛りがあるんだろうか。>麦酒双紙@ラズウェル細木
      • 久々に作者さんの名前見ました。飲む人と飲まない人でワリカンが、ってのは難しい話ではある。とはいえ、ある程度はしゃあないかなーとも>コレで割ったらBEERがうまい!!@水野トビオ
      • ホッピーの宣伝漫画とか描いてる人ですね。こういうの、有料試食会イベント的にあったら行って見たい>ビールに合うおつまみ@中川のぞむ。
    • AVコーナーは侍たちの集う場所、か。そうですね。>をのころん@ルノアール兄弟×高本ヨネコ
    • 次号の企画はエロ系なのか。えー、じゃあなんであの雑誌1号で終わらせたのよ。
  • アクション
    • 東京自転車日帰りキャンプ漫画、というジャンルでもいけるかしら。とりあえず、二人で食う量じゃあないよな。>愛しのDUTCHOVENガール@藤沢とおる
    • 拳風蹂躙。強いってレベルを超え過ぎてる>焔の眼@押切蓮介
    • 確かに「よくわからない」のが多過ぎるからな。バンドで成り上がろうぜ!っていう雰囲気、嫌いじゃあない。>ネオ・ボーダー@ひじかた憂峰×たなか亜希夫
    • 病んでますよアピールはウザい。が、軽い話でもなさそうだからねえ>トモちゃんはすごいブス@森下裕美
    • 親が子どもとかの金使ってギャンブル、って一番やっちゃいけないよねえ。というのはともかく、見事に勝利。あ、次回はご褒美タイム?>Odds GP!@石渡治
    • こういうのって、最初は盛り上がるんだよな、最初は。>球世主@ましま蒼樹×はたのさとし。
    • 海外の鉄オタも、撮り鉄とか乗り鉄とかの分類ってあるんですかね>駅弁ひとり旅 ザ・ワールド -台湾+沖縄編-@はやせ淳
  • GX
    • これで、最初の並び絵にいた人物は全員揃ったのかな。殺し屋、忍者、麻薬の売人。日本の女子高生って恐ろしいなあ>デストロ246@高橋慶太郎
    • 人間型なのか、不定形で今は人間の型にしてるのかで大分違うかな。出力は下がってる?>神様ドォルズ@やまむらはじめ
    • 「行方不明になっても探さない人間」か。住民票偽造とか、偽装結婚とか、色々と使われる気もする。お化けにゃ学校も試験も何にも無いけれど、持とうと思ったら金も絡んできた、というね>東京カラス@宮下裕樹(原案設定&キャラクターデザイン:コザキユースケ)
    • 同人アニメ作る機材に関しては、現代はものすごく恵まれてるからなあ。技術の進歩ってすごいよね>REC@花見沢Q太郎
    • で、こっちもデジタル作画の話があるんだけど、使い手と目的と次第なんだよね。いい道具をセンス無い人が使っても駄目なんだよね。自分で言って悲しくなるけど>マンけん。@加瀬大輝
    • 街のパン屋さん、ってのもどんどん減ってるんじゃあないかなあ。学校の近くにあるとかみたいな固定客多いとこじゃないとコンビニとかに取られて苦しいだろう>ビストロ・パ・マルの事件簿@近藤史恵×原尾有美子。
    • 次号、イダタツヒコが登場、って原作担当ですか。自分作画はもうやんないのかしら。
  • 月刊ヤンキン
    • 付録は今までのピンナップとか集めた小冊子。
    • そういえば、これ「団地ともお」と同じで、ある人物は顔が描かれず、舞台は団地、なんだな>おくさん@大井昌和
    • 特撮のスーツは居住性(?)悪いっていいますからねえ。現代のはマシになったとは言いますが、それでもやっぱり。>ツマヌダ格闘街@上山道郎
    • 何にせよヨリもどせて良かった、のかね。中から見るのと外から見るので大違い、ということはありますが。>少年よ大志を抱け!@花見沢Q太郎
    • 特別読切。未発表作品を掲載、って作中に平成19年ってあるから4〜5年前のか。中二病全開でとてもいい。>MOON CHILDREN@鈴木恭太郎。
    • レジスタンス側はやっぱり不利かなあ。とはいえ、闘う目的すらもはや一致してない集団なので、各個撃破されてもどうしようもないし>愛気-AIKI-@ISUTOSHI
    • 出張読切。ヤンキン本誌よりもこっち向きかもしれないなあ。>桃色メロイック@福田晋一。
    • シスコンがらみネタなのは↑の掲載にあわせての事なのかしら。>並木橋通りアオバ自転車店@宮尾岳
    • ピンナップポスターはうるし原智志。次号は田畑由秋×余湖裕輝皆川亮二のWピンナップ。また、次号の付録として田畑由秋×余湖裕輝の未単行本化作品(100P!)がつくとのこと。