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前回のKMNZ布教記事(上リンク)はKMNZちゃんのさらなる飛躍を祈って「バズれ~!」と思って丁寧に書いたけど伸びはいまひとつだった。
「ワイは……ワイは無力や……!」と膝を突き、天を仰いだ。冷たい雨が頬を濡らした。
でも数秒後に「まあ、そういうこともあるよな」と思った。なのでもう今回はバズとか気にせず自由に書きます。
6月25日川崎クラブチッタのKMNZ 4thワンマンライブ行ってきました! 楽しかった~!
noteに他のHZさんのライブレポとか上がってるのを見て、
「あっオデもある!いっぱい感情ある!」(突然自我に目覚めた悲劇のモンスター)
ってなったので自分も記録書こうと思った。
でも最近みんなが長い記事書く場所ってだいたいnoteになったよね。わかるよ、あっちのがオサレっぽいし。
じゃあなんすか、はてなブログにはもう狂人しか残ってないってことすか(正解!)
違う!
俺はここでいいんだ! はてなでいいんだ!
俺がここで一人屹立することでKMNHZの多様性を守っているんだ!
新人HZが入ってきやすいようにしているんだ!
KMNSTREETでは自分がないやつは泡みたいに消えちまう。つうことで
インターネットの僻地の極地
はてなの果てからお前に着地
KMNZ愛だけで走る筆致
行くぞ狂ったライブレポガチ
ライブ前
天気予報から台風来るかと思ってたけど、晴れ女界のTier1を自称するNEROが「雨止んでください!」ってポストしたら10分ぐらいで本当に晴れた。え、なにそれ怖い。政府の作った兵器とかじゃないですよね? しかし大変感謝です。
物販結構並んだけど欲しいものは買えてよかった。
クラブチッタの中に入ると会場はほぼ満員。当日券数枚あったらしいけど誤差です。二階席も機材席も開放してるし、満員と言って差し支えないでしょう。すごい!
俺、クラブチッタ埋めろって言われても埋められる気がしないもん。頑張って金魚とか飲むけどそれでも無理だ。頑張って金魚飲んで戻すから2人ぐらい来てくれ(現実逃避)
開演前、前方のスクリーンに映し出されていたのは閉まっている赤い幕のCG。「幕」をスクリーンで再現する利点があって、ちょいちょいメンバーの影が後ろで動いたり、のぞき込みがあったりする度にフロアは盛り上がっていました。5分前には、前回TINAがアナウンス係の人に扮して行った開演前注意アナウンス、本日はNEROが担当。これは正直すぐわかった。TINAが上手すぎる説がある。
オープニング映像の最初、現地で音が流れないハプニングがあったけど、これ演出なのかな?ぐらいに思ってるうちに音が出るようになってよかった。まあこちとら1stワンマンの機材トラブルとかも経験してるKMNZオタクだ、面構えが違う。
2025.6.25 KMNZ 4th ONE-MAN LIVE "AREA111" セットリスト
M1. SUNDAY NIGHT MAGIC
M2. NEW DAYS
M3. FREELY
M4. META FICTION
M5. LUNATIC BEAST
M6. GROWL
M7. ビビデバ(cover)
M8. 感電(cover)
M9. よふかしのうた(cover)
M10. ウェカピポ(cover)
M11. Kickin The Pride
M12. DROP IN
M13. WAVE
M14. CALLING
M15. MIRROR
M16. BE NOISY!
EC1. R U GAME?
EC2. MID JOURNEY
EC3. VERSE
印象に残ったところ
(ZANの有料配信のアーカイブ視聴で、スクショだけは認可されているのでスクショを貼ります)
M1. SUNDAY NIGHT MAGIC

幕が開く演出でスタート!
『終わらせないアンコール』の歌詞通り3rdワンマンではアンコール前最後の曲だったサンマジで始まるの、斬新でよかった。「迎え入れるサンマジ」ですよ。尊(たっと)ぶ。
M2. NEW DAYS

MV意識して、後ろ向きでしっぽ振って見せてくれるとこよかった。サイドステップも可愛すぎクライシス
M3. FREELY
『私たち、が超最高に、Free!』のFree部分を裏声で歌ったりセクシーに歌ったり毎回趣向を凝らしてきたKMNZ集団ですが、今回のワンマンではついに一線を越えた。「歌わない」。そういう奇策に出た。その代わりに謎ポーズを決めた。

確かに超フリーだよあんたら。へっぽこヒーロー戦隊感が好き。この自由ポーズ、終わり方は決めてなかったらしく、「これいつやめんの!?」ってTINAがちらちら2人を見てたのおもろかった。

ついでにちなたゆのウインクのこの破壊力。二重の極みアッー!

リタどんの激ヤバ早口ラップゾーンがあることで知られるGROWL。
本人も緊張してたらしい。
観客も当然の如く「来るぞ、来るぞ……」と待ち構え、ついにその瞬間!
リタどんが見事にラップ成功! させてまた大歓声起きるの鳥肌~!
「見ましたか俺の推しww あれ俺の推しなんすよww 俺の推しどんどんラップ上手くなってんすよwww」と心の中で勝手に誇らしく思っていたが、たぶん会場の結構な数のLITA推しが同じことを思っていた。現実は無情である。
M7. ビビデバ(cover)
各人のソロパート。
TINAはわざわざヘッドセットマイクにしてダンスまで踊ってくれた。

かわちいね~
M8. 感電(cover)

ライブ映像を5億回観て(おそらく誇張表現)「米津さん動き完コピ」を目指したらしいNERO。「あっ、確かにPVで見たことある糸の切れた操り人形みたいな動きだ!」と思った。
M9. よふかしのうた(cover)

リタどんのソロ。せやからほんまにKMNZとCreepy Nutsとの相性って最高でぇ……。「お前に手を引かれて出向いた土曜日の溜まり場」を「出向いた川崎クラブチッタ」に変えてまた歓声。生歌らしいリアリティ。
そしてそのまま3人カバーの「ウェカピポ」を皮切りに、4連続激アツ楽曲エリアへ入っていく!
M11. Kickin The Pride

2人体制時代には『お前に何がわかんだよ』はオケでやってたんですよ(僕は2ndワンマンのブルーレイめちゃくちゃ見てるんだ詳しいんだ)。
でもパートを分担できるようになって、今回ちなたゆが生で「お前に何がわかんだよ」って言ってくれてよかった。
そこライブでやってくれたら盛り上がると思ってたんだ~!
はい来ました。間違いなく今ライブのハイライト。
「DROP IN」がKMNZライブ史上最強曲だと確信した瞬間である。
観客の音量、熱気、飛び跳ね方、ヤバすぎ! 盛り上がりすぎ~!

dance、bounce、dance、bounceの連呼で会場のボルテージを高めていき、サビで爆発させて「どろっぴんどろっぴん」言いながら飛び跳ねるのほんっとーに死ぬほど楽しい楽しい楽しい!!
もうね、運営さんは次のライブの宣伝のために、この「DROP IN」のライブ映像を一曲丸々YouTubeにアップするといいと思います。
誰しもが「僕も(私も)どろっぴんしたい!」ってなると思う!
そういえば余談だけど、この曲以外にもKMNZの名曲をいっぱい作ってる作曲者のE TICKET PRODUCTIONさんが、シナリオライターの桑島由一さんの別名義だって最近知ってびっくりしました。マジで。大先輩じゃないすか。おれぁ古いオタクだからさあ、グリーングリーンとかCARNIVALの原案とかもともと桑島さん知ってたから……。
M13. WAVE
どろっぴんで死にかけたHZの前に休憩無しで紡がれたのは、前日に公開されたばかりの新曲だった……。

かっけ~。
NEROの拳を振り下ろす「がう、がう、がう、ガッツゥ!」(穿つ)ってところの勢いと動きが好きで、しょっちゅう真似するんですけど、こないだ冷蔵庫の前でやって手をぶつけました。
M15. MIRROR

最新シングル「DROPS」からの一曲。
「聴かせる」KMNZの一番美味しいとこ出てるのがこの曲だよな~と思います。そして生でも音程がぶれないの本当にKMNZちゃんたちは歌がうまい。
アンコール

アンコールで物販ライブTで出てくるの、普通のバンドだとよくある演出だけど、Vでやってくれると嬉しくなっちゃうな~!


俺はね、バンドTシャツを着てる女の子が銀河でいっとう好きなんだ。
アンコールでは2人体制の代表曲「R U GAME?」に「MID JOURNEY」、定番の「VERSE」で締めて、最後まで熱く盛り上がりました。
ちなみに配信では切れていたけれど、現地では終演後、KMNZがマイクで少しだけカムバック。「しー」って会場を静かにさせてから「ありがとう~!」って生声を響かせてくれました。
実在している……!(感謝の五体投地)
総括
「あんなに飛び跳ねたのに……
あんなに筋肉痛くなったのに……
もうこんなにどろっぴんどろっぴんしたい」(範馬刃牙)
「死ぬ……! 死んでしまうぞ杏寿郎! もうどろっぴんするな! どろっぴんしないと言え!」(猗窩座)
「どろぴもちもち……する?」(KMNZ LITA)
「DROP IN」という楽曲のパワーの凄まじさをやはり思いました。
会場がね、揺れんだよ。一体感やべえよ。間違いなく今後ライブにおける代表曲になることでしょう。
同行してた友人も「Vtuberに対する偏見が減った」って言ってたのが良かったですね。Vtuberにも本気で音楽をやってるやつらがいる。世の中にはまだまだヤベえやつらがいんだ!
今回、NEROのツイートなどから見るに、準備期間が結構ギリギリだったっぽくて、背景が黒かったりした(ヒップホップのライブっぽくてそれはそれで良かったっちゃ良かったんだけど)のもそういう理由もあって不安だったっぽくて。でも歌声をしっかり聴かせる、ってコンセプトはちゃんと伝わってきたし。
個人的には、前回の記事で「ワンマンライブは演出も面白いんだよね~」とか書いてたので、もしそういうのが関係者もろもろの不安を助長してたらちょっと申し訳なかったな~と思った。
でも、いちHZにできるのは、これからどんな演出でも温かく見守ってますよ、って言うことだけだなーとも思った。
その辺、全部引っくるめてまだまだ発展途上らしいので、今後も色々見せてください。
楽しみにしてますよ、よろしゃす!
なお、今回2人体制時代のカバーアルバム「KMNREVIVAL」の曲はあんまりやらなかったし(ていうかREVIVALも第2弾第3弾出して! 「RECOAT」「NEEDY」「DRIVING」あたりが収録されるまでずっと待ってるぞ!)、先行販売された最新シングル「WAVE」の残り2曲もライブでは聴けていないので、まだまだライブでやってない曲を聴けるのが楽しみですね。
KMNZ次回ライブ、「REVIVAL & NOW」とかそんな感じでひとつどうすか! よろしゃす!