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美徳の不幸 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-05-31

[][]ふらっと入った書店

お買い物。ここ2年ほどで出たものだな。

これは大変貴重な研究朝鮮近代史且つ科学史学術書。

この方の研究は寡聞にして存じなかったが、前書きに「仏教関係者からは嫌われるであろう」という台詞に惹かれ購入。

簡便で参考になりそうなブックレット

南米「棄民」政策の実像 (岩波現代全書)

南米「棄民」政策の実像 (岩波現代全書)

時々漏れ聞く、日本中南米への「棄民政策とその足跡ちょっと興味が湧いたので。

この手の本は結構読んできたのだが、確認のため。

2016-05-13

[][]植民地と葬送に関する本を

先日街中に出たついでに、植民地朝鮮満州国、そして最近学生の影響で気になっている(卒論テーマで葬送の変化を追いたい、というのがいるのだ)「葬送」に関する学術書をまとめ買い。

開港期朝鮮の戦略的外交 1882-1884

開港期朝鮮の戦略的外交 1882-1884

知り合いの朝鮮近代史研究者酒井さんの単著。祝、ご出版!友人の本は「俺が買ってあげないと大変なことに」と思いつつ買っております(笑)。数年間の朝鮮近代外交の変化をインテンシヴに追いかけたもの。

渋いテーマ。訳者が、これまた知り合いの庵逧(あんざこ)さん。農業は「植民地近代化論」でも常に焦点となるテーマ(植民地権力が農業の発展に寄与したのか、それとも小作制度などを強化したのか、等)。

タイトル通り、朝鮮の女性を巡る学際的なシンポをまとめたもの。

これも出版を心待ちにしていたもの。最近、植民地におけるモダンボーイ、モダンガールについての研究は徐々に増えているが、この書もその流れに棹さすものとなるだろう。表紙の写真美人が写っていると思ったら、有名な舞踏家崔承喜でした(資生堂モデルとかもしてたっけ、彼女)。

沖縄人、台湾人と、帝国日本マージナライズされた存在交錯小説ラジオドラマからも浮かび上がらせようとしたもの。

満州国におけるさまざまな女性たちの研究が集められていて、面白そう。

動植物供養と現世利益の信仰論 (考古民俗叢書)

動植物供養と現世利益の信仰論 (考古民俗叢書)

おお、これだけ動植物供養についてまとめた研究はなかっただろうな、と思って購入。

葬式は誰がするのか: 葬儀の変遷史

葬式は誰がするのか: 葬儀の変遷史

新谷先生の本から、この手の問題は入るっていうのが習い性になっているな、僕は。

これもいろいろな専攻の者が集まった研究会書籍化

関沢先生の編集だが、この本にも新谷先生が関わっている(まあ、当然か)。

2016-04-26

[][]知り合いの本を

今日は何冊か、知り合いが出した本を中心に購入。

有田先生日韓社会比較の本。

ネット友達中町さんの、アラブ音楽社会運動との関係に関する本。

編者のお二人の先生は昔からお世話になっている方々。タイトル通り、人口減少社会(檀家の数が少なくなる社会)で寺院のあり方を探った論集。

ヨナスの本はかっこつけて何冊か買っているのだが、ほとんど積ん読状態。これは、タイトル通り古代グノーシスに関する大著で、グノーシス研究第一人者大貫先生が翻訳

沖縄戦場の記憶と「慰安所」

沖縄戦場の記憶と「慰安所」

沖縄に関する本を時々買っているが、沖縄における慰安婦問題は多少聞いたことがあっても無知なので。

時々ドキュメント映画も買うのだが、その指針として。知り合いも何人か執筆しているし(岸政彦さんとか想田和弘さんとか)。

2016-04-18

[][]新年度最初のお買い物

実は、正式にはまだ大学から研究費は下りていないのだが(だから、数週間はツケ、という形になるな)、久々に本屋に行って辛抱できずに購入したのが以下の本。

インド独立の志士「朝子」

インド独立の志士「朝子」

この人物については全く知らないけど、面白そうなので。白水社は、この手の本を出すねえ。

末木先生親鸞の伝記。研究者仲間の大谷栄一さんが勧めてくれたので。

宗教と現代がわかる本2016

宗教と現代がわかる本2016

僕もこのシリーズには何度か書いているが、今回から判型が変わった。特集記事が充実。

知り合い多数執筆。あまりこれまで顧みられることのなかった「近代仏教」というジャンルの研究は、この数年で長足の進歩を遂げているが、その指針ともなる入門書

僕がお世話になっている趙景達先生を含めた執筆陣。

タイトルだけで購入決定。最近沖縄を中心として、南島宗教状況や歴史に関する本を読み進めているので。

在日大韓基督教会の歴史という、マニアックな書だが、これは僕は(というか大学が)買わねばならない本。

僕、今まで数冊上里さんの本で沖縄の近現代史勉強させてもらっているのでこれも。

これも同様なマニアックな日本キリスト教史の本。

一度僕の研究室にも話を聞きに来た李さんの博士論文。僕も彼女が取り扱っている高橋亨という京城帝大教授を少し調べたことがあるが、徹底して彼女がやってくださった。これから読みます。

これまた知り合いの宗教学者たち(恩師含む)の論集。しかも編集者がよく知っているSさん。これは買うしか。

研究会でご一緒している中生先生の大著。まさに首を長くして待っていた。この前の研究会の折に、著者割りで売って頂いた。

2016-02-19

[][]どたばたと

本を買い込むが、読む時間がない。まあ、僕の商売になると、いざというときにすぐに読めるようにと積ん読するのが仕事みたいなものだし、と言い訳しつつ、今日届いた本の一覧は以下の通り。今回は広い意味での「政治」に関係が深い本が多いかな。

恩師島薗先生新刊。先生がずっと取り組んでこられた生命倫理問題を分かり易く解説

体操」とか「体育」は近代において構築されたものがほとんどだが、日本にはこんなに奇妙な体操に溢れていたのかとびっくりする。

インドネシア暴力集団分析だが、要するに映画アクト・オブ・キリング」の世界だよな。

明治日本の国粋主義思想とアジア

明治日本の国粋主義思想とアジア

知り合いの中川さんの博士論文、ついに刊行。おめでとう!元「アジア主義研究者(今も少しやっていますが)」としては、やはり見逃せない本だよな。

重たいテーマだけど、こういうのも知っておかねば。

この編者の山内さん、僕の記憶間違いでなければ、島薗ゼミでご一緒したことがあると思うので購入。

日本的プロテスタンティズムの政治思想

日本的プロテスタンティズムの政治思想

カール・バルト――神の愉快なパルチザン (岩波現代全書)

カール・バルト――神の愉快なパルチザン (岩波現代全書)

東北大学名誉教授お二人の本をまとめて。

若手の論集。買うのを忘れていた。済みません。

ドキュメント 死刑に直面する人たち――肉声から見た実態

ドキュメント 死刑に直面する人たち――肉声から見た実態

死刑に関しては、僕自身もやはりアンビヴァレントな気持ちがある。教誨師へのインタビューもあると聞いたので購入。

2016-02-03

[][]年度末に向けて

色々注文した本がまとめて届いた。ほぼこれで僕の研究費は終わりだな(買えるとしても、あと数冊程度の残金)。

このところ話題になっている平山さんの本をまとめて。彼の博論、僕の師匠の島薗先生審査員だったのか。

かっこつけて結構アガンベンは買っているが、実はちゃんと読めてません。済みません・・・。

僕としては、田中東子さんの、マンガで「ハーフ」がどう表象されてきたか、という論文に興味がある。

こちらは、少女雑誌での「少女」像の流れを追ったもの。最近はこっち方面の研究に厚みがましてきたな。

帝国史として、このアプローチ重要だろう。

いつもお世話になっている、風響社の本。聶莉莉先生は、実は習ったことがあるんだよね。テーマとして取り上げられている中国社会学者、費孝通も、般教中国語村田雄二郎先生の講義だったっけな)で読まされた思い出深い名前

2016-01-09

[]鈴木祥子松本記念音楽迎賓館「No Microphone, Please」

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今日は僕がずっと追いかけている(ファンでい続けている)シンガーソングライターの鈴木祥子さんのライブに、何と3年半ぶりに行きました。祥子さん、このところなかなかライブをしてくれないもので。

場所世田谷住宅街のど真ん中にある「松本記念音楽迎賓館」という所。ここは、音響メーカーPioneer創設者である松本望(牧師の息子だそうで、壁に聖書の一節が掲げてありました)の邸宅跡マントルピースのある応接間に通されてびっくり。

会場はその二階にあり、小さなパイプオルガンが設置されていました。天井、壁、床全てが板張りの部屋(30畳ほどか)の真ん中にチェンバロチェレスタがあり、60名ほどの我々観客が囲む形。しかも、マイクなしで、生の声と音だけ、という形式。ライブのタイトルも「No Microphone, Please」というもの。元々熱心なファンばかり集まっていましたが、より集中して聴くことになりました。また、祥子さんの声を聴くのみならず、「音楽教室鈴木先生」が我々観客に「花(春のうららの〜)」「シャボン玉」などの唱歌を歌わせるコーナーまで!

以下、セットリスト感想を挟んでいきます。

1 I will get what I want 超・強気な女(チェンバロ)

2 子供時間(チェレスタ)

「恨んでないよ、という歌詞ですが、めっちゃ恨んでるよね(笑)、この歌。というわけで、次はその恨みの「解毒」でこのカヴァーを」と始まったのが、

3 Farewell, Farewell (Sandy Denny)(チェレスタ)

という曲でした。

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4 空の休暇(チェンバロ)

これも久々ではないでしょうか?『Radiogenic』所収。

5 名前を呼んで〜When you call my name(チェンバロ)

おお、この曲が来たか!つい合いの手で「祥子」と叫びたいのをみんな我慢(笑)。

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そしてここからは、大瀧詠一さんのカバー2曲。

6 ガラス瓶の中の船(大瀧詠一)(チェンバロ)

7 恋のナックルボール(大瀧詠一)(チェンバロ)

ある意味レア情報ですが、祥子さん、どうもプロ野球ヤクルトファンらしいです(笑)。25年間ほどファンをやっていて、初めて知ったぞ。

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そしてここからが、ある意味このライブで最も他のものとは違うコーナー、すなわち「唱歌を合唱」という企画。って、我々は何も聞いていなかったんですが。祥子さん曰く、最近小学校とかで唱歌が音楽の授業で取り上げられなくなっているらしく、その傾向は哀しい。子ども同士で一緒に歌うのが楽しいから休み時間に歌う、何てこともないだろう。というわけで、皆さんと歌いたい。滝廉太郎とか、昔の作曲家一生懸命西洋の音楽を取り入れていて、コード進行賛美歌に似ていてそういうところも良い、とその熱は留まるところを知らず、おっさんおばさん熟年が大半を占める会場は、以下の曲を一緒に歌ったのでした。でも、僕、「花」の2番なんか出て来なかったぞ。皆さん良く歌えたなあ。

8 花(滝廉太郎)(チェレスタ)

9 シャボン玉(チェンバロ)

10 花(チェレスタ)みんなで合唱

11 45 minutes (チェンバロ)

12 天国への階段Led Zeppelin )(チェンバロ)

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これが良くチェンバロに合う、というかほとんどの音をチェンバロだけでやってしまう祥子さんがすごすぎる。

13 旅立つことを決めれば(チェンバロ)

新曲でした。

14 光の駅(チェンバロ)

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15 どこにもかえらない(合唱)

これもみんな良く歌えたなあ。グループを分けて、上と下でハモリました(何とか)。

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Encore

1 Can't help falling in loveElvis Presley )(パイプオルガン)

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アンコール一曲目がこれだったのですが、これがですねえ、僕は部屋の一番奥の小さなパイプオルガンの横の席だったのですが、アンコールの時それを使ったので、祥子さんがまさに1メートル以内の場所に(推定85センチほどの距離)!あの時は心の中で「大勝利」と思いましたよ(笑)。視線もばっちり合っちゃいました。あの時の僕は全身これ「ガン見」という状態だったでしょう。

2 逆プロポーズ(仮)(チェンバロ)(リクエスト

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3 あたらしい愛の詩(チェレスタ)(リクエスト)

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二つとも、たまたまCコードの曲でしたが、ナイスチョイス(リクエストしたのは、ともに知り合い)。

素敵な空間で、マイクなしでもここまでできるのだ、と確認できた濃密な時間を過ごせて満足でした。