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美徳の不幸 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-07-17

[]鈴木祥子@Theatre Alterio「Syoko With Klavier vol.1」

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さて、僕が既に四半世紀ほどファンを続けているシンガーソングライターの鈴木祥子さんですが、最近は様々な鍵盤楽器を用いて、その味わいの違いなどを僕たちに教えてくれることが多いのですが(以前の「松本記念音楽迎賓館」でのライブもそうでしたね)、今回は新百合ヶ丘にある「川崎市アートセンター」内のアルテリオ小劇場で、ピアノ(P)、チェンバロ(Ce)、クラヴィネット(Cn)という三種類の鍵盤楽器を並列させて、それを渡り歩きつつ演奏をするという試みでした(それぞれの楽器写真を参照)。

僕は新百合ヶ丘で降りたのは初めてだったのですが、新宿から小田急快速急行に乗ると、下北沢の次なので驚きました。成城学園駅が飛ばされるなんて・・・。僕は余裕を持って到着したつもりだったのですが、既に会場では長蛇の列(当然顔見知りも多数)。それでも前から2列目の席をゲットして待機していると、よくある「開演前の諸注意」のアナウンスが流れたのですが、これが祥子さんご自身によるもので、心の中で「まるで声優田村ゆかりさんみたいなファンサーヴィスをしてくださるなあ」とガッツポーズ。少しだけ噛んだのはご愛敬

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ほぼ時間通りに祥子さんが、肩を出した白黒チェックのワンピースで登場。まずは左に置かれたアップライトピアノに着席。何とこのピアノ、祥子さんの自宅から持ってきた文字通りの「相棒なのだそうです(僕は無知なので、この「Schwester」というメーカーを初めて知りました)。これからは僕の分かる範囲で、この日のセットリストを書いていきたいと思います(不明なところもあるので、情報をくださればありがたいです)。

1)遠く去るもの(ファーラウェイソング) (P)

一曲目は、この度発売された「鈴木祥子最新録音集」に収録された新曲。僕は「予習」をせず、この会場で買ったもので、ちょっぴりその点は後悔。恐らくもうすぐ出るであろう(来年30周年記念で出したいと祥子さんもおっしゃっていました)ニューアルバムにも収録されると思います。

2)(Don't wanna be)SAVED. (P)

これは坂本真綾さんに提供した「SAVED.(アニメいなり、こんこん、恋いろは。エンディングテーマ)」のセルフアンサーソングとでも言えば良いのでしょうか。でも坂本さんに提供したものとは違って、ざっくり、さっぱりした感じの内容の曲ですね。

3)契約スペルバインド) (Ce)

この曲には確かにチェンバロが合いますね(チェンバロはペダルがなく、強弱がつけられない楽器なので、やはり曲を選ぶとは思います)。

4)サヨナラの朗読 (Ce)

おお、これは超懐かしい&レア!なんたってデビューアルバムViridian」に収録の曲。

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5)Father Figure (Cn)

そして名曲のこれですが、祥子さん曰く「実は、この曲にこのクラヴィネットを使っています。後で確認してください」とのことですので確認したら、使われていましたね。電子キーボード、ウーリッツァーだけじゃなかったんだ・・・。ちなみに、祥子さんのお使いのこの楽器「Hohner Clavinet D-6」というもののようです。このサイトを参考にしました。これはアルバム『Sweet Serenity』に収録されている曲ですが、祥子さん曰く「最新アルバムが10年前、っていうのは面白い(笑)。」とりあえず、次のものを鶴首してお待ちしましょう。

6)I say a little prayer (P)

以前祥子さんが出した『Shoko Suzuki sings Bacharach & David』というミニアルバムにも収録されている名曲。僕も大好き。歌詞も可愛すぎるし(「目が覚めた時(wake up)、そしてお化粧する時(make up)、あなたのためにちょっとお祈りするわ」というのが冒頭ですね)。祥子さんの解説によると「バカラックサウンドって、すごく洒脱というか、おしゃれなんですが、よく聞くと、ラテンリズムがその基調にありますね」と言って、わざわざ持ってきたパーカッションの「クラベス(だと思うのですが。要するにラテンの拍子木)」「ギロ(溝を棒でこするやつですね。祥子さんはこの日、割り箸でこすっていましたが)」でリズムを取って音楽講義。その流れで次の曲は

7)Close to you (P)(さわりだけ)

でした。これもバート・バカラックハル・デヴィッドのコンビの名曲ですよね。Carpentersが歌って大ヒットとなりましたが、そのCarpentersがカヴァーしていたBeatlesの曲として

8)Ticket to ride (P)

が歌われました。祥子さん曰く「無色透明な Carpenters ヴァージョンで」とのこと。

9)Different Drum (Ce)

これはLinda Ronstadtソロの前に所属していたバンド「The Stone Poneys」での曲。祥子さんによると「あなたと私は違うドラム(リズム)を叩いて旅していたんだもん」と別れを切り出すドライな内容、だそうです。

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10)クラシックメドレー (Ce)

ここからは数曲、チェンバロによるクラシックメドレー。モーツァルトの「ピアノソナタ11番(元々これは「クラヴィアソナタ」が原題だったそう)」「トルコ行進曲」そしてショパンの「英雄ポロネーズ」だったかな?ここでも祥子さんの鍵盤楽器の講義があり「トルコ行進曲は恐らく、その時出てきたフォルテピアノモダンピアノの前駆形態)のために書かれた(オクターブ支配的になっていく)」とのことでした。

11)北鎌倉駅 (P)

これも最新CDに収録されている曲。「北鎌倉」を題材にした曲だと、浜田省吾の「紫陽花のうた」もありますね。

12)Sweet Drops (Ce)→洋楽メドレー (P)

これはアニメ「うさぎドロップ」の主題歌として書かれた曲で、Puffyに提供されたもの。最新CDに「ボツヴァージョン」が収録されています。ボツになった理由が「ビートルズパロディっぽすぎる」との理由だったとのこと。祥子さんは「私の好きな音楽オマージュで作った曲ですが、私としてはビートルズよりも、彼らが好きだったクリケッツまでさかのぼったつもりだったのに」とのこと。確かに「I Fought The Law」ですね。

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このあと繰り広げられた洋楽メドレーはメモが追いつかず、Bay City Rollersの「Saturday Night」しかメモできませんでした。情報望む。

13)星のまたたき (P)

これは新曲。初めて聞く曲。前奏及びサビの転調が泣かせの転調でした。祥子さんは「“シャボン玉ホリデー”を意識した」と言っていましたが、この話題についてこれる人間はどれくらいいたでしょうか(笑)。僕はこの曲を聴いた時、30年ほど前の大貫妙子さんのいくつかの曲が浮かびました(坂本龍一さんがアレンジをしていた時代)。本編はここまでで、以下はアンコールですが、アンコールが充実しておりました。

e1)モノクロームの夏 (Ce→Cn)

これは会場からのリクエスト。リクエストしたのは僕の知り合い。

e2)夏のまぼろし (Cn→アカペラ)

これもリクエスト。最初クラヴィネットで弾いていたのですがある部分を間違えたあと、いきなりクラヴィネットからアカペラに変更。にしても、リクエストに即座に応える祥子さんの「音楽的運動神経」の鋭さには毎回脱帽です。

e3)Do you still remember me? (P)

「この曲は、私が音楽をやめようと思っていた時に作った曲」という不穏な発言もありましたが(笑)、やめないでくださってありがとう以外の言葉がないです。

e4)旅立つことを決めれば (P)

これも前のライブでやったことはありますが、CD未収録の新曲ですね。

e5)逆プロポーズ(仮) (P→Ce→Cn→Ce→P)

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実は、この曲、僕の知り合いのRさんがアンコールの最初にリクエストしたのですが、「あ、それ、予定に組み込まれている」と一端却下されたのですが、最後の最後で演奏されて、Rさんも満足だったことでしょう。

これにて本編は終了。ライブが終わった後のアナウンスも、ノリノリの祥子さんが「Thank you for coming」云々と言って、客席からも拍手が起きました。

その後、外で物販に祥子さんが直々に立ち、サインをしてくださるという大盤振る舞い。祥子さんは何と僕の名前を覚えてくださっていて(これだけライブに通い、ブログでライブレポを何本か書いたお陰だと思いますが)、しっかり名前入りのサインを新しいCDに入れてもらいました。ちなみに僕は当日「Sweet Serenity」のツアーTシャツを着て来たのですが「ああ、懐かしい、着て来てくれたんだあ」と祥子さんに言われてこれまた満足(笑)。我が遠征に悔いなし、です。

というわけで、今回も心ゆくまで楽しませていただきました。ライブ友達ともたくさんしゃべれましたし。早くも来月、10月のライブ(ともに予約済み)が楽しみです。

2017-06-27

[][]渋めの学術書を

今日届いたものは、どちらかというと、渋く、重厚なテイストのものばかり。

少しは僕も朝鮮儒学の本を読んでいるのだが、儒学というのをどれだけ理解できているか、誠に心許ない。

須川先生還暦記念論文集。僕の知り合いも多数執筆(狭い業界だから当たり前だが)。

天皇墓の政治民俗史

天皇墓の政治民俗史

岩田先生の、ごつい本。でも、お値段は安い。古代から現代までの巨視的な「天皇墓(陵墓でないことに注意)」の研究

知り合いの茂木君の博論。祝、ご出版!今までも天皇や皇族がどのようにメディアに現れていたか、という研究はあると思うが、それらの研究に棹さすものになるでしょう。

このシリーズの気になるものは買っているし、中村先生のような映画史ももっと勉強したいと思って。

2017-06-16

[][]「共謀罪」法可決の後で

今日は以下の本を読む。比較的薄めの本だが、内容が濃いので、時間がかかった。

世界幽霊徘徊している。ポピュリズムという幽霊が」という昨今なわけだが、実はこの『共産党宣言』をもじった言葉は、1969年段階でギタ・イオネスコとアーネスト・ゲルナー論文集の冒頭に書いた言葉だそうで、当然日本もこの「幽霊」が徘徊、というか跋扈している状態。そこで、この本を手に取ったわけだが、主にヨーロッパアメリカ大陸の事例からポピュリズム一般について解説しているこの本、今の日本にも当てはまりそうなことが出てくる出てくる、というのが第一印象

この著者の立場は明確で、ポピュリズムは確かに「民主主義」から生じたものだが、自分たちけが真正人民代表する」という排他的な主張、要するに自分たちに対立するものは「真正ではない人民(要するに「非国民」)」とするような性質は、多元主義を柱とする民主主義を毀損する、という立場から分析とその特徴を叙述している。最後結論部分にそのテーゼがまとめられているので、詳しくはそれに当たられたいが、僕が本書を読んでいて思わず線を引いた部分を中心に、少し読書メモを書いておきたい。

まず著者は、ポピュリズムの主要な支持者として特定社会経済集団に焦点を当てることの非を述べる(日本においても、自民党支持者のみならずネトウヨも、特定の層に限定されるものではない)。しかも、よく見る光景だが、「経済的成功した市民は、しばしば本質的に社会ダーウィニズム的な態度を身に付け、実際に「わたしはそれを成し遂げた。なぜ彼らにはできないのか?」と問いながら、右翼政党への指示を正当化する(p.21)」ことも多い。そして「リベラルエリート」がポピュリストを支持するような市民に対して「政治的セラピー」を施そうとする態度こそが、ますます反発を招くという悪循環もある(pp.22-3)。

また、一つ重要なことはポピュリズムと「陰謀論」の相性の良さ、というか、その結びつきの「必然性」である。例えば、もしポピュリスト政治家選挙で失敗したら、それは「サイレント・マジョリティ」がまだ思い切って声を挙げていないから(要するに当選したものは「真正な人民」を代表していないとレッテルを貼られる)だし、政権についた彼・彼女政策がうまくいかないのならば、それはそれを阻む「既得権エリートや既存制度のせい」という具合に、常に原因を外在化させる(pp.36-42)。それの延長で、勝者となった後も、ポピュリストは「常にエリートに邪魔される存在」と自らを規定して、犠牲者のように振る舞い続ける(p.55)。

上記のような振る舞いは、この十数年、日本でも「見慣れた」光景であろう。特に大阪近辺に住んでいる者としては深いため息と共に線を引き、付箋を貼らざるを得なかった。

他にも思わず「これは・・・」と思ったものをいくつか引用すると、

人民に反する活動従事していると疑われたものは、厳しく扱われるようになるだろう(これが「差別的法治主義」であり「わが友には全てを、わが敵には法を」[1930〜45年および51〜54年にブラジル大統領を務めたジェトゥリオ・バルガスの言葉とされる]という考え方である(p.60)。

とか、

ポピュリスト政権のもとでは、(中略)腐敗としか言えないことが暴露されても、期待されたほどポピュリスト指導者の評判が落ちないといった奇妙な現象も生じる。(中略)ポピュリストを支持する人びとの認識では、腐敗や依怙贔屓も、非道徳的で異質な「彼ら」のためでなく、道徳的で勤勉な「われわれ」のために追求されたものと見える限り、さしたる問題ではないのだ(p.61)。

とか、

彼ら(ポピュリスト―引用者註)が選挙で勝利したという事実だけでは、彼らの企てに民主的正統性付与されない(とくに彼らは、政権を握るための選挙キャンペーンで、広範な国政上の(constitutional)転換について言及することはほとんどないからである)(pp.71-2)。

とか、著者のミュラーさんのポピュリズムの性格の「一般化」の力量に恐れ入った次第。最後に彼は「いかにして、ポピュリストに投票する者たちを、不満・怒り・憤懣に衝き動かされた男女の病理学的事例としてではなく、自由かつ平等な市民として理解し、彼らの懸念に取り組むことができるのか」と述べているが(p.126)、これがまさに我々の眼前に突きつけられた問題であろう。

2017-06-02

[][]「周辺(周縁)」に関するものを

僕は元々宗教研究者で、一言で言えば「マイナー好み」な所があるが、今日買った本も、ある意味日本近代史の「周辺(周縁)」に関するものばかりになってしまったな。

日本と韓国ハンセン病に関する研究書は、目についたものは結構購入して図書館に入れている。植民地時代朝鮮でのハンセン病政策も、もうちょっと勉強せねばならないな、僕も。

最近、同僚と科研で沖縄研究にも手を出しているので。僕はこの方とは面識がないが、本書の元となった博士論文審査に、恩師の一人である吉野耕作先生名前を見つけた。全然関係ないですが、「有信堂」「東信堂」という学術出版社、時々頭なのかでごっちゃになるんだよね・・・。

満洲帝国ビジュアル大全

満洲帝国ビジュアル大全

満洲もいずれ手を出したいところだが、まだ研究をしたことはないです。この書は主にプロパガンダポスターを中心に集めた本。数名の執筆者による解説有り。

2017-05-25

[][]学科図書室に

昨日は主に自分で読もうと思っている本を紹介したが、今日は学科図書室に納入する予定の本のご紹介(僕の予算で買っているのだが)。

大学院の先輩の矢野さんの新著。現代タイ仏教がご専門の矢野さんからは院生時代に色々なものを教えてもらった。

これまた、お世話になっている櫻井先生の編著と単著

戦前キリスト教天皇制現人神思想)との相克共通テーマとした論文集。僕の恩師である島薗進先生、後輩の星野靖二君、齋藤公太君も寄稿

原節子が出演した映画を通して見る「映画とプロパガンダ」史、という感じか。映画史単行本趣味結構購入しつつある。

知り合いの江島君が中心となって行っているプロジェクトの第2弾。戦時中の「宗教立大学」の葛藤と苦悩。

これも興味深いテーマだったので。

先輩の藤原先生のイギリスにおける「宗教と教育研究集大成。昔、藤原先生の下で世界各国の宗教教育の実態調査というのをやったことがある(僕は韓国担当)。

ある学会で知り合ったロシア人文化人類学者の博士論文日本人を夫としたロシア人女性聞き取り調査

アメリカに残る「昔ながら」のキリスト教のグループについて。アーミッシュは有名だが、フッタライトについては余り僕も知らないので、興味を持った。

タイトルがかっこいいな、と思って購入。著者の杉本さんとはまだお会いしたことがないが、僕の知り合いのフランス研究者と繋がりがある人(というか、そういう人からの情報でこの本の存在を知ったのだが)。

書店で、表紙のインパクトにやられた(笑)

2017-05-24

[][]逆五月病

5月の頃は、大学や科研から予算が降り始め「さあ、どんな本を買ってやろうかな」という高揚した気持ちになることが多く、僕はこれを「逆五月病」と呼んでいますが、そんな気分で購入した本のご紹介。

韓国仏教史

韓国仏教史

この前来日された時にお会いして知り合いになった金龍泰先生の書かれた通史。金先生は近現代専門家でもあるので、そのあたりの記述が僕としては嬉しい。

この前、立命館にお邪魔して少しお話を聞いた富永京子先生の本を。この若さで、こんなのを2冊出されるのだから頭が下がる。

満蒙開拓団――虚妄の「日満一体」 (岩波現代全書)

満蒙開拓団――虚妄の「日満一体」 (岩波現代全書)

加藤聖文先生とは日文研研究会でご一緒したことがあるが、余りお話しできていないけど、本はほぼ全部買っております。

尹海東先生の本の翻訳。こういう形で出てくれたのは有難いこと。

金哲先生の前著『抵抗と絶望: 植民地朝鮮の記憶を問う』も気になっているのだが、未読。植民地時代日本語作品を書いた朝鮮人作家たち、というのは昔から気になっているのだが。

同じく、文学作品論を。

ファンである中井久夫先生の「入門書」。かつて『西欧精神医学背景史 【新装版】』と『治療文化論―精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫)』を読んだ衝撃と感動は忘れがたい。先生の翻訳の、J.ハーマン心的外傷と回復 〈増補版〉』も読んで勉強になったが。

ネットで評判を聞いたので。ハンセン病関連の本は、結構購入しているな。

2017-04-28

[][]今年度最初のお買い物

本日、僕の勤務校の図書館と、お隣だった「京都府総合資料館」が合体して「京都学・歴彩館」という名でオープンしました。僕も早速見学しに行きました。この建物には、色々言いたいことはあるのですが、やはり大きな図書館に入ると、気分が高揚してしまって、帰り道に立ち寄った生協書籍部で、つい今年度最初の学術書のまとめ買いをしてしまいました。

最近、この手の政治学の本をまとめて読んでいるが、これも目に入ったので。以前、ポピュリズムについては水島治郎先生の『ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)』も読んだ。

ルポ 思想としての朝鮮籍

ルポ 思想としての朝鮮籍

中村さんは、前著『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件――〈ヘイトクライム〉に抗して』から存じ上げている。

宗教研究でも、戦死者、災害死者などが近代社会でどのように扱われるか、という問題が注目を集めているが、この書は済州島出身の著者が「4・3事件」「沖縄」、台湾の「2・28事件」などを扱ったもの。彼の修士課程指導教員が僕とも親しい先生。

まあ、これからはこの問題も視野に入れねばならないでしょうね。ES細胞とはまた違った位相が現れるし。

自然主義文学とセクシュアリティ

自然主義文学とセクシュアリティ

ある研究会名刺交換した光石先生の本。タイトルと内容に惹かれて購入。