6月5日(金)ああ〜っ!昨日はぼくの日だったあ!虫の日。今日は世界環境デー、虫を大事にしましょうね♪

 早朝晴れ間、のち曇り、午後から雨。17℃〜22℃〜15℃と気温低めなり。

 そー言へば、有明海のムツゴローはご健在かな?水門はんた〜い!こんなことしてちゃ、アマゾンやニューギニア熱帯雨林保全なんてゆえないでしょ?






 「証明」を証明せよっ:

 火や道具、牧畜・農業以上に現代文明に決定的な影響を与えたのが、実はギリシャで始まった「証明」って手続きなんすよ。証明ってのは、余りにも当たり前で、証明を要しない公理(2点を結ぶ直線が存在するとか、平行線は交わらないとか・・・)を前提に、「2つの辺が等しい三角形の底角は等しい」を説明していく手順なのです。この辺りはまだ当たり前のようですが、「放物線に平行に入射する線は、1点に集まる(焦点)」とかは少し複雑。これでユークリッド幾何学は全て組み立てられてます。公理系を少し変更すると、イロエロな幾何学が構築でけるんすね。

 このような考え方が、思い込みや直観から脱して、論理的に構成できる世界観へと旅立つきっかけになったのれすね♪これがニュートン力学に結実し、産業革命を促し、さらに相対性理論量子力学などに繋がる大本だったんですぅ。後進国ギリシャの若い留学生が、先進国エジプトの巨大図書館で勉強した知識をそのまんま持ち帰らず、なぜそーなるのか?を1から組み立て直そうとした気概こそ「証明」だったのですぅ。「知識を誇る前に、自分で考えようっ!」つうのが、古代ギリシャから現代科学技術まで、連綿と引き継がれているコアなんですぅ。

 「証明」ってのは、始めはえらく時間が掛かって非効率に見えますが、一旦証明が成り立つと、その結果の有効性は光よりも早く伝わると。なぜなら、それは最早たった一人の思い込みではなくして、何処でも通用する普遍性を帯びるからです。「1から10まで足してみなさい」と言われれば、素早く足し算をした方が早いかもしれない。しかしこれが、「1から10億まで足してみなさい」になると、3日間考えて1からNまで足すと「Nx(N+1)/2」になると証明した方が勝ちでしょ?急がば回れで、学問に王道なーし!暗記したものは忘れるけど、自分が納得した手順は、なかなか忘れないものです。そう、1度自転車に乗れた者が、自転車に乗るのを忘れないようにね。脳のかだらで覚えてますぅ。ジャン




 みんなもがいて みんないい (たま・みつお)