(25) 憲法の巻

4月26日(水) 20:00開映 21:45終了予定
16mm上映／鑑賞無料（カンパ歓迎）

102『学習アニメーション 日本国憲法』

1989年／15分／カラー／制作：ワイズ／制作協力：マッドハウス／
監督：平田敏夫／作画：桜井邦彦／
ナレーター：進藤敬子／声の出演：阪脩・伊倉一恵ほか
主権在民、平和主義、基本的人権の尊重を３大特色とする日本国憲法を、
以前の大日本帝国憲法と比較しながら、そのしくみをわかりやすくアニメで
描く。

平田敏夫【ひらた･としお】
1938年山形県天童市生まれ。武蔵野美術大学西洋画科卒業。1961年東映動画に入社、『わんぱく王子と大蛇退治』(1963)などにアニメーターとして参加。虫プロに移籍後『ジャングル大帝』(1965)で初演出。フリーを経てサンリオ映画部、マッドハウスに所属。
主な作品：ちいさなジャンボ(1975)ユニコ(1981)小さな恋のものがたり(1984/TBS)ボビーに首ったけ(1985)はだしのゲン２(1986)金の鳥(1987)ゴキブリたちの黄昏(アニメーション監督/1987)はれ ときどきぶた(1988)夏服の少女(1988/NHK)原爆ドーム物語(1991)カッパの三平(1993)お星さまのレール(1993)ヒロシマに一番電車が走った(1993/NHK)天気になあれ(1995)渋染一揆-明日に架ける虹-(2001)
平田監督のつれづれ日記（http://www.madhouse.co.jp/column/hiratacolumn/index.html）

103『憲法と私たち』

−1000万人の話題 No.219−
1968年／10分／白黒／制作：東京都映画協会／企画：東京都広報室
戦後の憲法はどこまで生活の中に浸透しただろうか。残念ながらまだ関心が
薄い。憲法を知らずして憲法は守れないことを訴える。

104『愛国心』

−東京のこだま No.102 日本を考える・８−
1961年／30分／白黒／制作：日本教育テレビ(現・テレビ朝日)／
企画：東京都教育庁／構成：鳥山拡／
出演：菊村到(作家) 清水幾太郎(評論家) 川喜田二郎(東工大教授)ほか
戦前の日本の愛国心は宗教的感情にまで高まっていたが、現在の愛国心は
暴力とつながっている。では真の愛国心とは？

硫黄島 (角川文庫)

清水幾太郎著作集 (8) 愛国心・「匿名の思想」他

川喜田二郎著作集 (第5巻) KJ法―渾沌をして語らしめる

日本テレビドラマ史

105『子どもたちの昭和史 第４部 焼け跡に青空をみた』

1986年／39分／カラー／制作：日本電波ニュース社／企画：東京都教職員組合／
ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ：藤田伍郎・三上満・野田耕造／監督：秋葉重雄／
撮影：石垣巳佐夫／照明：長居洋二郎／録音：小林賢・中野國夫／
選曲：八重樫健二／助監督：山崎勉／ナレーター：安藤八重子
敗戦直後の東京は一面の焼け野原。その中で教師も子どもも民主主義の理想
にもえていた。教室での小学生の討論風景、ニュース映画、当時を振り返る
回顧談で戦後教育の出発点をみる。

子どもたちの昭和史―写真集

※この作品に登場する映画『こども議会』(1947年)は
DVD「昭和こどもキネマ 第二巻」に収録されています。
http://www.mmjp.or.jp/ldfile/html/ccsp8008.html

昭和こどもキネマ 第二巻 [DVD]