うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★北陸路へ

 
29日の夜に上野を出発、富山ライトレールと富山競輪の旅へ行ってきました。
しかし、30日の夜には帰って来るんだから実質日帰りだよな〜。たまにはゆっくり行きたいけど・・・・。
 
さて、金沢競馬訪問時と同じく今回も寝台特急北陸で出発。
上野駅の夜行列車専用ホームと化した感のある13番ホーム、トリを飾るはこの列車。

 
今回は早めの予約で個室をおさえました。

しかし、北斗星のB個室とは微妙に造作が違って天井が低い!備え付けの浴衣に着替えるのも一苦労。
いろいろなB個室に乗りましたが「あけぼの」と「北陸」のB個室はどうにも狭い・・・・。「北斗星」の北海道持ちの車輌のB個室は天井も高くてよかったなぁ。
でも普通の開放式の寝台と料金は同じだから、個室のほうがトクですけどね。
 
さて、北陸号の金沢着は6時30分。早朝に放り出されても行くアテもないのでとりあえずは福井鉄道に乗るために福井へ。福井駅では懐かしの塗装に塗り替えられた車輌も。

しかし、JR西日本、実に”物持ち”のいい会社だ・・・・。広島支社と金沢支社、ある意味いい勝負。
 
福井鉄道では駅前の路面区間を静岡鉄道のお古の車輌がゴロゴロ走るのを楽しみに行ったら、最近はバリアフリーとの絡みもあるのか、旧・名鉄の路面区間を走っていた車輌に置き換えられていました。

 
なんだかんだで終点の武生新駅まで乗って、北陸本線武生駅まで歩き、そこから普通列車でまた金沢方面へ逆戻り。
このとき武生駅に滑り込んできたのは”食パン電車”こと419系。寝台特急が少なくなって仕事が無くなった581・583系を改造し、古い客車列車を一掃しようと国鉄末期に改造されたキワモノ。ちなみに足回りはモーターこそそのままですが、駆動系は中央線などの活躍でお馴染みの101系の物を履かせています。そんな中古の”靴”まで履かされて、当時は「当座しのぎ」で作られた車輌がまさか20年以上も生き残るとは・・・・。東北や九州で活躍していた同僚はとっくの昔に引退してるのに、恐るべしJR西日本

無理やり運転室を後付したので食パンを思わせる広い断面が印象的。
 

元々寝台特急だっただけに高い天井、広い足元で居住性は抜群。
 
またまた、なんだかんだで富山へ戻って市内電車や富山地鉄をちらっと見学。そして今回のメインイベント、富山ライトレールへ。

 
富山駅の北口から出発です。
なにより驚いたのが車内が混雑していたこと。聞けば日曜祝日と平日のデータイムは運賃が半額の100円!(普段は全線200円均一)。
車内での会話を耳ダンボにして聞いてたら、どうも「新しく出来た路面電車に乗りにきた」という家族連れが何組かいる様子。まだまだ冷やかしの客も多いようで、これから真価が問われます。
でも富山港線時代より列車本数も停留所の数も増え、運賃も均一で乗りやすくなったことは事実。先週の「ゆとりーとライン」よりは見通し明るそう・・・と言ったら名古屋の人に怒られるかな。
乗ってみて感じた問題点は、運賃後払い制の為に降車に時間が掛かること。あれではラッシュ時や、富山競輪場で大レースがある時のように客が集中したらダイヤが乱れること必至。
中乗り、前降りなので混雑時に終点以外で下車するときに降車口にたどり着くのも一苦労。
富山駅北では常時、競輪開催時の競輪場前駅などでは前後のドアを開けて、運賃箱のない後扉では係員が収受するとかしたほうがいいのでは。
先払いで前扉から乗車、後扉を開けて降車がいいような気もします。それなら都電のように客が多い駅、客が多い日はホームで事前に運賃収受して定時運行の確保も容易になるかと。後扉から無理やり乗り込んでタダ乗りしようなどというバカは富山の県民性から見てもそんなにいないと思いますけど。
 
夕刻の富山を後に、はくたか号で越後湯沢へ、そこから新幹線帰ってきたんですが、北陸路に旅行に行きたい方へ便利なキップをご紹介。
私がこっちの方へ行くときはいつも使ってる「北陸フリーきっぷ」。寝台特急北陸号または上越新幹線の越後湯沢乗換え・ほくほく線経由で富山・金沢方面へ。往復で都区内発で21000円。もちろん座席は指定席オッケー。グリーン車用でも24000円でとってもお得。
・・・・いつも嫌ってるJR東日本の宣伝はしたくないんですけどね。興味のあるかたはどうぞ↓
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=974
 
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