ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ　続編　（２５）　総集編　AD元年〜500年の世界

こんにちは。Victoriaです。

2011年11月13日、キャンパスプラザ京都で行われたライフネット生命保険の出口社長の講義、
今回は、ついに最終回です。

さて、ゲルマン民族の大移動により、
崩壊の危機に瀕したローマ帝国、
西ローマ帝国は、476年、オドアケルによって滅ぼされてしまうが、
東ローマ帝国はしぶとく生き残る。

1453年、オスマン帝国に破れるまで、
実に千年以上続いたわけで、
ローマは強しである。

5世紀、ヨーロッパでは建国が続いており、
415年、現在のスペインに、西ゴート王国建国。
429年、アフリカ北岸にヴァンダル王国建国。
440年には、レオ１世が、事実上の初代教皇に即位。
452年、フン族の王、アッティラがイタリアに侵入するが、
レオ１の政治的手腕により、撤退。
476年、オドアケルがイタリア王に即位したことにより、名前だけの王位が廃止されるが、
493年、テオドリックに倒され、イタリアに東ゴート王国建国。

そして、5世紀から10世紀にかけて、
西ヨーロッパを支配したのが、
フランク王国。

フランク王国は、フランス・ドイツ・イタリア、それに、ベネルクス三国を支配した。

＜AD元年〜500年の世界　まとめ＞

最後に、
「ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ　続編」の講義のまとめをして、
長い長い講義録を終わりにしたいと思います。

AD元年〜500年の世界を俯瞰してながめると、
同じ時期に、同じような出来事が、
ユーラシア大陸の西と東で起こっていることがわかる。

二大宗教の誕生

キリスト教と大乗仏教が誕生

2世紀にユーラシアが寒冷化し、二大帝国がきしむ

180年　マルクス帝の死（ローマ）
184年　黄巾の乱（中国）

民族大移動が始まる

ゲルマン民族の移動により、ローマ帝国は東へ。
５胡１６国の侵入をうけ、中国は南へ。

地形的な理由で民族大移動の影響を受けなかったインドとペルシアは安定

異民族が定着し、ようやく混乱がおさまる

481年　フランク王国の建国
493年　拓跋帝国の洛陽遷都

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以上で、ライフネット生命保険の出口社長による「5000年史　人間とその社会をよりよく理解するために」の講義はすべて終了です。

出口社長、本当にありがとうございました。

次の講義を楽しみにしています。

Victoriaでした。

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ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ（20）総集編 - Victoriaの日記