わが友に贈る・寸鉄・スクラムトーク 他

2013年3月15日(金)更新:3
【アルゼンチンで青年平和文化祭 6000人の出演者・参加者が晴れ晴れと】
アルゼンチンの未来は私たちの手で!――エネルギッシュなダンスで師への誓願を表現する(ブエノスアイレス市内で)
 南米・アルゼンチンSGI(創価学会インタナショナル)の第4回「青年平和文化祭」が2、3の両日、首都ブエノスアイレス市の「ウシナ・デル・アルテ」劇場で開催。両日の午後と夕方の計4回行われ、各界の来賓をはじめ、全土から青年部の出演者、参加者計6000人が集い合った。文化祭は、池田大作SGI会長の同国初訪問20周年を祝賀したもので、SGI会長は、こうした一連の記念行事に祝福のメッセージを寄せた。

《我らは舞う!誓いと勝利の青春を! 生涯、師匠の心を胸に!》
●「素晴らしい仲間、そして池田先生という人生の師匠に巡り合えたことが、私にとって最高の幸せです!」
●93年にSGI会長を迎えた、大統領府のアルベルト・コーアン元官房長官は語っていた。
 「あの時、池田会長のわが国への訪問に関われたのは、私にとって光栄なことでした。きょうは、会長が育成してきた青年たちの姿を目の当たりにし、大変に感動しました」
 プロティエル市のアンドゥレス・ペレシニ市長は述べていた。
 「何より衝撃だったのは、青年たちが放っていた熱と力でした。私たちの世界をより良くするには、人材を育てるしかないとの池田会長の信念に、心から賛同します」
 SGI会長がアルゼンチンの同志に贈ったメッセージには、“一人一人が地域に社会に、正義と信頼の連帯を広げていってください”との期待が綴られていた。
   (聖教新聞 2013-03-10)


【わが友に贈る】
 大自然と格闘する
 農漁光部の友に感謝。
 皆様こそ地域の太陽!
 わが使命の天地で
 福徳と勝利の舞を!


【信頼と誠実で光れ 専門部 21世紀会議の首都圏大会】
●原田会長は「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(御書856ページ)との御文を拝し、信頼と誠実の振る舞いこそ仏法者の証しと力説。


寸鉄
●SGI会長の詩には苦しむ民衆を勇気づける力が―教授(スペイン) 希望の哲理と人間讃歌と
●自分の考えを堂々と語る以上に偉大なことなし―詩人(ミルトン)。さあ胸張り対話へ
●北海道の青年主張大会に反響。漲る社会貢献への情熱。ここに日本の未来
●庶民を守れば学会は永遠に栄える―恩師。最前線に励ましを。幹部(リーダー)の使命
●高校生6割、ネット上のトラブル経験。知らぬ親多しと。強く意識し撃退


【学会厳護の師子 牙城会 各地で活躍する着任20年の友】
〈環境を変革する一念を 東京警備長 高見沢さん〉
●「牙城会は、学会を厳護する精鋭なんだ。精鋭は、社会でも人生でも絶対に負けちゃいけないんだ」
●身心共に疲れ果てていた高見澤さんを支えたのが、牙城会だった。ある日、会合に参加し、ハッと気づいた。
 皆が決意や報告を行っていく。楽な状況の人など一人もいない。皆、生活や仕事などで懸命に粘り強く戦っている。
 「俺には、同じように宿命と戦う仲間たちがいる。この同志がいれば怖いものはない!」
 深き祈りから一日を出発するようになった。“できるかどうか”ではなく、“断じて勝ちます!”と御本尊に誓った。
 唱題していると、次々に顧客の顔が頭に浮かんでくる。“もっとあの人の役に立ちたい”“もっとあの人に喜んでもらいたい”とビルメンテナンスの勉強に一段と熱がこもった。
 “状況や環境のせいにしても何も変わらない。どこに行っても、自分は自分だ。何があっても負けない心、不屈の生命力こそが、信心の最高の功徳なんだ!”
●「私は生涯、池田先生から後継を託された牙城会の一員です。報恩の心を燃やし、必ず人生勝利の金字塔を打ち立てます!」

〈「十年一剣を磨く」挑戦 伊豆源流県委員長 藤原さん〉
●「ここ須崎は、牧口初代会長が官憲に連行された法難の地です。この師弟源流の地に立つ法城を牙城会の手で厳護していきたい」
伊豆長岡の一流ホテルで料理人として厳しい修行に励む友が何人もいた。驚いた。みんな自分よりもずっと厳しい環境だった。一流ホテルの仕事は、早朝から深夜にまで及ぶ。それでも、一歩も退くことなく学会活動に走る友。愚痴ばかり言っていた自分が恥ずかしくなった。
 仕事に向き合う姿勢が変わった。“自分のためでなく、患者の笑顔のために仕事をしよう。指の痛みに耐える力がつくまでもっと鍛えてみせる”。痛みを押して指立て伏せを繰り返した。
 さらに池田名誉会長の指導を貪るように学んだ。「一番、好きな言葉は、『十年一剣を磨く』です」。この言葉通り10年間、腹を決めて技術を磨いた。
●名誉会長が綴った「牧口常三郎先生 法難頌徳之碑(しょうとくのひ)」の碑文を、藤原さんは心に刻んでいる。
 「師子は、一度(ひとたび)立ちて再び還らず。されど弟子から弟子へ、殉難の魂魄我らに留まれり」――。“事実の上で広宣流布を進め、弟子の証しを打ち立てたい”と、成し遂げた弘教は14世帯に及ぶ。
●「本年は牧口先生、戸田先生の法難から70年という意義深き年です。日蓮大聖人の流罪の地でもある伊豆で、創価の青年が堂々と正義を叫び、国土世間を一変させる戦いを展開していきます!」


【常勝の新時代 関西学生部が幹部会】
●師弟の誓いに生き抜き常勝関西の新時代を開きゆく一騎当千のリーダーに
●「真剣な祈りを根本に自身の壁を打ち破ろう」
●「行学の二道に徹し、“目の前の一人”を励まし抜く人に成長していこう」


スクラムトーク 真剣勝負は強気で挑む!】
《東北男子部長、町田さん 試練の中で自己を磨く
 東北楽天ゴールデンイーグルス 塩見さん 感謝の心を前進の力に》
〈迷いを吹き飛ばそう〉
●(塩見) まだまだです。2年目は不本意な結果でした。プロ野球は格段にレベルが高い。試合に臨む意識、技術、ハート、どれをとっても一流でなければなりません。大学では打たれる気がしませんでしたが、プロは微妙なミスを見逃さず、打たれてしまいます。
 (町田) まさに一瞬の隙も許されない「真剣勝負」ですね。その中で一番大事だと思われていることは何ですか?
 (塩見) ハートです。体調が万全でも、心に迷いがあれば投球に影響します。しかし、これが、なかなか難しいんです。私の課題でもありますが、はじめは強気でも、いざ打たれると弱気になってしまう。苦しい時ほど強い心を持つことが大事だと痛感します。
 (町田) 私の母校でもある創価大学硬式野球部には、創立者の池田名誉会長が示された「心で勝て 次に技で勝て 故に 練習は実戦 実戦は練習」という指針があります。
 (塩見) その通りだと思います。心というのは、ある意味で自信です。それを付けるために、飽くなき練習と、どん底から這い上がったという経験が必要だと思います。

〈苦闘の日々が未来開く〉
●私の友人に津軽三味線の奏者がいます。ある時、彼は血行障害で左手指切断の危機に直面しました。海外での演奏を視野に「いよいよ世界へ」と期していた時でした。落ち込む彼を学会の先輩が励ましました。
 「大変だろうけど、負けないでほしい。高く飛躍するには、一度しゃがまなければならない。人生も同じ。試練は飛躍へのステップだよ」と。
 同情ではなく、前を向いた力強い励ましに決意を固めた彼は、その後、病気を克服。試練の中で心を磨き、今、世界の舞台で活躍しています。
 (塩見) 素晴らしい話ですね。昨年は思うような結果が出ず、私自身も今、苦闘の真っただ中です。その一日一日が未来を開く、意味のある戦いだと信じて頑張ります。

〈励ましの絆を広げて〉
●(町田) 私も被災者を励ましているつもりが、反対に励まされるという経験を何度もしました。こうした励ましの絆が大きく広がっていることを実感します。
 (塩見) 本当にそうですね。こうした触れ合いの中で、あらためて学んだことがあります。それは、人間は一人ではなく、多くの人に支えられているんだということであり、人の真心が生きる力になるということです。
●(町田) 池田名誉会長も、私たちに常に感謝の心を教えてくださっています。
 「幸せだから感謝する」以上に「感謝するから幸せになる」と。
 (塩見) その通りですね。今年はプロ3年目。勝負の年です。感謝の心を前進の力に変えて、頑張ります!