Cape Fear
14年の刑期を終え出所したマックス・ケイディが、かつて自分の事件を担当した弁護士サム・ボーデンとその一家に復讐をするというサスペンス映画。
1962年に公開された『恐怖の岬』のリメイク作品。スコセッシ監督の得意のカメラワークと、肉体をビルドアップし、全身に聖書や十時かなどの入墨(タトゥー)を施したロバート・デ・ニーロの鬼気迫る演技が素晴らしい。オリジナル版に出演していたグレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャム、マーティン・バルサムも、スコセッシの意向により脇役で出演している。