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バーナード・ハーマン

映画

バーナード・ハーマン

ばーなーどはーまん

Bernard Herrmann  

映画音楽作曲家指揮者(1911〜1975)。

略歴

CBSのラジオ局オーソン・ウェルズと出会い、『市民ケーン』(1941)の音楽を担当して映画界入り。1942年の『悪魔の金?』でオスカーを受賞。以後、実験的、幻想的、ダイナミックな作風で知られる。

とりわけアルフレッド・ヒッチコック監督との名コンビは有名で、『知りすぎていた男』(1956/特別出演も)、『めまい』(1958)、『北北西に進路を取れ』(1959)、『サイコ』(1960)など充実した仕事ぶりで、優れた映画音楽を次々生み出した。

だが1966年の『引き裂かれたカーテン』でヒッチコックと意見が衝突。以後、ヒッチコックに逆らったハーマンはハリウッドで干され、気難しい性格も災いして、担当本数は激減。ついには『悪魔の赤ちゃん?』(1973)のようなB級作品を引き受けたりまでする。しかし皮肉なことにヒッチコック作品でハーマン音楽の素晴らしさを知ったフランソワ・トリュフォーブライアン・デ・パルママーティン・スコセッシなどのシネフィルたちがこぞってハーマンに仕事を依頼し、再び活動を開始するが、1975年の『タクシードライバー』録音終了後、心臓疾患で惜しくも他界する。

しかし死後30年以上経った現在でもバーナード・ハーマンの残した映画音楽は愛され、ハーマンを知らなくても『サイコ』のシャワーシーンの音楽はあちこちで耳にするし、クエンティン・タランティーノが『キル・ビル』(2003)でハーマンの『密室の恐怖実験?』(1968)の口笛テーマ曲を印象的に使用していたのも記憶に新しい。

主な作品



アカデミー賞