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市民ケーン

映画

市民ケーン

しみんけーん

1941年公開のアメリカ映画。原題は『Citizen Kane』。オーソン・ウェルズの処女作。

  • 1941年|アメリカ|モノクロ|119分|画面比:1.37:1

概要

「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死去した新聞王ケーン。新聞記者のトンプソンは、その言葉の秘密を探るべく、ケーンの知人たちに当たっていくが。

オーソン・ウェルズ25歳の処女作にして、映画史に残る大傑作。ミステリの形式を取った孤独に陥った男の生涯を描き出す脚本。全編パンフォーカス(全てにピントが合っている)の端正な構図。タイトな編集。技術的に高度な作品はウェルズ自身の最高傑作ともなり、この後は映画会社との軋轢などで、不遇なキャリアを進んでいくことにもなる。

  • ケーンのモデルは当時の新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストがモデルとされる。ウェルズは、ハーストが愛人マリオン・デイヴィスの性器を「薔薇の蕾」と呼んでいたという噂を聞き、これを本作のネタとしたとされる。映画を観たハーストは激怒し、公開時に妨害工作を行った為に興行成績も振るわず、やがてウェルズはトラブルメイカーとして映画界を干されることとなる
  • 映画の全編に渡ってマット画などの特撮・合成が行われており、これが劇的効果を上げている
  • 謎を探る新聞記者トンプソン役のウィリアム・アランドは、本作では顔が映らない。後に製作者に転向し、『大アマゾンの半漁人』(1954)、『宇宙水爆戦』(1954)、『タランチュラの襲撃』(1955)などの映画を製作する

スタッフ

キャスト

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