Peach Aviation, Ltd、Peach Aviation 株式会社。楽桃航空公司。日本初のLCC(格安航空会社)。
関西国際空港を拠点に、2012年3月1日から運航を始めた、全日空系格安航空会社である。本社は大阪府泉佐野市。全日本空輸(ANA)と香港ファーストイースタン・インベストメントグループが出資している。2011年5月24日に社名をA&F・AviationからPeach Aviationに変更。2012年3月1日から大阪(関西)〜札幌(新千歳)、大阪(関西)〜福岡間で運航を開始、3月25日には大阪(関西)〜長崎への運航も開始した。エアラインのブランド名は「Peach」。
2014年5月から10月にかけて、パイロットの不足により、最大で2,000便を欠航させることが明らかとなった。
全便がエアバス社のA320-200型機を使用(全て新造機)。
全席革張りで2種類のシートタイプがある。
通常の座席。ただし、11列目はリクライニングができない。有料で希望の座席を選ぶことができる(運賃タイプがハッピーピーチの場合)。
最前列(1列目)ならびに非常口の列(12・13列目)の座席で、他の座席に比べて足元のスペースが広い。ただし、12列目はリクライニングができない。座席指定料金としてスタンダードシートの場合よりも630円多くかかる(運賃タイプがハッピーピーチの場合)。
2011年10月、客室乗務員1期生の入社式が同社で行われ、3,925人の応募の中から、無事内定した92人のうち第一陣の22人が出席した。
ピーチを彷彿とさせるピンクが基調。女性客室乗務員はピンクのジャケットに同色のスカーフベルト、グレーのスカートとパンツ(ズボン)の組み合わせ。男性客室乗務員はグレーのジャケットにピンクのポケットチーフをあしらっている。
【本社所在地】
大阪府泉佐野市
【設立】
2011年2月10日
【事業内容】
航空運送事業(国内線・国際線)
【代表者】
井上 慎一(代表取締役CEO)
【資本の額】
150億5万円(うち資本金75億1,505万円)
【主要株主】
全日本空輸株式会社 (38.67%)、
First Eastern Aviation Holdings Limited (33.3%)、
株式会社産業革新機構 (28.00%)
*1:2014年5月16日現在