お天気が不安定で、桜の開花もすっかりお預け状態なので、花見の予定を変更して、皇居東御苑にある三の丸尚蔵館に出かけてきた。 去年の11月に再開館してから、気にはなっていたけれど、当初は予約が殺到していて、土日は予約が取れなかったが、既に落ち着いたようで、数日前に予約できた。 ギャラリートークの開催時間に併せて時間予約し、今回メインの京都御所と桂離宮にある貴重な書物などの詳しい話を聞くこともできた。展示されている中では、写本として残る唯一の「更級日記」のみが国宝だったが、今年、国宝に指定されるだろうというのが、「雲紙本和漢朗詠集」という文字通り、雲のような模様がある巻紙に漢詩・漢文と和歌書かれたも…