《内容》 昭和初期、軍国主義の台頭に苦しむ若き教師の物語。 昭和2年、旭川の小学生竜太は、担任に憧れる。成長し、教師になるが、理想の教育に燃える彼を阻むものは、軍国主義の勢いであった。軍旗はためく昭和を背景に戦争と人間の姿を描いた感動の名作。 三浦さんの作品って主人公はいいやつなんだけど、別に出来た人間ってわけではない。それより周りの大人が人格者ってことが多い。まさしく迷える子羊が主人公で、つまり主人公に共感することは、自分も迷える子羊で、クリスチャンの素質があるのでは?なんて思ったりするのだった。 でもそれを言ったら、完璧な人間なんていないから、全員クリスチャンになっちゃうな。却下! 僕たち…