日米地位協定の改正を石破氏が語った事に元駐米大使だったという人が簡単ではないと語っていました。外交官は他国との交渉人でもありますから、簡単ではないと値を吊り上げるのならそれも駆け引きと思いますが、簡単ではないから無理ですと引き下がるのは素人以下の話だと思うのです。プロだというのなら、国民にとってその条約なり取り決めなりが不平等なら交渉に向かうのが本来の姿だと思うのです。日本の敗戦、朝鮮戦争、憲法9条様々な条件の中で条約が結ばれたのですから、その時の力関係で内容は決まります。しかし、その後の経過の中で、国民にとって不平等だと思う事態が生じたなら交渉して対等にすることは外交官の使命だと思うのです。…