過去の作品としての「哲学」あるいは哲学(学)者について研究する学者のこと。要するに、哲学における文献学者の蔑称。森岡正博などによって使用される。
ただし、超一流の哲学者が哲学者であると同時に、「過去の作品としての哲学」あるいは「過去の哲学者」についての、優れた(あるいは独創的な)解釈者である場合もある(例:ハイデガー)ので注意。そして、「哲学学者」という言葉を用いた揶揄にあまり惑わされないように注意。天才ならぬわれわれ凡人が、哲学者たろうとしていきなり自己流で哲学をすると、誰にも通じない(哲学者の言葉以上に!)言葉を書き連ねることしかできず、ときには電波のレッテルを貼られて無視されかねないので注意。