今回は原田マハさんの『異邦人』を紹介します。 第6回京都本大賞を受賞した作品です。 ドラマ化もされているそうです。 帯の「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。という言葉に惹かれて積読していました。 久々のマハさん、わくわくです! 目次 あらすじ 感想 最後に あらすじ 2011年の震災の影響で起きた原発事故の被害から逃れるために、妊娠中だった菜穂は京都へ一時避難することになった。 そこで無名の作家の作品に魅了される。 徐々に深刻化していく家族や夫との軋轢、そして血縁の真実、作品への情熱、京都という美の都への執着。 芸術を愛し、芸術に狂わされる、甘美な美術小説。 感想 絵という芸術に対する…