うるさいこの音の全部:高瀬隼子著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想(ネタバレなし) 試し読み(文藝春秋のサイト) 高瀬隼子プロフィール 合わせておすすめ ☞読書ポイント 新人作家・朝陽は、ゲームセンターで働くかたわら執筆活動をしている。彼女の日常と、彼女の書いた小説、ふたつの物語が同時進行していく。ここを抑えて読んだ方が展開が分かりやすい。作家活動の苦悩は高瀬さんの心の中を覗いているかのようにも思える。淡々とした中に独特な言い回しなど高瀬作品を味わおう。 感想(ネタバレなし) うるさいこの音の全部 (文春e-book) 読み終えてまず思ったのは、「あーやっと読み切った」ってこと。決してつま…