又吉直樹さんの『第2図書係補佐』。 学生時代、暇つぶしに書店の中を歩いていた時、偶然この本に出会った。 一気に読んだ。初めて、心の底から面白いと思えた本だった。 そもそも又吉さんは、テレビに映るだけで悶絶するぐらい好きな人だった。でも「将来この人のお嫁さんになりたい!」などと夢を見て我を忘れるようなことはしなかった。しっかり現実を見て、偶像に恋をしているんだと自覚した上で、恋焦がれていた。 そんな人が書いた本を、たまたま書店で見つけることができた時、全身から汗が吹き出した。 『第2図書係補佐』毎日お守りのようにカバンに入れて持ち歩いていた。 どれだけ教科書やノートが多くても、書店でかけてもらっ…