私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日頃、高齢者の排泄介助をさせていただいておりますが、その他際に排出される使用済みの紙オムツの多くが焼却処理されているのを知りました。 問題になっているのは、紙オムツに含まれる糞尿です。焼却する際、そのままでは、紙オムツが燃えないために燃料を添加する必要があり、焼却炉に余計な負担がかかっています。そこで気になったのが、紙オムツが無かった時代は、糞尿はどのように処理されていたのか気になり調べてみました。 江戸時代の糞尿処理は、主に以下の3つの方法で行われていました。 1.汲み取り 江戸時代の町家には、便器として「くみ取り式便所」が設置されていました。…