昭和61年ころ、後輩のハチヤ君と大学の坂道を降りて、地下食堂へ向かう途中で、しぐれてきた。 私「あれ・・・めずらしい・・・雨だよ・・・」 ハ「♪ 雨音に気づいて 遅く起きたアサわ~(『12月の雨』) ってフンイキですねぇ・・・いいなぁ」 私「はは・・・ここは坂道だよ。ベッドのなかじゃありませんよ」 ハ「もぉ・・・ ユーミンのそういう、アップテンポで はずむような雰囲気の気分だってことですよ」 私「ははは、それにしてもさ。 きのうのニュースにはびっくりしたよ。 タケシ軍団が雑誌社に殴り込んだってはなし。冗談かと思ったよ」 ハ「そうですよねぇ・・・あれはいけませんね。 犯罪ですものねぇ・・・どうし…