40数年前にタイムスリップ 今回もまた、きっかけは朝日新聞。(令和7年4月9日版) 朝刊一面の鷲田清一氏選による『折々のことば』に目が吸い寄せられたのです。 休日はふえるだろう。が、休息はふえないのである。 この言葉知ってる!と思うと同時に、その横に森本哲郎とあるのに気付きました。 だからか!40数年前、貪り読んでいた森本氏の「ことばへの旅」から始まる「~への旅」シリーズの一冊「ゆたかさへの旅」からの引用だったのです。 人間の代わりに労働してくれる装置が考案されても、人はついに休息を手にしえないと、半世紀以上前に、元記者の文筆家が嘆いていた。 ここまで読んだ時「半世紀以上前?」と疑念が。 私が…