学生としてワシントンD.C.にいたとき、ペンタゴン(国防総省)の財務担当の将校さんに、とてもお世話になりました。クリスマス休暇となれば、日本人留学生を連れて、ウェストバージニアのスキー場まで連れて行ってくれたり、外国人の生活に困ったことがないか、常に気にかけてくれる人でした。横須賀の基地にいる時に日本が大好きになり、帰国して日本人留学生の支援をしようと決めたのだそうです。 仕事では常に天文学的な数字を扱っているにも関わらず、その生活は質素で、余ったお金はほとんど慈善団体に寄付してしまうのです。 敬虔なクリスチャンであり、奥さんを大切にする人でした。留学生を支えている、この将校さんのような多く人…